三条の湯〜雲取山〜三峯神社奥宮・・のんびりまったり登山

2017年07月25日(火) 〜 2017年07月27日(木)

• GPS: 24:26
• 距離: 31.5km
• 登り: 3,012m
• 下り: 2,501m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:42
• 休憩: 0:43
• 合計: 4:25

10:19 鴨沢西バス停
10:26 10:26 所畑バス停
10:37 10:38 お祭バス停
11:34 11:34 片倉橋
12:16 12:28 塩沢橋
13:43 14:13 後山川林道終点（青岩谷出会い）
14:44 三条の湯

2日目

• 山行: 7:08
• 休憩: 6:06
• 合計: 13:14

8:52 三条の湯
12:09 12:09 三条ダルミ
13:27 13:53 雲取山避難小屋
13:56 14:10 雲取山
14:45 20:11 雲取山荘
22:06 雲取山荘でログ止めるのを忘れていました

3日目

• 山行: 8:18
• 休憩: 1:05
• 合計: 9:23

6:37 雲取山荘
7:03 7:03 大ダワ
8:35 8:38 白岩山
9:05 9:11 白岩小屋
9:31 9:36 前白岩山
9:58 10:13 前白岩山の肩
11:27 11:33 お清平
12:48 12:50 霧藻ヶ峰
14:13 14:14 妙法ヶ岳
14:23 14:47 三峯神社奥宮
14:52 14:53 妙法ヶ岳
15:37 15:39 木の鳥居
15:56 15:56 三峯神社バス停
16:00 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ〜雨のち曇り〜霧雨から曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：JR奥多摩駅から鴨沢西行バスにて鴨沢西下車、お祭林道まで徒歩
帰り：三峯神社より西武秩父行き急行バスおよび西武秩父より電車

コース状況／危険箇所等

登山道はおおむね整備されています。

三条の湯から三条ダルミまでの崩壊地点2か所は登山者により踏み固められ、崩壊...かな？と言う状態。慎重に歩けば特に危険を感じませんでした。

霧藻ヶ峰から三峯神社奥宮へのルートはあまり歩かれていないらしく霧の山中で間違えそうになりましたがGPSで合っていることを確認しながら進みました。また奥宮の崩れかけの場所は数カ所ありますが参道なので登山者ではない方も多く参拝。慎重に進めば大丈夫ですが、サンダル履きなどはオススメできません。

その他周辺情報

三条の湯は東京の水の起源であることから、気持ちの良いお風呂に入れますが石けんやシャンプーは使用禁止です。

三峯神社には温泉施設がありますが、今回はバスの時間の都合上利用しませんでした。

西武秩父駅横に「祭の湯」があります。宿泊も可能。大きなザックを置くスペースはありませんが、有料でプライベート個室を借りられるので、そこで荷物の整理を行い、お風呂に入ったり食事の間はザックをそこに置いて行動しました。

写真

7/25 10:12

奥多摩駅からバス車内から小河内ダム・奥多摩湖を観て唖然。水が少なすぎ・・・。やはり空梅雨だったのですね・・・

7/25 10:36

平日はちょうどよい時間に丹波行きのバスがありません。
9:30奥多摩駅発鴨沢西行バスに乗り終点の鴨沢西バス停にて下車。
鴨沢西バス停にはベンチしかなく、トイレなどはありません。トイレ利用はさらに前の鴨沢で降りなければなりません。

7/25 11:01

鴨沢西バス停から15分程度歩いてお祭バス停より少し先の後山林道入口に到着です。

7/25 11:11

林道テクテク歩きの私です^^;

