感動の景色 剱岳《早月尾根》

2017年06月19日(月) [日帰り]

• GPS: 12:43
• 距離: 18.5km
• 登り: 2,653m
• 下り: 2,638m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:30
• 休憩: 2:13
• 合計: 12:43

6:42 馬場島
7:12 7:12 松尾平
10:05 10:06 早月小屋
13:31 13:31 カニのハサミ
13:36 15:45 剱岳
15:51 15:53 カニのハサミ
17:19 17:19 早月小屋
18:59 19:00 松尾平
19:25 19:25 馬場島
19:25 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

馬場島荘前に駐車場。
トイレはキャンプ場に有り。

コース状況／危険箇所等

登山届は馬場島荘入り口横にポストあります。

※早月尾根
1600メートルまで夏道
それ以降は残雪あり、場所により夏道もあるが雪の上を歩いた方が早い。
早月小屋から雪で覆われてトラバースしながら標高を稼ぐ。
2400辺りの夏道で1度アイゼン外したが着けたままで良かったほどの距離。
残雪トレースはある場合は良いが、トラバースではクレバスもありルーファイ必要。
下りではリスクの少ないルート取りで下りた。
シシ頭手前の鎖場でクサリ出ていたが先の状況は見えない為、雪のない積雪ルート使ったが浮き岩、ガレで注意。上部の岩にはロープが2本かけてあった(下りでもここを降りた)
ここから山頂まで雪のない所を進めるのでアイゼン無し。

写真

6/19 6:42

出発は6時42分と遅くなってしまった

6/19 6:45

天気良さそう

6/19 6:46

入り口

6/19 6:47

行って参ります

6/19 6:48

無事に登頂、下山を御祈り！

6/19 7:01

新緑が気持ちいいが急坂がキツイ

6/19 7:08

遥か遠くの稜線

6/19 7:26

巨木

6/19 7:34

1200メートル

6/19 7:36

イワカガミ

6/19 7:40

花で安らぐ

6/19 7:41

苔と花

6/19 7:41

ドウダンなのか釣鐘草？

6/19 7:45

ツツジ

6/19 7:45

ヤマツツジ

6/19 7:49

尾根の南側に西大谷山

6/19 7:50

日本海も見える

6/19 7:57

1400(たぶん)

6/19 7:59

花

6/19 8:06

花

6/19 8:17

早めに残雪

6/19 8:28

ここから残雪(1600なのに)

6/19 8:33

花が癒しになる

6/19 8:49

雪道でうれし楽しい

6/19 8:56

ツボ足なのでピッケル使う

6/19 8:56

この程度の場所でも滑り落ちたらピッケルないと止まらない

6/19 8:58

北に猫又山

6/19 8:58

下はそれなりに急

6/19 9:00

ひたすら進む

6/19 9:07

同じような景色を歩いた

6/19 9:07

小窓尾根が見えてきた

6/19 9:10

斜面の下を見るとまあまあ急

6/19 9:13

来たところを振り返る

6/19 9:15

登りになってきた

6/19 9:25

ここから先はツボ足で滑るから

6/19 9:27

アイゼン着けた

6/19 9:39

自撮り

6/19 9:42

それなりに急坂

6/19 9:56

6/19 9:59

自撮り

6/19 10:00

早月小屋まで来たけど10時になっちゃった

6/19 10:00

小屋から先のトラバース

6/19 10:01

小窓尾根のマッチ箱

6/19 10:16

正面に猫又山、下は池の谷に一直線

6/19 10:16

滑落したらどこまで落ちていくのか(怖い)

