ヤマレコ

記録ID: 1195433 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走中央アルプス

真夏の烏帽子岳〜念丈岳へ【夏雲湧くアルプスを展望】

日程 2017年07月15日(土) [日帰り]
メンバー
天候晴れ 風が欲しい一日でした。
【気温】登山口出発時:20℃ 烏帽子岳:23℃ 念丈岳:20℃
    小八郎岳分岐:25℃
アクセス
利用交通機関
車・バイク
松川IC→県道15号で中荒町を左折→高速をくぐり舗装された
小八郎林道で鳩打峠へ。
(中荒町で烏帽子岳登山口への案内看板に従って林道へ入ると、
 所々に懸る小さなプレートが登山口へ導いてくれます。)
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地図/標高グラフ


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歩くペース 0.7〜0.8(速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち83%の区間で比較) [注意事項]
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コースタイム [注]

日帰り
山行
8時間20分
休憩
1時間42分
合計
10時間2分
S鳩打峠06:0007:29シロナギの烏帽子岳展望地07:3207:54飯島ルート・小八郎ルート分岐08:0408:25セキナギのTOP08:3009:11烏帽子岳09:2510:08池ノ平山10:2511:25念丈岳11:3512:07P2243を過ぎた鞍部12:3012:53池ノ平山13:27烏帽子岳13:3314:24飯島ルート・小八郎ルート分岐14:3015:17小八郎岳の下部分岐15:2516:02鳩打峠G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
鳩打峠の登山口がリニューアルされていました。
‘讐爾涼鷦崗譴隆憤廛肇ぅ譴眇靴靴されました。
登山届ポスト、登山道入口も変わりました。
10分割の道標も設置されていました。

以前からナギの名称が混乱していましたが、「セキナギの下部」に
道標が設置された事から、
個人的には飯島ルート分岐の南側が「シロナギ」、西側が「セキナギ」と
呼びたいと思います。
その他周辺情報当日、念丈倶楽部の方や中央アルプス南部岳人ネットワークの方が
念丈岳〜奥念丈岳の笹刈りで入山されていました。
2泊行程で往復されるとの事でした。
「笹を刈って適当な場所で泊まるよ。」と笑顔で話されました。
地道な整備に対してお礼を述べて別れました。
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図 [pdf]

