このところ、西丹沢・道志方面にばかり行っていたので、ちょっと気分を変えてもう少し先の三ツ峠山に行こうと思い立ち、4時半に起きて5時10分頃に家を出て圏央道相模原ICから高速に乗って都留ICを目指します。前日の天気予報では朝から晩まで晴れマークでしたが、早朝はまだ曇っています。大月ICが近くなって笹子雁ヶ腹摺山方面が見えてきますが、まだまだ晴れるのは後のようです。
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このところ、西丹沢・道志方面にばかり行っていたので、ちょっと気分を変えてもう少し先の三ツ峠山に行こうと思い立ち、4時半に起きて5時10分頃に家を出て圏央道相模原ICから高速に乗って都留ICを目指します。前日の天気予報では朝から晩まで晴れマークでしたが、早朝はまだ曇っています。大月ICが近くなって笹子雁ヶ腹摺山方面が見えてきますが、まだまだ晴れるのは後のようです。
都留ICを下りて、県道を右に進んでしばらく真っ直ぐ進むと、高畑の集落の先にある「宝の山ふれあいの里」に至ります。北西に抜ける黒野田林道の南東側の入口がありますが、この辺で県道は終了しまして、そのまま直進して大幡川沿いの林道に入ります。
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都留ICを下りて、県道を右に進んでしばらく真っ直ぐ進むと、高畑の集落の先にある「宝の山ふれあいの里」に至ります。北西に抜ける黒野田林道の南東側の入口がありますが、この辺で県道は終了しまして、そのまま直進して大幡川沿いの林道に入ります。
林道に入って300mほどのところで道の脇に窪みがあったので、そこに駐車しました。7時10分に到着して、少し準備を整えてから出発したのは7時15分頃でした。
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林道に入って300mほどのところで道の脇に窪みがあったので、そこに駐車しました。7時10分に到着して、少し準備を整えてから出発したのは7時15分頃でした。
しばらく林道を黙々と歩きます。車から降りると、9月初めと言うのにかなりひんやりしていたので、ウィンドブレーカーを羽織って歩き始めましたが、林道とは言え普通に登り坂ですから、すぐに汗をかいて暑苦しくなってきました。
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しばらく林道を黙々と歩きます。車から降りると、9月初めと言うのにかなりひんやりしていたので、ウィンドブレーカーを羽織って歩き始めましたが、林道とは言え普通に登り坂ですから、すぐに汗をかいて暑苦しくなってきました。
ほどなく道が分岐していますが、この手前にもコンクリ舗装された分岐が左にありました。どちらも道標のようなものはなく、『山と高原地図』では縮尺が小さ過ぎてそうした細かいものは記載されていませんので、見た感じでメインとなる方を選んで歩きました。画像の分岐は左側に登る感じの側を進みます。
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ほどなく道が分岐していますが、この手前にもコンクリ舗装された分岐が左にありました。どちらも道標のようなものはなく、『山と高原地図』では縮尺が小さ過ぎてそうした細かいものは記載されていませんので、見た感じでメインとなる方を選んで歩きました。画像の分岐は左側に登る感じの側を進みます。
分岐からしばらく歩くと、また分岐が現われましたが、今度は左側は車道ではなく登山度になっています。ここが今回利用する三ツ峠山北口登山道の入口で、右にそのまま林道を進むと大幡八丁峠登山道に至ります。帰路はそちらから戻る予定です。
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分岐からしばらく歩くと、また分岐が現われましたが、今度は左側は車道ではなく登山度になっています。ここが今回利用する三ツ峠山北口登山道の入口で、右にそのまま林道を進むと大幡八丁峠登山道に至ります。帰路はそちらから戻る予定です。
ここには登山計画書のBoxが設置されていて、小さな祠も設けられていました。駐車スペースにもなっているので、ここまで車できても良さそうですが、林道入口から少しの区間で路面が荒れているので、普通車ではちょっと厳しいかも知れませんね。
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ここには登山計画書のBoxが設置されていて、小さな祠も設けられていました。駐車スペースにもなっているので、ここまで車できても良さそうですが、林道入口から少しの区間で路面が荒れているので、普通車ではちょっと厳しいかも知れませんね。
北口登山道は地図によると大幡川から枝分かれした沢に沿って上の方まで進む形になっていますから、沢が切れるまでは勾配はそう厳しくないのかなと漠然と思っていましたら、のっけからしっかりした勾配の道が続きました。
