月山 と 天空の城塞（日本百名山／山形）

2017年06月28日(水) [日帰り]

• GPS: 05:46
• 距離: 9.4km
• 登り: 802m
• 下り: 840m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:00
• 休憩: 0:47
• 合計: 5:47

8:28 月山リフト山麓駅
8:41 8:53 月山リフト山頂駅
9:31 9:40 姥ヶ岳
9:54 9:55 金姥
10:16 10:16 牛首
11:09 11:34 月山
12:52 12:52 牛首
13:10 13:10 牛首下
14:15 ゴール地点

天候

くもり のち 快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

☆山形駅からの高速バス（月山口BS）・ローカルバス（姥沢BS）の時刻的な乗り合わせが悪いため、前日に山形駅からレンタカーで約90分「道の駅にしかわ」で車中泊。　風呂あり、トイレあり、夜中も明るくて安心、朝はハミガキもできる。　道の駅駐車場には登山目的の車が数台見受けられました。　朝は、月山スキー場まで30〜40分。

コース状況／危険箇所等

☆リフト08：00開始　食堂、おみやげ、山バッヂ600円、月山のワンカップ（おみやげ）。

☆リフト東側の「牛首下ルート／残雪期」で、下山では雪で道がわかりにくくて迷います。　必ずGPSか、登りで行くことをお勧めします。

【危険】「牛首下ルート／残雪期」沢の残雪箇所は水が流れていて、氷板の落とし穴になっています。"残雪の踏み抜き"に大きな注意が必要です。　単独で落ちて氷板の下に流れて挟まったら助からないと思います。　雪が溶けきっていれば大丈夫♪

その他周辺情報

【志津温泉】月山スキー場からの途中に車20分「変若水の湯 つたや」800円／受付15：15まで。　露天風呂から月山が見えます。

写真

6/28 6:23

【道の駅にしかわ】レンタカーで、月山スキー場の駐車場の車中泊では、寒そうだし、暗闇だし、トイレもあるのかわからないので、道の駅で車中泊。　朝はここからスタート。

6/28 8:03

【月山スキー場の駐車場】500円　30〜40分くらいで到着。　ここから月山がよく見えます。　スキー客や、登山客などの車が集まってきます。　※写真の左からも入山できるそうです。

6/28 8:17

【リフト手前】10分ほど歩いてリフトの少し前。　ここの右の雪の中を進むカップルが！　そこは・・・。（7月1日よりここで協力金受付場になるそうです）

6/28 8:17

【月山登山口】そこはリフトを使わない「牛首下ルート」の取り付きだったのです。　ここから上がって行くのですね、頑張ってー！　帰りはここを降りる予定です。

6/28 8:20

【リフト乗り場】営業は08：00から。　数名の人たちが入っていきます。　（※営業時間前はリフト下に沿って歩けるかもしれません、公式ではないのでこっそりと。）

6/28 8:22

【売店】お店になっているので、腹ごしらえや、欲しいものを揃えられるよ。

6/28 8:24

登山バッヂ600円、おみやげに月山のお酒♪　いきなり荷物が増えちゃった（笑）　リフトで下山する人は、帰りに買いましょう。

6/28 8:27

いよいよスタート！　約10分のリフトの旅　楽ち〜ん♪

6/28 8:37

リフトの下に、伝説の「月山のゼンテイカ（禅庭花）」、別名「ニッコウキスゲ」

6/28 8:39

【ゲレンデ】姥ヶ岳からスキーヤーが滑り降りてきます。　もう夏なのにスキーなんてすごいよねー！

6/28 8:39

あれ！？　作業員のおじさんがリフトの下を歩いてる。　と、思ったら、ハーマイオニーちゃん似のめっちゃ美人の外国人だった！　「コンニチハ〜♪」と言われ、驚きながら返事をしました（笑）

6/28 8:43

伝説の「月山の白い花」ハクサンイチゲかな？

6/28 8:44

【リフト上】右の月山をバックに1枚。　日本語が通じるかわからないハーマイオニーちゃんに「歩くの速いね」って言ったら「シンドイ！メッチャ シンドイ！」という驚きの返事だった（笑）

