フィルストからシーニゲ・プラッテ

2017年08月01日(火) [日帰り]

• GPS: 07:07
• 距離: 16.3km
• 登り: 685m
• 下り: 881m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:30
• 休憩: 1:32
• 合計: 7:02

1:28 First
2:11 2:27 バッハアルプゼーBachalpsee
2:34 2:38 バッハアルプゼーバッハアルプ上の展望地
3:17 3:20 ブスアルプへの分岐Pass Bussalp
3:31 4:05 ファウルホルンFaulhorn
5:29 6:04 ヴェーバーヒュッテWeberhutte
7:51 7:51 パノラマコース分岐
8:30 Schynige Platte

合計時間： 7時間7分
合計距離： 16.28km
最高点の標高： 2632m
最低点の標高： 1912m
累積標高（上り）： 1562m
累積標高（下り）： 1754m
EK度数　　　　： 40.7

計画時コースタイム
着時　 標高 地点 　 　　 発時
08:35 2168 First Ⓢ 　　 08:45
09:50 2265 Bachalpsee 　 10:00
11:00 2553 Pass Bussalp 11:05
11:30 2681 Faulhorn 12:30
14:00 2344 Weberhutte 14:30
15:30 2122 Egg 15:30
16:15 2012 Panorama 分岐16:20
17:20 1967 Schynige Platte Ⓖ
実動＝6時間45分。休憩＝1時間50分
合計行動時間＝8時間35分
EK度数＝36

天候

珍しくスタートからゴールまで☀️。午後は暑いくらい

アクセス

利用交通機関：

電車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

グリンデルワルドからフィルストまでゴンドラリフト。ロングワンデルング なので始発8：00乗車
フィルスト着8:30。
トイレは下車駅ここと、バッハアルプゼー。ファウルホルンの山小屋、ヴェーバー小屋は飲食の注文無ければ2フランの有料。

コース状況／危険箇所等

EK度数＝40.7
残雪が無ければ技術的には問題無いルート。天候（雷雨は来るのか？）と体力勝負（ロング）のコース。

日本の山にはあまりない山容なので当地の1：25000地図を熟読する必要あり。山と谷を勘違いしていた個所があり自分自身に赤面（汗）した。

その他周辺情報

この時期は雷雨が必ず有る。たまたま今日はゴールの3：30pmまで無かったが。
グリンデルワルドのテレキャビン始発8:00とシーニゲプラッテから下山最終電車5:53pmと雷雨の予想時刻で歩く速度はおのずと決まる。体力勝負だ。
従ってシーニゲプラッテ植物園の散策は別の日に改めて出かけるべし。

参考図書：
1 スイスアルプス・ハイキング案内　小川清美　山と渓谷社　59ページ
2 老夫婦だけで歩いたアルプス ハイキング 塚本良則・靖子　山と渓谷社 336ページ
３ グリンデルワルト周辺を歩く　小川清美　山と渓谷社　24ページでは逆コースを紹介している