写真

麓から望む烏帽子岳
2017年07月15日 05:03撮影 by Canon IXY 180, Canon
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麓から望む烏帽子岳
5
リニューアルされた鳩打峠の登山口。
入口が左側に変わりました。
2017年07月15日 05:56撮影 by Canon IXY 180, Canon
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リニューアルされた鳩打峠の登山口。
入口が左側に変わりました。
3
ホタルブクロ
2017年07月15日 06:07撮影 by Canon IXY 180, Canon
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ホタルブクロ
2
センジュガンピ?
2017年07月15日 06:33撮影 by Canon IXY 180, Canon
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センジュガンピ?
4
目玉おやじ。
2017年07月15日 06:50撮影 by Canon IXY 180, Canon
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目玉おやじ。
3
きれいに笹刈されています。
2017年07月15日 06:56撮影 by Canon IXY 180, Canon
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きれいに笹刈されています。
1
シロナギの下部から烏帽子岳を望む。山頂にかけてきつい傾斜が良くわかる。
2017年07月15日 07:25撮影 by Canon IXY 180, Canon
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シロナギの下部から烏帽子岳を望む。山頂にかけてきつい傾斜が良くわかる。
5
「シロナギのTOPから」
念丈岳、大島山?方面を望む。
2017年07月15日 07:33撮影 by Canon IXY 180, Canon
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「シロナギのTOPから」
念丈岳、大島山?方面を望む。
3
崩壊地を俯瞰する。
2017年07月15日 07:34撮影 by Canon IXY 180, Canon
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崩壊地を俯瞰する。
3
双耳峰は池口岳だ。
2017年07月15日 07:41撮影 by Canon IXY 180, Canon
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双耳峰は池口岳だ。
3
雲海上に浮かぶのは熊伏山辺りかな?
2017年07月15日 07:41撮影 by Canon IXY 180, Canon
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雲海上に浮かぶのは熊伏山辺りかな?
5
シラビソの木が増えてきた。
2017年07月15日 07:45撮影 by Canon IXY 180, Canon
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シラビソの木が増えてきた。
1
やっと着いた平坦地。飯島ルート分岐で少し休もう。
2017年07月15日 07:48撮影 by Canon IXY 180, Canon
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やっと着いた平坦地。飯島ルート分岐で少し休もう。
2
目線を落とすとギンリョウソウが。
2017年07月15日 08:16撮影 by Canon IXY 180, Canon
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目線を落とすとギンリョウソウが。
4
「セキナギのTOPから」
この縁を歩いてきたんだ。
2017年07月15日 08:20撮影 by Canon IXY 180, Canon
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「セキナギのTOPから」
この縁を歩いてきたんだ。
5
南アルプスの展望地だ。
白峰三山〜聖岳方面、
2017年07月15日 08:20撮影 by Canon IXY 180, Canon
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南アルプスの展望地だ。
白峰三山〜聖岳方面、
6
更に光岳〜池口岳方面。
2017年07月15日 08:23撮影 by Canon IXY 180, Canon
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更に光岳〜池口岳方面。
4
大岩の捲道は足元に要注意。
2017年07月15日 08:27撮影 by Canon IXY 180, Canon
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大岩の捲道は足元に要注意。
1
平均斜度42度と言われる急登が続く。
2017年07月15日 08:42撮影 by Canon IXY 180, Canon
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平均斜度42度と言われる急登が続く。
1
よし!もうひと踏ん張りだ。
2017年07月15日 08:46撮影 by Canon IXY 180, Canon
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よし!もうひと踏ん張りだ。
2
やっと烏帽子岩が姿を現した。
2017年07月15日 08:57撮影 by Canon IXY 180, Canon
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やっと烏帽子岩が姿を現した。
1
【大展望が広がる烏帽子岳】
:百越山〜仙涯嶺、南駒ヶ岳、赤梛岳、池山尾根
2017年07月15日 09:07撮影 by Canon IXY 180, Canon
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【大展望が広がる烏帽子岳】
:百越山〜仙涯嶺、南駒ヶ岳、赤梛岳、池山尾根
7
-1:鋸岳-甲斐駒ヶ岳-仙丈ヶ岳
2017年07月15日 09:14撮影 by Canon IXY 180, Canon
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-1:鋸岳-甲斐駒ヶ岳-仙丈ヶ岳
5
-2:北岳-中白根-間ノ岳-農鳥岳
2017年07月15日 09:14撮影 by Canon IXY 180, Canon
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-2:北岳-中白根-間ノ岳-農鳥岳
5
-3:塩見岳-荒川三山
2017年07月15日 09:15撮影 by Canon IXY 180, Canon
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-3:塩見岳-荒川三山
5
-4:荒川三山-赤石岳-聖岳
2017年07月15日 09:15撮影 by Canon IXY 180, Canon
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-4:荒川三山-赤石岳-聖岳
3
支稜線の最高点・池の平山
2017年07月15日 09:15撮影 by Canon IXY 180, Canon
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支稜線の最高点・池の平山
5
伊那山脈を越えて南アルプスが勢揃い。
2017年07月15日 09:17撮影 by Canon IXY 180, Canon
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伊那山脈を越えて南アルプスが勢揃い。
3
烏帽子岳を下ると、この時期にシャクナゲ?
2017年07月15日 09:31撮影 by Canon IXY 180, Canon
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烏帽子岳を下ると、この時期にシャクナゲ?
5
【池の平山】
今回の最高地点に到着だ。
2017年07月15日 10:04撮影 by Canon IXY 180, Canon
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【池の平山】
今回の最高地点に到着だ。
2
まるで草原のような山頂だ。
2017年07月15日 10:04撮影 by Canon IXY 180, Canon
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まるで草原のような山頂だ。
4
【念丈岳へ向かう】
2017年07月15日 10:24撮影 by Canon IXY 180, Canon
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【念丈岳へ向かう】
1
??
2017年07月15日 10:26撮影 by Canon IXY 180, Canon
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??
2
主稜を南側から眺めるように変わってきた。
2017年07月15日 10:41撮影 by Canon IXY 180, Canon
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主稜を南側から眺めるように変わってきた。
4
奥念丈岳方面
2017年07月15日 10:48撮影 by Canon IXY 180, Canon
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奥念丈岳方面
1
立ち枯のれ樹。
2017年07月15日 10:49撮影 by Canon IXY 180, Canon
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立ち枯のれ樹。
4
【念丈岳】
夏雲が湧く池の平山
2017年07月15日 11:22撮影 by Canon IXY 180, Canon
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【念丈岳】
夏雲が湧く池の平山
8
塩見岳〜赤石岳
2017年07月15日 11:22撮影 by Canon IXY 180, Canon
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塩見岳〜赤石岳
5
南越百山〜仙涯嶺、その左に南駒ヶ岳。
2017年07月15日 11:27撮影 by Canon IXY 180, Canon
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南越百山〜仙涯嶺、その左に南駒ヶ岳。
5
【池の平山へ戻る】
ツマトリソウ
2017年07月15日 11:31撮影 by Canon IXY 180, Canon
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【池の平山へ戻る】
ツマトリソウ
4
展望の稜線を戻る。
2017年07月15日 11:33撮影 by Canon IXY 180, Canon
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展望の稜線を戻る。
1
まさかキバナシャクナゲが見られるとは・・・。
2017年07月15日 11:37撮影 by Canon IXY 180, Canon
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まさかキバナシャクナゲが見られるとは・・・。
5
まだ蕾?
2017年07月15日 11:44撮影 by Canon IXY 180, Canon
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まだ蕾?
1
マイヅルソウ?
2017年07月15日 11:47撮影 by Canon IXY 180, Canon
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マイヅルソウ?
4
あちこちに群生。
2017年07月15日 12:25撮影 by Canon IXY 180, Canon
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あちこちに群生。
2
ゴゼンタチバナ
2017年07月15日 12:38撮影 by Canon IXY 180, Canon
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ゴゼンタチバナ
2
【烏帽子岳へ戻る】
しばらくは穏やかで散策路のよう。
2017年07月15日 12:59撮影 by Canon IXY 180, Canon
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【烏帽子岳へ戻る】
しばらくは穏やかで散策路のよう。
1
足裏には優しい尾根が続く。
2017年07月15日 13:02撮影 by Canon IXY 180, Canon
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足裏には優しい尾根が続く。
1
展望の岩場から見る烏帽子岳。
2017年07月15日 13:15撮影 by Canon IXY 180, Canon
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展望の岩場から見る烏帽子岳。
2
「烏帽子岩に立って」
下山ルートの長い尾根を確認すると、飯島ルートも捉えられる。
2017年07月15日 13:33撮影 by Canon IXY 180, Canon
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「烏帽子岩に立って」
下山ルートの長い尾根を確認すると、飯島ルートも捉えられる。
4
片桐ダムをズーム。
2017年07月15日 13:33撮影 by Canon IXY 180, Canon
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片桐ダムをズーム。
4
ササユリは準絶滅危惧種です。
2017年07月15日 15:06撮影 by Canon IXY 180, Canon
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ササユリは準絶滅危惧種です。
2
やっと下山終了。ああ〜、疲れた。
2017年07月15日 15:56撮影 by Canon IXY 180, Canon
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やっと下山終了。ああ〜、疲れた。
3
撮影機材:

感想/記録

梅雨の晴れ間が期待できそうな山を求めて鳩待峠にやってきた。
登山口ですでに20℃と暑い日になりそうだが念丈岳を目指そう。

登山ポストや案内がリニューアルされた登山口を入ると早速、
準絶滅危惧種に指定されたササユリが迎えてくれるが、しばらくは
樹林に覆われ展望も利かない登りが続くので高度稼ぎに専念しよう。

わずかの時間で汗が噴き出すほどの暑さだ、無理せず行こう。
登りに疲れ休みの誘惑が頭をかすめる頃に傾斜が緩み、再び登りに。
そんな繰り返しのおかげで順調に高度が上がり、小八郎岳の尾根に
合流したあと、木の根と岩が混じった登りに変わると、梢の切れ間から
崩壊した深い谷を隔てて烏帽子岳の姿が捉えられるが、足元はシロナギの
激しい崩壊地だ。

危険な尾根芯を避け縁に絡むように一気に登り詰めると、
やっと平坦な小さな台地となり、飯島ルート分岐に出る。
ザックを降ろし、しっかり呼吸を整えて西向きの尾根に向かう。

笹とシラビソの林が美しい谷を覗きながら行くと、やがて尾根がヤセて
セキナゲの崩壊地に出る。ヘリを絡むようにして崩壊地のTOPに出て
振り返ると絶景だ。
荒々しい崩壊を見せるセキナゲのはるか向こうに、南アルプスが
屏風を並べたようだ。青空をバックに鋸岳〜池口岳〜最南部に至るまで
まさに一望! さあー、山頂からの展望を期待して進もう。