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北口登山道は地図によると大幡川から枝分かれした沢に沿って上の方まで進む形になっていますから、沢が切れるまでは勾配はそう厳しくないのかなと漠然と思っていましたら、のっけからしっかりした勾配の道が続きました。
なんとなくこの岩のある尾根っぽいところを左上の方に進みたくなりますが、中央右にしっかりと道標がありますので、ルートを間違えることなく進めます。
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なんとなくこの岩のある尾根っぽいところを左上の方に進みたくなりますが、中央右にしっかりと道標がありますので、ルートを間違えることなく進めます。
すぐに左側に細いながらも落差の高い滝が見えてきました。ただ、これはこの先から始まる「千段の滝」ではなく、南側から合流する支流の沢でした。
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すぐに左側に細いながらも落差の高い滝が見えてきました。ただ、これはこの先から始まる「千段の滝」ではなく、南側から合流する支流の沢でした。
登山道と並行する沢は右にありますが、少し登るとこのような案内板がありました。ここからが千段の滝と言う区間になります。
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登山道と並行する沢は右にありますが、少し登るとこのような案内板がありました。ここからが千段の滝と言う区間になります。
道は基本的にトラバース区間が多いですが、勾配は緩くありません。沢に近い谷間を縫うように進むのですが、何しろ沢自体が「千段の滝」と言うように全部滝みたいなところなので、必然的に道も厳しい勾配の区間が大半を占めます。道もこんな具合に崩れかけたところもあります。
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道は基本的にトラバース区間が多いですが、勾配は緩くありません。沢に近い谷間を縫うように進むのですが、何しろ沢自体が「千段の滝」と言うように全部滝みたいなところなので、必然的に道も厳しい勾配の区間が大半を占めます。道もこんな具合に崩れかけたところもあります。
その沢の様子はこんな按配です。既に滝と言っても良いレベルですね。
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その沢の様子はこんな按配です。既に滝と言っても良いレベルですね。
下の方ではもう枯れていたタマアジサイもここではしっかり花開いています。
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下の方ではもう枯れていたタマアジサイもここではしっかり花開いています。
登りはキツいままで、こんな苔岩の区間もあります。沢沿いの証拠ですね。
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登りはキツいままで、こんな苔岩の区間もあります。沢沿いの証拠ですね。
夏場はあまり見かけなかった花も、涼しくなり始めて秋の花が咲き始めたのか、色々なものが見られました。画像はコウシンヤマハッカと言うそうです。
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夏場はあまり見かけなかった花も、涼しくなり始めて秋の花が咲き始めたのか、色々なものが見られました。画像はコウシンヤマハッカと言うそうです。
沢伝いに登る区間もあります。この辺はこうした岩に白いラッカースプレーでマーキングされていました。
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沢伝いに登る区間もあります。この辺はこうした岩に白いラッカースプレーでマーキングされていました。
沢の右側(左岸)になって滑滝のようになった流れを左に見ながら登ります。
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沢の右側(左岸)になって滑滝のようになった流れを左に見ながら登ります。
一旦沢と離れて右側の谷に移ります。分かりづらいですが、右上の斜面の上の木に道標があるので、迷うことはないでしょう。
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一旦沢と離れて右側の谷に移ります。分かりづらいですが、右上の斜面の上の木に道標があるので、迷うことはないでしょう。
トラバース区間を歩いていると小さ目の蛇が枯れ枝のようにじっとしていました。ストックで向こうに払いのけると、急いで下の薮に逃げました。
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トラバース区間を歩いていると小さ目の蛇が枯れ枝のようにじっとしていました。ストックで向こうに払いのけると、急いで下の薮に逃げました。
今度は右に滑滝のようになった沢を見ながらの登りになります。厳しい勾配が続きます。
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今度は右に滑滝のようになった沢を見ながらの登りになります。厳しい勾配が続きます。
