南アルプスの秘峰蝙蝠岳登頂を果たし塩見岳赤石岳を周回登山

2017年07月31日(月) 〜 2017年08月04日(金)

• GPS: 104:00
• 距離: 42.9km
• 登り: 4,037m
• 下り: 4,286m

コースタイム

1日目

• 山行: 14:07
• 休憩: 1:08
• 合計: 15:15

3:50 二軒小屋ロッジ
4:12 4:18 蝙蝠岳登山口
5:25 5:42 中部電力施設
11:30 12:00 西俣下降点
12:40 12:40 蝙蝠岳
15:10 13:20 北俣岳分岐
16:10 16:25 塩見岳
17:15 塩見小屋

2日目

• 山行: 8:32
• 休憩: 1:43
• 合計: 10:15

5:40 塩見小屋
7:20 7:35 本谷山
8:45 9:10 三伏峠
10:00 10:10 烏帽子岳
12:10 12:50 小河内岳避難小屋
12:55 12:55 小河内岳
14:57 15:10 板屋岳
15:55 高山裏避難小屋

3日目

• 山行: 9:50
• 休憩: 1:20
• 合計: 11:10

5:00 高山裏避難小屋
8:40 8:50 前岳
9:50 10:40 荒川小屋
11:15 11:25 大聖寺平
13:15 13:15 赤石岳・小赤石岳間分岐
13:30 13:40 赤石岳
14:10 14:10 赤石岳・小赤石岳間分岐
16:10 赤石小屋