7/25 11:21

道中、この日は休工でしたが、流出した木々を片付けてくださっていました。ありがたいことです。

7/25 11:55

一般車両通行禁止のゲートまで来ました！

7/25 12:09

東京都水道局の皆様、凄すぎです。崩壊した林道に対してこんなすごい橋を作るだなんて。

7/25 12:11

林道もアチコチ落石防止ネットが延々と取り付けられておりました。

7/25 12:28

土砂流出箇所もかなり片付けられています。

7/25 12:38

やっと塩沢橋に到着！

7/25 12:39

ここから破線ルートになっていますが、奥多摩小屋に行ける道もあるのですね。出だしはなかなか広くてきれいな道です。

7/25 12:39

ご丁寧にしっかり案内もあります。
私たちは右に曲がらず左の林道をそのまま進みます。

7/25 13:54

うわー！豪快に崩れていますね。
でもあっという間に綺麗に片づけてくれそうな気配。

7/25 14:05

そしてついにー！！

7/25 14:05

林道の終わりの場所に到着！！
ここでオニギリ休憩します。

7/25 14:06

案内もしっかり。

7/25 14:33

登山道は青岩谷橋から始まります

7/25 15:00

沢沿いをテクテク30分弱歩いたところで三条の湯到着です！！

7/25 15:00

こちらはテント場。本日はどなたもいらっしゃいません。

7/25 15:00

三条沢は綺麗ですねー。

7/25 15:00

テント泊初めてなら、ここも良いですねー！

7/25 15:02

なんだか立派な建物です。
昨年増築されたみたい。

7/25 15:04

はぁ、着いた着いた！！

7/25 15:06

三条の湯。三條の湯っていう表記も。

7/25 15:06

熊さんがお出迎え。いや、本物の熊さんはご遠慮願いたい・・・

7/25 15:07

受付前の案内図です。

7/25 16:02

お風呂の時間は受付表の裏にありました。1時起きの男女交代です。
ご飯の時間は、今回は私たちしか宿泊者がいないとのことで、朝食時間をずらしてくださいました。

7/25 15:21

三条の湯の効能です。

7/25 15:22

二人でそれぞれ貸し切り！！
お湯はぬるければ温め直すことが可能ですが、もともとは薪で炊いてくださっています。

7/25 17:40

本日の夕食。
オーナーが仕留めた鹿の燻製付き！
サラダのお野菜もオーナーお手製。サニーレタスも、ビーツも♪

7/25 19:02

お部屋の前のヤマユリ。綺麗に咲いています🌸

7/26 6:40

雲取山へは部屋の前、トイレの横からスタートとなります。

7/26 6:42

今回私たちが貸し切り状態でお借りした「雲取」の間。

7/26 7:26

そして朝食！
朝食のお味噌はオーナーの手作り。お味噌汁の具の大根も育てたものだそうです。

7/26 9:01

三条の湯の水場（自炊場）と公衆トイレ。トイレはペーパーもダブルで常備。バイオトイレで綺麗です。

7/26 9:53

三条ダルミまで霧の中をテクテクテクテク。

7/26 10:06

道中の蛙さん。歩いていたら登山道からどいてくれました🐸

7/26 11:05

一本道なので迷いようがないですが、道標、ありがたいことです。

7/26 11:24

水無尾根だけど水場。火照った顔を洗わせていただきました＾＾

7/26 11:51

わー。これ、苦手なんです。私。
大したことないように見えて・・・わーわー

7/26 11:55

お次はこちら。一歩一歩しっかり踏みしめて進みます。

7/26 11:59

お次はこちら。(つд⊂)エーン長いよー

7/26 12:01

ここが一番高度感があったかなー。
ottoに助けてもらいました。あは

7/26 12:14

木の根っ子は慎重に！

7/26 12:33

やっとの思いで三条ダルミに到着！この頃が一番雨が降っていたかも。

7/26 12:33

三条ダルミからは雲取山と飛龍山に進めます。

7/26 12:36

少し雨宿りできるところで小休憩。

7/26 13:46

あー！！やっと雲取山避難小屋が見えてきた！

7/26 13:46

山梨県が示す山頂標は避難小屋の手前。

7/26 13:47

避難小屋は広くてきれいです。
前日秩父側は大雨だったらしく、雨宿りしながら過ごしている方々がおりました。

7/26 14:00

前回来た時とは大違いの立派な山頂標！
あれ？2017mではなくて2017.1mだったのですねぇ。
こちらは東京都と埼玉県の共同のようです。

7/26 14:19

後ほど雲取山荘の方に聞きましたが、本当に2017年限定の標なのだとか。建設のあらましや許可の大変さなど、色々あったとか。
晴れていればこの後ろに富士山がーー！！！