すると、やっと「初滝」と表示があるところに出ました。ここが「初」だとすると、今までは「滝」扱いではなかったんですね。さすがは千段の滝。先は長いようです。
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すると、やっと「初滝」と表示があるところに出ました。ここが「初」だとすると、今までは「滝」扱いではなかったんですね。さすがは千段の滝。先は長いようです。
せっかくだから滝がはっきり見えるところまで進んで撮影。見える範囲で三段になっていて、結構な落差があります。水量もしっかりしていて、立派な滝でした。
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せっかくだから滝がはっきり見えるところまで進んで撮影。見える範囲で三段になっていて、結構な落差があります。水量もしっかりしていて、立派な滝でした。
登山道はこんな具合により一層傾斜が厳しくなります。あれだけの滝の横を登るのだから当然なんですけどね。
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登山道はこんな具合により一層傾斜が厳しくなります。あれだけの滝の横を登るのだから当然なんですけどね。
ここも横目に滝のような沢を見ながら鎖場をよじ登ります。
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ここも横目に滝のような沢を見ながら鎖場をよじ登ります。
名前は付いていませんが、こんな風に沢の全部が滝と言う感じです。
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名前は付いていませんが、こんな風に沢の全部が滝と言う感じです。
先でロープがあったので、それを掴んで斜面をよじ登りましたが、この先で道は消えています。「あれ? ロープが設置されているからここが道のはずなのに、どうしちゃったのかな?」と一時悩みましたが、ロープの結び目のところに立って見ても、どこにも道は見当たりません。
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先でロープがあったので、それを掴んで斜面をよじ登りましたが、この先で道は消えています。「あれ? ロープが設置されているからここが道のはずなのに、どうしちゃったのかな?」と一時悩みましたが、ロープの結び目のところに立って見ても、どこにも道は見当たりません。
そこで沢を挟んで対岸を上から見ると、上の方の岩場に「○」マークがあって、真ん中付近に四角い道標が見られます。その左下にはトラロープもあります。こちらのロープを登ったのは間違いで、対岸に下って渡渉して登り直すのが正しいようです。
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そこで沢を挟んで対岸を上から見ると、上の方の岩場に「○」マークがあって、真ん中付近に四角い道標が見られます。その左下にはトラロープもあります。こちらのロープを登ったのは間違いで、対岸に下って渡渉して登り直すのが正しいようです。
一旦下まで戻ると、上からのロープがここで下まで垂れ下がっていました。つまり、登るためのロープではなくて、沢に下るためのロープだった訳ですね。分かりづらいなぁ(^∀^)。
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一旦下まで戻ると、上からのロープがここで下まで垂れ下がっていました。つまり、登るためのロープではなくて、沢に下るためのロープだった訳ですね。分かりづらいなぁ(^∀^)。
渡渉してロープ区間を登ると、今度はこんなワイヤーの張られたトラバース区間になりました。このルート、普通に『山と高原地図』に記載されていますが、結構ハードな登山道ですね。
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渡渉してロープ区間を登ると、今度はこんなワイヤーの張られたトラバース区間になりました。このルート、普通に『山と高原地図』に記載されていますが、結構ハードな登山道ですね。
今度はゴマナの花が可愛らしく咲いていました。疲れた中でこうした花を見ていると、気が楽になりますね。
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今度はゴマナの花が可愛らしく咲いていました。疲れた中でこうした花を見ていると、気が楽になりますね。
今度はソバナが青紫色の花を咲かせていました。道志の方ではそろそろピークは過ぎているようですが、こちらはまだまだですね。
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今度はソバナが青紫色の花を咲かせていました。道志の方ではそろそろピークは過ぎているようですが、こちらはまだまだですね。
勾配はここも厳しいです。ロープ区間が多くなってきました。
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勾配はここも厳しいです。ロープ区間が多くなってきました。
