栗駒山（須川温泉コース）

2017年07月14日(金) 〜 2017年07月15日(土)

• GPS: --:--
• 距離: 11.8km
• 登り: 647m
• 下り: 649m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:55
• 休憩: 0:25
• 合計: 1:20

16:35 栗駒山登山口(須川温泉)
17:05 17:15 賽の磧
17:20 17:35 名残ヶ原
17:55 栗駒山登山口(須川温泉)

2日目

• 山行: 2:53
• 休憩: 0:42
• 合計: 3:35

4:45 栗駒山登山口(須川温泉)
4:57 4:57 名残ヶ原
5:11 5:11 苔花台分岐
5:13 5:13 地獄谷
5:24 5:33 昭和湖
6:15 6:15 天狗平
6:30 7:00 栗駒山
7:29 7:32 産沼分岐
7:51 7:51 三途の川
8:04 8:04 苔花台分岐
8:08 8:08 名残ヶ原
8:20 栗駒山登山口(須川温泉)

天候

7/14 快晴
7/15 晴時々雲

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路
7/14 東京 10:44―(はやぶさ15)―12:38 一ノ関 13:00―(バス)―13:21 厳美渓 15:01―(バス)―16:14 須川温泉
復路
7/15 須川温泉 9:00―(バス)―10:25 一ノ関…平泉観光…一ノ関 15:50―(やまびこ52)―18:24 東京

コース状況／危険箇所等

危険箇所はありませんが、灌木・下草で展望開けずズボンはびっしょり…。
高原ハイキングをイメージしてましたが、それは宮城側のいわかがみ平からの場合ですね…。
灌木帯の植生を見ても紅葉が素晴らしいということがよくわかります。

⬛ 須川温泉―昭和湖―栗駒山
旅館と露天風呂の間が登山口。記帳は旅館の玄関にて。
温泉の流れる川沿いから灌木帯へ入る。名残ヶ原まで所々舗装されている。
ぬかるみの場所も多い。灌木で展望はあまり開けていない。
昭和湖から多少急になるが、全体として厳しいところはない。
稜線に出ると展望が開けて気持ちのよいルートとなる。
⬛ 栗駒山―笊ヶ森―名残ヶ原
山頂からすぐに灌木帯で眺めは決して良くはない。
時々見える笊ヶ森の眺めがよい。
ムシが多く、下草でズボンも濡れてちょっとうっとうしいルート。
2箇所の渡渉ポイントあり。岩を伝って濡れずに渡渉が可能。

その他周辺情報

須川高原温泉
http://www.sukawaonsen.jp/
ph2.2・強酸性温泉（みょうばん緑ばん泉）
宿泊は旅館部コースと自炊部コースがあり、自炊部コースでも旅館部コースの食事に変更可能。
自炊部コースはトイレが共用、タオル類持参がルールとなります。
大・中浴場と露天風呂がありますが、露天風呂にしか入りませんでした。
電波状態が悪く、テレビ・携帯ともに時々フリーズします。

