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Yamareco

記録ID: 1244399
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳(北沢峠より)

2017年09月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:50
距離
9.9km
登り
1,172m
下り
1,160m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:07
休憩
0:39
合計
5:46
6:53
4
7:26
7:26
22
7:49
7:49
68
8:57
8:58
18
9:16
9:21
39
10:00
10:01
6
10:07
10:21
3
10:23
10:23
22
10:46
10:47
20
11:07
11:13
29
11:42
11:44
4
11:48
11:50
43
12:32
12:41
1
12:41
12:43
0
12:43
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
市営芦安駐車場を利用。
朝4時付近で第5まで埋まっていたようです。
3時間過ぎに並んだところ乗り合いタクシー1号車に乗ることができました。

往路
乗り合いタクシーにて広河原へ1200円。
広河原から市営バスで北沢峠へ。荷物料金コミで750円。

復路
往路の逆で、料金は同じです。

乗り合いタクシー・市営バスともに、定刻通りではなく人が集まり次第出発というスタイルでした。
そのため13:30北沢峠発を目指しましたが、実際は12:45発となりました。
また、タクシーもバスもハイシーズンの日曜日ということもあり複数台運行して居たので、立て続けに往復していました。
時刻表は1日4本ですが、実質のバス本数はかなり多い状況で、とても助かりました。
コース状況/
危険箇所等
・北沢峠〜仙水小屋
樹林帯の緩やかな登りです。
苔が美しいゾーン。

・仙水小屋〜仙水峠
前半は引き続き苔が美しい樹林帯。
後半はゴーロ帯の岩上歩きとなります。
傾斜は緩いですが、慎重に歩く必要があるでしょう。
また、道がわかりづらい部分があり、ケルン状の石積みを見ながら進みます。

・仙水峠〜駒津峰
ひたすら急登です。
前半は樹林帯、後半はハイマツ帯。
本コース1番の頑張りどころですが、だんだんと開けてくる視界と、少しづつ姿を見せる甲斐駒ヶ岳にパワーをもらえます。

・駒津峰〜六万石
1.5人分程度の道幅の痩せ尾根に、岩場をミックスしたルートです。
特に花崗岩は表面がザレ化しており大変滑りますのでお気をつけください。
今回歩いたコースでは、ここが1番緊張感がありました(直登コースは未踏)。
岩場はいい加減にこなすと危険なレベルの岩場ですので、慎重に通過する必要があります。
混雑時には、この区間で渋滞が起きやすいようです。
ちなみに、全行程の中で下山時の駒津峰登り返しが1番キツく感じました。

・六万石〜甲斐駒ヶ岳山頂
ヘルメットが無いので、直登コースは使わず迂回路を使いました。
砕けた花崗岩でザレた白砂の斜面を九十九折で上がっていきます。
歩きやすいとは言えませんが、地蔵岳直下よりはいくらかマシな印象。
スザーッと言ったら笑えない事になる可能性があるので、特に下山時使う場合は注意が必要です。

・駒津峰〜双児山〜北沢峠
前半はガレた九十九折の急斜面、後半は樹林帯の九十九折です。
双児山への登りは長くありませんが、下山時利用でしたので駒津峰登り返しで疲れ切った脚にかなりの威力でした。
階段の残骸のようなものが出てきたら北沢峠は近いです。
その他周辺情報 トイレは芦安、夜叉神ゲート前、広河原、こもれび山荘、長衛小屋(100円)に確認。
仙水小屋は未確認です。
特に芦安は、水洗で臭いもせずとても綺麗でした。