4日目

• 山行: 2:50
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:50

6:00 赤石小屋
8:50 ゴール地点・椹島

天候

全日曇り時々小雨　最終日のみ晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

○マイカーを畑薙第一ダム手前の臨時駐車場に駐車し、二軒小屋まで東海フォレストのシャトルバスを利用
○椹島から臨時駐車場までシャトルバスを利用

コース状況／危険箇所等

○蝙蝠岳登山口から蝙蝠岳までの間は標識はほとんどありません。
○徳右衛門岳と思われる場所に「二軒小屋4時間・塩見岳5時間」の大きな標識がありました。

その他周辺情報

○臨時駐車場の手前１０分（車）のところに赤石温泉白樺荘がありますが、更衣室、風呂場が小さいので時間によっては団体客が入って混雑します。

写真

7/31 16:24

1日目は二軒小屋に入るだけ。環境も雰囲気も良い小屋です。

7/31 16:19

木をふんだんに使った内装です

7/31 16:36

玄関にはある熊の剥製です。

7/31 19:21

食堂の壁には鹿の剥製

7/31 17:11

食事の前に鹿ジャーギーでいっぱいやりました

7/31 18:10

食前酒は、山ブドウ酒です

7/31 18:11

満願寺唐辛子などの前菜

7/31 18:52

メインは、鹿肉のシチューです

8/1 4:20

登山1日目。まだ暗い内に登り始めました。蝙蝠岳への取り付き

8/1 5:48

1時間ほどで中部電力施設に到着。向かいは転付峠から笊ヶ岳への稜線

8/1 5:36

朝食はおにぎりにしてもらいました

8/1 9:09

木の間から一瞬富士山が見えました

8/1 9:18

悪沢岳方面も見えました

8/1 10:05

ビューポイントからはこれから向かう蝙蝠岳が見えます。このあとは展望のない長い樹林帯の登りが続きます

8/1 9:01

足元にはこんなキノコが

8/1 10:37

8/1 10:41

雨に濡れたシダが綺麗です

8/1 11:20

ハクサンフウロ

8/1 11:23

樹林帯を抜けると蝙蝠岳、塩見岳が見えます

8/1 11:39

ここで昼食。二軒小屋のわっぱ弁当

8/1 12:14

8/1 12:41

途中から登ってきた尾根を振り返ります

8/1 12:55

念願の蝙蝠岳に着きました。何も見えません

8/1 13:30

8/1 13:41

8/1 13:52

北俣岳に向かいます

8/1 14:55

8/1 15:18

北俣岳分岐まで来てしまいました。

8/1 16:13

塩見岳東峰

8/1 16:22

三角点のある塩見岳西峰

8/1 16:22

西峰の三角点

8/1 16:27

8/1 16:32

8/1 16:36

8/1 16:50

8/1 16:53

8/1 16:38

塩見岳の岩場を下ります

8/1 16:40

8/1 17:18

長い一日が終わり塩見小屋に着きました。すでに夕食が始まっていました。

8/1 17:41

塩見小屋の夕食です

8/2 5:03

朝食の時間に日の出になりました

8/2 5:02

仙丈岳と甲斐駒ヶ岳

8/2 5:18

塩見岳

8/2 5:06

日の出を見てから朝食です

8/2 7:27

本谷山到着

8/2 5:45

中央アルプスが見えます

8/2 7:51

マルバタケブキがあちこちに咲いています

8/2 8:39

三伏山をすぎればすぐに三伏峠です

8/2 9:04

8/2 9:21

8/2 10:05

烏帽子岳を通過。ガスガスガス

8/2 11:10

前小河内岳を通過。ガス、ガス、ガス

8/2 12:45

小河内岳避難小屋。綺麗だし居心地良し

8/2 12:23

中で昼食。食後にドリップコーヒーを。

8/2 12:59

避難小屋から5分で小河内岳です。ガスガスガス

8/2 13:39

8/2 13:44

マルバタケブキの群生

8/2 14:16

8/2 14:39

8/2 14:51

8/2 15:03

大日影山、瀬戸沢の頭の標識はなく、板屋岳まで来てしまいました

8/2 15:39

8/2 15:54

マルバタケブキに囲まれた高山裏避難小屋。水場まで往復30分かかりました。近くの水場は、状況によって水があったりなかったりです

8/2 17:09

小屋の中は暗いので前のベンチで一杯始めました

8/2 18:14

一瞬ガスがとれて荒川岳が見えました

8/3 5:32

避難小屋から20分ほど荒川岳よりの登山道上にある水場

8/3 7:19

こんな感じで時々ガスがとれ山が見えました

8/3 7:19

森林限界で大休止

8/3 8:21

荒川岳のカールを登ります。上の方はガスっています

8/3 8:29

8/3 8:34

稜線に出ました。ここから前岳の間が怖い道でした

8/3 8:48

前岳に着きました。荒川本峰は遠くて時間がかかるので見送り

8/3 9:17

お花畑に入るゲート

8/3 9:26

ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイが沢山咲いていました

8/3 9:27

クロユリも咲いています

8/3 9:57

雨が降ってきたので荒川小屋でひと休み

8/3 11:03

キバナシャクナゲの群生地

8/3 11:04

8/3 11:29

大聖寺平

8/3 12:57

8/3 12:58

8/3 13:07

小赤石岳山頂。ここまでがきつかった

8/3 13:10

一瞬、青空が広がりました

8/3 13:50

赤石岳山頂。ここもガスガスです

8/3 13:49

一等三角点

8/3 13:50

人気のある赤石岳避難小屋

8/3 13:52

35年前にもあった標識

8/3 14:43

8/3 14:47

8/3 14:47

8/3 16:28

赤石小屋に着きました

8/3 17:46

夕食は豚肉のソテー。美味しかった

8/3 17:46

味噌汁はお代わり自由

8/3 18:14

食事中、雲がとれて聖岳が姿を見せました。食堂の窓がら撮りました

8/4 5:22

翌朝、小屋の裏の展望台からは奥秩父が雲の上に見えました

8/4 6:10

聖岳はすっきり。右の三角峰は兎岳

8/4 8:19

最終日、椹島に向かって樹林帯を下ります。

8/4 8:47

最後の梯子を下りれば椹島です。

8/4 8:48

今回の山行はこれでおしまい。

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX90V SONY

感想

youji

7月31日（月）　晴れ時々曇り　自宅・・二軒小屋
　1日目は登山基地である二軒小屋に入るだけだ。赤石温泉白樺荘で昼食がてら時間調整をしたが、山を下りた？団体客で風呂も食堂も大混雑でした。
椹島までのマイクロバスは2台とも満員でしたが、二軒小屋の宿泊客は8名でほとんどが釣り客です。

8月1日（火）　曇り一時小雨　二軒小屋・・蝙蝠岳・・塩見岳・・塩見小屋
　標識の少ないコースです。徳右衛門岳と記した標識はありません。水場の標識も気がつきませんでした。水場の往復は20分以上必要とのこと。
　長い樹林帯の登りはきついです。特に雨衣を着たら大変でしょう。　
　西俣下降点には標識、マークはありません。
　晴れていれば蝙蝠岳山頂は展望が良いと思いますが、この日記あいにくのガス。何も見えませんでした。
　北俣岳も標識はありませんでした。（私たちが気がつかないだけかな）
　長い一日でした。

8月2日（水）霧　塩見小屋・・三伏峠・・高山裏避難小屋
　今日の行程は比較的短いものの名だたる頂きく退屈なコースです。休憩は、三伏峠の水場付近、小河内岳避難小屋がいいでしょう。晴れていれば避難小屋のベンチなどは最高でしょう。
　ここの避難小屋は水場はありませんが、ペットボトルの水を売っているし、食事もレトルトながらも作ってくれるので、炊事道具は一切いりません。南アルプスも楽になりました。

8月3日（水）　曇り時々小雨 高山裏避難小屋・・荒川前岳・・赤石岳・・赤石小屋
　この日は、荒川前岳への登り、小赤石岳への登りがありますが、ゆっくりマイペースで登れば、疲れはするものの大丈夫でしょう。
　荒川岳のお花畑は鹿柵に囲まれているものの綺麗でした。
　荒川小屋では雨が降っていたので中で休ませてもらおうとしましたが、何かを注文しないと中には入れません。自炊、素泊まり棟は使えたのかな？山小屋も、綺麗になりましたが使いずらくなりました。　

8月4日（金）おおむね晴れ　　赤石小屋・・椹島・・帰宅
赤石小屋は大きいですね。泊まり客にとっては居心地が良いです。水も自由に使えます。展望も良好です。
千枚小屋、荒川小屋と並んで南アルプス南部の拠点となる山小屋ですね。

総括
山の上では終日ガスでほとんど展望は得られませんでしたが、相棒がいたので退屈はしませんでした。
毎日が長時間コースなので事前の体力づくりが必要だと感じました。
お湯を沸かすだけの道具は持って行きましたが必要ありませんでした。
南アルプスも、着替えと行動食・非常食だけで登れるようになったのですね。

今回の詳しい山行記録、他の山の記録は私のホームページでも見られます。よかったらのぞいて見て下さい。
http://katatumuri.life.coocan.jp/