写真

7/14 12:44

お昼過ぎの一ノ関駅へ…　

7/14 13:42

とりあえず厳美渓観光で時間を過ごします

7/14 13:49

猛暑というか酷暑です…
日陰が愛おしい…

7/14 13:53

吊り橋の御殿場橋を渡る…

7/14 14:06

名物の空飛ぶかっこうだんご…
暑くて食する気にはなれず…

7/14 16:31

そして須川高原温泉へ…

7/14 16:35

温泉が流れています…
ここで足湯が楽しめます…

7/14 16:44

なんていう植物かはよくわかりませんが…

7/14 16:50

ウラジロヨウラクはそれはもう満開

7/14 16:51

登山道はとことん灌木帯のトンネル状…

7/14 16:56

明日登る栗駒山の姿が見えてきました…

7/14 16:59

賽の磧と剣岳を望む…

7/14 17:03

トンボが日差しに輝いて…

7/14 17:05

賽の磧を行く…

7/14 17:13

ワタスゲと池塘

7/14 17:15

湿原にはワタスゲがたくさん…

7/14 17:18

シロバナクモマニガナが木道脇に…
舌噛みそうな名前です

7/14 17:20

名残ヶ原へ…

7/14 17:20

名残ヶ原より栗駒山を望む…

7/14 17:26

トンボの宿り木…
ブヨも多いからトンボも多い…

7/14 17:27

明日のコースをここで確認…

7/14 17:32

ウラジロヨウラクはまさに釣鐘状に…

7/14 17:33

イワイチョウもいっぱい咲いてました

7/14 17:36

キンコウカも湿原で多く見かけます

7/14 17:41

栗駒山を背に須川温泉へ戻ります

7/14 17:55

須川温泉の源泉です

7/15 4:45

須川のシンボル…大日岩
2008年の地震で崩落したそうです

7/15 4:57

朝…ふたたび名残ヶ原へ…

7/15 5:11

イワイチョウがいちばん目立っていました

7/15 5:13

地獄谷を行く…
谷筋は有毒ガスに注意…

7/15 5:22

東北らしい嫋やかな峰です

7/15 5:24

昭和湖へ…

7/15 5:24

湖面が碧く美しい…

7/15 5:33

昭和湖を後にピークを目指す…

7/15 5:33

午後は雨予報…

7/15 5:52

昭和湖からの急登を経て嫋やかな稜線へ…

7/15 5:56

アカモノも咲いていました

7/15 6:02

ハクサンチドリはほんの数株…

7/15 6:03

稜線へはあとわずか…

7/15 6:04

美しき栗駒…

7/15 6:04

北に焼石岳を望む…

7/15 6:05

夏空と朝の栗駒山

7/15 6:06

嫋やかな稜線に惹かれます

7/15 6:07

稜線が近づき…イワカガミが目立ち始めます…

7/15 6:15

稜線上…天狗平へ…

7/15 6:15

天馬尾根を望む…

7/15 6:20

栗駒山頂へ…

7/15 6:30

山頂到着…今回は二百名山のピークです

7/15 6:30

宮城県…イワカガミ平を見渡して…

7/15 6:50

彩雲がたなびく

7/15 6:51

虚空蔵山方面には残雪が…

7/15 6:52

名残惜しいが時間に追われて下山開始…

7/15 7:01

下山路にはシャクナゲがたくさん…

7/15 7:10

灌木の海を行く…

7/15 7:11

栗駒山を振り返って…

7/15 7:12

須川温泉を望む…まだ遠い…

7/15 7:13

今もいいけど…秋はすごい道になるのでしょうね…

7/15 7:13

アザミは花ひらく前…

7/15 7:26

シロバナクモマニガナ…覚えられません

7/15 7:27

なんかどんどん天気が良くなる…

7/15 7:30

産沼より山頂を望む…

7/15 7:51

三途の川を渡ります…
何とも言えない表現ですが…

7/15 8:08

名残ヶ原に戻ってきて再び栗駒を望む…

7/15 8:08

名残ヶ原を行く…

7/15 8:09

湿原を蝶が舞う…

7/15 8:12

湿原を後に須川温泉へ…

7/15 8:27

9時のバスを前にひとっ風呂…
気持ちの良い露天風呂です…

7/15 11:19

世界遺産…中尊寺へ…
金色堂に魅了されました…

7/15 11:14

つはものどもが…ゆめのあと

7/15 11:28

翠に包まれる薬師堂

7/15 11:59

樅の木は残った…

7/15 12:10

スイレンの花が咲く…

7/15 13:18

毛越寺庭園へ…
見事な回遊式庭園ですが…暑い…

7/15 13:19

アヤメが咲き誇っていました

7/15 13:30

青々とした楓の垣根…

7/15 14:13

平泉駅へ…夕立ちがありそうですね…

撮影機器：

D750 ニコン

装備

個人装備

Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

WV_KAZZ

せっかくの連休…天候が右肩下がりに悪くなるとあって、朝日連峰主脈縦走を狙っていたが諦めた。まぁ…3泊4日の縦走ともなれば天気が悪い日だってあることくらいは分かっていますが…。この際未踏の雌阿寒へ遠征と思ったものの釧路・女満別線の特割が確保できずにこれも断念して、さすがに4連休にしたのにどこにも行かないのはダメだと栗駒山行きで落ちついた。

始発の新幹線に乗るつもりが準備が整わずに昼過ぎに一ノ関に―。須川温泉行のバスは運行が限られるためにとりあえず厳美渓に立ち寄る。伊達政宗が松島と厳美渓を領内の誇りとしたというが…景観を楽しむには暑くて暑くて…。

夕刻、須川温泉に到着して日暮れまで自然探勝路を散策する。もしかしたら今日のうちの登山すべきだったかと思わないでもなかったが、とにもかくにも山菜中心の御膳に舌鼓を打ち（ナナカマドの食前酒は珍しい味わいでした）、露天風呂に癒される旅館泊を満喫した。

翌朝は5時前から登山開始―。昼から雨という予報に早出したわけだが、そうなると帰りのバスは9時に間に合わせなければならず（逃すと15時）、かなり急ぎ足の登山となってしまった。あまり厳しい山道ではないことをさいわいに1時間40分で登り、気持ちの良い山頂に30分滞在、下山に1時間20分でバスに乗る前にひとっ風呂浴びるという計算通りの山行でした。まぁ…もっと高原歩きをイメージしていたが、ずっと灌木のトンネルを歩くような感じで、特に下山路の産沼コースはあまり展望もない道でしんどかったが…。

午後は世界遺産の平泉を観光。何気に初めての中尊寺に立ち寄って金色堂に魅了されましたが、平泉駅前で食した冷やしで頼んだ山菜とろろそばがあったかいのには驚いた（指摘したら汁は冷たいとの驚愕の回答が!?）。