百花斉放 朝日連峰(古寺鉱泉〜大朝日岳〜朝日鉱泉)
- GPS
- 16:03
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 2,003m
- 下り
- 2,128m
コースタイム
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 2:34
- 合計
- 8:50
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 7:12
天候 | 晴れ→曇り→小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
百花斉放、花に囲まれ素晴らしい稜線漫歩でした。 アブや羽虫の大軍襲撃は無し。時々防虫ネットをかぶりましたが、なくても追っ払い続ければ平気かも。数ヶ所噛まれ大変かゆいですが。 銀玉水上部の雪渓は軽アイゼン着用して登りました。ここは下りたくないです。今回は他に危険な雪渓はありませんでした。 中ツル尾根の下りは落ち葉の下の木の根などで時々ツルんとスリップしました。落ちると相当痛そうなので慎重に下りました。中ツル尾根には残雪はありませんでした。 最初のつり橋まで下ってからは、地図では水平な道なのに腕力が必要な登降もありました。 |
その他周辺情報 | 朝日鉱泉の温泉、いいお湯でした。 男女入れ替え制なので1時間ほど待ちました。 そばが名物とか。おいしそうでした。 鉱泉の若旦那親切でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
シェラフ
軽アイゼン
虫よけ網
虫よけ噴霧薬
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
蚊取り線香
|
感想
会のメンバーと5人で朝日連峰に出かけた。
古寺鉱泉から大朝日岳へ登り中ツル尾根を朝日鉱泉に下るというルートだ。
先輩2人にとっては50年前の敗退記録へのリベンジらしい。
二十歳の時のリベンジを齢七十と六五でヤルと言うのだから、孫が聞いたら驚くかもしれない。
ということで平均年齢65歳のパーティが古寺鉱泉からGO!
山形駅前泊の3名と朝一東京発の2名とにわかれて3時間15分差の登山口スタート。後から登るのは会のエース2名、先発組は抜かれてしまうのだろうか?
梅雨の時期にもかかわらず、天気は上々。花々が咲き乱れる中での山行となった。
ただ一つ売りモノのヒメサユリだけはつぼみを見かけるものの咲いた花にはお目にかかれなかった。
古寺山のピークに差し掛かる頃から大朝日岳を始め残雪の朝日連峰の山々が美しく見え感激。
小朝日岳が近づくにつれペースダウンしたものの、銀玉水で今夜と明日の水を汲み雪渓を登る。ポリタンだけでは心もとなかったのでビニール袋に3リットルほど入れしばって即席タンクとした。
大朝日小屋は十数名の先客がいた。
ゆっくり登って来たので余勢を駆って大朝日岳に登ってくる。
遠方の山は霞んで見えないものの、朝日連峰の山々は美しく見わたせた。
1時間20分後に朝一東京発のエース2人が到着。「メンツにかけてもエース組には抜かれない」と抱負を語っていたHirais先輩もご満足のお顔。
小屋の中では移動式の金属製の炊事台(炊事板?)を使って、車座になって食べながら煮炊きができた。
小屋はペナペナシュラフでも寒くはなかったが、防寒上無用として発泡ウレタンシートを持参しなかったので背中が痛かった。
ここは避難小屋だが管理人さんが当番制で来ているようだ。この日もスペースの調整など何かとお世話になった。
缶ビールが買える噂を聞いたが無かった。
翌朝は薄曇り。
昨夕ほどではなかったが、頂上で朝日連峰の山々を眺めて楽しむ。
中ツル尾根は下りごたえのある道だった。
落ち葉の下の木の根などに時々足を滑らせながらも慎重に下った。
足の筋肉を消耗させる下りだった。
花々は美しかったが、写真を撮る余裕はあまりなかった。
尾根を下り切ってからの道は地図では水平に見えるのだが、実際に歩いてみると予想以上の登り下りの連続だった。ロープにつかまって腕力も必要なところもある。
スピードを落として安全に前進する。
4か所の吊橋が記憶に残るダイナミックな水平道?だった。
今朝の天気予報通り、12時を過ぎる頃から雨がパラついてきた。傘や雨具と言うほどではなかったので、空を眺めながらそのまま前進。
朝日鉱泉では温泉に浸かり、予約してあったジャンボタクシーで山形駅に。約一時間半だった。
駅ビルの澤政宗直営店で反省会を行い、それぞれ自由席や予約してあった切符で帰京した。同じ列車での指定席が取れなかったのだ。
ヤマの事しか考えていない我々にはサクランボのシーズンで混雑していることは、来てみて初めてわかったのだった。
厳しくも楽しく美しく山深い朝日連峰の山行だった。
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