お花あふれる南蔵王〈刈田峠〜屏風岳〜不忘山〉ピストン



- GPS
- --:--
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 959m
- 下り
- 953m
コースタイム
9:30杉ヶ峰 ⇒ 9:50芝草平10:30 ⇒〈途中体調不良で小休止〉⇒
11:10屏風岳11:20 ⇒ 12:00南屏風岳 ⇒ 13:00不忘岳 13:05不忘の碑 ⇒
13:40 1732m地点昼食 14:00 ⇒ 14:30南屏風岳 ⇒15:10屏風岳 ⇒
15:50 芝草平 ⇒ 16:10 杉ヶ峰 ⇒ 17:00駐車場
天候 | 最高気温 山形市:31度 仙台市:28℃ いずれも晴れ http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/past/4/3410/chart.html?c=2011&m=6&d=20 山は、最初は晴れしだいに、時々ガスって視界不能時もあり、時々晴れ、夕方は曇り。 吹く風の気持ちよい気候でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
⇒赤湯から国道13号を山形方面へ⇒エコーラインへ⇒登山口駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上に数か所残雪があるもののほぼ雪は溶けている。 南屏風岳からの1732m地点から不忘岳にかけての鎖場で注意が必要なほかは よく整備された道と標識の山です。 下山後、新潟方面に向かうため、赤湯にいくつかある共同風呂のうち新しい「赤湯元湯」¥200(石鹸・シャンプー持参のこと)でとってもよいお湯につかれます。 |
写真
感想
里山ではそろそろ暑さがこたえる時期になったので、
山形県まで遠征しようという話になって、高速1000円が終わった翌日、蔵王へ。
山形とばかり思っていたが、宮城蔵王への初アプローチです。
駐車場がはっきりわからず心配でしたが、
エコーラインを進むと蔵王ハイラインの入り口に広くなった駐車エリアが完備。
もうすでに10台の車が停まっていて、順にそのよくに並べて駐車。
カッコウとウグイスがウエルカム合唱を始めてくれます。
時折吹く風が、やっぱり気持ちよく高原に来た感たっぷりです。
ミツバオウレンとイワカガミが花ロードをかざってくれています。
帰りに気付いたのですが、(行きはまだ開いていなかったようです)
マイズルソウ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ等もたくさん咲くその時の準備が整っています。
今回初めて「ハンショウヅル」という花を見ました。蕾がたくさんでこれからの時期なのでしょう。
避難小屋を過ぎて、樹林帯は、整備された登山道を行くと
最初のピーク前山に着く。振り返えると蔵王のお釜手前刈田岳がそびえています。
少し下った後、後ろからやってきた女性は
亘理郡の方だそうで、昨日津波で流されたご主人の100日法要を済ませたと
被災の現状を歩きながら話してくれました。
ご主人と山によく来ていたそうで、法要のあと、山仲間がみんなで集ととっても明るく、宮城の山のことを教えて下さいました。
杉ヶ峰からは、月山、朝日連峰、飯豊連峰がその姿を遠くに見せてくれています。(かえりは、曇って見えませんでしたが…)
少し下るとオアシス「芝草平湿原」でチングルマ、ヒナザクラ、ミネズオウが
今がその時とばかり咲き誇っています。
ここでは30分もの撮影タイムを楽しみました。
気温も上がってきて、樹林帯の登りは虫の大群にも悩まされながら蒸して暑い。
途中、気分が悪くなり、腰をついてしっかり休息をすると呼吸も楽になり
元気にまた歩けるようになって、一安心。
屏風岳では、冷凍してきた宮城銘菓の「萩の月」と冷たいトマト、塩漬けきゅうりをほおばって、元気パワーを補給!!さあ、南屏風岳へ向かいます。
ここから、お花の種類が変わった気がします。
そういえばもうミツバオウレン〜マイズルソウなどはなく、ミネズオウやハイマツ、シャクナゲの花の中を南屏風岳へ向かいます。
その先1732mポイントからは。鎖を慎重に急坂を降りて、登り返す頃からまたまた花の種類が変わった気がします。
ミヤマキンポウゲ、ハクサンイチゲに一面に咲き、ユキワリソウ、シラネアオイ、ハルリンドウなど植生の違いは、長いアップダウンを癒してくれています。
不忘山の頂上先の「不忘の碑」で記念写真を撮った後、あの鎖場を登ったところで
遅いお昼としようと、がんばって1732mポイントまでは「お腹すいたよ〜〜」といいながら、急坂を登り返しました。
さあ、漸く待ちになったランチタイム。
今日はアスパラとウインナーのラーメンです。しっかりネギも刻んできましたよ^^
おにぎりとラーメンそしてきゅうり漬けの心地よい風を感じながら
小鳥たちの歌声を聞きながらの昼食です。
さて、食後は一路刈田峠を目指します。途中、出会った方にクマが出るかもよ!
などと脅され、足がつったり、張りを感じながらも残り4つのUP・DOWNを繰り返しながら、駐車場に辿り着きました。
赤湯で温泉と米沢牛のハンバーグを頂いて新潟に帰れてほんとうに幸せな一日でした。
【今回肝に銘じたこと】
トンネルを通って行く時は、くれぐれもライトの消し忘れに注意しましょう。
山なのです!携帯がどこでも通じるというわけではありません。駐車場だからといって…(^^ゞJAFに来てほしくても、文明の利器に頼り過ぎていては何もできないことが多々あります。
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