ホソバヒナウスユキソウ咲く西黒尾根から谷川岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,316m
- 下り
- 1,317m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
蛇紋岩がよく滑るので注意してください。 |
その他周辺情報 | 120号線「望郷の湯」 コンビニで割引券取得、食事つき1000円がお得です。 |
写真
感想
久しぶりに西黒尾根を歩いた。
樹林帯を過ぎると視界が開ける。後方には白毛門、笠ヶ岳、朝日岳
が目に飛び込んで来た。西側から見るのは久しぶりで大変うれしかった。
太陽が背中から当たり焼けるように熱い。
西南西に進む西黒尾根が、ゴツゴツとした背中をむき出しにしている。
急登の鎖場を二つ越すと通称ラクダの背に着いた。少し下ると「巌剛新道」が合流する。ここで新道からきたお二人が休んでいた。少し言葉を交わした。先に目を向けると延々と急登が続く。果たして越えらるだろうか? ザンゲ岩が確認できた。あそこを過ぎれば若干斜度が緩むだろう。
黄色のペンキの目印を追いながら急登をこなして行く。確実に一つ一つ
慎重に登る。磨かれた蛇紋岩がよく滑る。ペンキの目印はロスが少なくなり大変有難かった。ザンゲ岩を右から巻くと草原地帯になる。遥か先にケルンが見た。冬季登山の人たちには、海を照らす灯台に見えるだろうか。
私たちも当然に嬉しかった。
冷たい風が首筋をよぎる。その一帯は雪田地帯であった。スプ−ンカットの固い斜面を慎重にこえて、ようやく肩の小屋に無事到着した。
西黒尾根を登った人は確認できたのは八名である。ロ-プウェイ方面から来る登山者は平日であるのに、列が途切れない。肩の小屋で小休憩中にも
混雑ぶりがうかがえた。いかにも登山初日と思える人たちもいた。
ここまで沢山の高山植物を見ることが出来た。高山の尾根歩きは久しぶりである。暑いのにはうんざりするが、目にする花々はどれをとっても美し
すぎた。それぞれが輝いていた。花の一生は当たり前だが短い。その数日
間にすべてのエネルギ-を使い果たす。そのエレルギ−は全て冬季に備えた
ものである。人が来ても来なくても、精一杯与えられた生命を使い切り、そして翌年も同じサイクルを繰り返す。生きている限りこれは続ける義務があるのだろう。
健康に感謝して小さな生命に負けないようにと、ふと思った。
つたない文ですが最後まで読んで頂き有難うございました。
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