赤石岳〜荒川三山〜小河内岳

2017年07月15日(土) 〜 2017年07月17日(月)

• GPS: 47:07
• 距離: 33.3km
• 登り: 3,995m
• 下り: 3,320m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:48
• 休憩: 0:47
• 合計: 9:35

9:06 椹島ロッジ
10:34 10:38 カンバ段
12:50 12:50 赤石小屋
13:26 13:27 富士見平
14:35 14:54 北沢源頭
16:01 16:03 赤石岳・小赤石岳間分岐
16:24 16:29 赤石岳
16:49 17:01 赤石岳・小赤石岳間分岐
17:14 17:15 小赤石岳
18:10 18:13 大聖寺平
18:41 荒川小屋

2日目

• 山行: 13:28
• 休憩: 0:34
• 合計: 14:02

4:23 荒川小屋
5:24 5:27 お花畑（荒川前岳南東斜面）
6:17 6:17 中岳
6:22 6:24 荒川中岳避難小屋
7:51 7:59 悪沢岳
9:01 9:01 荒川中岳避難小屋
9:05 9:06 中岳
9:42 9:56 前岳
12:17 12:17 高山裏避難小屋
13:14 13:15 板屋岳
15:43 15:46 小河内岳
16:39 16:40 前小河内岳
17:20 17:21 烏帽子岳
18:25 三伏峠小屋

3日目

• 山行: 1:47
• 休憩: 0:02
• 合計: 1:49

6:19 三伏峠小屋
6:36 6:38 塩川・鳥倉ルート合流点
7:03 7:03 水場
7:30 7:30 豊口山のコル
8:04 8:04 鳥倉林道登山口
8:08 ゴール地点

[1日目]
09:07 椹島
10:35 樺段*
12:52 赤石小屋
13:27 富士見平
15:58 東尾根分岐
16:23 赤石岳
16:47 東尾根分岐
17:14 小赤石岳
17:32 小赤石岳の肩
18:09 大聖寺平
18:41 宿泊
[2日目]
04:23 宿泊
06:13 中岳 (荒川中岳)
06:21 中岳避難小屋
07:44 悪沢岳 (荒川東岳)
09:01 中岳避難小屋
09:05 中岳 (荒川中岳)
09:11 休憩(〜09:33)
09:40 前岳 (荒川前岳)
11:16 小広場
11:58 水場
12:18 高山裏避難小屋
13:14 板屋岳
14:50 休憩(〜15:11)
15:43 小河内岳
16:39 前小河内岳
17:20 烏帽子岳
17:56 水場分岐
18:06 水場
18:13 水場分岐
18:22 三伏峠
18:24 三伏峠小屋
18:30 三伏峠小屋
18:33 宿泊
[3日目]
06:18 宿泊
06:36 鳥倉/塩川分岐
07:01 水場
07:29 豊口山間のコル
08:06 鳥倉登山口BS
08:08 移動の終了

天候

7/15 晴れ後ガス　7/16 晴れ後ガス強風時々雨後ガス強風　7/17 ガス

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

毎日あるぺん号
http://www.maitabi.jp/bus/tokusyu1.php
伊那バス
http://www.ibgr.jp/general-route/

コース状況／危険箇所等

前岳から高山裏避難小屋方面に少し進んだ尾根道はやや崩落しています。

写真

7/15 5:44

畑薙第一ダム夏季臨時駐車場。
毎日あるぺん号のバスで5：30過ぎに来ましたが、すでに長蛇の列。

7/15 6:15

東海フォレストの送迎バスは28人乗り4台構成です。写真ボケていますが大体この水場より前に並んでいた人は6：00発の臨時便に乗れました。残念ながら自分はそこから10人ぐらい後ろにいたので、バスが椹島ロッジから戻ってくるまでの2時間待ちとなりました。