そして2番目の名のある滝である「大滝」に到着。今の時期は木の枝葉に遮られて全容を見渡すのは困難ですね。
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そして2番目の名のある滝である「大滝」に到着。今の時期は木の枝葉に遮られて全容を見渡すのは困難ですね。
そして斜面の左側をトラバースして進みますが、こんな崩落したところを横切ります。
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そして斜面の左側をトラバースして進みますが、こんな崩落したところを横切ります。
大滝はこちらの方から見た方がまだはっきり見えますね。下の方は見えないですが、結構な落差の切り立った様子が良く分かります。
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大滝はこちらの方から見た方がまだはっきり見えますね。下の方は見えないですが、結構な落差の切り立った様子が良く分かります。
そのまま進んで行くと、今度はこんなつぼみのような花がありました。はっきりしませんが、トモエシオガマと言う名の花のようです。
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そのまま進んで行くと、今度はこんなつぼみのような花がありました。はっきりしませんが、トモエシオガマと言う名の花のようです。
しばらくすると、三つ目の名のある滝である「七福の滝」に至ります。結構標高も上がってきていますから、上の方ではガスっていますね。今日は一日中晴れの予報だったのに、これはちょっと期待薄です。
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しばらくすると、三つ目の名のある滝である「七福の滝」に至ります。結構標高も上がってきていますから、上の方ではガスっていますね。今日は一日中晴れの予報だったのに、これはちょっと期待薄です。
登山道は滝の右側の斜面を進みますが、途中で七福の滝の上流側が見えました。表示板のあるところからは4段に見えましたが名前の通り多分7段になった滝なんでしょうね。
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登山道は滝の右側の斜面を進みますが、途中で七福の滝の上流側が見えました。表示板のあるところからは4段に見えましたが名前の通り多分7段になった滝なんでしょうね。
ここの登山道にはキノコ類はあまり見かけませんでしたが、かなり高いところになってようやくタマゴ茸が傘を開こうとしていました。まん丸で可愛らしいですね。
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ここの登山道にはキノコ類はあまり見かけませんでしたが、かなり高いところになってようやくタマゴ茸が傘を開こうとしていました。まん丸で可愛らしいですね。
ちょっとした尾根になっていますが、勾配は相変わらずこんな具合です。
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ちょっとした尾根になっていますが、勾配は相変わらずこんな具合です。
まだまだロープ区間は続きます。尾根道になったので、もう沢とは分かれたのかなと思いましたが、まだ後で沢に近付くようです。等高線図では線の幅が狭くなった急勾配の区間になっていました。
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まだまだロープ区間は続きます。尾根道になったので、もう沢とは分かれたのかなと思いましたが、まだ後で沢に近付くようです。等高線図では線の幅が狭くなった急勾配の区間になっていました。
尾根の上から離れて、再び斜面の左側をトラバースするようになります。岩だらけで危険なところですが、細いながらもトラロープがあるので心強いです。
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尾根の上から離れて、再び斜面の左側をトラバースするようになります。岩だらけで危険なところですが、細いながらもトラロープがあるので心強いです。
しかし、その先で尾根の尻みたいになったところで突き当たり、道がなくなっています。左の木の側に進もうにも、岩の左側はトラバースできる斜面ではない上、土が軟らかくて踏ん張れません。ここは岩のところの段差を登るしかないようです。
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しかし、その先で尾根の尻みたいになったところで突き当たり、道がなくなっています。左の木の側に進もうにも、岩の左側はトラバースできる斜面ではない上、土が軟らかくて踏ん張れません。ここは岩のところの段差を登るしかないようです。
崩れやすい土と石でしたが、何とか段差をよじ登ると、先にしっかりとした道がありました。土砂が崩れてあんなになってしまったようですが、あんなふうになっていると道を間違えたかと思いますよね。
