記録ID: 1198039
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越
日程 | 2017年07月14日(金) 〜 2017年07月16日(日) |
---|---|
メンバー | |
天候 | 14日雨 15日晴れ 16日7晴れのち曇り |
アクセス |
利用交通機関
往路:甲府駅から広河原行きのバスに乗り夜叉神峠で下車
電車、
バス
復路:北沢峠〜広河原〜甲府駅
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | ※鳳凰三山は特に危険なところは有りません ※高嶺の下り初めは岩稜帯 ※早川小屋からアサヨ峰間も一部岩稜帯と樹林帯の急登、赤テープ有り ※アサヨ峰と栗沢山間も岩稜帯です |
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その他周辺情報 | ※夜叉神峠小屋 寝具付素泊まり\5000 お湯お茶飲み水無料 (この時期限定で夕食にもも・朝はソルダム3個をもらいました) ※鳳凰小屋 寝具付素泊まり\5000 |
過去天気図(気象庁) |
2017年07月の天気図 |
写真
感想/記録
by mogu
9年前にchiyomiちゃんとに広河原から登りまだ営業していた早川小屋から地蔵岳方面に歩いた、このとき反対に歩けばアサヨ峰から北沢峠に下りられる事を知りいつか歩いて見たいなと思っていた。今回私が山登りを始めて一番最初に登った思い出の鳳凰三山から早川尾根を歩いて北沢峠に下りてみようと思い計画してみた。ところが当初泊まる予定の薬師小屋が建て替え中で、前回泊まった早川小屋も営業していない・・・さて、どうしよう。いろいろと考え、1日目は夜叉神峠小屋に泊まり2日目は鳳凰小屋に泊まって北沢峠を目指すことにしました。
14日
今日は夜叉神峠小屋までなのでゆっくり出発、甲府駅で夕食のお寿司を買ってバス停に向かうが駅前広場が工事中で広河原行きのバス停が移動していて少し迷った。12時発のバスは平日なので混んでいなく定時に出発、芦安の駐車場経由で夜叉神峠で下りたのは私一人だった。下りた途端に雨が降ってきたので東屋で少し雨宿りして雨が小降りになったので出発。17年前の記憶は概に無く、広い歩きやすい登山道を傘を差して登っていく。会ったのは下ってきたトレランさんだけで1時間ほど登り夜叉神峠小屋に着きました。今夜の泊まりは私一人とのことで貸し切り、のんびりと小屋さんとお話ししながら過ごした。
15日
昨日の雨が嘘のように晴れ、峠からは白根三山が目の前に見えてやっぱり峠に泊まって良かったな〜天気が良いの稜線歩きが楽しみです。5時に小屋を出発、杖立峠までの急登を登っていくと日帰りする人達に追い抜かれる皆さん早いです。途中の火事場跡を通過昔はもっと広々としていた気がする、17年も経つと木も高くなってあまり展望が無かった。昔登ったときはここが一番大変だったことを思い出した、苺平は樹林帯の中ここから下って南御室小屋到着。私の初めて泊まった山小屋で、外観はあまり変わっていませんね。南御室小屋の水は湧き水なので冷たくてほんとに美味しい南アルプスの天然水、ここで持ってきた水をすべて入れ替えた。一休みしてからいよいよ稜線までの登り、昔の記憶では急登で大変だった思い出があったけど今回は順調に登り稜線に到着。
稜線上は花崗岩の白砂で振り返ると富士山が見えた、しばらく歩いて建て替え中の薬師小屋の側を通り薬師岳に到着〜北岳が目の前にどぉーんと見え迫力満点。時間もまだ早いので山頂でのんびりとしてから観音岳に向かう、稜線上はまだシャクナゲなどの花が咲いている。日本庭園みたいな稜線歩きから岩稜帯になると観音岳に到着、ここでも時間があるのでのんびりと景色を楽しみます。観音岳から地蔵岳まではいったん下ってアカヌケの頭までの登りがきつかった、本来ならここの分岐から一気に早川小屋まで行きたかったが、鳳凰小屋まで下らなくてはならない。明日の朝の登り返しを思うと憂鬱になるけど仕方ない、小屋に予約を入れたときに混みますよと言われていたけど、小屋に着いたらテント場も満員でテントを張れなかった人達も小屋に入ってきたので超満員状態。外のベンチも満員でなんとか場所を確保して夕食を作った、小屋の食事は5回戦くらいになっていた模様自炊で良かったわ。同じテーブルになった人達と山の話しをして過ごし楽しかった。さて、明日は長丁場頑張ろう。