芦安に日帰り温泉あり(未利用)。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
おはようございます。
ここは南アルプス林道の夜叉神ゲート前です。
今日は甲斐駒ヶ岳を目指し、芦安駐車場に前夜泊していました。
夜9時着で第2駐車場に停められたのでラッキーでした。
翌朝3時より行動し、乗り合いタクシー1号車をゲット!
2017年09月03日 05:21撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 5:21
おはようございます。
ここは南アルプス林道の夜叉神ゲート前です。
今日は甲斐駒ヶ岳を目指し、芦安駐車場に前夜泊していました。
夜9時着で第2駐車場に停められたのでラッキーでした。
翌朝3時より行動し、乗り合いタクシー1号車をゲット!
車窓より間ノ岳。
天気は最高、この夏の悪天候によるフラストレーションを解放したいっ
2017年09月03日 05:41撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/3 5:41
車窓より間ノ岳。
天気は最高、この夏の悪天候によるフラストレーションを解放したいっ
程なくして広河原へ到着。
ここで北沢峠行きへ乗り換えます。
チケット売り場は写真の真ん中の窓口です。
北沢峠へのアクセスは仙流荘からが早いし安いのですが、神奈川からでは何せ遠い…
2017年09月03日 06:24撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 6:24
程なくして広河原へ到着。
ここで北沢峠行きへ乗り換えます。
チケット売り場は写真の真ん中の窓口です。
北沢峠へのアクセスは仙流荘からが早いし安いのですが、神奈川からでは何せ遠い…
バスまで時間があったので、北岳を見に行きました。
今日の天気は最高ですね!
物凄い混雑してるよとタクシーの運転手さんが言ってました。
2017年09月03日 06:07撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/3 6:07
バスまで時間があったので、北岳を見に行きました。
今日の天気は最高ですね!
物凄い混雑してるよとタクシーの運転手さんが言ってました。
北沢峠へは25分。
バス車内では、林道から見える山や滝の案内、植物の紹介などがアナウンスされていました。
2017年09月03日 07:01撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 7:01
北沢峠へは25分。
バス車内では、林道から見える山や滝の案内、植物の紹介などがアナウンスされていました。
北沢峠こもれび山荘。
帰りのバスの時間によってはこちらで少しのんびりさせてもらおうっと。
2017年09月03日 07:01撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 7:01
北沢峠こもれび山荘。
帰りのバスの時間によってはこちらで少しのんびりさせてもらおうっと。
仙水峠経由で甲斐駒ヶ岳を目指します。
バス通りを少し戻って分岐へ。
2017年09月03日 07:06撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 7:06
仙水峠経由で甲斐駒ヶ岳を目指します。
バス通りを少し戻って分岐へ。
長衛小屋までは林道の延長のような大変歩きやすい道。
のんびり散歩したいとこですが、帰りのバスの時間が微妙なので早足で通過。
2017年09月03日 07:06撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 7:06
長衛小屋までは林道の延長のような大変歩きやすい道。
のんびり散歩したいとこですが、帰りのバスの時間が微妙なので早足で通過。
長衛小屋のテント場は8割は埋まってる感じでした。
甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳のエリアはテント場が少ないので、物凄い混み合う模様。
2017年09月03日 07:08撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 7:08
長衛小屋のテント場は8割は埋まってる感じでした。
甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳のエリアはテント場が少ないので、物凄い混み合う模様。
長衛小屋。
左の建物はトイレです。
募金としか書いて無いですが、スタッフさんに聞いたら使用量は100円との事。
2017年09月03日 07:09撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 7:09
長衛小屋。
左の建物はトイレです。
募金としか書いて無いですが、スタッフさんに聞いたら使用量は100円との事。
この橋を渡るといよいよ登山道になってきます。
さぁ、南アルプスの貴公子と呼ばれる甲斐駒ヶ岳、今から行くから待ってろよー!
2017年09月03日 07:11撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 7:11
この橋を渡るといよいよ登山道になってきます。
さぁ、南アルプスの貴公子と呼ばれる甲斐駒ヶ岳、今から行くから待ってろよー!
ここからは栗沢山にもいけます。
その先はアサヨ峰を経由し北沢峠に降りるコースと、早川尾根の縦走路があります。
そのうち歩いてみたいなぁ。
2017年09月03日 07:11撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 7:11
ここからは栗沢山にもいけます。
その先はアサヨ峰を経由し北沢峠に降りるコースと、早川尾根の縦走路があります。
そのうち歩いてみたいなぁ。
仙水峠へは全体的に緩やかな傾斜が続きます。
まずは小手調べって感じでしょうか。
2017年09月03日 07:11撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 7:11
仙水峠へは全体的に緩やかな傾斜が続きます。
まずは小手調べって感じでしょうか。
いい天気!
しかし、お昼を回ると曇り予報となるので早いうちに山頂を目指したいですね。
帰りのバスのためにも。
2017年09月03日 07:11撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 7:11
いい天気!
しかし、お昼を回ると曇り予報となるので早いうちに山頂を目指したいですね。
帰りのバスのためにも。
序盤は南アルプスの森と言えば!という感じの樹林帯です。
豊富な水と光と苔。
2017年09月03日 07:23撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 7:23