7/15 9:06

宿泊料の一部である施設利用券に3000円を払い、送迎バスで椹島ロッジに9：00前に到着。水はトイレ横のキャンプ場施設の中で汲みました。

7/15 9:14

登山口手前にあった花。
殆どの人は千枚小屋方面に向かいました。自分は天気が良かったら鳥倉口方面に行くつもりだったので、赤石小屋方面に行きました。

7/15 10:23

コアジサイ。
東尾根は急登ですが、登る人は少ないので自分のペースで登れます。

7/15 11:06

ギンリョウソウ。

7/15 12:50

赤石小屋に13：00前に到着。
賑わっていました。ここの水はタンクからの給水になりますが、無料です。

7/15 12:52

赤石小屋のテン場を上から覗いたのですが、一張も見えません。時間はやや遅いのですが、荒川小屋まで行くことにしました。

7/15 13:40

富士見平からの赤石岳。
ガスが出てきました。富士山は雲が多く、きれいに見えませんでした。

7/15 14:02

ヨツバシオガマ。

7/15 14:03

このトラバースの道には花がたくさん見られます。

7/15 14:29

サンリンソウ。

7/15 14:35

ウラジロヨウラク？

7/15 14:38

ハクサンチドリ。

7/15 14:41

テガタチドリ？

7/15 14:46

ハクサンイチゲ。

7/15 14:48

ミネウスユキソウ。

7/15 14:48

イワオウギ。

7/15 14:50

ミヤマカラマツ。

7/15 14:52

タカネグンナイフウロ。

7/15 14:53

ハクサンフウロ。

7/15 14:57

クロユリ。
トラバースルートから尾根に上がる道は急できついです。

7/15 15:17

シナノキンバイ。

7/15 15:22

イワベンケイ。

7/15 15:25

コイワカガミ。

7/15 16:03

オヤマノエンドウ。

7/15 16:07

ガスが晴れて赤石岳が見えてきました。
小赤石岳との分岐にザックをデポし、サブザックで赤石岳山頂に向かいました。

7/15 16:19

ミヤマシオガマ。

7/15 16:28

16：30近くですが、赤石岳山頂。
この時間になれば人は少ないと思っていたのですが、赤石岳避難小屋が近くにあるので、10人ぐらいいました。

7/15 16:35

赤石岳山頂にいた人達は皆さん石岳避難小屋へ行きました。

7/15 17:13

小赤石岳。
17路過ぎましたので、誰もいません。

7/15 17:14

7/15 17:22

アカイシミヤマクワガタ？

7/15 17:27

ハクサンシャクナゲ。

7/15 17:29

ショウジョウバカマ。
ほとんど終わっている物が多かったですが、残雪が残っている場所に状態の良い物が1本だけ残っていました。

7/15 17:32

チングルマ。

7/15 18:28

荒川小屋手前のトラバース道にある残雪。
例年より少し残雪量が多い感じです。そういえば、今回の山行で残雪の上を歩いたのはここだけでした。

7/15 18:47

荒川小屋到着。19時前です。
山登りのセオリーに反する時間ですね。でも、これであさっての行程が楽になります。

7/15 18:51

テン場。
3連休の初日にここまで来る人は少ないですね。ここで幕営しました。

7/16 4:31

翌朝、4時半前に出発。この先のお花畑を見たかったので、少し遅めの出発です。

7/16 4:53

ハクサンフウロ。

7/16 4:55

ミヤマキンポウゲ。

7/16 4:56

赤石岳。

7/16 5:13

タカネヤハズハハコ。

7/16 5:19

お花畑の花。
昨年のこの時期は既に花は終わっていましたが、今年は下の方は少し咲いていますが、上の斜面はまだあまり咲いていませんでした。クロユリもまだ蕾でした。

7/16 5:31

アオノツガザクラ。

7/16 6:15

中岳。
前岳の分岐にザックをデポし、サブザックでここまで来ました。
千枚岳方面から来る人が段々増えてきました。

7/16 6:25

悪沢岳。

7/16 6:56

蘭の仲間だと思うのですが、名前が分かりません。

7/16 6:57

シコタンソウ。
マツムシソウはまだ蕾でした。

7/16 7:00

?

7/16 7:07

イワツメクサ？

7/16 7:09

ミヤマオダマキとハクサンイチゲ。

7/16 7:19

イワベンケイ。

7/16 7:35

チョウノスケソウ。

7/16 7:51

悪沢岳山頂。
尾根に上がると、北側からの風が強かったのですが、山頂の標柱がある南側の斜面は穏やかでした。5年ほど前から7月の三連休はほぼ毎年ここにいていますが、雨に当たらなかったのは初めてです。前岳分岐に戻ります。