木の根や露岩が不規則に重なる足場の悪い急斜面が続く。
やがて大岩が何度も現れ、捲いたり間をぬったりしながら行くと、
やがて正面に山頂と間違えそうな烏帽子岩の大岩壁が現れ、
(直登ルートも有り)左脇をロープや鎖で岩場を乗り越えると
烏帽子岳山頂となり、一気に大展望が開ける。

新しくなった山頂の標柱越しに中央アルプス、右へ視線をやると
蓼科山、ガスにまかれた八ヶ岳、勢揃いした南アルプスのオールスター。
ガスが湧く前にこの大展望をしっかりと楽しんで山頂を下る。

小コルを登り返し展望岩場に出ると、春にはバイカオウレンが、
今はゴゼンタチバナが咲き乱れる緩やかな尾根で、登降を繰り返すと
まるで草原と見間違えるような池の平山になる。
やはり暑い中で歩き通しはつらい。
笹地に腰を下ろし行動食で小腹を満たし、少し休もう。

時計は10時半だ。念丈岳往復後ここへ戻ると13時か・・・。
さあー、先を急ごう。

きれいに笹刈りしていただいたおかげで、ルート探しの苦労も無く、
亜高山帯の雰囲気を感じながら二度ほどピークを越えて行く。
2000mを越えた尾根に溢れるゴゼンタチバナに加え、意外だったのは
あちこちに咲くキバナシャクナゲの花だ。この時期になっても
まだ蕾も見られる。これほど季節の歩みが遅れたのだろうか?

左に南・右に中央を見ながらの稜線から一旦谷筋へ下ると
いよいよ最後の登りだ。梢を透かして見える青空が山頂だろう。
登りが尽きた山頂部の端に出て、しばらくハイマツを漕ぐと
突然砂礫の中に三角点の立つ念丈岳山頂となる。
何も遮る物が無い360度の展望は、むしろ烏帽子岳以上かも知れない。

夏雲が湧き上がるアルプスの景色も印象的だが、
マイルールの時間制限を過ぎたので早々に引き返そう。
残り少ない体力では、池の平山への登り返しはきつそうだが、
途中で食事を捕って頑張ろう。

池の平山を過ぎる頃は、南アルプスはすっかりガスに隠れてしまったが、
烏帽子岩に立って眺めると、眼下に見える片桐ダムまでこれから下る
尾根が延々と延びていた。

訪問者数:413人
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この記録へのコメント

登録日: 2013/5/27
投稿数: 3781
2017/7/16 19:41
 念丈
こんにちは。

この暑い時期に、念丈までピストン大変でしたね。
私の大好きなルート、心の故郷です
烏帽子から念丈までの、自然の中の登山道は大好きです
念丈岳山頂の大パノラマは、最高です。

私も本来なら、ササ刈りのお手伝いをしなければいけないところですが、
三連休も仕事で、いけませんでした。
せめて歩くだけでも行きたいと考えておおります。

なかなか山へ行けない毎日ですが、このレコで、心が爽やかになった気がします。
ありがとうございました
登録日: 2010/12/28
投稿数: 2061
2017/7/16 21:57
 Re: 念丈
totokさん 今晩は。

今回で烏帽子も6度目になりましたが、いづれも秋か春の爽やかな季節で
汗にまみれたのは初めてです。やっぱり暑くて疲れました。

マイルールの制限時間内に念丈まで届くか心配で迷いましたが、
なんとか行ってこれました。
体力を使い切った感じにはなりましたが、念丈の魅力には勝てませんでした。

余裕を持って歩ければもっと楽しいだろうな〜。
登録日: 2011/6/29
投稿数: 5480
2017/7/17 15:15
 onetotaniさん、こんにちは。
15kmを超えるロングコース、踏破おめでとう
ございます。南アルプスの眺めが
素晴らしいですね。
登山中の景色も、草原、ササ原、立ち枯れなど
変化があって楽しいですね。
登山道の整備は、本当ありがたいですね。
登録日: 2010/12/28
投稿数: 2061
2017/7/17 18:18
 Re: onetotaniさん、こんにちは。
komakiさん 今晩は。

烏帽子岳からの下りが、ことさら長く感じました。
暑さを慰めてくれる花も少なく、参りました。

午前中は見通しが良く、蓼科山辺りから南アルプスの全山を
確認できるほど素晴らしい展望に恵まれ、池の平山〜念丈岳にかけては
常に花が見られました。
時間的に一杯でしたが、念丈岳を目の前にして引き返す勇気が
出ませんでした。

暑さのためいつもより疲れましたが、それ以上に中級山岳の魅力を
感じさせてくれて、やっぱり素敵なコースでした。

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