序盤は南アルプスの森と言えば!という感じの樹林帯です。
豊富な水と光と苔。
この辺りはまだ森に目を向ける余裕がある。
いいですねー、マイナスイオン出まくってる感じで癒されます。
2017年09月03日 07:26撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 7:26
この辺りはまだ森に目を向ける余裕がある。
いいですねー、マイナスイオン出まくってる感じで癒されます。
森を堪能しながら歩いていると、割とすぐに仙水小屋へ到着。
小屋の敷地入り口にはロープによるゲートがあり、この時間は利用者以外は立ち入り禁止の様子。
2017年09月03日 07:33撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 7:33
森を堪能しながら歩いていると、割とすぐに仙水小屋へ到着。
小屋の敷地入り口にはロープによるゲートがあり、この時間は利用者以外は立ち入り禁止の様子。
朝日が入り、森がとても綺麗な感じでした。
が、私の腕ではこの写真が限界。
2017年09月03日 07:39撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 7:39
朝日が入り、森がとても綺麗な感じでした。
が、私の腕ではこの写真が限界。
緩い登りを歩いて行くと、急に視界がひらけます。
そして目の前にはゴーロの壁が出現。
2017年09月03日 07:41撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/3 7:41
緩い登りを歩いて行くと、急に視界がひらけます。
そして目の前にはゴーロの壁が出現。
ゴーロ帯を歩いて行きます。
進行方向がわかりづらい箇所がありますので、ケルン状の石積みを探して行きましょう。
2017年09月03日 07:47撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/3 7:47
ゴーロ帯を歩いて行きます。
進行方向がわかりづらい箇所がありますので、ケルン状の石積みを探して行きましょう。
陽光に迎えられたV字の谷が合わさるところ。
あそここそ仙水峠のはず。
いやー、多少ゴロゴロしてるけど傾斜は緩いし気持ちの良い道だー。
2017年09月03日 07:53撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 7:53
陽光に迎えられたV字の谷が合わさるところ。
あそここそ仙水峠のはず。
いやー、多少ゴロゴロしてるけど傾斜は緩いし気持ちの良い道だー。
そして仙水峠に到着。
バス時刻の関係で、コースタイムをかなり巻いて到着しました。
うんいい感じ。
この調子で行こう。
2017年09月03日 07:57撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 7:57
そして仙水峠に到着。
バス時刻の関係で、コースタイムをかなり巻いて到着しました。
うんいい感じ。
この調子で行こう。
仙水峠からは甲斐駒ヶ岳に寄り添う摩利支天がその豪快な姿を隠すところなく見せてくれています。
物凄く格好いい姿です。
同時に、甲斐駒ヶ岳の高さ・遠さを想像するにこれからの道が恐ろしい。
ここまではまさにウォーミングアップ。
2017年09月03日 07:57撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 7:57
仙水峠からは甲斐駒ヶ岳に寄り添う摩利支天がその豪快な姿を隠すところなく見せてくれています。
物凄く格好いい姿です。
同時に、甲斐駒ヶ岳の高さ・遠さを想像するにこれからの道が恐ろしい。
ここまではまさにウォーミングアップ。
そして駒津峰を目指して急登に足を踏み入れます。
ぬおお!容赦無い!
ペースを上げたくても上げられません。
これが1.5時間も続くとは…
2017年09月03日 08:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 8:13
そして駒津峰を目指して急登に足を踏み入れます。
ぬおお!容赦無い!
ペースを上げたくても上げられません。
これが1.5時間も続くとは…
しかし、所々で視界が開け、徐々にその姿を露わにする甲斐駒ヶ岳にテンション大アップです。
なんちゅう男前な山なんだ!
2017年09月03日 08:29撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 8:29
しかし、所々で視界が開け、徐々にその姿を露わにする甲斐駒ヶ岳にテンション大アップです。
なんちゅう男前な山なんだ!
振り返れば南アルプスの女王、仙丈ヶ岳。
個人的に美しいという言葉が1番似合う山だと思っています。
あの特大カールを間近で見たい。
今日は甲斐駒ヶ岳、次に来る時は向こうにしよう。
2017年09月03日 08:29撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 8:29
振り返れば南アルプスの女王、仙丈ヶ岳。
個人的に美しいという言葉が1番似合う山だと思っています。
あの特大カールを間近で見たい。
今日は甲斐駒ヶ岳、次に来る時は向こうにしよう。
この圧倒的な包容力を感じる山様。
まさに女王。
あっちは山頂直下に小屋があるので、小屋泊して御来光を見たいです。
2017年09月03日 08:29撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 8:29
この圧倒的な包容力を感じる山様。
まさに女王。
あっちは山頂直下に小屋があるので、小屋泊して御来光を見たいです。
そしてこちらもどんどん格好良くなって行きます。
貴公子、女王と呼んだ人は天才だと思う。
2017年09月03日 08:31撮影 by  DSC-HX60V, SONY
10
9/3 8:31
そしてこちらもどんどん格好良くなって行きます。
貴公子、女王と呼んだ人は天才だと思う。
木々の間から見えるのは鳳凰三山ですね。
オベリスクは目立つのですぐにわかります。
あそこももう一度行きたい。
2017年09月03日 08:38撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 8:38
木々の間から見えるのは鳳凰三山ですね。
オベリスクは目立つのですぐにわかります。
あそこももう一度行きたい。
7月にはあちらで夢のような時間を過ごさせていただきました。
ただ、地蔵直下の砂斜面はもうお腹いっぱいです。
2017年09月03日 08:38撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/3 8:38
7月にはあちらで夢のような時間を過ごさせていただきました。
ただ、地蔵直下の砂斜面はもうお腹いっぱいです。
道はどんどんゴリついてきます。
脚がっ!脚がっ!
