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Yamareco

記録ID: 122865
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

富士山 須走口

2011年07月18日(月) 〜 2011年07月19日(火)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
21:46
距離
13.5km
登り
1,789m
下り
1,791m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
須走5合-本八合江戸屋-須走山頂
実時間 ルート  出発 /区間タイム
09:43 須走口5合目〜 09:43/1:53
11:36 6合目瀬戸館〜 11:40/0:49
12:29 7合目太陽館〜 12:35/1:05
13:40 8合目下江戸屋〜 13:40/0:23
14:03 本八合目上江戸屋〜 14:15/1:11
15:26 吉田口・須走口頂上〜15:50/0:40
16:30 本八合目上江戸屋
06:47 ←TOTAL 移動時間のみ6:01

2日目

本八合江戸屋-須走口5合 下り
実時間 ルート   出発 /区間タイム
05:33  本八合目上江戸屋〜05:33/0:43
06:16  7合目太陽館〜 06:16/0:47
07:03  5合砂払〜 07:07/0:23
07:30  須走口5合目
01:57  ←TOTAL 移動時間のみ1:53
天候 18日
 須走口  晴時々くもり
 本八合  雨(7合目辺りから 横殴りの風)
 須走山頂 雨 強風
 
19日 
 本八合〜6合目辺りまで 強雨、強風・・・というか暴風
 ちょっと無茶。
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
<往路>
(JR)八王子-(JR)橋本(小田急)-新松田
(富士急湘南バス)新松田-須走口5合目
http://bus.fujikyu.co.jp/line/jikokuhyo/30.html
※運行日時、曜日注意必要

<復路>
JR御殿場駅から 松田駅まで 降雨計基準値超過により運転見合わせあり。回り道。JR-小田急へ振替扱いでした。
(富士急湘南バス)須走口5合目8:20-御殿場9:15
http://bus.fujikyu.co.jp/line/jikokuhyo/29.html
(JR)御殿場-(JR)沼津 通常は国府津行に乗れば済むが・・・
(JR)沼津-(JR)熱海-乗換-(JR)小田原-乗換-(小田急)相模大野-乗換-(小田急)町田-乗換-(JR)八王子
小田急も節電運転及び雨の影響で新宿駅行が相模大野止まりになる。

コース状況/
危険箇所等
・台風が沖縄付近から本州に向けて進み始めたら、富士山には行っちゃいけない。
 本八号には、ツアー客も多かったが、山頂アタックは中止になっていました。
 下山も怖いくらい。(ツアーの人、本当に怖そうでした)

・須走下山道の砂走は、岩が多くて走るのは危険。
 今回は、雨で砂も重いため、走る事は更に危険
 (御殿場口の砂走と違って岩が多い)

・岩が多い砂走りなので、思ったよりも膝に負担が掛かり、膝を悪くする人が多いそうな。

・強風、暴風時は、下山道の砂走より、登山道側の樹林帯の中を歩く方が安全。
 少し大きめの砂粒は、雨に混じって普通に飛んできます。
 更に暴風になると、もっと大きな石が飛んでくる事がある。砂走付近は風が回り込んでもの更にすごい状態。
 足を止めて踏ん張る事 数度。雨が痛い。
 山頂アタック時、手袋は防水の方が絶対に良い。兎に角雨に濡れると冷たい。
 (今回は、皮手袋だったので、防水性無し)
 下山時の雨は、比較的暖かめの雨でしたので、そこまで手は冷たくならず。運が良かった。
予約できる山小屋
11:43 本6号目手前
2011年07月18日 11:43撮影 by  DSC-TX5, SONY
7/18 11:43
11:43 本6号目手前
13:35 8合目付近
2011年07月18日 13:35撮影 by  DSC-TX5, SONY
7/18 13:35
13:35 8合目付近
14:04 本八合 下山ルートを下る人。山頂は既に雲の中でした。
2011年07月18日 14:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
7/18 14:04
14:04 本八合 下山ルートを下る人。山頂は既に雲の中でした。
15:26 喘いで登った。お鉢周りは無し。
2011年07月18日 15:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
7/18 15:26
15:26 喘いで登った。お鉢周りは無し。
撮影機器:

感想

富士宮口で案内をされている方とお話して登ろうか止めようか、暫し判断に迷う。
18日、朝の時点では、本八合は全然問題無しと山小屋に確認。行程に予備日も1日あるって事で、富士宮口の案内の方々と手を振って、
「行って来まーす」って感じだったのですが、よもやこんなに早く暴風になるとは。

本八合に付いた時点で、本降りになってきました。しかしまだまだ余裕の感じです。小屋にザックを預かっていただき、身軽に山頂までお出かけです。
といって上がってみたものの、お鉢周りは、ガスのせいもあり、危険そうでしたので止めました。やはり雨の山頂は寒い+体感的にも厳しいっ。

本八合に戻ってきた時には、そこそこの風です。今にして思えば、ほんの序章だった訳ですが、寝床に入り直ぐに、外はものすごい風の音。
暫くすると、雨が叩きつける音。私は、少々頭痛で寝付けず、頭痛薬を飲んで漸く寝る事ができました。

翌日1時30分頃、山小屋で一緒になったツアーのガイドさんが今回の山頂アタックは中止との事を伝えて回っています。まぁ寝ている人は全員耳に入るくらいの声はだしています。
アタック中止は昨晩のうちに分かり切っていたことなんですが、なんだか説明がどうもいただけない。「バスの時間の都合」だそうで、とにかく下山もするとのこと。
「やばいじゃん」なんて声も聞こえてきます。私は、明日でいいかなぁなんて呑気に構えていたのですが、どうも台風の進路がおかしいとの情報入手。
この台風、全然進んでないし、しかも南側に進路とってる?? ってことは、雨風とも当分続くってことですから、これはまずい。
足が遅くいし巨大な台風ってことで、通りすぎても風の影響は相当残りそうという判断が妥当というアドバイスも頂き、私も、すかさず下山を決意。がちょっとこれはやばそう?
と待っていても風が収まるわけもなく、団体さんがバタバタ動き始める前にご主人にご挨拶をして、出発しました。
<下山前 本八合 19日5:40>
http://www.youtube.com/watch?v=zVARGwy5bbA




<下山開始 19日 6:07>
http://www.youtube.com/watch?v=iCrK7pC4WdI




下山ルートになっている砂走ですが、このルートの砂走は砂の中に混じって岩が多いです。
下手に走って転ぶと真面目に危険ですよ。砂走といえば御殿場ルートでもありますが、御殿場のイメージとは違います。注意してください。

あと、暴風時は、南からの風が斜面にそって物凄い暴風となって吹きつけてきます。
登りルートの樹林帯を通る方が安全という選択肢もありますので、考えて下りましょう。(足場は通常の下山ルートの方が楽ですが、この風だと飛翔物が怖いです)


台風が接近している時は、本州の遙か南に中心があっても、やめたほうが良い。もしくは、日帰りにしてしまうってことかと思います。
須走口のお土産屋山いわく。想定外に、天候が荒れるのが早かった。と言う事でしたが、何も無くてよかった。言い訳にもならないですからね。想定外なんて。


あっ・・・それと、無酸素登頂って凄いんだァって改めて思いました。
今回、酸素系のものは何も持って行かなかったのですが、苦しかった。 無酸素で登るのは本当に凄いって改めて思いました。
私の場合、3200m辺りからです。水飲んでいる時間の僅かな呼吸停止の後でも目眩してましたから。

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