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崩れやすい土と石でしたが、何とか段差をよじ登ると、先にしっかりとした道がありました。土砂が崩れてあんなになってしまったようですが、あんなふうになっていると道を間違えたかと思いますよね。
一安心してもその先ではまたこんな道に見えないところに突き当たります。一本道のトラバース区間ゆえに間違えるはずはないですが、こんな状態になっているのはどう言う訳でしょう。利用者が少ないのが良く分かりますが、こうしたところにこそロープが欲しいですね。真ん中の岩のところに進み、右上に張り出した草を掴んで向こう側に抜けましたが、もうこうなると完全にバリルートですよね。
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一安心してもその先ではまたこんな道に見えないところに突き当たります。一本道のトラバース区間ゆえに間違えるはずはないですが、こんな状態になっているのはどう言う訳でしょう。利用者が少ないのが良く分かりますが、こうしたところにこそロープが欲しいですね。真ん中の岩のところに進み、右上に張り出した草を掴んで向こう側に抜けましたが、もうこうなると完全にバリルートですよね。
先にはしっかりマーキングがありましたが、もうロープはなくて勾配は一層厳しくなっています。標高は1400m前後の区間ですが、この辺は北口登山道の一番の難所ですね。
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先にはしっかりマーキングがありましたが、もうロープはなくて勾配は一層厳しくなっています。標高は1400m前後の区間ですが、この辺は北口登山道の一番の難所ですね。
トラバース区間も勾配がキツい上、こんな倒木が道を遮っています。わずかに2箇所浅く切り込んで足を乗せられるようにしていますが、道との段差が結構ある上に左側は崖ですから、かなりひやひやしますね。
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トラバース区間も勾配がキツい上、こんな倒木が道を遮っています。わずかに2箇所浅く切り込んで足を乗せられるようにしていますが、道との段差が結構ある上に左側は崖ですから、かなりひやひやしますね。
もう霧で全く先は見えないのですが、ここが最後の名のある滝になる「白竜の滝」です。音はしっかり聞こえてきます。
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もう霧で全く先は見えないのですが、ここが最後の名のある滝になる「白竜の滝」です。音はしっかり聞こえてきます。
少し先に進みますと、滝に一層近付いたところになり、ここからですと霧の合間から何とか白竜の滝の様子が見て取れました。さすがにもう1500mほどの標高ですから、水量はかなり細くなっていますが、それでもこんな高いところにまで沢が流れているのは立派ですね。
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少し先に進みますと、滝に一層近付いたところになり、ここからですと霧の合間から何とか白竜の滝の様子が見て取れました。さすがにもう1500mほどの標高ですから、水量はかなり細くなっていますが、それでもこんな高いところにまで沢が流れているのは立派ですね。
いよいよ沢も終わり、尾根道に入ります。道標のところにこんなプレートが掛かっていましたが、ハイカーをにっこりさせるためだけのためにわざわざ備え付けられたものなんでしょうか(^∇^)v
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いよいよ沢も終わり、尾根道に入ります。道標のところにこんなプレートが掛かっていましたが、ハイカーをにっこりさせるためだけのためにわざわざ備え付けられたものなんでしょうか(^∇^)v
キツい傾斜の幅広尾根をひたすら登って行きますが、登山道入口から残り1/5ほどで上に出られそうです。
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キツい傾斜の幅広尾根をひたすら登って行きますが、登山道入口から残り1/5ほどで上に出られそうです。
こんな雑然とした区間もありますが、踏み跡はしっかりしているので、道迷いはしません。
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こんな雑然とした区間もありますが、踏み跡はしっかりしているので、道迷いはしません。
突如こんな登山道を紹介する立て看板と記録ノートの箱が設けてありました。
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突如こんな登山道を紹介する立て看板と記録ノートの箱が設けてありました。
トリカブトの花も咲き始めていました。上の方でも結構見かけました。
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トリカブトの花も咲き始めていました。上の方でも結構見かけました。