2017年09月03日 08:47撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/3 8:47
道はどんどんゴリついてきます。
脚がっ!脚がっ!
中央アルプスの山々でしょうか?
中央はまだ行った事がありません。
木曽駒ヶ岳には行きたいのですが、なかなかチャンスが無い。
2017年09月03日 08:50撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 8:50
中央アルプスの山々でしょうか?
中央はまだ行った事がありません。
木曽駒ヶ岳には行きたいのですが、なかなかチャンスが無い。
この空の青さはピークが近くなってきた証拠では。
あそこへ上がりさえすれば休めるっ!
2017年09月03日 08:56撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 8:56
この空の青さはピークが近くなってきた証拠では。
あそこへ上がりさえすれば休めるっ!
そして駒津峰(2750m)到達です。
山と高原地図では2740mと書いてあるのですが、この差はいったい?
2017年09月03日 09:05撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/3 9:05
そして駒津峰(2750m)到達です。
山と高原地図では2740mと書いてあるのですが、この差はいったい?
駒津峰からの甲斐駒ヶ岳。
ついにその全容が見えました。
格好良すぎです。
普通に惚れる。
2017年09月03日 09:04撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 9:04
駒津峰からの甲斐駒ヶ岳。
ついにその全容が見えました。
格好良すぎです。
普通に惚れる。
鳳凰三山も少し高い位置から見る事で背後のあの方が見え始めました。
富士山が見えると元気が回復する気がします。
2017年09月03日 09:05撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 9:05
鳳凰三山も少し高い位置から見る事で背後のあの方が見え始めました。
富士山が見えると元気が回復する気がします。
駒津峰からは尾根を1度降って甲斐駒ヶ岳へ取り付きます。
この尾根が、道幅狭い・両側切れ落ち・ゴリゴリした岩場という要素を持っているため、ここで渋滞が発生していました。
2017年09月03日 09:12撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 9:12
駒津峰からは尾根を1度降って甲斐駒ヶ岳へ取り付きます。
この尾根が、道幅狭い・両側切れ落ち・ゴリゴリした岩場という要素を持っているため、ここで渋滞が発生していました。
六方石の付近まで降りて来ると、いよいよ甲斐駒ヶ岳に取り付きます。
というかここまで荒ぶった道をかなり下ったんですが、登り返しが今から恐ろしい。
2017年09月03日 09:25撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/3 9:25
六方石の付近まで降りて来ると、いよいよ甲斐駒ヶ岳に取り付きます。
というかここまで荒ぶった道をかなり下ったんですが、登り返しが今から恐ろしい。
これが六方石でいいのかな?
看板の類はありませんが、サイズと形、これがある場所と、異様に目立つので多分これなんじゃ無いかな。
2017年09月03日 09:26撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 9:26
これが六方石でいいのかな?
看板の類はありませんが、サイズと形、これがある場所と、異様に目立つので多分これなんじゃ無いかな。
取り付きには分岐があり、写真上の方へ進むと直登コース、右の方へ行くと巻道を経て山頂になります。
この分岐が見落としやすく、指導標が欲しいところ。
六万石から来ると岩のペンキは若干見辛い位置にあります。
2017年09月03日 09:29撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 9:29
取り付きには分岐があり、写真上の方へ進むと直登コース、右の方へ行くと巻道を経て山頂になります。
この分岐が見落としやすく、指導標が欲しいところ。
六万石から来ると岩のペンキは若干見辛い位置にあります。
巻道は砕けた花崗岩によるザレた斜面を九十九折して行きます。
地蔵直下よりは踏み固められているので歩きやすいですが、ズザーッと行きやすいので注意。
2017年09月03日 09:35撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/3 9:35
巻道は砕けた花崗岩によるザレた斜面を九十九折して行きます。
地蔵直下よりは踏み固められているので歩きやすいですが、ズザーッと行きやすいので注意。
おお、六方石がもうあんな小さく。
駒津峰への登り返しの角度が容赦無い様子が見て取れます。
2017年09月03日 09:36撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 9:36
おお、六方石がもうあんな小さく。
駒津峰への登り返しの角度が容赦無い様子が見て取れます。
鳳凰三山は朝のガスが取れて全体が雲海の中に現れ始めました。
2017年09月03日 09:42撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/3 9:42
鳳凰三山は朝のガスが取れて全体が雲海の中に現れ始めました。
摩利支天への分岐。
行きたいのですが、タイム的にバスがギリギリなのでまずは甲斐駒ヶ岳山頂へ。
時間があれば寄ることにします。
2017年09月03日 09:45撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/3 9:45
摩利支天への分岐。
行きたいのですが、タイム的にバスがギリギリなのでまずは甲斐駒ヶ岳山頂へ。
時間があれば寄ることにします。
摩利支天を横目に白砂のザレを進みます。
ずりずり…ずりずりと。
こういうのどっかであったなぁ。
2017年09月03日 09:45撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
9/3 9:45
摩利支天を横目に白砂のザレを進みます。
ずりずり…ずりずりと。
こういうのどっかであったなぁ。
人が歩きすぎたのか、人為的に作ったのかは知りませんが、岩に人の足跡のステップが出来ている。
2017年09月03日 10:02撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 10:02
人が歩きすぎたのか、人為的に作ったのかは知りませんが、岩に人の足跡のステップが出来ている。
ヒィヒィ言いながらようやっと肩の分岐へ到着。
黒戸尾根方面から来るとここで合流します。
黒戸尾根…甲斐駒ヶ岳で御来光見たければ使うしか無い。
