サースフェーの隠れベストルート
- GPS
- 04:51
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 572m
- 下り
- 917m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 4:51
天候 | 晴れ⇒曇り⇒雨⇒晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・フェルスキンのロープウェイ駅より冬季スキーリフト小屋まではChessjen氷河の末端の雪渓部を等高線と平行にトラバース。トレースしっかり有り傾斜も緩くアイゼン無で全く問題ない。 ・スキーリフト小屋からブリタニァ小屋。 夏道は雪渓で埋まっている模様。それよりやや低い所で雪渓トラバース状のトレースでブリタニア小屋を目指す。しかし雪渓が切れているガレ場と雪渓歩きが交互にありガレ場のトラバース歩行はなかなか困難。自然落石も近くで発生。 |
写真
感想
今回の旅行。ヴァリス山群のハイキングベースは最初はツェルマットを考えたのだが計画を立てながら急遽サース・フェーをベースとする事に変更した。
実際来てみるとサース・フェーはツェルマットに比べずっと静かだし、ハイキングしかやる事が無いような村。でっかいホテルも少ない様でツアー客も来るには来るが夕方にはそのバスも居なくなる。
明日はこの村を離れなければならない。昨日悪天で歩いてない分、今日はガッツリ登山らしく歩こうという事でこのコースとした。
同宿の経験豊かな日本人御夫婦に、このコースを勧められた事もある。実際短い同宿中、ほかにも彼の御夫婦には幾つも貴重なお話を戴いた。
さて、そういう情報やネット情報によればこのコース、氷河横断はあるが実際には残雪歩きでアイゼンも要らないと事前に判断できた。
しかしながら、道標も青と白。気を引き締めて行かなければばらない。
その道標によればフェルスキンからブリタニア小屋までは1時間15分とあるが、私達も前後のパーティも2時間程度掛かっているようだ。多分理由は、夏道を使うには早過ぎ、残雪トレースも消え掛かりモレーンの岩場トラバースを強いられたからだろう。近くで落石が遭ったり浮石多くなかなか気を抜けない2時間だった。
(後日追記:8月から重機で整備された夏道が整備されるらしいです。利用される方は必ず実際に確認してください!)
ブリタニア小屋せ昼食を取った後は、最初の氷雪帯を抜け北に向いてEgginer(3367)〜Mittaghorn(3143)〜プラティエンに向かう稜線東側のトラバース道はガレ場が多い。でも右下の絶壁を見なければ(笑)なんでもない。
それどころかシュタインボックに会えたりお花畑の中でエーデルワイスの群生を観たり飽きることが無いハイキングが出来た。
サース・フェーの短い滞在中天気が悪い日もあったが二度のワンデルングで二度ともエーデルワイスに出逢い、ドームを盟主とするミシャベル山群とも終始相対して、あっという間の3日間だった。ここはまだまだ訪れたいコースが残っている。
コメント
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シュンさん、こんにちは。
この時期、ツェルマットは日本人だらけなので、
(しかも、団体さんで)
せっかくの海外旅行の情緒を大切にするためにも
サースフェーへ行かれたのは、大正解です。
ハイキングでのお花チェックですが、
エーデルワイスに出会えて、良かったですね。
あと、ハイジにまつわる、この3つの花もお忘れなく!
https://www.yamareco.com/modules/diary/1884-detail-77616
間に合えばいいのですが・・・
クマ
クマさん
コメントありがとうございます。
昨年の初回スイスではツェルマットのほか山小屋利用で、モルゲンロートの逆さマッターホルンも見たし、今年はもういいや という気分でした。(もっともマッターホルンに登れやしないですが)
サースフェーにも日本人ツアーが来る事は来るのですが弾丸観光で夕方までには居なくなってくれるし他のアジア人はほとんど見かけませんでした。
ハイジにまつわる3つのお花。写真左は何度も見ました。あと2つは写真を整理してみます。
今居るグリンデルワルトは昨日今日と天気が悪いので観光に出かけましたが、人に酔っちゃいました(笑)。
ニグリテラは、たぶん日本には無い花です。
あの香りは忘れられません。
是非にでも、見つけてください。
クマ
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