幌尻岳(額平川ルート)
- GPS
- 11:56
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 1,916m
- 下り
- 1,907m
コースタイム
- 山行
- 9:59
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 11:57
沢靴の脱着は練習してったので思ったより早かったかな。
天候 | 霧のち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
そこから予約バスで往復 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全行程で特筆すべき問題はなし 懸案の渡渉は今週は水量がとても少ないそうで全く問題ありませんでした。 最大の課題は。。(後述) |
その他周辺情報 | とよぬか山荘は昔泊まった青少年の家みたいで快適でしたよ。夕食のジンギスカン、美味しかったです。翌日の朝昼食は梅干しおにぎり4個が用意してもらえました。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
サブザック
朝昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
熊鈴
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
渓流シューズ
レッグスパッツ
防水袋
|
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備考 | 沢靴はモンベルのサワーシューズを使用 ストックは二本用意したけどいつもどおりのシングルで十分 膝パッドとレッグスパッツは持ってったけど使わず 幌尻山荘前の水は生水なのであてにするなら要コンロ 虫よけスプレーは成分が強いとのうたい文句のものを持参したが、ないよりマシな程度だった😢⤵ |
感想
久しぶりの北海道遠征は、いずれは踏まねばならない幌尻岳。
幌尻というとなかなか関門が多いのですが、シーズン最盛期にたまたま宿泊予約がとれ、天気は暑くも寒くもない晴天、雨の心配もなく渡渉の水量は最少レベル、ヒグマの気配なし、さらには健脚の先行者(日帰りで13:30にバス停に帰着!したスーパーマンと、16:00前に帰着したスーパー山ガール)が常に先を行くという数々の条件にも恵まれ、なんとか日帰りで無事行程終了!頂上付近では一面の花畑が心を和ませてくれました(^^♪。
【特記事項】
■宿泊
幸いにも1週間前にとよぬか山荘・幌尻山荘ともに予約ゲット。両方ともなぜかとても空いてました。
いろんなところで情報が出てますので詳細は省きますが、ここの予約が全て(とよぬか山荘の車中泊は不可、幌尻山荘予約なしに初見突撃は無謀)だったので、最初からラッキーでした。
■林道
片道約9km。新冠ルート(約19km)に比べればましなんでしょうが、まあ長いです。しかもけっこうアップダウンがあるので苦手な人は疲れるかも。往復でハーフマラソンぐらいと思えばだいたい距離感が分かったし、沢からの風が涼しかったのでなんなくクリア。
あとは後述のアブさえいなければ。。(涙)
■渡渉
バスの運転手さんによると近年まれなぐらい水量は少ないのだそうで、全く問題なく渡れました。慣れれば水が冷たくて気持ちよく、ズルズルの巻き道を沢靴で上り下りするよりよほど楽しいくらいでした。
ただ、テープで目印はあるものの、やはりところどころルート取りが分からなくなり、前の人の濡れた踏み跡が頼りのところも。
なお、とよぬか山荘で夕食をご一緒したご婦人方から、水中の赤い石は滑ること、フェルト底で砂を踏んだあとは洗い落とさないとコロ代わりになって滑ることを教えていただき、渡渉は初めてだったのでとても助かりました。ありがとうございました。
○沢靴はモンベルのサワーシューズを用意。軽量でたためるので持ち運びも楽、足を滑らせることも全くありませんでした。
○念のため用意した膝パッドとレッグスパッツ(小石侵入防止用)は全く不要。荷物も全部防水対応しましたが、幸いにも全くの杞憂に終わりました。
■ヒグマ
ヒグマポイントの山荘からの急登はとても怖かったのですが、全行程を通じて気配を感じることは全くありませんでした。どこ行ったの?
■アブ
今回の最強の敵はこいつでした。
ヤマレコでアブがひどいとのことだったので、ガス式でない虫除けスプレー(「サラテクト」のディート30%配合の強いやつ)を持っていきました。
が!!直撃すればいやがって逃げますが、どんなに服にかけてもがんがん寄ってきて、タイツやアンダーシャツの上から平気で咬んでくる、痒みは後からやってくるというロクでもない奴等(T-T)。林道のところどころに集中しているらしく、突然目の前に群れをなしてホバリング、生地の薄いところを狙って突撃してきます。
帰り道は渡渉で濡れたタイツを乾かそうと思って半ズボンにしたのが失敗でした。途中で長ズボン装着しようとしたけど、立ち止まったらわさわさ張り付いてくるし(涙涙)
キンチョール欲しかったなあ。まだあちこち痒いです。
結果的にロングコースの割に体の傷みも少なく、元気に翌日の十勝岳へ向かうことができました。懸案の94座目でしたが、数々の幸運にも恵まれ、とにかくなんとか無事クリアできてよかったです。
とよぬか山荘でいろいろ教えていただいた皆さん、帰りにいろいろお話できたスーパー健脚・スーパー山ガールのお二方、どうもありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう!
素晴らしいタイムでの踏破ですね、台風の影響もなく何よりでした。ヒグマは見れずに残念?でしたね。数週間後のトムラウシもがんばってください。
ありがとうございます。おかげさまで無事帰ってきました。山行記録、参考にさせてもらって助かってます。
北海道はあと二峰になりましたが、ここに至るまでクマさんは目撃すらなし。このまま会わずにいきたいものです。
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