7/16 8:06

尾根の北側にハクサンイチゲがたくさん咲いていました。

7/16 8:08

7/16 8:25

中岳方面。

7/16 8:30

7/16 8:51

イワヒバリ。

7/16 8:56

イワウメ。

7/16 8:57

ハクサンシャクナゲ。

7/16 9:00

中岳避難小屋まで戻ってきました。

7/16 9:36

タカネツメクサ。

7/16 9:42

ザックを回収し、前岳に来ました。

7/16 9:42

前岳。
この鳩、赤石岳は山頂付近がガスに覆われてしまいました。

7/16 10:05

7/16 10:11

ツガザクラとコイワカガミ。

7/16 10:17

山と高原地図で危険マークがある箇所です。雨風が強い時は四つん這い出歩いたこともあります。今日は比較的穏やかでした。

7/16 10:19

ミヤマキンバイ。

7/16 10:19

つづら折りの道で下ります。

7/16 10:20

ミヤマダイコンソウ。

7/16 10:35

キバナコマノツメ。

7/16 11:15

樹林帯に入ってコミヤマカタバミ。

7/16 11:21

ズダヤクシュ。

7/16 11:23

ツマトリソウ。

7/16 11:28

えーと。

7/16 12:01

ヤマサギソウ？

7/16 12:10

シロバナヘビイチゴ？

7/16 12:14

高山裏避難小屋が近づいてくると、登山道脇に花が増えてきます。たまにアザミがあってチクチクしますが。

7/16 12:17

高山裏避難小屋。
毎年静かなここにでテン泊していました。9:10の鳥倉登山口のバスに乗るには2時半には出発しないといけないので、混んでいるを覚悟して三伏峠へ向かいました。

7/16 12:19

ムカゴトラノオ？

7/16 12:20

ニョウホウチドリ？
ハクサンチドリだと思って写真を撮ったのですが、家に帰って見たら花の形が違いました。高山裏避難小屋から尾根に上る途中です。前小河内岳付近にも少し生えていました。

7/16 12:41

タカネコウリンカ。
ほとんとは蕾でした。

7/16 12:51

マルバタケブキ。

7/16 13:04

?

7/16 14:37

雨が降り出してきて5分ほど停滞していたら、また薄日が射してきました。これから登る小河内岳も見えてきました。このまま持ってくれればと思ったのですが、残念な天気となってしまいました。

7/16 15:29

また雨が降り出してきたので、雨具を着ました。その途端、雨は殆ど止んだのですが、ガスと風が出てきて周囲の景色が見えなくなりました。

7/16 15:43

小河内岳山頂。
ガス強風ですが、気温は高めなので寒くありませんでした。

7/16 15:58

ヒメイチゲ。
尾根を東側に巻く道は風も弱く穏やかです。

7/16 15:59

ミネザクラ？

7/16 16:05

ゴゼンタチバナ。

7/16 16:08

尾根上の道は常に風にさらされている感じですが、そういった場所にはハクサンイチゲが生えていました。

7/16 16:56

ミツバオウレン。

7/16 17:19

烏帽子岳。

7/16 17:53

三伏峠小屋近くのフェンスで囲まれたお花畑。
フェンスの内側と外側では明らかに花の数が違います。それだけシカの被害は深刻であるということでしょうか。

7/16 17:54

ここも何度か通っていますが、こんなに花が咲いてるのを見るのは初めてのような気がします。晴れてくれればなぁ。

7/16 17:56

三伏峠小屋の水場への分岐付近でいつも写真を撮ります。今年はガスガスの写真になってしまいましたが、晴れた時のここからの景色がお気に入りです。昨年の写真を埋め込んでみました。

7/16 18:29

水場で水を汲んで三伏峠小屋に到着。テン場はやはり混んでいました。小屋で受付をすると、昨日は幕営する場所がないほど混んでいたが、今日は空きがあると言っていました。

7/16 18:52

よーく見ると、テン場の真ん中にスペースがありました。見に行ったら、隣のテントから大いびきの音がしましたので、静かにその場を立ち去りました。登山道を挟んだ反対側の小スペースがあったので、そこに幕営しました。

7/17 5:00

翌日は夜中から雨が降っていました。朝方止んだのですが、ガスガスです。天気がよければ、三伏山にでも登ろうと思ったのですが。テント畳んで帰ります。

7/17 6:44

桟道は濡れていると滑りやすいので、気をつけて歩きました。

7/17 7:11

オサバグサがたくさん咲いていました。

7/17 7:49

鳥倉登山口近くのこの場所、結構滑りやすく、転ぶことが多です。今年も転んでしまいました。

7/17 7:54

センジュガンピ。

7/17 8:04

鳥倉登山口到着。
林道はほとんど濡れていません。雨が降ったのは山の方だけのようでした。バスは2台で、1台は伊那大島駅と松川インターに行く乗客が主体、もう1台は駐車場へ行く乗客が主体でした。

7/17 8:49

岩場の上に生えていた花。

7/17 11:07

松若インターバス停。
まだ午前中なので、高速バスで帰ることにしました。高速のバス停は写真左奥の駐車場方面にあります。この時間なら渋滞に巻き込まれないと思ったのですが、残念ながら2時間遅れで新宿に到着しました。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR1300 カシオ

COOLPIX B500 ニコン

感想

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7月の3連休はここ5年ほぼ毎年行っている荒川三山、赤石岳に行ってきました。この時期は梅雨末期の為、例年、雨ガズ強風にやられていて下山する日に梅雨明けとなることが多かったです。今年は梅雨明けとはならなかったのですが、そこそこの天候に恵まれ、満足の行く山行となりました。