16日
3時過ぎには出掛ける人達がいて寝ていられずに起き出す、4時過ぎには明るくなって来たので外で朝食のパンとスープとコーヒーを飲んで準備します。しかし、海の日の連休とは言え鳳凰小屋さんも1年で一番混んでいたのでは?前後の小屋がやっていない影響もあったのかもですね。さてと、アカヌケの頭分岐まで頑張って登ります。分岐についていよいよ早川尾根に入る今日も天気が良いので歩くの楽しみ、最初は高嶺までの登る途中ですれ違った人に話しを聞くと、早川小屋に泊まったとのことで、どうでしたか?と聞くとテン場も小屋も混んでいたと話してくれた。最初避難小屋で一人で泊まるのは心細かったので鳳凰小屋にしたけど、泊まっても良かったかもと後で思いましたが後の祭り。
高嶺の登りは結構な急登なのですが途中でなんとオコジョに遭遇、最初は登山道に出てきて私の顔を見て引き返していった。そのまま登っていくともう一匹出てきそうに成り直ぐに茂みに戻ったところ、さっき見たオコジョが目の前を横断していったきっとペアなのかもね。すばしっこくて写真に撮れなかったけど初めてオコジョ見ました〜可愛かった。山頂に着いたら3人の登山者が休んでいます、皆さん早川小屋から来たとのことで下りは岩場なので気を付けてくださいねとアドバイスしてくれた岩場は下りの方が怖いので慎重に下って白鳳峠に着来ました。
白鳳峠から登っていくとなんと前に入っていた山岳会の2人に遭遇、彼女達は早川小屋に泊まっていたとのことだったので私も泊まっていたらばったりで楽しかったのにな〜と思うと惜しかった。二人は高嶺を往復して白鳳峠から広河原に下りると言うのでお互いに頑張りましょうと別れた。赤薙沢の頭を登り下ったところが広河原峠、峠から早川小屋までは穏やかな尾根道を歩いて小屋に到着しました。誰も居ない閑散としている小屋の中を覗いてみる、やはり小屋は管理人がいないと荒れてしまいますね出来ればまた復活して欲しいけど無理だろうな・・・
さてとここからアサヨ峰までコースタイム3時間かかる、北沢峠の16時の最終バスに乗らなくてはならないので先を急ぐ。小屋からミヨシの頭までの登りが一番大変、ピークに登るとアサヨ峰までの稜線が見えてもう一踏ん張りアサヨ峰にやっと着いた時には疲れた〜と声に出してしまった。ここで夜叉神峠小屋で貰ってアサヨ峰に着いたら食べようと取っておいたソルダムを食べる美味しい〜ほっとひと息つきました。さてと後は北沢峠に向けて3時間、栗沢山までは岩稜帯なので慎重に歩いて山頂に着いた。ここから長衛小屋まで下りるコースを使うと30分短縮できるけど、初めて甲斐駒に登ったときに仙水峠から登ったのであえて仙水峠に下りる。16年振りの仙水峠も仙水小屋も変わっていないが長衛小屋は綺麗になっていて驚く、そしてテント場が満員だったのにはビックリでした。北沢峠のバス停は小屋が建て替えられて綺麗になっていてこちらもビックリ、なんとか最終バスに乗れましたが遅れてくる人が居るというので10分待ったけど来ないので出発してしまう。先行してきた人には気の毒だけど仕方ないですね、広河原でも大変なことになっていてつくづく連休中の混雑を実感した。天気に恵まれ17年前の山行に思いをはせながら歩いて、なんとか予定した早川尾根からアサヨ峰を歩けて大満足の山行でした。
14日