大きな岩の上に根を張った複数の木。それぞれなかなか立派なものですが、なぜ一つの岩にしがみ付いたのでしょうね。
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大きな岩の上に根を張った複数の木。それぞれなかなか立派なものですが、なぜ一つの岩にしがみ付いたのでしょうね。
もうかなり上の方にきて、こんな表示板がありました。どうもここは支尾根になっていて、上から来ると今立っている沢沿いの北口登山道とは別に、尾根上を下って林道に直接抜ける道があるようです。地形図ではしっかりしたピークは見られませんが、一応少し下に平坦になったところがあるようで、そこが水雲山と言うのでしょうか。
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もうかなり上の方にきて、こんな表示板がありました。どうもここは支尾根になっていて、上から来ると今立っている沢沿いの北口登山道とは別に、尾根上を下って林道に直接抜ける道があるようです。地形図ではしっかりしたピークは見られませんが、一応少し下に平坦になったところがあるようで、そこが水雲山と言うのでしょうか。
そしてやっとのことで御巣鷹山と三ツ峠山を結ぶ稜線の道に出ました。11時17分になります。御巣鷹山はもう目の前ですから、ここを右に少し登って山頂を確認しておきます。
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そしてやっとのことで御巣鷹山と三ツ峠山を結ぶ稜線の道に出ました。11時17分になります。御巣鷹山はもう目の前ですから、ここを右に少し登って山頂を確認しておきます。
この道沿いには木々が掃われていてブル道になっているために日当たりが良いせいか、山の花がたくさん咲いていました。これはカイフウロと言う可愛らしい花です。今が見頃のようですね。
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この道沿いには木々が掃われていてブル道になっているために日当たりが良いせいか、山の花がたくさん咲いていました。これはカイフウロと言う可愛らしい花です。今が見頃のようですね。
しっかりした道幅の道で、轍もあります。この辺りの山頂には鉄塔・電波塔が多いので、その施設を建設するために開かれた道のようです。
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しっかりした道幅の道で、轍もあります。この辺りの山頂には鉄塔・電波塔が多いので、その施設を建設するために開かれた道のようです。
そして御巣鷹山頂上にある電波塔に到着。山頂標柱はどこにあるのかと思い、しばし探してみるべく、施設の柵の外側を一周してみました。
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そして御巣鷹山頂上にある電波塔に到着。山頂標柱はどこにあるのかと思い、しばし探してみるべく、施設の柵の外側を一周してみました。
すると裏側にこんな三角点のようなものがありました。後ろに細い木の枝を立ててピンクリボンが結んでありました。でも山名を記したものは皆無で、人工設備など見ても面白くも何ともないので、いささかガッカリです。
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すると裏側にこんな三角点のようなものがありました。後ろに細い木の枝を立ててピンクリボンが結んでありました。でも山名を記したものは皆無で、人工設備など見ても面白くも何ともないので、いささかガッカリです。
登ってきた道を下り直して、三ツ峠山に向かいます。晴れていたらさぞ爽快な区間でしょうね。
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登ってきた道を下り直して、三ツ峠山に向かいます。晴れていたらさぞ爽快な区間でしょうね。
道端にも色々な花が咲いています。これはテンニンソウと言うそうです。
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道端にも色々な花が咲いています。これはテンニンソウと言うそうです。
森の中に入りますと道が分岐していました。後ろの道には指し示す先は書かれていませんが、そちらも三ツ峠山のピークを回避して南西に下って合流する道のようです。ちなみに、今回はアサヒ・ペンタックスSPを持ってきましたが、一時不調になって何度かフィルムを巻き戻しては再度空シャッターを何度も切ってフィルムを装填し直して使いました。
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森の中に入りますと道が分岐していました。後ろの道には指し示す先は書かれていませんが、そちらも三ツ峠山のピークを回避して南西に下って合流する道のようです。ちなみに、今回はアサヒ・ペンタックスSPを持ってきましたが、一時不調になって何度かフィルムを巻き戻しては再度空シャッターを何度も切ってフィルムを装填し直して使いました。
その先には別のピークがあって、そこにも電波塔施設が設けられていました。ここにも何らかの山頂の印があるのかと思い、施設の周りを一回りしてみました。