いつか行けるんだろうか。
2017年09月03日 10:10撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/3 10:10
ヒィヒィ言いながらようやっと肩の分岐へ到着。
黒戸尾根方面から来るとここで合流します。
黒戸尾根…甲斐駒ヶ岳で御来光見たければ使うしか無い。
いつか行けるんだろうか。
そして、山頂にある駒ヶ岳神社奥社へ到達。
頂標はこの奥です。
まず無事に到達できた事を感謝し、下山時の安全についてもお祈りします。
2017年09月03日 10:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 10:13
そして、山頂にある駒ヶ岳神社奥社へ到達。
頂標はこの奥です。
まず無事に到達できた事を感謝し、下山時の安全についてもお祈りします。
甲斐駒ヶ岳(2967m)登頂!
ずっと憧れていて、夏の悪天候で流れに流れた甲斐駒ヶ岳にようやっと来る事ができました!
2017年09月03日 10:15撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 10:15
甲斐駒ヶ岳(2967m)登頂!
ずっと憧れていて、夏の悪天候で流れに流れた甲斐駒ヶ岳にようやっと来る事ができました!
鳳凰三山と富士山。
今度行く時は夜叉神から行きたいなぁ。
2017年09月03日 10:17撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 10:17
鳳凰三山と富士山。
今度行く時は夜叉神から行きたいなぁ。
下界の街が一望出来ます。
今日は本当に最高の天気!
2017年09月03日 10:17撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
9/3 10:17
下界の街が一望出来ます。
今日は本当に最高の天気!
足元に摩利支天、中央手前右から栗沢山とアサヨ峰、左に鳳凰三山、奥には白峰三山の方々。
南アルプスの名峰が勢ぞろい。
南部の山々も見えましたが、どれがどれかわからない。
2017年09月03日 10:17撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 10:17
足元に摩利支天、中央手前右から栗沢山とアサヨ峰、左に鳳凰三山、奥には白峰三山の方々。
南アルプスの名峰が勢ぞろい。
南部の山々も見えましたが、どれがどれかわからない。
仙丈ヶ岳も相変わらず美しい。
視点が上がった事で、少しカールが見えています。
2017年09月03日 10:18撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 10:18
仙丈ヶ岳も相変わらず美しい。
視点が上がった事で、少しカールが見えています。
お地蔵様にもお祈り。
2017年09月03日 10:19撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 10:19
お地蔵様にもお祈り。
雲ひとつない青空ってのもいいですが、程よく雲があるのも空の広がりが感じられて好きです。
2017年09月03日 10:23撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/3 10:23
雲ひとつない青空ってのもいいですが、程よく雲があるのも空の広がりが感じられて好きです。
さて、山頂で時間を見るに、どうやら北沢峠13:30発のバスに間に合いそう。
これを逃すと次が16時なので、何としても乗りたいところです。
摩利支天へは寄らずに下山する事にしました。
下山時の巻道斜面は結構怖い。
2017年09月03日 10:33撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 10:33
さて、山頂で時間を見るに、どうやら北沢峠13:30発のバスに間に合いそう。
これを逃すと次が16時なので、何としても乗りたいところです。
摩利支天へは寄らずに下山する事にしました。
下山時の巻道斜面は結構怖い。
駒津峰まで降りて来る頃には鳳凰三山方面はガスの中に。
急いで登って良かった!
しかし駒津峰への登り返しは地獄のキツさだった…
2017年09月03日 11:21撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 11:21
駒津峰まで降りて来る頃には鳳凰三山方面はガスの中に。
急いで登って良かった!
しかし駒津峰への登り返しは地獄のキツさだった…
下山は双児山を経由し直接北沢峠に降りるルートを取ります。
序盤はガレた九十九折。
かなり歩きにくいので気をつけて行きましょう。
2017年09月03日 11:31撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 11:31
下山は双児山を経由し直接北沢峠に降りるルートを取ります。
序盤はガレた九十九折。
かなり歩きにくいので気をつけて行きましょう。
九十九折を下り切るとすぐに双児山への登りが現れます。
これが地味にキツく、駒津峰の登り返しで大幅に削れた脚にとどめを刺しに来ます。
2017年09月03日 11:48撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 11:48
九十九折を下り切るとすぐに双児山への登りが現れます。
これが地味にキツく、駒津峰の登り返しで大幅に削れた脚にとどめを刺しに来ます。
双児山を過ぎるとひたすら樹林帯の九十九折で標高を下げて行きます。
長い九十九折ですが、木製階段の残骸のようなものが現れればゴール間近。
なお木製階段残骸は大変滑りやすいので、無理に使わない方が良いように思います。
2017年09月03日 12:00撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/3 12:00
双児山を過ぎるとひたすら樹林帯の九十九折で標高を下げて行きます。
長い九十九折ですが、木製階段の残骸のようなものが現れればゴール間近。
なお木製階段残骸は大変滑りやすいので、無理に使わない方が良いように思います。
北沢峠にな12:43に着きました。
予定よりかなり早く下山できたので、北沢峠こもれび山荘でバッジとお土産購入。
時間まで一休みしようと思うと、速攻バスが出るようで12:45には出発する事ができました。
2017年09月03日 20:05撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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9/3 20:05
北沢峠にな12:43に着きました。
予定よりかなり早く下山できたので、北沢峠こもれび山荘でバッジとお土産購入。
時間まで一休みしようと思うと、速攻バスが出るようで12:45には出発する事ができました。

