記録ID: 124318
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
鹿島槍ヶ岳〜3度目の登頂、そしてかわいいお花に出逢えた〜
2011年07月24日(日) [日帰り]
- GPS
- 10:12
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 2,145m
- 下り
- 2,130m
コースタイム
扇沢出合6:35 - 8:40種池山荘8:50 - 爺ヶ岳中峰9:28 - 10:14冷池山荘10:25 - 布引山11:08 - 鹿島槍ヶ岳南峰11:41
鹿島槍ヶ岳南峰12:25 - 布引山12:52 - 13:28冷池山荘13:40 - 14:55種池山荘15:05 - ケルン16:15 - 扇沢出合16:47
往路 5時間6分(目標5時間30分)
復路 4時間22分(目標4時間30分)
行動時間 10時間12分(食事、休憩含む)
鹿島槍ヶ岳南峰12:25 - 布引山12:52 - 13:28冷池山荘13:40 - 14:55種池山荘15:05 - ケルン16:15 - 扇沢出合16:47
往路 5時間6分(目標5時間30分)
復路 4時間22分(目標4時間30分)
行動時間 10時間12分(食事、休憩含む)
天候 | 晴れのちくもりでガスって展望なし、一時雨 登山口 17℃ 種池山荘 15℃ 冷池山荘 15℃ 鹿島槍ヶ岳 15℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
扇沢17:55 - 路線バス - 18:30信濃大町19:00 - 大糸線 - 19:52松本20:00 - ス-パ-あずさ36号 - 22:06八王子 - 横浜線 - 町田22:50 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山ポスト 柏原新道入口(扇沢出合)に登山相談所あり。1名常駐してます。 ここで登山届を記入して提出します。簡単なチェックを受けました。 ★柏原新道 倒木は処理され通行に問題なし。 沢筋に1箇所残雪あり。標識に従って通行のこと。 ★種池山荘〜冷池山荘 種池山荘では針ノ木岳や蓮華岳、立山を俯瞰できました。 爺への稜線からは辛うじて鹿島槍の双耳峰を眺めることが できました。しかし爺の中峰到着時にはすっかりガスに包まれ それ以降姿を見せることはありませんでした。 針ノ木岳と蓮華岳も深くガスに飲み込まれてしまいました。 種池山荘直下にお花畑あり。まだ楽しめます。 稜線上に残雪はありません。 ★冷池山荘〜鹿島槍 冷池山荘から布引山の登山道の両脇にお花畑あり。ついつい足を 止めて見入ってしまうほど見事な花の競演が続きます。 鹿島槍への登りでライチョウと出会いました。 ★このル-トについて 全体的に危険箇所もなく歩きやすい優しいル-トです。 北ア初心者が小屋泊まりで鹿島槍を目指すのに最適なル-トでしょう。 今の時期は何といってもお花がこのル-トのハイライトです。 黄色と白と紫の競演を楽しめます。 種池山荘直下と冷池〜布引山で足を止めてください。 そして展望も忘れてはいけません。 鹿島槍の双耳峰は見る者を惹きつけます。本当に美しい。心に残ります。 |
写真
撮影機器:
感想
6月30日以来の山行は3度目の鹿島槍へ。
ようやく仕事の繁忙期が一段落して私の夏山が始まります。
あれは10年近く前でしょうか。
初めての鹿島槍へは冷池山荘に泊まって、激しい風雨のなか登頂しました。
その帰路で扇沢から日帰りでピストンする若い人とすれ違いました。
その時は凄いもんだと驚きました。
あれから10年近くたって、あのときの若者と同じように日帰りで鹿島槍を
目指す自分がいました。あの時、そんなことは考えられなかったことも
今ではごく普通のことです。
人は成長していくのですね。特別なことは何ひとつしてません。
ただ、行きたい山へ思うがままに行ってきただけです。挑戦してきただけです。
登りが大好きというのは少し変わっているかもしれないですが・・・・・。
今度の山行は意識してお花の写真をたくさん撮りました。
お花のことは全く無知なので名前すらわかりません。
でもお花の写真があるだけでいつもと違って華やいだ記録になったような気が
してます。(いつも殺風景なので)
さて、いよいよ読売新道です。
ガツンと登っちゃいますよ。いまからとても楽しみです。
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こんにちは
siriusさん相変わらずの健脚ですね
そしてしっかりと花の写真もとってますし
私は2年前までは高山植物に見向きもせずひたすら登ってばかりだったのですが、最近は花を愛でる余裕?が出てきました。