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その先には別のピークがあって、そこにも電波塔施設が設けられていました。ここにも何らかの山頂の印があるのかと思い、施設の周りを一回りしてみました。
すると、ここにも三等三角点みたいな標柱がありましたが、これはNTTだか東電だかの敷地か何かの境界標柱なんでしょうね。
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すると、ここにも三等三角点みたいな標柱がありましたが、これはNTTだか東電だかの敷地か何かの境界標柱なんでしょうね。
そして三ツ峠山山頂には11時55分に到着。山頂には平日ながら既に3組のハイカーさんらが休んでいて、うち、60代前後の熟練ハイカーさんらは、この山頂の碑や三角点の辺りに荷物を置いて座り込んでいたため、記念写真を撮ることができずに、彼らが去るのを待って、先に昼食を取ることにしました。画像は下山時に撮ったものですが、やはりベテランハイカーさんなら、こうした山頂の撮影ポイントで荷物を広げて座り込むのはやめて欲しいですね。
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そして三ツ峠山山頂には11時55分に到着。山頂には平日ながら既に3組のハイカーさんらが休んでいて、うち、60代前後の熟練ハイカーさんらは、この山頂の碑や三角点の辺りに荷物を置いて座り込んでいたため、記念写真を撮ることができずに、彼らが去るのを待って、先に昼食を取ることにしました。画像は下山時に撮ったものですが、やはりベテランハイカーさんなら、こうした山頂の撮影ポイントで荷物を広げて座り込むのはやめて欲しいですね。
シートを広げて前日夜にコンビニで買っておいた冷しぶっかけそばに色々具を追加して、朝買った漬物を開いてゆっくり昼食タイム。おにぎりはここでは食べませんでした。気温は曇った山頂だから寒いかと思いきや、昼時なので遮られた太陽光ながら、やんわりと暖かくなっていました。
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シートを広げて前日夜にコンビニで買っておいた冷しぶっかけそばに色々具を追加して、朝買った漬物を開いてゆっくり昼食タイム。おにぎりはここでは食べませんでした。気温は曇った山頂だから寒いかと思いきや、昼時なので遮られた太陽光ながら、やんわりと暖かくなっていました。
昼食を済ませて山頂標柱を撮影してさっさと下山します。雲が周囲の山々を覆っていて、全く景色を楽しむことはできませんね。
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昼食を済ませて山頂標柱を撮影してさっさと下山します。雲が周囲の山々を覆っていて、全く景色を楽しむことはできませんね。
一旦、画像のような崩れた階段のところを木無山方面に下りますが、木無山にもいくつかの建物があります。先ほどのブル道があるので建てやすいのでしょうが、山道としてはイマイチなので、先には進まずに、少し下ってからマイナーなルートで三ツ峠山を巻いて戻る道に入ります。
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一旦、画像のような崩れた階段のところを木無山方面に下りますが、木無山にもいくつかの建物があります。先ほどのブル道があるので建てやすいのでしょうが、山道としてはイマイチなので、先には進まずに、少し下ってからマイナーなルートで三ツ峠山を巻いて戻る道に入ります。
その巻き道はご覧のようないかにも登山道然とした雰囲気です。
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その巻き道はご覧のようないかにも登山道然とした雰囲気です。
少しして本線に合流します。
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少しして本線に合流します。
この辺にはフジアザミが花を咲かせていましたが、アザミは花までチクチクしそうですね(^∇^)v
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この辺にはフジアザミが花を咲かせていましたが、アザミは花までチクチクしそうですね(^∇^)v
先ほど登ってきた北口登山道の合流地点。ここを使って登ってくるハイカーは多くないようですが、この先北側に進む清八山からのルートも、あまり多くの人は歩いていないみたいです。
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先ほど登ってきた北口登山道の合流地点。ここを使って登ってくるハイカーは多くないようですが、この先北側に進む清八山からのルートも、あまり多くの人は歩いていないみたいです。
御巣鷹山の頂上の左側に登山道は下って行きます。『山と高原地図』によると、ここから大幡山まで1時間10分となっています。12時51分ですので、およそ2時丁度くらいに大幡山に到着する計算です。