写真

8/1 8:38

10分ほどで立派な建物の前を通過。牧場の施設で観光施設ではない

8/1 8:50

歩き始めて20分。昨日はこの辺りで雨に見舞われた

8/1 8:52

雷雨用の避難小屋。昨日これに気が付いていればこの小屋で一時避難したかもしれない

8/1 9:13

バッハアルプゼーの二つの湖に挟まれたベンチ。奥にトイレがある。
後方はシュレックホルン

8/1 9:21

上の湖とこれから歩くルート

8/1 9:22

8/1 9:35

シュレックホルンの右はるか後方の△山はこの地域最高峰のフィンスターアールホルン

8/1 9:38

湖を後に登る

8/1 9:42

展望の好い所から振り返る

8/1 10:17

Gassenboden ファウルホルンとシメリホルンの鞍部で左にブスアルプへの分岐だ

8/1 10:17

この辺がバッハアルプゼーの見修め

8/1 10:38

一気にファウルホルン[Faulhorn]のピークへ

8/1 10:41

テラスにある山座同定の看板

8/1 10:42

通ってきた道。正面の近い山はシメリホルン。向こうにシュレックホルン〜フィンスターアールホルン〜アイガー

8/1 10:54

ファウルホルン頂上山小屋のテラスよりパノラマ

8/1 11:02

アイガー、メンヒ、ユングフラウ

8/1 11:02

メンリッヘンと向こうはプリュムリスアルプス

8/1 11:02

フィッシャーホルン

8/1 11:03

フィンスターアールホルンのアップ

8/1 11:03

シュレックホルンのアップ

8/1 11:03

ヴェッターホルン

8/1 11:03

近場のシュバルツホルン Schwarzhorn

8/1 11:13

8/1 11:13

8/1 11:13

8/1 11:15

ブスアルプの牧場を見下ろす

8/1 11:25

ブリエンツ湖

8/1 11:30

ファウルホルン頂上よりガレ場を降りて頂上回避の巻道と合流

8/1 11:30

巻道

8/1 11:31

ファウルホルンに向かうトレランさん

8/1 11:36

しばらく広い尾根歩き

8/1 11:40

8/1 11:41

ファウルホルンを振り返る

8/1 11:41

外人さんに劣らないペースで頑張ってる

8/1 11:56

稜線まで登ってきている牛さん、御苦労さん

8/1 11:59

右眼下にSagistalsee 。アルプの大きな水溜りか？
2段下の谷底がブリエンツ湖

8/1 11:59

お互い通るのをためらっている。この後自分たちが先を行かせて戴いた

8/1 12:09

8/1 12:14

この先遠いなあ・・・

8/1 12:15

やっと見えたヴェーバー小屋

8/1 12:29

ひと休みする

8/1 13:04

大きな尾根を巻くために右に進む（北東方向）

8/1 13:13

白い岩壁のルートはこんな感じ

8/1 13:20

巻いて西南西に向きを変える.
41の写真では山側に出来た影がここでは谷側に影。回り込んだのだ。

8/1 13:54

Egg辺り。だんだん飽きてきたな・・・

8/1 14:19

Guwturli〜Loucherhorn周辺

8/1 14:41

昨日来たパノラマコース分岐が見えてきた

8/1 14:41

上側、尾根沿いのルートがパノラマコースで植物園につながってシーニゲプラッテに至る。
下のトラバース気味のルートが寄り道なしで駅に至る道。昨日、ヒマだから両方を周回したのだ

8/1 14:51

分岐到着。下の道を40分程で駅に着くはずだ

8/1 14:57

今日の天気は夕立無。日本の2000m級の夏山みたいに暑い。駅までもうすぐ・・

撮影機器：

iPhone 6s Plus Apple

iPhone 7 Apple

感想

しゅん

このコースはスイス初年の、昨年に7月上旬にも計画したのだが その時はバッハアルプゼーから先が残雪の為ハイキングコースとしてはクローズされていた。軽アイゼンを装備して無かった事もあり止む無くブルアルプに下山した経緯がある。
　そして昨日再チャレンジ、
もスタート直後から雨でバッハアルプゼーにも届く事なく撤退の憂き目に。今日は二年越しの3度目の正直だったが見兼ねた神様のお陰か、とうとうシーニゲプラッテ迄快晴に恵まれた。

　それでも午後の雷雨は依然心配なので久々にスタートから飛ばし大柄の外国人パーティと並ぶハイピッチでファウルホルン迄たどり着いた。ゴール前2時間程は逆にカンカン照りの天気とガレ場トラバースだけの面白さに欠けるルートにペースダウン。それでも、終電に間に合えばいいとした計画より1時間半も早くゴール。その後も交通機関の乗継ぎが良過ぎてビールも飲まずに宿舎に帰った。

一つだけ気になった事が有る。
ゴール迄後2時間程となった下りで、下(シーニゲプラッテ)から登って来た日本人女性の親子とおぼしきお二人。2:00pmに近いのに「ブスアルプ迄どの位ですか？ とか ファウルホルンからバスありますか？ 」とか訊かれた。身なりも明らかに日本でハイキングに慣れているとは思えない風情。私は即座に「引き返すのが一番良いですよ」と言ったのだが「はいはい、それではもう暫く行って戻りましょう」なんて言って先に行ってしまった。あの人達チャンと戻れただろうか？。もっと強く即座に引き返すよう言うべきだったかなあ〜。お二人はヤマレコユーザとは思えないが万が一ユーザさんならコメントをいただいても構わない。
　シーニゲプラッテは自然植物園を備えた散策路からハイキングコースが続いているため軽装の観光客が入り易いのかもしれない。しかしこのコースはスイスハイキングルートでも白赤ルートなのだ。

コメント

kenji-a

Shun330さん。
最高の山旅ですね！
いつか私もアルプスに行きたいです。
お気をつけて！

しゅん

Re: Shun330さん。
kenji-aさん　お久しぶりです。
日本出発前は、スイスのハイキングより日本の夏山登山が出来ないのが残念、と思っていたんですが、三週間最高の時間を過ごしています。すいません！