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Yamareco

記録ID: 1214241
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山 初めての御殿場ルート(夜間登山&日帰りで御来光)

2017年08月04日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:54
距離
18.7km
登り
2,211m
下り
2,351m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:56
休憩
1:58
合計
11:54
0:20
45
大石茶屋
1:05
1:05
121
3:06
3:17
46
4:03
4:11
28
4:39
4:44
12
6:29
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70
7:39
8:04
6
8:10
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7
8:17
8:18
6
8:24
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11
8:35
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7
8:42
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5
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4
8:52
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9:05
43
9:48
9:54
9
10:45
10:46
16
11:35
11:37
29
12:06
12:06
5
12:11
12:12
2
12:14
御殿場口駐車場
天候 晴れのち雨
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車で御殿場口5合目駐車場まで(駐車料無料・マイカー規制なし)
車の数は23時に到着したときは20〜30台、昼に下山したときは50〜60台くらいでした
コース状況/
危険箇所等
ところどころ登りと下りやブル道が交差していたり6合目まではガイドロープも部分的にしか置かれていないので夜中や濃霧時は気を付けないと登山道から外れてしまうかもしれません
7合目からはロープもしっかり張られていて歩きやすい道になります
その他周辺情報 御胎内温泉 3時間500円
予約できる山小屋
御殿場口新六合目・半蔵坊
御殿場口七合四勺・わらじ館
深夜の0時前に御殿場口に到着。駐車場が真っ暗だったので大石茶屋まで進んで自販機の明かりを頼りに装備を整え出発
2017年08月04日 00:10撮影 by  SO-01G, Sony
8/4 0:10
深夜の0時前に御殿場口に到着。駐車場が真っ暗だったので大石茶屋まで進んで自販機の明かりを頼りに装備を整え出発
1時間ほどで次郎坊(五号五勺)到着。登山道の砂が想像よりも深くて足をとられ、この時点ですでに(あれちょっとまずいかも…)と思っていました
2017年08月04日 00:58撮影 by  SO-01G, Sony
2
8/4 0:58
1時間ほどで次郎坊(五号五勺)到着。登山道の砂が想像よりも深くて足をとられ、この時点ですでに(あれちょっとまずいかも…)と思っていました
2000m地点。真っ暗で誰もいない中、慣れない夜間登山でこの後コースを何度も外れかけたり風が強くなってちょっとヤバい寒さを感じたりと結構ギリギリの状況
2017年08月04日 01:22撮影 by  SO-01G, Sony
1
8/4 1:22
2000m地点。真っ暗で誰もいない中、慣れない夜間登山でこの後コースを何度も外れかけたり風が強くなってちょっとヤバい寒さを感じたりと結構ギリギリの状況
新6合目到着。登り始めて3時間、ここで本日初めて他の登山者と出会う(感涙)
2017年08月04日 03:11撮影 by  SO-01G, Sony
2
8/4 3:11
新6合目到着。登り始めて3時間、ここで本日初めて他の登山者と出会う(感涙)
空も明るくなるとともにほぼ消えかけていたモチベもだいぶ戻ってきました
2017年08月04日 03:54撮影 by  SO-01G, Sony
2
8/4 3:54
空も明るくなるとともにほぼ消えかけていたモチベもだいぶ戻ってきました
6合目到着。写真ではわかりにくいけどもうヘッドライトなしでも歩けるくらい明るくなってます。真っ暗の中を歩いてきたため太陽の光の大切さを感じる
2017年08月04日 04:07撮影 by  SO-01G, Sony
8/4 4:07
6合目到着。写真ではわかりにくいけどもうヘッドライトなしでも歩けるくらい明るくなってます。真っ暗の中を歩いてきたため太陽の光の大切さを感じる
3000m。現在4時半過ぎ。もうそろそろ日の出の時間が来るので見る場所決めないと
2017年08月04日 04:34撮影 by  SO-01G, Sony
1
8/4 4:34
3000m。現在4時半過ぎ。もうそろそろ日の出の時間が来るので見る場所決めないと
なんとかギリギリ7合目まで到着。先客は外国人の2人組のみ。ツーショット写真を撮ってあげながら自分も撮影の準備(スマホだけど)