6/28 8:45

伝説の「月山のたんぽぽ（蒲公英）」

6/28 8:45

【リフト上休憩所／月山神社】ここでも飲料水とビールの自動販売機。　月山の神社もありますよ。

6/28 8:52

【御朱印】月山神社でセルフサービスの御朱印をいただきました♪　100円。　御朱印帳を持ってきてよかった！

6/28 8:55

【姥ヶ岳の麓】これが姥ヶ岳。　急勾配なので、少なくとも「チェーンアイゼン以上」が必要です。

6/28 8:59

今年使うことはないだろうと思っていた新しいアイゼンが活躍する時がきました！　スキー客に混じって行きましょう！

6/28 9:00

板を担ぐスキーヤー、板を担ぐハイカーなど、いろんなジャンルの人がいることをこの時は不思議に思った。

6/28 9:09

板の裏にシールを貼ってる！　これがバックカントリーってやつですか！　初めて見たー！

6/28 9:13

一直線に進む雪道。　ここで思ったことは「低山の雪山で慣れたつもりでいた。」そんなアマチュアな自信を恥じた。　全然違う。　普通の歩き方では上がっていかない。

6/28 9:30

伝説の月山「ショウジョウバカマ（猩猩袴）」

6/28 9:31

伝説の月山「チングルマ（珍車）」

6/28 9:34

【姥ヶ岳】1670m　到着しました〜♪　山頂は雪がなくてお花がいっぱい！

6/28 9:38

伝説の月山「イワイチョウ（岩銀杏）」

6/28 9:38

伝説の「月山のイワカガミ（岩鏡）」

6/28 9:41

ちょっと離れたところに三角点、逃すところだった。

6/28 9:42

いよいよ、月山を目指しましょう。　素敵な景色のルートですね。

6/28 9:54

伝説の月山「ミヤマウスユキソウ（深山薄雪草）」

6/28 9:55

【湯殿山分岐】湯殿山神社へ行けるルート。　たしか、マイカーとバスを利用しないとここまで来れないらしい。

6/28 9:56

伝説の月山「シラネアオイ（白根葵）」　綺麗ですね♪

6/28 9:57

伝説の「月山のまだ咲いてないガクウラジロヨウラク（萼裏白瓔珞）」

6/28 9:57

伝説の「月山のマイヅルソウ（舞鶴草）」

6/28 10:00

【姥ヶ岳方面】振り返ると雪も何もない姥ヶ岳（笑）

6/28 10:00

伝説の「月山のモミジカラマツ（紅葉落葉松）」

6/28 10:01

伝説の「月山のヒナザクラ（雛桜）」かもしれない。

6/28 10:01

伝説の「月山のミヤマキンバイ（深山金梅）」

6/28 10:05

伝説の「月山のハクサンイチゲ（白山一花）」

6/28 10:06

【月山の山頂方面】足元は雪に変わります。　スキー板で登っている方も遠くに見えます。　何という体力なんでしょう！

6/28 10:14

下を見るとこんなにも雪が。　これはもう完全に雪山ですね。

6/28 10:23

北側を見ると！　素晴らしい、美しい山が見えます！　あの山こそ日本百名山の1つ

6/28 10:24

【鳥海山】みごとな鳥海山。　地元のハイカーに聞いたら、ここまで綺麗に見える鳥海山は珍しいそうです。　ラッキー♪

6/28 10:28

過酷な雪道は続きます。　ロープじゃなくて「縄」になってる（笑）

6/28 10:35

最後の難関「岩場」に変わりました。　スキー板を担いでる！　年配のご夫婦も上がっていきます。　この山は登山の猛者たちが集まる場所なのだ！　みんなすごい！

6/28 10:44

伝説の「月山のミネザクラ（嶺桜）」

6/28 10:47

【朝日連峰】もちろん日本百名山の朝日岳。

6/28 10:54

キツめの岩場が続きます。

6/28 10:56

ん？　これは？　何かの台かな？

6/28 10:56

あー　このお地蔵さまだ！　山開きまで、ここでお休み中なのですね。

6/28 10:59

もう直ぐ山頂！　あと一息だぞ。

6/28 11:01

青空じゃないか〜♪

6/28 11:02

な、なんだあれは！！　まるで城か要塞のようにそびえ建っている！　ダイナミックー！

6/28 11:05

まるで夢の世界のようだ♪　

6/28 11:21

【月山】1984m　日本百名山15座目。　こんなに天気に恵まれて、記念すべき1座となりました。

6/28 11:09

なんと！「天空のつるぎ」を見つけた！
コマンド！？▽

