北八ツ 冷山と丸山 ルートを見失いヤブ漕ぎ

2017年08月13日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.6km
• 登り: 399m
• 下り: 382m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:25
• 休憩: 1:00
• 合計: 5:25

7:15 白駒の池 駐車場
7:30 7:30 茶水の池
7:43 8:08 地獄谷
8:20 8:20 茶水の池
8:31 8:31 大石峠
8:42 8:47 オトギリ平
8:58 8:58 出逢いの辻
9:16 9:16 狭霧苑
10:00 10:00 冷山のコル
10:08 10:16 冷山
10:28 10:28 冷山のコル
11:48 12:10 丸山
12:18 12:18 白駒分岐
12:40 白駒の池 駐車場

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

朝7時で麦草峠無料駐車場は満車
仕方なく白駒池有料駐車場（500円）に止めるも残りあと数台だった

コース状況／危険箇所等

冷山歩道は細い道が続く
冷山のコルから冷山山頂へは道なし　リボンはあるが複数方向から付けられているようで下山途中で違う方向に進んでいることに気が付き修正した
コルと丸山の間は古い目印が時々現れる程度でかなり不明瞭　ルートを外し難易度の高いヤブ漕ぎを強いられる羽目に・・・

写真

8/13 7:11

朝の白駒池駐車場　こちらは第二P　　
ほぼ満車状態！

8/13 7:13

白駒池には行きません

8/13 7:16

車道を麦草峠へ

8/13 7:17

ここはメルヘン街道(^^♪

8/13 7:21

麦草峠　

8/13 7:29

メルヘン街道を外れて登山道へ

8/13 7:32

すぐに茶水の池

8/13 7:33

木道が続く

8/13 7:35

ギンリョウソウがお出迎え

8/13 7:39

ここが地獄谷分岐　　
案内の類はなし（10年前はあった）

8/13 7:41

地獄谷はフェンスでひと回り囲われている

8/13 7:43

底への降り口

8/13 7:44

底部を見下ろす　
すり鉢の底

8/13 7:46

底部から見上げる

8/13 7:46

岩陰には天然氷

8/13 7:47

冷たくて気持ちいい

8/13 7:48

コケも凄い

8/13 7:50

ふっかふかのコケ

8/13 7:58

戻る途中で視線を感じた　
カモシカさんがいる！

8/13 7:59

ガン見

8/13 7:59

こっちもガン見してやったら視線をそらした　

8/13 8:00

と思ったらまたガン見　
負けた・・・

8/13 8:08

フェンスを外して外に出た

8/13 8:08

フェンスは戻しますが、この中にカモシカさんがいるのでどこかフェンスが壊れているんじゃないかと1周してみたがどこも壊れておらず
しばらく中にいるだろうな

8/13 8:11

登山道復帰

8/13 8:15

コケの中のオキナクサハツ

8/13 8:20

ふたたび茶水の池

8/13 8:21

大石峠に向かう

8/13 8:25

テングタケ科のキノコ

8/13 8:32

大石峠

8/13 8:31

右は茶臼山へ　
今日は左のオトギリ平方面へ

8/13 8:36

花は少ない　
ハクサンフウロ

8/13 8:37

人よりシカさんの足跡のほうが多い(;^ω^)

8/13 8:39

開けた場所に出たがササ原で花はほとんどない　
シカの食害は深刻

8/13 8:42

オトギリ平

8/13 8:43

アキノキリンソウが咲いていた

8/13 8:44

オトギリ平でひと株だけ咲いていたオトギリソウ

8/13 8:58

出逢いの辻

8/13 9:02

ホウキタケ科かな？　
きれいなキノコ

8/13 9:04

登山道は広い

8/13 9:07

これはたぶんウラベニイロガワリ　
赤くて目立つ

8/13 9:09

アンズタケ群生

8/13 9:15

メルヘン街道を渡る

8/13 9:16

渡ったところが狭霧園地

8/13 9:17

木道が続いているが、今日は右の道を辿って冷山に行く

8/13 9:20

ほとんど歩かれていない細い道

8/13 9:20

ヤマイグチ

8/13 9:26

アシベニイグチ　　
イグチ系のキノコが多い

8/13 9:27

さすが北八ツ　
コケの森

8/13 9:27

登山道も半分コケ

8/13 9:29

自然石に彫られたマーク　
何かの基準点かな？

8/13 9:29

道標はちゃんとある

8/13 9:30

コケモモの実　
季節はもう秋

8/13 9:31

イワイワした場所に出た

8/13 9:44

ゴゼンタチバナが咲き残っていた

8/13 9:55

コバノイチヤクソウ

8/13 9:58

ウスタケ

8/13 9:59

冷山のコル到着

8/13 10:02

たぶんこのマークを入れば冷山だろうと奥に進む

8/13 10:07

冷山直下のコケの絨毯　
手入れされたみたいに整っている

8/13 10:08

冷山山頂　標識なし

8/13 10:09

誰が積んだのか石積みがひっそりとあった

8/13 10:11

その脇でマスタケを見つけた

8/13 10:20

下山はリボンを辿る

8/13 10:20

が、違う方向に下っていることに気が付く

8/13 10:26

修正して苔の中を強行突破

8/13 10:28

何とか登山道に復帰

8/13 10:29

冷山のコルから丸山方向へは通せんぼされてる　
ここは自己責任で向かう

8/13 10:33

このような木のはがれ方は人の通った目印

8/13 10:34

古いテープ発見

8/13 10:45

ショウゲンジも発見

8/13 10:49

間もなくテープを見失う　
あとはひたすらヤブ漕ぎ

8/13 10:52

ここは2215ピーク

8/13 10:54

地形図で確認

8/13 11:08

足元にコイチヨウラン　
湿気が多くちょっとボケた

8/13 11:10

コイチヨウランをアップで見る

8/13 11:18

緩やかなコケの登り

8/13 11:24

と思ったら超密ヤブ＆倒木　　
仕方なく強行突破した

8/13 11:37

その先で目印発見　　
助かった〜(^O^)

