緑の回廊 笠取山〜唐松尾山
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,128m
- 下り
- 1,116m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・作場平へは国道411号線の落合から入るより、一ノ瀬林道で三ノ瀬経由のほうが道は良い。 ・作場平口は駐車スペースは20台位。トイレは登山口に向かい側にある。 ・笠取小屋へは車で上がれるようでキャンプ(?)の車が4台駐車していた。 ・登山道は特に問題ない。 ・将監小屋へは左の広い原の道を下る。右側の登山道は小屋を通らない。 ・将監小屋から三ノ瀬は車も通れる林道状の道。林道嫌いな人は牛王院平から三ノ瀬に下ったほうが良い。 ・三ノ瀬から将監小屋と牛王院平への分岐標識は小さく地面近くにあるので見落とし易い。 |
写真
感想
地元新聞に連載中の「百名山を行く」の雲取山編を書いていて、そういえば奥秩父は雲取山と甲武信ヶ岳以西しか歩いておらず、雲取山--甲武信ヶ岳間は歩いていないのに気が付いた。
そこで歩く機会を狙っていたが、本日、時間が取れたので出かけることにした。奥秩父はシャクナゲの時期に歩きたいが、その時期は行きたい山が多いので、笠取山はこの時期でもやむを得ないと自分に言い聞かせる。今日は台風が近づいているので午後から雨の予報。それならば涼しいうちに登ってしまおうと家を3時に出発。作場平登山口を5:35に歩き出す。
最初は植林された林間で面白味はない。笠取小屋に着くと、テント泊の人達がベンチで朝食中であった。え・え・えええ。1時間20分歩いて着いたら車で来ている人達が居るではないか。なにか損した気分でガックリとくる。小屋から広い原状の道を富士川・多摩川・荒川の三河川の小さな分水嶺に行く。山頂近くに雲をまとわせた富士山が見える。
ここから笠取山頂への直登は急である。
笠取山頂付近はシャクナゲの回廊で時期には見事だろうなと少し恨めしくなる。
唐松尾への分岐から多摩川源流の水干を見学して戻る。
唐松尾山への縦走路は原生林の緑の回廊となっていて、登下降も少なく気分よく歩ける道で気に入った。昔読んだ田部重治の「日本アルプスと秩父巡礼」では奥秩父の良さは栂などの深林と渓谷美と書いてあったと思うが、私は鬱蒼とした深林をイメージしていた。しかし、この尾根筋は比較的明るく田部重治の時代とは少し変わったかもしれないと思いながら歩くのも楽しかった。
唐松尾山頂は三角点と木にくくりつけられた小さな標識があるだけの素朴な山頂で、このような忘れられた雰囲気の山頂も私は好きだ。
牛王院平から下山も考えたが将監峠を見たくなり少し、遠回りだが峠経由で下る。峠は広々した気持ちの良い峠だった。
三連休の最後の日であったが、笠取小屋以外では誰一人、会うことのない静かな一人歩きを楽しむことができた。今の時期、奥秩父を歩くのは変わり者の物好きなのだろうか??
コメント
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奥秩父の稜線歩きお疲れ様です。
静かな山歩きだったようですね。
笠取小屋まで車で入れるんですか。
知りませんでした。
私もこの稜線を歩きたいと思っていますが、正直盛夏は避けたいですね。
ヤブ沢からの道がダートで狭い道ですが四駆の車ならばあがってこれそうな道でした。
昨日は曇りで照らされることもなく、また、台風の影響か風も強く、真夏の感じはなく、狙い通りの天気で歩きやすかったです。
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