最近は図鑑片手に撮ってきた写真の花の名前を探すのにはまっています
では読売新道、レコ期待しています
siriusさん、こんにちは♪
登頂おめでとうございます。
遂に、ですね。
レコを拝読していて、私もついつい力が入ってしまいました
展望は残念でしたが、ガスに包まれた山々も幻想的で素敵だと思いますよ。
それにしても、硬派のsiriusさんがお花とは…
隔世の感と申しますか、時代の変化に追いつくのはなかなかに大変ですね。
私も歳を取ったということかしら
あっ、次回の超大作も楽しみにしていま〜す
siriusさん、こんばんは。
先日のリベンジ達成で鹿島槍までピストンされたようで何よりです。
双耳峰の美しい姿もチラリと
今回のレコで一番心をうったのは10年前よりも現在のほうが体力がついているということです。
私はちょうど10年前のsiriusさんと同年齢なので、これからまだまだ上を目指せるんだなとモチベーションがあがりました〜
次回は読売新道ですか〜。
ロング&補給なしのドMルートですね。
ここは歩きがいがありそうで
レコ楽しみにしてますよ
ちなみに私の八全山ですが、7月中にという計画でしたが、イマイチ心も体も充実せず、しばし延期することにしました。
今年の秋になるのか、来年以降になるのかは未定です。
sakura0725さん、こんばんは。
前回の山行から3週間以上も経っているのでどんなもんかと少し心配していました。
でもフタをあければタイムはまずまず、疲労も残さずに
下山することが出来ました。
花を愛でる余裕があるのはいいですね。
私は意識して何とか写真が撮れました。
でもお花の名前がわからない。
私も図鑑でお花の名前を覚えようかな〜。
でも大変そうですね。
今週末は少し天気が心配ですが読売新道を心底楽しんで
こようと思ってます。
lynx1218さん、こんばんは。
ありがとうございます。
やっとというか、3度目の正直です。
本当は残雪期に登りたかったのですが。
仕方ないですね。
来年のお楽しみです。
お天気が良ければ展望が素晴らしいです。
お見せできないのが残念です。
お花は頑張って撮ってみました。
名前は全然わからないのですが・・・。
それでも十分に目を楽しませてくれましたよ。
超大作?になるかどうかわかりませんが、読売新道に
挑んできます。
nagagutuさん、こんばんは。
10年前というと、北アに入り初めの頃でした。
山行頻度はそれほど多くなく山への想い入れも今と
比べると低かったように思います。
もしも、その状態で今日に至っていたとしたら
間違いなく日帰りピストンは出来なかったでしょう。
漠然と山へ行くのではなく、目標を持って自分を試す、
挑戦する、そういう姿勢が今の自分を作ったのだと
思ってます。
読売新道は大きな挑戦です。
ナマハンカな体力では通用しませんね。
じっくりと自分を試してきます。
八ツ全縦は私の方が先になりそうですね。
焦ることもないので心身共に充実してから挑戦してください。
鹿島槍お疲れ様です。
今回は展望はイマイチだったようですが、朝方だけでも展望があって良かったですね。
まあ展望は以前の山行で楽しんでおられるので気も楽だったと思います。
今度は読売新道ですか。
いつ頃アタックのご予定でしょう。
私もいつかチャレンジしたいですね。
MATSUさん、こんばんは。
今回は展望よりお花でした。
いつになく写真もたくさん撮ったりして。
これから扇沢へ向かいます。
外は雨が降ってます。
お天気は怪しいですがせっかく取った3連休
なので何とか読売新道へと思ってます。
siriusさん、こんにちは!
今頃、読売新道でしょうか?
私の憧れへの参拝(笑)ありがとうございました
ガスっていてもオトコマエですね!
またこの日程を1日で行かれることにも感動しながら(私もいつか、そうなれるのかなぁ? )、そしてお花のアップに嬉しくなりがら、楽しく拝見させて頂きました!
全部網羅できていないかもですが、お花の名前が知りたい!にお答えして分かる範囲でお花の名前を書いてみました
(長くなってゴメンナサイ!)
沢山書いちゃいましたがまずは、チングルマがわかれば十分♪と思います
ステキな山行記録、ありがとうございました☆
18枚目 43、45枚目 大きな白い花:コバイケイゾウ
お花畑に点在して咲くお花。背丈が大ぶりなので目立ちます。当たり年とハズレ年があって、当たり年には見事に沢山咲きます。今年は鹿島槍、当たり年のようですね!嬉
19枚目:おそらくミヤマキンポウゲ。
黄色のお花は結構似ていて、これから名前を覚えようとすると挫折するので(笑)、黄色のお花!で大丈夫です☆
20枚目&62、66枚目:チングルマ。
雪田が溶けた後に群落するお花(これはバラ科の低木なんですよ!)