6/28 11:09

月山から見える鳥海山。　なんて贅沢な光景なのでしょう。

6/28 11:30

「一等三角点」もチェック！　※見つけにくかったけど、神社の裏の岩のもうちょっと先にあります。　前の岩の写真の先。

6/28 11:54

まるでファンタジーゲームの世界だ。　素晴らしすぎます。　だから登山は止められませんね。

6/28 11:43

【月山頂上小屋】開山前なので営業はしていないけど、中が気になります。　夕食の山菜が美味しいとか。（7月1日〜9月下旬）※写真はトイレでした（笑）

6/28 11:55

ぜひとも泊まってみたいですね。　ちょっと窓から覗いてみましょう（笑）

6/28 11:54

すっげー雰囲気バッチリ！　食事したり、ビール飲んだり、楽しいだろうな〜♪

6/28 11:58

【西吾妻山】日本百名山の西吾妻山が見えます！

6/28 11:59

【月山神社】東京では雨が降ってるらしいので、これは上出来ですね♪

6/28 11:59

日本百名山がたくさん確認できました♪

6/28 11:59

朝日連峰を眺めながらランチにしましょう。

6/28 12:03

なんて贅沢な風景なんでしょう。

6/28 12:13

庄内に来たので「カップスター 山形県産 庄内豚のチャーシューが入った ピリ辛味噌ラーメン」を持ってきました（笑）

6/28 12:24

右側には「鶴岡市」そして「日本海」です。　　見どころ満載すぎますね！

6/28 13:08

下山は、リフトを使わずに「牛首下ルート」でおります。

6/28 13:16

このルートで降りる人は誰もいなくてたった一人。　道が分かりづらくて、GPSを頼りにやっと先に"あれ"が見える。

6/28 13:16

これ、見つけられないと迷っちゃうじゃん！

6/28 13:21

どこだ！？　どっちだ！？　

6/28 13:25

登りなら山頂を目指せるけど、下りはどこへいっていいのかわからない。　あの先だ！

6/28 13:25

GPSを買って本当に良かったと再確認。　持ってなかったらマジやばい。

6/28 13:29

こんな道なら安心ですよ。

6/28 13:36

うわぁあああ！！　雪の氷板が薄い！！　割れちゃうじゃん！！

6/28 13:37

この雪の下から「川の流れの音」が聞こえるんです。　割れたら落ちます。　こういうトラップを10か所以上通過しなくてはなりません。

6/28 13:49

緊張の中、コレクションである「日本百名山の水」を1つゲット！

6/28 13:52

下を見る。　割れて落ちたら、この氷の下をずっと流されるんだろうな。　トレースも見つからず、数日間は人が通ってないのでは？　っていうか、登りに見かけたカップルは！？

6/28 13:58

あれは！？

6/28 13:59

穴！？　前に誰か落ちてるじゃんっ！　やばい！　深い！　こえー！

6/28 14:00

"わさび"かな〜と思ったら、よく似てるけど花が黄色い・・・

6/28 14:00

伝説の月山の「リュウキンカ（立金花）」

6/28 14:04

♪夏がく〜れば思い出すぅ〜♪

6/28 14:04

伝説の月山の「ミズバショウ（水芭蕉）」

6/28 14:06

人型に穴があいてる・・・

6/28 14:10

もうすぐゴールなのに行き止まり！？　あ、これでカップルたちは登りをやめたのかも。　だからトレースが無いんだ。

6/28 14:13

伝説の「月山のシロツメクサ（白詰草）」　♪シロツメクサの〜　花が咲いたら　さぁ〜　行こ〜う　ラスカ〜ル♪

6/28 14:12

登山口まで下りてきました。　とってもとっても怖かった。　ルートの雪が溶けるまで、ここは行かない方が良いと思います。

6/28 14:23

【月山】駐車場から見える月山は、それはとても素晴らしい快晴の景色でした。

6/28 15:19

車で20分の志津温泉「つたや」で汗を流してスッキリしました。　めでたし、めでたし♪

撮影機器：

COOLPIX S3700 ニコン

iPhone 7 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 アウター手袋 防寒着 雨具 ゲイター 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