7/26 14:20

ここから三峰神社まで何キロかの道標がスタートです。

7/26 14:20

三角点

7/26 14:20

立派な原三角点

7/26 14:24

各標の立ち位置はこんな感じです。
このタイミングで山頂にいたのは、避難小屋にいた人たち含めてなんと三組だけ！まぁ、この景色ですものね。。。

7/26 14:22

さてさて。私たちは雲取山荘へ向かいます。

7/26 14:37

凍結していたら確かに滑落注意かな・・・

7/26 14:48

山頂から山荘まで何か所か大きな水たまりがありそれを避けたりしつつ、ようやく雲取山荘に到着！
私たちが本日は一番ノリのようでした。

7/26 15:05

こちらが噂の雲取山荘宿泊者に贈られるY2017×2017Mの記念バッチ！
オークションで売らないでねって言われましたよw

7/26 15:16

お馴染みの「くもとり沢やか水」

7/26 15:17

お水は豊富なのか、ずっと出っぱなし。

7/26 15:25

雲取山荘、本日は私たちと単独男子、そして11名のグループの三組だけでした！テントも0でしたー！！

7/26 17:58

本日の夕食もハンバーグ♪

7/26 19:43

気になって買ってしまった秩父メロンサイダー。
炭酸多めです。

7/27 5:26

そして朝食は、大人のふりかけ付き！

7/27 7:04

そして雲取山からいよいよ三峯神社へ向かいます。
体力温存のため、今回は女坂をチョイス。

7/27 7:24

程なくして「大ダワ」に到着。

7/27 7:24

道標も丁寧に。

7/27 7:42

私がほかの方のレコや遭難者の記録を観てビビりまくっていた地点、その1がスタート！注意事項は冬だけ気を付けろってことみたいですけど、、、。

7/27 7:59

少し上って分岐。

7/27 8:18

木の階段。昨日よりは怖くなかったです。

7/27 8:23

木の柵があるだけでこんなに安心できるとは。

7/27 8:42

そして芋ノ木ドッケに到着！安堵している私w

7/27 8:57

しばらくして三峰の一つ、白岩山に到着。

7/27 8:57

三角点見っけ！

7/27 8:58

白岩山の休憩スポット。

7/27 9:26

そして白岩小屋が見えてきました。

7/27 9:27

ガラスは割れていて建物も傾いていますが・・・避難小屋としては使用される方もいらっしゃるのでしょう。
毛布や布団も置いてあります・・・。

7/27 9:28

白岩山の展望台。絶景！！！も霧の中。

7/27 9:57

こんな道が続けばよいのにな・・・

7/27 9:57

なんて思っていたら前白岩山に到着。

7/27 10:18

そして前白岩の肩のご案内。
ドキドキドキ・・・

7/27 10:25

なんか写真だとわかりにくいんですけれど、下るには滑りそうで気を遣う岩場。。。

7/27 10:47

道標、丁寧ですね。一本道ですけれど・・・

7/27 10:49

肩だけあって結構な急坂が続きました。

7/27 11:54

やっとホッとできるスポット。お清平に到着。

7/27 11:54

ここには分岐もあります。

7/27 12:22

そしてついに登ってくる人と出会った霧藻ケ峰に到着！

7/27 12:22

ですが、平日なので小屋はお休み。

7/27 12:25

思っていたより全然大きかった秩父宮のモニュメント。

7/27 12:26

展望は・・・・・やはり霧の中＾＾；ここでお昼休憩と取りました。

7/27 13:13

それから地蔵峠に到着。

7/27 13:13

ここにも分岐が。

7/27 13:13

地蔵峠のお地蔵様。

7/27 13:32

ここで突然の距離表記！

7/27 13:38

霧が濃くなってきました・・・雨はスッカリ上がっています。

7/27 13:43

炭窯跡に到着です。

7/27 13:44

7/27 13:50

この濃霧の中さらに濃霧っぽい奥宮への分岐。
今回は奥宮に向かいます。

7/27 14:05

奥宮まで1km...
ほかに比べてあまり人は入っていない模様ですが道はしっかりあります。

7/27 14:16

本当に合っている？なんて不安になるような濃霧の中あずまやが見えてきました！

7/27 14:18

あずまやから奥宮の鳥居が。
ザックはデポしてお参りに行かせていただきました。

7/27 14:18

ここから・・・えー！まだ600mもあるのー？！？！
三峯神社側からの合流地点です。

7/27 14:18

それではお参りさせていただきます。

7/27 14:23

最初は細めの巻道程度。

7/27 14:32

奥宮鳥居。これより奥宮の領域でしょうか。神聖な感じです。

