猛暑の朝日連峰周回
- GPS
- 19:56
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 2,034m
- 下り
- 2,018m
コースタイム
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 10:40
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 10:50
天候 | 両日とも快晴。ただし稜線上も湿度高く、風下では無風に近く猛暑。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
よって寒河江ICよりR112を鶴岡方面へ、月山湖から大井沢方面へ入り、標識の通りに進めば日暮沢小屋へ導かれます。アメリカ橋から先は砂利道ですが、軽自動車で普通に入れました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
朝日連峰は水場が多く助かりました。稜線の水場が無かったら、完全に猛暑にノックアウトされてましたね。5L/日は飲んだでしょう。 日暮沢小屋・・・小屋前にホースで流しっぱになってます。 ゴロビツ沢源頭(清太岩山の下)・・・コースから10mぐらい(至近)沢水(雪が融けると枯れることがあるそう日暮沢小屋の方談)このときは豊富でした。 竜門小屋・・・小屋前にホースで流しっぱになってます。 金玉水・・・コースより大きな雪渓を50mぐらい下った下の雪解け流水豊富 雪が融ければ、道がついていそう。(標高差20mぐらい?) 銀玉水・・・コースより10mぐらい(至近)ホースで流しっぱになってます。 三沢清水(古寺山下)・・・コース脇に引かれており、ホースで流しっぱになってます。 竜門滝沢筋・・・各所に流水 道はよく整備されており、道標もしっかりあるので雪の無いこの時期は問題なし。 銀玉水上の雪渓ももう1週間もすると融けそうかな。 虫はおもったほどはいませんでした。 |
その他周辺情報 | 大井沢にお風呂あり。その他R112沿いには汗流せる施設あります。 道の駅西川 道の駅寒河江 |
写真
感想
前回訪れたのは1978年8月でしたから40年ぶりの朝日連峰でした。その時は葉山口から平岩山を越えての大朝日への縦走でしたが、ほぼほぼ全日が雨かガスで全く展望の無い、苦行のような山でした。それからすると今回のお天気の良さは全く印象を変える絶景の朝日連峰となりました。
2日間とも雨の心配は無く、快晴の稜線はすばらしいものでした。今年は冬の雪が多かったのではなく、融雪期に天候不順で低温の日が続き、雪が融けなかったそうな。そのため結構な残雪が残っており、まだまだゼブラ模様を楽しめる時期でした。空気も澄んで、梅雨の晴れ間としては景色は最高だったと思います。
お目当てのお花は寒江山のヒナウスユキソウ群落と小朝日周辺のヒメサユリ群生でしたが、どちらもすばらしいものでした。ヒナウスユキソウの個体数はものすごい数ですね。また寒江山は山全体がお花畑の最盛期にはハクサンイチゲ、ミヤマキンバイなどを主体におそらく見事な群落を形成するものと想像します。2週間ぐらい早い時期で無いとダメかな?今回は咲き残りのみで、ほぼ終わっており、ヒナウスユキソウだけが目を引く感じでした。一方小朝日岳のヒメサユリは想像以上にすごいヒメサユリロードでしたね。丁度盛りで一番良い時だったかな。この花密度は最高!
そのほかもお花の種類は多く、たくさんの花々に出会うことができて、充実した山を楽しめました。コースタイムは写真を撮りながら(2日で1000枚)のものなので、参考にはなりません。
龍門小屋はすばらしいロケーションにあって、快適そのものの、久しぶりの小屋泊まり山行でした。いろいろな方たちともお話ができて楽しいかったです。小屋で水の心配がないのもありがたいです。これで1500円/泊はこれでいいのだろうか?と思ってしまうほど。北アルプスはテン泊でも1000円の時代ですからね。
あと参ったのは暑さと湿度!蒸し暑く塩分取らないと一発で熱中症ダウンとなる気候でした。水分だけは無理しても十分に摂らないと倒れると思い、飲みまくった結果は5L/日はアルカリイオン水摂った気がする。おまけに前日は徹夜で運転してそのまま登ったので、竜門小屋までで頭痛、吐き気と最後は頂上付近でよかったですが、コムラガエリを引き起こし、大変な状況に!なんとか小屋にかけこんで、30分ほど横になって回復!まあ無理は禁物です。
そのあと寒江山を空身ピストンしたのですが、稜線はまだましかと思ったけど、風下側はやはり無風で暑い暑い!異常な暑さでしたね。空身だったので、負荷が軽くてしかも片道2時間もかけて写真撮りまくったので、体力的な負担はほとんどなく、体を慣らせたのが良かったのかな。夕食は食欲戻って普通に食べられたので、なんとか2日目につなげられました。楽しみにしていた夕焼けは低い雲が出てしまい不発におわる。夜の星も満月が明るすぎて、断念。さっさと寝ました。夜中、小屋の中は人の熱気もあったので暑く、シュラフから這い出してしまった。だけど明け方はやはり肌寒かったので、再びシュラフの中へ。そしてゴーゴーという音に明け方目覚める。
翌日も快晴。だけど明け方は外は強風で寒くて凍えるほどだった。御来光は贅沢に、小屋の窓から朝食をとりつつ、眺めることができた。ただこの日も低い雲が多く、モルゲンは不発に!トイレは小屋の中にあり、3つのうち2つを開放。それほど渋滞にならずに済ませられた。そしてお世話になった竜門小屋を出発。強風で寒いかなとも思ったが、荷物背負って動きだしたら、日も昇ってもとの木阿弥に!2日目も前日に増して暑い暑い日に!水場がたくさんあったので、都度満タン補給しながら下れたのは救いでした。また午後は少し雲も広がって、日陰もできたのでしのげたのかも。日暮沢小屋に到着した時は、汗で全身ずぶぬれ状態でしたね。まあ大変な2日間でもあり、歩ききった感いっぱいの山行でもありました。
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