雲上のお花畑! 白馬大雪渓-白馬岳-白馬大池〜今回の写真はお花図鑑状態?
- GPS
- 29:30
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,911m
- 下り
- 1,300m
コースタイム
猿倉4:30-白馬尻5:15-葱平7:30-白馬岳頂上宿舎8:40(ここでしばし休憩)-白馬岳10:00-小蓮華岳11:36-白馬大池13:05
二日目:
白馬大池8:00-天狗原9:08-栂池自然園10:00
天候 | 曇り時々晴れ(二日間とも) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
猿倉の駐車場はそんなに広くありません。(50台程度か?) 利用したい場合は、夜中に到着するようにした方が良いかと。 国道148号線、糸魚川から小谷に向かう途中、工事中のため、結構長い区間片側通行です。 日中は渋滞になってる感じです。 栂池から白馬駅までは540円 白馬駅から猿倉へは980円 時刻表は以下参照下さい。 http://www.alpico.co.jp/access/hakuba/sarukura/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
白馬大雪渓はアイゼン必須。 上部のベンガラのマーキングが薄くなってきてるので、ガス発生時は見失わないように注意。 大雪渓の終端、葱平への取り付き点は薄くなって不安定。 手前から右側(左岸側)の秋道に出て下さい。(ロープとベンガラで誘導してあります。) 白馬山荘のホームページに情報出ています。 稜線上は特に危険な場所はありません。 晴れていれば、快適な稜線歩きを楽しめます。 白馬乗鞍岳から天狗原に向かう途中、2、3カ所大きな雪渓あり。 アイゼンなしでも大丈夫ですが、雪歩き慣れてない方、怖いと思う方はアイゼンあった方がいいです。 アイゼンなしの場合、踏み後をトレースするより、少し外れた場所のスプーンカットを利用した方が歩きやすいです。 |
写真
感想
今回の山行はソロ。
「昨年も行った白馬大雪渓にもう一度行きたい&白馬大池でテント張ってみたい」
天気図等の情報を見る限り、当日の天気は非常に微妙。。。
前日まで行き先変更も含め悩む悩む。
でもまあ、行ってみるか。
23時半に出発、猿倉に着いたのは2時半。
すでに猿倉の臨時駐車場は満車に近い。
モルゲンロートの大雪渓が見たくて、3時半くらいに登り始めるつもりだったが、
空はどんよりと雲。
諦めて、薄明るくなるまで仮眠し、4時半に猿倉出発。
猿倉荘には誰もいない。(軒下で寝袋で寝てる人除く)
相変わらずのどんよりな天気でモチベーションが下がってたが、途中から雲の切れ目の青空に白馬岳が!
テンション少しあがって、45分ほどで白馬尻。
昨年はここからすぐ雪渓に取り付いたが、今年はもう少し上から。
このころからまた稜線上はガスに覆われ始める。
だが、大雪渓上はガスはなく、見通し良好。
出発が早かったおかげで、ほとんど誰もいない白馬大雪渓を独り占め状態。
しかしまぁ、杓子岳側からの落石はやはり多い。
歩いていて、しょっちゅうガラガラっと落石の音。
その度に立ち止まって目で落石を追う。
見通しが良かったからいいものの、ガスって視界がなかったら怖いよね。
昨年は天気が良過ぎて、暑くて途中からバテ気味だったが、
今年は曇ってるため、雪渓上は風が吹くと寒いくらい。
おかげで非常に調子良く葱平に到着。
少し登ると、そこはもうお花畑。
やっぱり、白馬のお花畑はすごいなぁ。
ミヤマキンポウゲとシナノキンバイで一面黄色。
そこにハクサンイチゲやコイワカガミが程よく色をつける。
今回は、この辺りにほとんど無くなったと言われるシロウマアサツキまで見ることが出来た。
これは嬉しいね。
小雪渓を過ぎて少し登ると、右側(白馬岳側)から1mくらいはあろうかと思われる落石が落ちて来て、
岩にぶつかって大きな音とともに粉々に。
幸い、登山道からはちょっと離れていたのでなんともなかったが。。これは怖い。。
自分ではそんなにペースあげているつもりではなかったが、9時前に、頂上宿舎到着。
まだ誰もいない売店で、ケーキセットを食べてエネルギー補給し、白馬岳へ。
さすがに頂上はそれなりに人もいて、皆さん記念撮影。
私は少しだけ休憩後、今日の目的地の白馬大池を目指す。
稜線上はずっとガスったり晴れたりの繰り返し。
ここで、先週の穂高の際に出来た足のマメが再発。
そのため急速にペースダウン。
白馬大池に着いたのは13時くらい。
ここのテント場、一度張ってみたかったんだよねぇ。
居心地良さそうだし。
白馬大池はチングルマの楽園状態。
とはいえ、半分くらいはもう散ってしまってたが。
ハクサンコザクラも咲いてたが、まだ群落って程ではありませんでした。
もしかしてもう終わったのかな?
さて、夕食は、先週の涸沢テント泊でも食べた「豚の角煮丼!」
以前、某山岳雑誌に、アウトドアライターの高橋庄太郎が紹介していた山ごはんレシピを見て、
これはぜひ食べたい!と思ったメニューを簡略化。
(どんなものかは写真を見てね。)
これがまたガツン!と美味くて、パワーが出る出る!!!
夜は星を見たかったが、雲が晴れず、月(下弦の月)も出てしまい、結局見れず。
翌朝、起きてみると、テントのフライシートは夜露に濡れてグッショリ。
池があるからかな?
二日目は栂池に下山するだけ。
自然園に降りて来ると、そこは人だらけ。
ロープウェイ、ゴンドラと乗り継ぎ、バスにて白馬駅、そこからさらにバスに乗り、猿倉に駐車したマイカーへ。
帰りは猿倉から降りるとちゅうにある「おびなたの湯」に。
露天風呂オンリーの野趣あふれる温泉だが、お湯は結構ぬるかった。
たまたまかな?
熱いお湯が好きな人にはむかないかも。
ぬるいお湯にゆっくり入って癒したい人にはいいですね。
天気はいまひとつでしたが、やはり白馬大雪渓は登り応えあります。
今度は白馬鑓温泉に向かうコースに行ってみたいですね。
*お願い*
花の名前、間違ってるものありましたら、正しい名前教えて下さい。
わからない花の名前もぜひ!
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