今日は夜叉神峠小屋までなのでゆっくり出発、甲府駅で夕食のお寿司を買ってバス停に向かうが駅前広場が工事中で広河原行きのバス停が移動していて少し迷った。12時発のバスは平日なので混んでいなく定時に出発、芦安の駐車場経由で夜叉神峠で下りたのは私一人だった。下りた途端に雨が降ってきたので東屋で少し雨宿りして雨が小降りになったので出発。17年前の記憶は概に無く、広い歩きやすい登山道を傘を差して登っていく。会ったのは下ってきたトレランさんだけで1時間ほど登り夜叉神峠小屋に着きました。今夜の泊まりは私一人とのことで貸し切り、のんびりと小屋さんとお話ししながら過ごした。
15日
昨日の雨が嘘のように晴れ、峠からは白根三山が目の前に見えてやっぱり峠に泊まって良かったな〜天気が良いの稜線歩きが楽しみです。5時に小屋を出発、杖立峠までの急登を登っていくと日帰りする人達に追い抜かれる皆さん早いです。途中の火事場跡を通過昔はもっと広々としていた気がする、17年も経つと木も高くなってあまり展望が無かった。昔登ったときはここが一番大変だったことを思い出した、苺平は樹林帯の中ここから下って南御室小屋到着。私の初めて泊まった山小屋で、外観はあまり変わっていませんね。南御室小屋の水は湧き水なので冷たくてほんとに美味しい南アルプスの天然水、ここで持ってきた水をすべて入れ替えた。一休みしてからいよいよ稜線までの登り、昔の記憶では急登で大変だった思い出があったけど今回は順調に登り稜線に到着。
稜線上は花崗岩の白砂で振り返ると富士山が見えた、しばらく歩いて建て替え中の薬師小屋の側を通り薬師岳に到着〜北岳が目の前にどぉーんと見え迫力満点。時間もまだ早いので山頂でのんびりとしてから観音岳に向かう、稜線上はまだシャクナゲなどの花が咲いている。日本庭園みたいな稜線歩きから岩稜帯になると観音岳に到着、ここでも時間があるのでのんびりと景色を楽しみます。観音岳から地蔵岳まではいったん下ってアカヌケの頭までの登りがきつかった、本来ならここの分岐から一気に早川小屋まで行きたかったが、鳳凰小屋まで下らなくてはならない。明日の朝の登り返しを思うと憂鬱になるけど仕方ない、小屋に予約を入れたときに混みますよと言われていたけど、小屋に着いたらテント場も満員でテントを張れなかった人達も小屋に入ってきたので超満員状態。外のベンチも満員でなんとか場所を確保して夕食を作った、小屋の食事は5回戦くらいになっていた模様自炊で良かったわ。同じテーブルになった人達と山の話しをして過ごし楽しかった。さて、明日は長丁場頑張ろう。
16日
3時過ぎには出掛ける人達がいて寝ていられずに起き出す、4時過ぎには明るくなって来たので外で朝食のパンとスープとコーヒーを飲んで準備します。しかし、海の日の連休とは言え鳳凰小屋さんも1年で一番混んでいたのでは?前後の小屋がやっていない影響もあったのかもですね。さてと、アカヌケの頭分岐まで頑張って登ります。分岐についていよいよ早川尾根に入る今日も天気が良いので歩くの楽しみ、最初は高嶺までの登る途中ですれ違った人に話しを聞くと、早川小屋に泊まったとのことで、どうでしたか?と聞くとテン場も小屋も混んでいたと話してくれた。最初避難小屋で一人で泊まるのは心細かったので鳳凰小屋にしたけど、泊まっても良かったかもと後で思いましたが後の祭り。
高嶺の登りは結構な急登なのですが途中でなんとオコジョに遭遇、最初は登山道に出てきて私の顔を見て引き返していった。そのまま登っていくともう一匹出てきそうに成り直ぐに茂みに戻ったところ、さっき見たオコジョが目の前を横断していったきっとペアなのかもね。すばしっこくて写真に撮れなかったけど初めてオコジョ見ました〜可愛かった。山頂に着いたら3人の登山者が休んでいます、皆さん早川小屋から来たとのことで下りは岩場なので気を付けてくださいねとアドバイスしてくれた岩場は下りの方が怖いので慎重に下って白鳳峠に着来ました。
白鳳峠から登っていくとなんと前に入っていた山岳会の2人に遭遇、彼女達は早川小屋に泊まっていたとのことだったので私も泊まっていたらばったりで楽しかったのにな〜と思うと惜しかった。二人は高嶺を往復して白鳳峠から広河原に下りると言うのでお互いに頑張りましょうと別れた。赤薙沢の頭を登り下ったところが広河原峠、峠から早川小屋までは穏やかな尾根道を歩いて小屋に到着しました。誰も居ない閑散としている小屋の中を覗いてみる、やはり小屋は管理人がいないと荒れてしまいますね出来ればまた復活して欲しいけど無理だろうな・・・