6/19 10:16

時間がないので急ごう

6/19 10:17

小屋を振り返る

6/19 10:37

陽ざしがあるけど風は冷たい

6/19 10:42

トラバースしながら進めないのでこの上に上がる

6/19 10:50

上に上がると夏道でした

6/19 10:50

尾根の南面は残雪少ない

6/19 10:56

余裕の自撮り

6/19 11:03

面倒な岩場をスルー

6/19 11:03

こちらが雪で進めるので楽できた

6/19 11:27

遥か遠くに山頂が見えてヤル気になってきた

6/19 11:35

歩いても歩いても近づかない

6/19 11:35

迫力の小窓尾根

6/19 11:35

見るからに険しい小窓尾根

6/19 11:35

正面に赤谷山、白萩山

6/19 11:35

ここで落ちたら帰れない

6/19 11:43

厳しい状況が続く

6/19 11:56

おっ、雷鳥。

6/19 12:00

雷鳥も景色でマッタリ

6/19 12:01

ほのぼのした時間♪

6/19 12:04

南側に奥大日岳

6/19 12:04

夏道をアイゼンのまま歩く

6/19 12:11

来たところを振り返る

6/19 12:18

この傾斜で登ったけど帰りはムリだなここは

6/19 12:22

下を見ると草が出ているけど落ちたら止まらず一直線でしょ

6/19 12:22

少し下り登り返す

6/19 12:36

見下ろすと高い所に来たな〜

6/19 12:36

ここから楽かも

6/19 12:37

何度も振り返る

6/19 12:43

ここまで来たぞー

6/19 12:43

でもまだまだあるなあー

6/19 12:43

ピークは見えてる

6/19 12:51

遠目で見ながらルーファイ

6/19 13:10

割れ目に注意しながら

6/19 13:13

ナイフも通過

6/19 13:14

慎重に行こう

6/19 13:19

これを登り

6/19 13:19

振り返ると更に高くなっていた

6/19 13:28

分岐まであと少し。アイゼン外して歩く

6/19 13:29

早月尾根の終点

6/19 13:32

歩いた尾根が美しい

6/19 13:34

来たぞー

6/19 13:37

登頂です

6/19 13:38

素晴らしい景色(立山)

6/19 13:39

(爺ヶ岳〜針ノ木岳)

6/19 13:39

(唐松岳〜五竜岳〜鹿島槍ヶ岳〜爺ヶ岳)

6/19 13:41

自撮り♪

6/19 14:07

楽しい休憩時間♪
まずはポテト揚げよう

6/19 14:11

山頂グルメ(フライドポテト)
美味すぎる♪

6/19 14:33

山頂グルメ♪
ヒレ肉

6/19 14:37

塩コショウ網焼き

6/19 14:53

室堂平を見ながら

6/19 14:53

立山の絶景で

6/19 15:00

肉を食べる

6/19 15:11

〆の焼きそば

6/19 15:49

撤収して山頂にお別れ

6/19 15:49

帰りの尾根がとんでもなく長いぞ！(低い所は見えないし)

6/19 15:54

もうすぐ16時、急ごう！

6/19 15:54

平蔵の頭と前剱を見下ろす

6/19 15:56

登りで使った冬期ルート(雪無し)
ガレを慎重に下る

6/19 16:04

帰りは楽だねー

6/19 16:04

こちらに下らないように(落ちたら悲惨)

6/19 16:08

振り返るともうこんなに下ってる

6/19 16:08

危ない場所は慎重に通過

6/19 16:55

帰りも同じルートで雪斜面を下る(右側)

6/19 17:02

1時間で大分下りたけど

6/19 17:03

景色を見納め

6/19 17:03

雲海も素敵

6/19 17:12

小屋が見えた

6/19 17:19

いい景色♪

6/19 17:31

まだまだ続く雪道

6/19 18:52

樹林で夕暮れ

6/19 19:03

小窓尾根を振り返る

6/19 19:19

下山しました

撮影機器：

AQUOS ZETA SH-01G シャープ

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル フリース ズボン 靴下 雨具 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 調理用食材 調味料 飲料 コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ヘルメット

