無意根山（元山コース）

2017年07月08日(土) [日帰り]

• GPS: 07:03
• 距離: 15.0km
• 登り: 944m
• 下り: 942m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:17
• 休憩: 1:44
• 合計: 7:01

距離 15.0km 登り 944m 下り 947m

8:14 元山コース登山口
9:33 千尺高地
10:35 コース分岐
10:58 10:59 無意根山
11:03 12:42 無意根山 旧山頂
12:50 12:53 無意根山
13:15 13:16 コース分岐
14:12 千尺高地
15:15 元山コース登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旧豊羽鉱山の選鉱場へ向かうヘアピンカーブの手前を左折、道なりに進めば広い駐車場があります。

コース状況／危険箇所等

所々に倒木や泥濘、笹被りはありますが、難儀するほどではありません。ただ、頂上手前の這松帯は枝の先端が顔の高さに来るので、非常に歩きにくいです。サングラスなどで目を保護した方が良いと思います。また、千尺高地付近は周囲が背の高い笹に覆われており、視界は良くありません。

その他周辺情報

近くにコンビニなどはありませんので、食料や飲料は札幌市内か定山渓温泉周辺で調達しておく必要があります。

写真

7/8 8:04

ホントは未登の余市岳へ行こうと思っていたのですが、敢え無く寝坊。。夕方から用事があったため、時間の読める無意根山に来てみました。

駐車場到着時は先客2台のみでしたが、すぐに続々と車が入ってきました。

7/8 8:03

周囲はルピナスが満開！なかなか壮観な眺めですよ。
でも。。山で結構見かけますが、ルピナスって山野草なんですかね？

7/8 8:08

では、行ってみましょう！

7/8 8:11

最初は鬱蒼とした森の中を進みます。

7/8 8:33

先へ進むほど空が近くなり、木漏れ日が差して来ました。

7/8 8:40

時折こんな倒木や。。

7/8 8:50

登山道を覆う木、泥濘などのトラップも仕掛けられていますが、それほど難儀することなくクリアできます。

7/8 8:58

視界が開けて余市岳。去年から行こうと思いながら、なかなか辿り着けません。。

7/8 9:18

気が付けば、空はすぐそこ！夏の陽射しが照り付けます。

7/8 9:28

千尺高地。両サイドの笹は背丈を超えており、進行方向意外視界が殆どありません。見えそうで見えないもどかしさが続きます。

7/8 9:32

倒壊してますが、情報は読み取れます。(^^;

7/8 9:34

ここから目指す無意根山の山体が見通せます。まだ結構遠いですね〜。

7/8 9:45

唯一の渡渉点。水量も少なく問題ありません。

7/8 9:51

笹被りを掻き分けつつ、ひたすら前進！

7/8 9:53

エゾアカガエル。結構多く見かけました。

7/8 10:10

無意根山本体に取り付くと、視界が一気に広がります！

7/8 10:18

定天と奥に手稲山。札幌周辺の山並みが一望できる眺望ポイントです。これまで見えずに悶々としていた気分が晴れる瞬間です。

7/8 10:23

しばらく進めば、山頂付近がチラ見え。

7/8 10:29

更に進んで山頂直下。あと少しです。

7/8 10:29

薄別コース分岐を過ぎれば。。

7/8 10:31

一直線に登るのみ！

7/8 10:51

這松回廊。最後の難関？顔の高さに枝が被って中腰を強いられ、とにかく歩きづらいです。ザックにアクセサリーなどを着けている方は外しておきましょう。私はバッジを食われました。。

でも、ここを過ぎれば。。

7/8 10:54

到着！
木が茂って視界は良くないため。。

7/8 10:59

すぐに奥の三角点へ移動します。ここから見える景色。。

7/8 11:00

残念ながらちょっと霞んでますが、まずまずの眺望です！

7/8 11:11

霞が上下2層に分かれており、隙間のラインがはっきり見えました。

7/8 11:21

三角点は混雑しそうなので、奥のケルンへ移動してお昼。今日は焼肉弁当でした。いつもありがとうございます！

7/8 11:52

西斜面が這松に覆われているのに対し、東斜面はお花畑状態でした。

7/8 11:53

では、ここからの眺望を堪能させていただきましょう。
この前行った徳舜瞥山とホロホロ山。

7/8 11:57

ケルンの正面には中岳と奥に尻別岳。僅かに雪渓が残されていました。

7/8 12:00

羊蹄山とニセコ連峰。右側の岩内市街地付近の上空には雲海が広がっていました。

7/8 12:04

左上のやや尖ったピークは、春に行った本倶登山だと思います。中央左の構造物は京極の揚水発電施設です。

7/8 12:24

積丹半島方向。余別岳と積丹岳が薄っすらと見えていました。

7/8 12:29

こちらは札幌市街地方向。かなり霞んで良く見えませんが、藤野の鋭鋒と札幌ドームは確認できました。

7/8 12:36

またいつものように長居してしまいました。いつまでも見ていたい景色ですが、そろそろ下界へ戻らなければ。。後ろ髪を惹かれる思いで下山を開始します。

7/8 12:37

次こそ行きたいです！

7/8 12:38

国道230号線の一部が見えました。札幌から函館方面へ向かって定山渓トンネル手前のカーブした橋だと思います。

7/8 12:38

中山峠スキー場と蓬莱山。冬にここから見える真っ白な無意根山は、とても印象的です。

7/8 13:20

木々の隙間から、大沼の青い水が見えました。北海道夏山ガイドには刈り分け道があると出ているのですが、何度探しても分かりません。。笹に覆われてしまったのでしょうか？

7/8 13:25

実に夏山らしい風情。こっちに来て正解だったようです。

7/8 14:08

千尺高地から振り返って無意根山。再び遠い地になってしまいました。来年も行きたいです。

7/8 14:54

最後に森を潜り抜けて。。

7/8 15:10

登山ポストで帰りの時刻を記入。

7/8 15:26

今日も無事戻って来られたことに感謝です。無意根山は好きな山なんですが、何故か？この駐車場の雰囲気に惹かれるものを感じます。

7/8 15:25

北海道も、夏本番ですね！

撮影機器：

Canon EOS 40D Canon

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 サングラス タオル ストック カメラ 虫よけスプレー ステッキ 財布

感想

ayap-jk

ホントはこの日、去年から行きたいと思っていた余市岳を考えていたものの。。前日の金曜夜、明日こそは！っと気合を入れていたのですが、敢え無く寝坊で撃沈。。夕方までに戻らなければならなかったため、羊蹄山と余市岳が一望できて、時間が読める無意根山に変更しました。この辺りで少し長い距離も歩いておきたかったので。

元山コースは、森の中や背の高い笹の刈り分け道等が多く、途中の眺望があまり良くありません。それだけに、着いた時の解放感が大きいです。

三角点からの眺望は少し霞んでいたものの、羊蹄山を中心に360度広がる大展望が素晴らしいです！深山でありながら札幌の市街地が少しだけ見えるのも、ここの良いところ。距離はちょっと長めですが、行く価値はあると思います。

私は元山コースしか知らないのですが、薄別コースも歩いてみたいです。