markun3150

日本百名山15座目は山形の『月山（がっさん）』へ
行って来たぞ！　ヤッホーッ！*\(^o^)/*

山形駅から月山スキー場へ行くまでの
バスの乗り合わせが悪すぎてレンタカーで♪

トイレも風呂もある「道の駅にしかわ」で、寝袋にくるまって、
初めて ”車中泊” というものをしたのだけど

ま　あ　寝　れ　な　い　♪（笑）

こんな初夏のスキー場といえど雪がいっぱい！
もう完全に「雪山登山」でございます。

花の百名山でもあるほど、色んなお花もいっぱい♪
そして、めっちゃ晴れた山頂には
まるでファンタジーゲームのような世界が！

大空と山にそびえ立つ城、じゃなくて月山神社。
遠くには日本百名山の鳥海山。

こんな絶景は今まで見たことないかも！

思えば遠くに来たもんだ。
だけど、いつの日かその先の鳥海山へ！

帰りは月山の近くの「志津温泉」で湯ったりしました。
よーし！　次も楽しい山のぼりをしに行くぞ♪(^o^)/**/

コメント

マイペース

markun3150さん こんばんは！
◎ 初めまして！　素晴らしい同じ日に登ってたんですね！？　時間的には牛首辺りですね？　天気が良くて展望と花を探すのが一生懸命で、しかも板を担いでる人に目を奪われてたので、、スミマセン、、。
◎ それにしても高山植物を良く御存知で勉強に成りました。　
◎ 下りに使用したルートを登って行きましたが、リフトが止まってる間に登れば良かったのか〜！？
◎ 売店で月山銀嶺が売ってたんですね！？　唯一の心残りと成りました、、。>~<;;
◎ お互いに最高の天気で展望も有り良い一日と成って良かったですね！　２人とも何か持ってますね！　お疲れ様でした！　^0^y

markun3150

Re: markun3150さん こんばんは！（mypaceさんへ）
コメントありがとうございます！
ついにmypaceさんとお話ができるキッカケが出来て良かったです。

すれ違った方全員とご挨拶したので、mypaceさんともお会いしていると思います。
しかし、自分も鳥海山の美しさや、花に見とれ、雪に足とられ
どのお方がmypaceさんなのかはボンヤリです。こちらこそスミマセン。
仕方がないですよね♪（笑）

花のことはインターネットで調べちゃいました。
本当の知識は「たんぽぽ」くらいしかわからないです（笑）

「朝の停止リフト」そうですね！　これ、とても大事ですね！
自分も早朝発でmypaceさんと同じルートを考えましたが、
リフト下に外国人が歩いていましたし、まさか歩きOKとは思ってもみませんでした。
これから登る人のために日記のどこかに反映しようと思います。

お酒はもしも2本買っていたら、mypaceさんのところへ1本お届けしたかったです（笑）

mypaceさんは日本百名山の完登まで、いよいよ見えてきましたね！
やっぱりラストは、最後にふさわしい「あの山」ですか？＾＾

今後、西の遠征に行った時に、またmypaceさんとすれ違うかも知れません。
その日はきっと嵐の予報も晴れになると思います。

それまで、しばらくヤマレコでよろしくお願いします。

821MAKO

お疲れ様！
無事に下山出来て良かったですね！
怖そうなので、私には まだまだ・・・
でも、お花がキレイ！
「ミヤマウスユキソウ」って、「エーデルワイス〜♪」ですか？
まだ本物を見たことがないんです。
いつか見たいな

markun3150

Re: お疲れ様！
下山は本当にビビりながら帰ってきました！
雪山は、当然のようにコースを下りてはダメなんですね。

エーデルワイスがお花だということを知りませんでした！（笑）
調べてみたら、”エーデルワイスの仲間”のようです♪
もっと観察しておけばよかったー。

こんな寒いところでも、花って咲いてるんですね。