感想

gakubito

残雪期の剱岳を計画していたけど、天候や状況で見送りで6月になった。
予想天気図でこの日だ！って決めて向かった馬場島。
駐車場は2台と静かだった。
仕度(着替え、保冷食料の荷造り)して出発。
久々の早月尾根にワクワクして歩き出し
いきなり急坂で試練！
ながーい尾根歩きが始まった。。
序盤は夏道で花が癒し楽しませてくれると、1600メートルくらいで残雪、予想より早めだった。
残雪は北側(左傾斜)のトラバースが主で、同じスタンスのままで歩き易い状況ではなかった。
踏み抜きはないが、斜度があるためピッケルを使い、ツボ足のまま歩いたが雪道が切れない様子なので1800メートル辺りからアイゼンを使った。
早月小屋に10時05分
小屋は見えているけど、1階の高さまで周囲に残雪。
ここから先は一面残雪で夏とは別世界！
広がる残雪の斜面はどこでも歩けそうだが、薄く残るトレースを辿った方が踏み抜き少なくて体力消耗を押さえれそうだった。
草付きやハイマツが見えている急斜面をルーファイしながらトラバース、尾根トップに這い上がるような急な雪稜ではピッケルが2本欲しいくらいだった。
滑落するとヤバイ斜面も度々あったが、区間は短くて長い時間緊張する状況でないのが救いだった。
平な雪の上ものんびり歩ける所もあったり、時折出ている夏道ではアイゼンのまま歩くけど息抜きしながら歩けた。
進むにつれて変わる景色が、ようやく山頂を捕らえ出した。
歩き出しから6時間を過ぎると身体も思うように動かず、時間ばかり過ぎていった。
歩いてきた尾根を振り返ると景色は雲海となり、高い所は抜けているので山頂での展望に期待しながら歩いた。
途中で雷鳥も姿を見せてくれた！
雪のない冬期ルートを上がり夏道に合流したら、山頂手前の分岐を通過。
アイゼン外して歩き、早月尾根の終点を過ぎて雪のない岩場を進んで山頂へ向かった。
到着した頂上は素晴らしい景色で迎えてくれた。
見渡す限りの絶景に興奮した♪
立山方面が見下ろせる場所で休憩準備して持ってきた荷物を広げるて雪の上に椅子を出して腰を下ろした。
スタートから休憩なしで7時間、さすがに疲れた。
食料出して調理
ポテトフライ、焼肉、焼きそば。
めちゃ美味い！
晴天の山頂は美味しいグルメと展望で最高の一時♪
疲れた身体も元気が戻り、手早く撤収して下山開始。(15時45分)
楽しんだ山頂に別れ、景色も見納めして早月尾根へ戻った。
長く続く下山尾根を慎重に素早く下りた。
上部の核心部をいくつか通過して、登りとは異なるルートで降りる所もあり、安全に通過して山頂から1時間30分で早月小屋まで戻った。
日没が遅い時期でも馬場島まではまだ長く、急がないと暗くなるので休まず下った。
馬場島に到着19時25分、早月小屋より2時間。
夕方で涼しいばすが最後までハイペースだったので汗だくのゴールだった。

誰にも会わなかった静かな山歩き


残雪の北アルプス
剱岳の山頂は素晴らしい景色を見せてくれました。
山の素晴らしさ
登頂の達成感
下山の満足感
最高に楽しめた剱岳でした。

コメント

ぷるめい

すごい景色ですね〜
gakubitoさん
こんにちは。
雪たっぷりのルート、臨場感あふれるこわそうなルート、山頂の景色、来た道を振り返っての絶景、感動しました！
題名からして、今回はまさか手の込んだお料理はないだろうと、読み進めると、揚げ物、網焼き、〆・・・
(@_@)
日帰りピストンあこがれの場所☆彡　プラス　雪道＆グルメ
すごすぎです＾＾

gakubito

Re: すごい景色ですね〜
maple19さん
こんにちは。
コメントありがとうございます！
今年は雪が多くて遅めの6月でも景色が良かったです♪
イメージ通りの山頂グルメww
剱岳は遠い登山口から遠い山頂なので天候に感謝です！
あこがれの山頂で存分に楽しんで来ました(^_^;)