花の後の綿毛もカワイイお花です。高山で群生する、代表的なお花です☆
66枚目は特にかわいく撮れていていますね!
21枚目(29も同じかな?):セリの仲間。
これはこれから咲く、一番きれいな時の株ですね!セリの仲間は似ていて識別が難しい(というか私は苦手!笑)ものが多いのですが、この大きさ&花の付き方だとミヤマゼンコかな?セリの仲間には、虫が集っていることが多いですね。
22枚目:イワカガミ(またはコイワカガミ)
比較的盛夏の早めか、雪解け後、しばらくして咲くお花なので、今キレイな株を見られるのは、北アルプス、雪の多いエリアだから、かもしれませんね。
葉っぱがツルっとしていて、カガミみたいなので、この名前がついたそうです。
38枚目:ミミナグサの仲間。
良く見ると、花弁一枚が、ハート型(2枚に分かれている様にみえる)。
とってもかわいいのです。種類はいくつかありますが、まず、ミミナグサ!で(笑)。
39枚目:ミヤマゼンコ?(白)とウサギギク(黄色)
ウサギギクは、葉っぱがウサギの耳みたい、だから。高山では大き目のお花で、思わず目がいくお花です☆
44枚目、61枚目:シナノキンバイ
黄色のお花でも大きくて華やかなお花。私も大好きです。
群生する代表的なお花で、アップでもキレイなお花です。
51枚目:イワギキョウかな?
まわりの小さなお花たちもカワイイですね。ミミナグサ(奥)とホソバツメクサ(手前)かな?
55枚目:テガタチドリかな?
●●チドリで一番多くみられるのは、ハクサンチドリ。これはおそらくお花が丸いのでテガタチドリかな?ランの仲間で、人気のある高山植物のひとつです。
56枚目:おそらくグンナイフウロ
ピンクが強いとハクサンフウロ、また紫が濃いとタカネグンナイフウロかもしれませんが、タカネグンナイフウロは他の2つと比べると咲いているエリアがかなり限定されているので、違うかな?
いずれにしても、フウロソウ であることには違いありません。
私は今年あまり撮影していなかったので嬉しいです☆
57枚目:ミヤマダイコンソウ
葉っぱが大きくて(大根の葉っぱみたい?)なので、黄色の中でも見分けやすいお花。私、大好きです。
黄色いお花とセリの仲間は、似ていて挫折しやすいので(笑 私も挫折中です )後回しでOKですよ〜
いっぱい書いちゃいましたが、siriusさんがお花を楽しまれたことが何より嬉しいです☆
>>鹿島槍の双耳峰は見る者を惹きつけます。本当に美しい。心に残ります。
まさにそのとおり!ですね
双耳峰の山は数あれど、、鹿島槍ほどの美しさはあまりないでしょうね
確かに硬派のsiriusさんがお花ですか
でも戦士の休息というところでしょうか
読売新道レコ楽しみです
ここを登るとはやっぱり登りが好きなんですね
Tamiさん、こんばんは。
先ほど、北アから帰ってきました。
裏銀座もお花が素晴らしかったですよ。
特に、烏帽子小屋周辺と小屋前のイワギキョウが
凄かった!(小屋のおじさんに名前は聞きました)
後日レコでお見せしたいと思います。
お花の詳細な解説、ありがとうございます。
これを見てお花を覚えたいと思います。
裏銀座にも同じようなお花がたくさんありましたよ。
山行に新たな楽しみができました。
shira-gaさん、こんばんは。
北アから帰ってきました。
読売新道を登るなんてやっぱり私はもの好きな人なんでしょうかね。
後日レコをお見せします。(少し時間がかかりそうです)
鹿島槍の真の美しさはやはり積雪期にこそあると思っています。
来シ−ズンは雪を纏った鹿島槍をお見せできればと楽しみにしています。
お花ですが今までほとんど気にもしなかったのです。
それが写真を撮っているうちに自然と吸い込まれいく
感じで興味を持ち始めました。
ひょっとすると山行の幅を広げられるかもしれないですね。
shira-gaさんもお花に詳しいようで羨ましいですよ。
ゴタテ、そろそろでしょうか?
ようやく天気が回復しそうですね。
shira-gaさんがゴタテをどういうふうに踏破するのか
とても楽しみです。
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