北八ヶ岳(天狗岳ー縞枯山)白駒池テント泊



- GPS
- 28:00
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 1,393m
- 下り
- 1,383m
コースタイム
7/17 白駒池6:30ー6:40白駒池駐車場7:05ー7:15麦草峠7:30ー8:10茶臼山8:30ー9:00縞枯山9:10ー9:25雨池峠ー9:30縞枯山荘9:40ー9:55ロープウェー山頂駅ー五辻10:45出逢の辻ー11:05大石峠ー11:15麦草峠11:40ー11:50白駒池駐車場
天候 | 7/16 晴れ 7/17 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありません。大きな岩がごろごろした箇所やガレ場が数カ所ありますので、下りの際、転倒しないよう注意するくらいだと思います。 また、樹林帯の中はたまに踏み跡らしいものがコース以外にもあるように見えました。自分たちはにゅうから白駒池に下る途中で一度ルートを外れました。ただこれは疲れと、ハイペースで下ったせいだろうと思われるので、冷静にテープと踏み跡を追って歩けば少なくとも霧深くなければ迷わずに歩けると思います。 青苔荘テント設営は650円。 今回のルート上では黒百合ヒュッテ、高見石小屋も幕営可。(高見石はテントスペースわずか) トイレは白駒池駐車場の有料トイレが大変きれいです。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
(1日目)
週末の予報は晴れ。先週は南八ヶ岳へ行ったので、今週は北八ヶ岳へ登る計画をたて、一人のつもりだたけどふと友人をさそってみたら友人の友人を連れて参加するというので、3人での山行となった。
都内から来る友人達と白駒池駐車場で現地集合。彼らが遅れたので予定より20分遅れて行動開始。
苔と針葉樹林の北八ヶ岳の森は噂に違わぬ素晴らしい雰囲気だった。そしてアブに悩まされなかったのがとても快適だった。先週の権現岳がアブ地獄だったので、うれしかった。
初日は天狗岳登頂後に白駒池でテント泊の予定だったので、同行者は幕営道具は駐車場に残して軽装で行動。自分は新しい60リットルザックを使いたかったので全部もって歩いた。荷物の重量が全然違うのできついペースだったけど、最近はよく山に登ってるので大バテすることはなかった。友人の友人は睡眠不足もあってバテてしまい東天狗岳で大休止。その間に友人と二人で西天狗岳ピストン。上を見れば青い空に白い雲がわき、水平方向は赤岳、硫黄岳、阿弥陀岳、編笠山、蓼科山と八ヶ岳連峰が端から端まで見通せた。最高の夏山日和だった。
天狗岳周辺は人も多いけど、全体的にはそこそこ静けさもあり、にゅうのあたりはとても静かだった。
休憩の取り方とか、やっぱり一人で完全に自分のペースで登るときと誰かと登るのは違うなと思ったけど、一人では味わえないよさとか一人だと感じるさみしさを感じないとかもあるので、一長一短なのだと思った。
15時頃白駒池の青苔荘に到着。3人でテント3張と申し込んだら、ご主人に「最近は一人テントが多いねえ。みんな仲悪いのかい」と冗談半分、本気半分という感じで言われた。土曜日なのでテントサイトは9割埋まっていた。
夕焼けにはならなかったけど、午後の白駒池のほとりでしばらくぼーっとする時間を満喫できた。
夜には大きな月が水面に映り、星空も楽しめた。
中高年の騒がしいグループがいたけど、先週はテントが自分だけで心細い思いもしたので、うるさいのもまあいいかなと思う。夜中まで騒がしいわけではないし。
予報では夜に一雨あることになっていたけど、雨は降らなかったようだった。
(2日目)
5時起床6時半出発。いったんテント場から歩いて10分弱の白駒池駐車場に戻り、今日は自分もテント等をおいてザックを日帰り用の方に交換。改めて7時出発。今日は初日に比べて標高差、歩行距離、荷物が軽いので気が楽。でも茶臼山への登りは思ったより直線的な急登だったので最初疲れた。その後はあっというまに縞枯山に到着。茶臼山方向へ引き返して五辻への分岐から茶臼山を回り込んで戻る予定を少し延ばして、雨池峠に下って縞枯山荘で一服し、ロープウェー山頂駅を横目にみつつ五辻、大石峠経由で麦草峠に戻り、白駒池駐車場で解散した。
最高の天気に恵まれたこと、北八ヶ岳の山域がとても好きな雰囲気だったこと、ひさびさに友人と山に登ったこと、白駒池のほとりで寝そべった時間が気持ちよかったこと、そんな好条件が重なった2日間は、とても印象に残る登山になった。北八ヶ岳にはぜひまた来ようと思う。
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