8/13 11:38

何と、珍しいコフタバランを発見　
かわいい双葉がちゃんとある

8/13 11:43

目印は発見したが、こんなルートが続く

8/13 11:43

開けた場所に出た　　
まるで日本庭園のよう

8/13 11:48

もう丸山山頂は近い

8/13 11:50

やっと着いた〜(^O^)／　
正面左奥から出てきました　
今日はここまで誰にも会わず

8/13 11:51

三角点タッチ(^O^)／

8/13 11:52

かわいいベニテングタケさん　
傘が開く前でまん丸

8/13 12:01

昼飯を食っていたらズボンにカミキリムシが登って来た

8/13 12:09

高見石方向に下山

8/13 12:11

ここにもギンリョウソウ

8/13 12:17

晴れてきて暑い

8/13 12:18

高見石へは行かず下山します

8/13 12:34

白駒池ルートに合流　
途端に人が多くなる

8/13 12:35

整備された道には苔女（コケガール）さんがいました

8/13 12:40

今日も怪我なく無事下山(^O^)／

8/13 12:41

駐車場は超満杯　　
空き待ちの列ができてました

撮影機器：

COOLPIX B500 ニコン

感想

こたっきー

北八ツの麦草峠周辺は白駒池も含めてよく散策しているが、丸山の西側に「冷山」というピークがあり、その名前からちょっと気になっていた。
何かの本で読んだときに「つめたやま」と書いてあったが、今は「れいざん」と呼ぶらしい。また、ずいぶん前に丸山に登った時、「冷山へ」と古い案内があった記憶があり、地形図では丸山から西に尾根が延びて冷山に至っているので、この尾根を歩いてみようと思った。

朝7時に麦草峠に到着し駐車場に車を置こうとしたら満車。整理の係員がいて「6時には満車だよ」と言われた。仕方なく戻って白駒池駐車場に止める。ここも混雑し第一は満車、第二もあと数台だった。さすがお盆の連休だけある。
メルヘン街道を歩いて麦草峠に向かう。冷山に行く前に見ておきたい場所があり、それは「地獄谷」と呼ばれている噴気口あとのすり鉢状になっている場所。地形図にもちゃんと描かれている。
峠から茶水の池を渡って奥に進む。そのまま進めば雨池方面だが、途中で細道が分岐、案内はないがこれを進むと地獄谷。植生保護のため周囲をフェンスで囲まれており、開閉場所から中に入る。底に下るにしたがって寒くなり、底部では吐く息が白い。それもそのはず、ここの底には天然氷が夏でも溶けないで残っている、富士の風穴と似たような場所だ。
戻るため急斜面を登っていると何やら視線を感じ、その方を見ると、何とカモシカさんがいるではないか。しばらくにらめっこしたが、全く動じずこちらの負け。しかしフェンスの中にいるということはどこか壊れている場所でもあるのかと思いフェンス沿いに1周してみたが破損個所はなかった。そうかといって出入り口を開けたままにもできないのできちんと閉めて後にする。
ここから大石峠を経由して茶臼山冷山歩道に出る。開けた場所でも花は少なく、みんなシカさんに食べられちゃったんだろうな。
冷山歩道を歩いてメルヘン街道を渡り、冷山のコルへと向かう。この道はほとんど歩かれていないようで登山道上の石にもコケがたくさん付いている。大石がゴロゴロした歩きづらい場所も多いがだらだらと登ってコルに着いた。
冷山へは登山道はないが、コルから300mほどなのでとにかくコケや倒木の中を登る。所どころピンクリボンもある。
10分もかからず到着。石が積まれただけで標識もない地味な山頂だったが満足。
下りはリボンを辿ってみたが、どうもおかしい。現在地を確認すると、本来は東に向かわなくてはならないのに南東に下っている。地形的にも特徴がないので早めに気づいてよかった。軌道修正して無事コルに戻った。
さて、ここから丸山に向かうのだが、道がない。とりあえずケモノ道とも踏み跡ともつかない道らしきものがあったので進んでみる。もちろんヤブ漕ぎの世界。
しばらく進むと古いテープが現れ、先に進む。とにかく東に登って行けば丸山に着く。
しかし目印はすぐに無くなった、というか見失ったのでヤブの中をひたすら進む。倒木や密ヤブがあって進みづらいが何とか山頂近くまで来ると再び目印を発見。あとはこれを辿ると丸山山頂に飛び出した。コルから1時間半ほどかかりホントに疲れた。ここで昼食を摂って大休止。
あとは正規の登山道をひたすら下って駐車場に戻った。
そこは人もいっぱいで道路には駐車場待ちの長い車列ができていた。
こんな混雑をよそに、丸山までは誰にも会わない静かな山歩きが出来た。