7/27 14:38

階段、鎖場の注意にビビりまくり。

7/27 14:39

ここは右側がしっかりしているのでドキドキしながらも進めます。

7/27 14:40

急な階段ですが柵がしっかりしているので柵を頼りに進みます。

7/27 14:44

これが噂の崩れかけの木橋！
補強はしてあるようですが、、、。
下りは岩の方を通ったほうが落ち着きました。

7/27 14:46

階段、急ですね。柵が頼りになります。
決して駆け上ったり駆け下りたりしないように・・・

7/27 14:48

階段の最後は鎖場で岩です。

7/27 14:52

上から見るとこんな感じ。

7/27 14:51

こちらが妙法が岳の山頂です。

7/27 14:54

あぁ、やっと奥宮にたどり着きました。
今までずっと霧の中だったのに、奥宮最後の石階段のあたりから霧が晴れていることに気が付きましたか？
色々な想いと今までの怖かった道のりを含めて感極まってしまった私ですが、改めてこの霧の晴れ間に神聖さを感じました。

7/27 14:55

奥宮の横には多くの狛犬、、オオカミ様がいらっしゃいました。

7/27 15:37

東屋に戻ってきました！！

7/27 15:40

程なく進むと以前途中敗退した地点。
東屋まであとほんの少し、という地点でしたがもうガスガスです。

7/27 15:54

とにかくガスガス。視界よくないです。
ヘッドランプが恋しくなるような暗さです。

7/27 15:56

あ！これ覚えています。あともう少しで雲取山からの道と合流かな？

7/27 15:59

おぉ。合流の道標です。

7/27 16:00

奥宮への最初の鳥居の地点まで戻ってきました。

7/27 16:12

私たちは三条から登ったのでカウントしませんでしたが、登山カウンター。

7/27 16:12

登山カウンター手前の鳥居。本当に濃い霧の中。

7/27 16:12

や、山道・・・＾＾；

7/27 16:18

舗装道路に戻ってきました！
マメができた登山靴には堪えますねー。降りてきても霧は濃いまま。

7/27 16:22

やっと三峯神社まで戻ってこれました！
ありがとうございましたー！！！長かったー。

7/27 16:55

三峰口駅・西武秩父駅行の終バスは16:30から17:30に延長されています。9月の中旬まで・・・かな？16:30のバスはありません。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS SZ-16 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 折り畳み傘 筆記用具 ガイド地図 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 手ぬぐい タオル カメラ

感想

yamanekonya

2017年に2017(.1)mの雲取山に登りたい！！
雲取山荘の記念バッチを貰いたい！！
...と言う強い気持ちと...
(ottoが25年くらい前に泊まったという)三条の湯に浸かってみたい！！
...と言う強い憧れと...
前回途中敗退した、三峯神社奥宮にたどり着きたい！！
...と言う強い克服心で...

三条の湯から雲取山に登り、雲取山荘にも宿泊し、三峯神社側降りる途中で妙法ヶ岳・奥宮に立ち寄る、というノンビリ2泊3日の山行を計画し、行って来ました！！

まさか、自分の足で三峯宮の白岩山・妙法ヶ岳・雲取山を1日で廻れるとは思っていなかったので、安堵すると共にヘタレで怖がりな私は奥宮に着いた途端涙すると言う状態でしたが、
最終的に怪我もなく無事に想いを達成することができ、本当にホッとしています！！

滑落の多いコースだし、危険だとか表示はあるし、一部崩壊の噂もあるコースでしたが、そこはさすが東京の最高峰。どんな霧ばかりの悪天候でもすれ違う人が数える程とは言え居ましたし、危ないところは整備され踏み固められ、問題も無かったように思えます。

スピードよりも安全を。
ノンビリマッタリでも素敵な思い出の山行を。
そんな気持ちのある方には参考に出来るかもしれないと思いつつヘタレ山行の記録を残しておこうと思いました。参考に・・・ならなかったごめんなさい（苦笑）

コメント

yutaka27

お疲れ様でした
二泊されたんですね。お天気が悪かったので楽しんで歩く事はできなかったので、と天気のいい時にまた行きたいと思いました。
お祭りまでの林道歩きは疲れました。

yamanekonya

Re: お疲れ様でした
こちらこそお疲れ様でした！ありがとうございます。
私がヘタレなもので二泊プランの楽々コースにしてしまいました(汗）
小屋の方から12月がおススメだよ、と言われました。天気の良い時にまた行きたくなりますね。
林道歩きもお疲れ様でした！！