感想

鳳凰三山を登って以来、甲斐駒ヶ岳のその格好良過ぎる山様にすっかり惚れ込んでしまい、この夏に何としても登りたい山となっていました。
しかし、この夏の悪天候は甲斐駒ヶ岳登山計画を3回もお流れにしてくれていたのでした。

そして、9月の第1日曜日。
とうとう山へ行ける日に甲斐駒ヶ岳に晴れの予報が出現し、満を辞しての出陣となりました。
とはいえ明日は普通に月曜日で仕事です。
北沢峠はバスが少なく、標準的なコースタイムで歩くと帰りの広河原行きは16:00。
広河原から芦安までも1時間弱かかるので、これだと帰宅が深夜になりそうでした。
そのため、どうにかして13:30のバスに間に合わないかと序盤からペースを早めて歩いたのですが、駒津峰への登りと山頂への白砂斜面に脚力の全てを持っていかれた気がします。

帰宅後にこれを書いていますが、普段の登山よりも筋肉が痛いので脚がサロンパスまみれになっています。

しかしながら、頑張った甲斐もあり、山頂ではガスが上がって来る前の絶景を楽しむ事ができ、バスも余裕で間に合うという結果になって良かったです。
流石、甲斐駒ヶ岳。
甘えさせてはくれない最高に男前の山でした!

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