さてとここからアサヨ峰までコースタイム3時間かかる、北沢峠の16時の最終バスに乗らなくてはならないので先を急ぐ。小屋からミヨシの頭までの登りが一番大変、ピークに登るとアサヨ峰までの稜線が見えてもう一踏ん張りアサヨ峰にやっと着いた時には疲れた〜と声に出してしまった。ここで夜叉神峠小屋で貰ってアサヨ峰に着いたら食べようと取っておいたソルダムを食べる美味しい〜ほっとひと息つきました。さてと後は北沢峠に向けて3時間、栗沢山までは岩稜帯なので慎重に歩いて山頂に着いた。ここから長衛小屋まで下りるコースを使うと30分短縮できるけど、初めて甲斐駒に登ったときに仙水峠から登ったのであえて仙水峠に下りる。16年振りの仙水峠も仙水小屋も変わっていないが長衛小屋は綺麗になっていて驚く、そしてテント場が満員だったのにはビックリでした。北沢峠のバス停は小屋が建て替えられて綺麗になっていてこちらもビックリ、なんとか最終バスに乗れましたが遅れてくる人が居るというので10分待ったけど来ないので出発してしまう。先行してきた人には気の毒だけど仕方ないですね、広河原でも大変なことになっていてつくづく連休中の混雑を実感した。天気に恵まれ17年前の山行に思いをはせながら歩いて、なんとか予定した早川尾根からアサヨ峰を歩けて大満足の山行でした。
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この記録に関連する本
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山/行った場所
- 鳳凰山 (2841m)
- アサヨ峰 (2799m)
- 地蔵ヶ岳 (2764m)
- 栗沢山 (2714m)
- 長衛小屋 (1990m)
- 杖立峠 (2184m)
- 苺平 (2515m)
- 白鳳峠 (2450m)
- 鳳凰小屋 (2380m)
- 夜叉神峠登山口 (1380m)
- 南御室小屋 (2420m)
- 薬師岳小屋 (2720m)
- 北沢峠 (2032m)
- 早川尾根小屋
- 仙水峠 (2264m)
- 夜叉神峠 (1770m)
- 薬師岳 (2780m)
- 高嶺 (2779m)
- 北沢峠 こもれび山荘 (2036m)
- 仙水小屋 (2130m)
- 砂払岳 (2740m)
- 仙丈ヶ岳二合目登山口 (2000m)
- アカヌケ沢の頭 (2750m)
- 火事場跡 (2306m)
- 夜叉神峠小屋 (1788m)
- 広河原峠 (2344m)
- 赤薙沢ノ頭 (2553m)
- 鳳凰小屋分岐 (2695m)
- ミヨシノ頭
- 早川尾根ノ頭 (2463.7m)
- ガレ場
良いルートですね!私も4年前の海の日連休で夜叉神〜白鳳峠〜広河原で歩いたので懐かしく拝見させて頂きました。やはりこの連休の鳳凰小屋は激混みなんですね・・・。テン場で幕営できなかった人は小屋内泊まりになってしまうんですか?布団に2人とかギチギチなんでしょうねぇ。私の時は薬師小屋でしたが、やはりそんな感じで全く寝られず、途中から食堂へ行って座って突っ伏して寝てました
ryo555さん、おはようございます。
私を追い越していった人達は夜叉神〜白鳳峠〜広河原を日帰りする人達でした
15日の鳳凰小屋は150人泊まったらしいですこうなるとテント泊も大変、狭いところだと早めに着かないと張れ無いこともあるのですね。
私の歩いたコースryo555さんだったらも早川小屋にテント張れば十分歩けますよ、早川尾根は静かで見晴らしが良い尾根なので是非歩いて見てください
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