2017年08月04日 04:44撮影 by  SO-01G, Sony
8/4 4:44
なんとかギリギリ7合目まで到着。先客は外国人の2人組のみ。ツーショット写真を撮ってあげながら自分も撮影の準備(スマホだけど)
御来光!(7合目からだけど)。天気予報は曇りで下の方も霧が出ていたのでまったく期待してなかったけど、初めての御来光登山でこんなにきれいに見えてとてもラッキーでした
2017年08月04日 04:54撮影 by  SO-01G, Sony
4
8/4 4:54
御来光!(7合目からだけど)。天気予報は曇りで下の方も霧が出ていたのでまったく期待してなかったけど、初めての御来光登山でこんなにきれいに見えてとてもラッキーでした
わらじ館の旗と一緒に。山小屋の前には宿泊の人たちが10人くらいいて御来光を見てました
2017年08月04日 04:55撮影 by  SO-01G, Sony
8/4 4:55
わらじ館の旗と一緒に。山小屋の前には宿泊の人たちが10人くらいいて御来光を見てました
風もそこそこあって寒かったのでニット帽と上着を持ってきて本当によかった。この後宿泊の人たちが暖かい朝食を食べてるのを横目に山小屋を出発(涙)
2017年08月04日 04:58撮影 by  SO-01G, Sony
8/4 4:58
風もそこそこあって寒かったのでニット帽と上着を持ってきて本当によかった。この後宿泊の人たちが暖かい朝食を食べてるのを横目に山小屋を出発(涙)
雲海もとても綺麗でした
2017年08月04日 05:28撮影 by  SO-01G, Sony
4
8/4 5:28
雲海もとても綺麗でした
砂走館で少し長めの休憩後、頂上を目指して出発。さっきまで日の出を見たら帰ろうくらいに思っていたというのに。これが御来光のパワーなのだろうか(適当)
2017年08月04日 05:29撮影 by  SO-01G, Sony
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8/4 5:29
砂走館で少し長めの休憩後、頂上を目指して出発。さっきまで日の出を見たら帰ろうくらいに思っていたというのに。これが御来光のパワーなのだろうか(適当)
赤岩八号館到着。すぐに出発するつもりだったが少し先に20名くらいの団体さんが歩いてたのでちょっと長めに休憩をとる(結局すぐに追いついたけど…)
2017年08月04日 06:01撮影 by  SO-01G, Sony
8/4 6:01
赤岩八号館到着。すぐに出発するつもりだったが少し先に20名くらいの団体さんが歩いてたのでちょっと長めに休憩をとる(結局すぐに追いついたけど…)
8合目着。日が変わる頃から登っているためかさすがにこのあたりからきつくなってくる。高山病の症状が出てないだけマシか
2017年08月04日 06:28撮影 by  SO-01G, Sony
8/4 6:28
8合目着。日が変わる頃から登っているためかさすがにこのあたりからきつくなってくる。高山病の症状が出てないだけマシか
御殿場口頂上に到着!前回の富士宮口からと違って今回は本気で「やっと着いたぁぁぁ!!」って感じでした
2017年08月04日 07:38撮影 by  SO-01G, Sony
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8/4 7:38
御殿場口頂上に到着!前回の富士宮口からと違って今回は本気で「やっと着いたぁぁぁ!!」って感じでした
前は霧ではっきり見えなかった火口。このド迫力の前には縮んでしまいます
2017年08月04日 08:12撮影 by  SO-01G, Sony
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8/4 8:12
前は霧ではっきり見えなかった火口。このド迫力の前には縮んでしまいます
剣ヶ峰には前回行ったのでパス。どんな感じなのか興味があったので吉田口頂上まで行ってみると御来光の時間は過ぎてるのにちょっとした町内会のお祭りくらいのたくさんの人がいて驚く
2017年08月04日 08:23撮影 by  SO-01G, Sony
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8/4 8:23
剣ヶ峰には前回行ったのでパス。どんな感じなのか興味があったので吉田口頂上まで行ってみると御来光の時間は過ぎてるのにちょっとした町内会のお祭りくらいのたくさんの人がいて驚く
からの御殿場口頂上(笑)
うーん、この…(私は好きです)
2017年08月04日 09:04撮影 by  SO-01G, Sony
2
8/4 9:04
からの御殿場口頂上(笑)
うーん、この…(私は好きです)
前回宝永山分岐までの砂走りが霞むくらい大砂走りはマジ大砂走りでした。でも1時間も走るとさすがに飽き(略
2017年08月04日 11:14撮影 by  SO-01G, Sony
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8/4 11:14
前回宝永山分岐までの砂走りが霞むくらい大砂走りはマジ大砂走りでした。でも1時間も走るとさすがに飽き(略
下りはずっと霧でした。大砂走りあたりからは数メートル先も見えないくらい濃かったためこのあたりの風景はちゃんと見れないまま下山
2017年08月04日 11:20撮影 by  SO-01G, Sony
8/4 11:20
下りはずっと霧でした。大砂走りあたりからは数メートル先も見えないくらい濃かったためこのあたりの風景はちゃんと見れないまま下山
撮影機器:

感想

富士山に初登頂したことを知人に話したところ、「でもやっぱり富士登山は御来光見ないとね」という話を聞いたので再度赴くことに。前回からたった2週間しか過ぎていないけど毎週登っている人とかもいるようなので細かいことは気にしない。

そして日程の都合で仕方ないとはいえ、登山歴で言えば初心者レベルの分際で何をトチ狂ったのか「御殿場コースからの弾丸登山で御来光」という暴挙に出る。
今になって思えばこの暑さで頭が少しやられていたかもしれないが、登った感想などを記しますので御殿場口からの登山や御来光のための夜間登山を考えている人は参考にでもしてください(※あくまで個人の感想です)

富士登山の感想については前回の記事「初めての富士山」↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1202302.html

●御殿場コースについて
良い点は「マイカー規制がない」「駐車代が無料」「人が少ない」。
一方悪い点は「距離が長い」「山小屋が少ない」「道が砂地で歩きづらい」そして「人が少なすぎる」です。
実際に登った感想としては、問題は距離が長いことではなく、コースの半分以上を占める砂地の道です。本当に砂浜の坂道を登っている感じなので体力をごっそり持っていかれます。体力的には前半の砂地道で70%くらい消費した感じでした。7合目から頂上までは歩きやすい道になるのでそこまでに無理せず進んでいくのがポイントと思います
ただこのコースを日帰りでいければ体力的には他の高山も普通に登れると言われているので、体力試しの場として歩いてみるのもいいかもしれません。

●夜間登山について
登っておいてなんですがオススメはしません(少なくとも御殿場コースは)。前述の通り御殿場コースは人が少なく(吉田コースの10分の1)、昼間はともかく夜間の登山者はほとんどいません。周りに誰もいない中で暗闇を何時間も歩き続けるのは体力だけでなく精神力も削られていく感じでした。御来光を見るならオーソドックスに日中に歩いて山小屋宿泊、どうしてもというなら話し相手になるように複数人のグループで行くことをお勧めします。

●御来光について
誤解の無いように初めに書きますが、御来光自体は素晴らしいです。
ただそのために普段は山には行かない人が不慣れな夜の山道を歩いたり、山小屋のせまいスペースで寝たり、大渋滞の登山道や頂上(御殿場は除く)を進むほどの価値があるかというと・・・というのが実際に見た個人的な感想です。割に合わないというところでしょうか。
それでも平地では見られない絶景なので、「見たい!」という方は負担を減らすために普段から多少でも山に慣れ、あまり人が多くない時期やルートを選ぶのがよいかと思います。

●まとめ
全体的に見て「御殿場ルートはオススメ!」とは言えないような内容ですが、あくまでも個人の感想なのでこれから登ろうと思う方は参考程度に。御殿場ルートや夜間登山のキツさを記しただけであって富士登山そのものについては一度は体験してみるのが良いことには変わりありません。
「頂上まで登ったぁ!」という達成感・満足感は御殿場ルートが一番だと思うので、自分の体力を試したいという人は選んでもよいかと思います(ただし日中に限る)。

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