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御巣鷹山の頂上の左側に登山道は下って行きます。『山と高原地図』によると、ここから大幡山まで1時間10分となっています。12時51分ですので、およそ2時丁度くらいに大幡山に到着する計算です。
下り始めてすぐのところにこんな標識のポールが立っていました。右側が千段の滝ルートになっていますが、そちらには入れないようにロープが張られていました。北口登山道とどこか少し先で合流するのでしょうが、地形図では斜面をトラバースしないと繋がりませんね。下手に下り過ぎると水雲山ルートに当たって、千段の滝には出られないので、かなり手前でトラバースして北口登山道に出ないといけませんが、往路ではそのような分岐はありませんでしたね。
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下り始めてすぐのところにこんな標識のポールが立っていました。右側が千段の滝ルートになっていますが、そちらには入れないようにロープが張られていました。北口登山道とどこか少し先で合流するのでしょうが、地形図では斜面をトラバースしないと繋がりませんね。下手に下り過ぎると水雲山ルートに当たって、千段の滝には出られないので、かなり手前でトラバースして北口登山道に出ないといけませんが、往路ではそのような分岐はありませんでしたね。
清八山への稜線ルートも御巣鷹山からはしばらくハードな下り区間が続きます。ここなども下側がえぐれて大きな段差になっています。清八山から縦走して来た人と上の方ですれ違いましたが、ここも疲れるルートのようですね。
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清八山への稜線ルートも御巣鷹山からはしばらくハードな下り区間が続きます。ここなども下側がえぐれて大きな段差になっています。清八山から縦走して来た人と上の方ですれ違いましたが、ここも疲れるルートのようですね。
勾配は厳しいながら、こんな感じでつづら折れのように蛇行しているのは助かりますね。
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勾配は厳しいながら、こんな感じでつづら折れのように蛇行しているのは助かりますね。
こんな岩場の下りもあります。結構急なところなんですが、ロープの設置はありません。
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こんな岩場の下りもあります。結構急なところなんですが、ロープの設置はありません。
一時的にこのようなトラバース区間を進むこともありましたが、すぐに尾根の中心と合流します。しかし、この辺からは1500mちょっとの尾根道が大きくない登り下りを繰り返して清八山に至ります。
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一時的にこのようなトラバース区間を進むこともありましたが、すぐに尾根の中心と合流します。しかし、この辺からは1500mちょっとの尾根道が大きくない登り下りを繰り返して清八山に至ります。
鞍部からやんわりとした登りに転じる区間です。御巣鷹山から大幡山までは地形図では4つのピークがあります。
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鞍部からやんわりとした登りに転じる区間です。御巣鷹山から大幡山までは地形図では4つのピークがあります。
その最初のピークがここ。境界標柱ののようなものが立っていましたが、山名は付いていないようです。
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その最初のピークがここ。境界標柱ののようなものが立っていましたが、山名は付いていないようです。
すぐにまたコブになっていて、それを回避する巻き道が左にできていましたが、せっかくだから右のピークの方に進みます。
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すぐにまたコブになっていて、それを回避する巻き道が左にできていましたが、せっかくだから右のピークの方に進みます。
でっかいヤマブキ色のキノコが倒木からもじゃもじゃ生えていました。ブナハリタケと言うやつでしょうか。
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でっかいヤマブキ色のキノコが倒木からもじゃもじゃ生えていました。ブナハリタケと言うやつでしょうか。
山頂には特に何もなかったですが、有志の方が木に巻き付けたテープに山名を記したものがありました。それによると、このピークは茶臼山1513.9mのようです。
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山頂には特に何もなかったですが、有志の方が木に巻き付けたテープに山名を記したものがありました。それによると、このピークは茶臼山1513.9mのようです。
そして軽く茶臼山を下りますが、道は左側ですからそちらに下るようにしないと、支尾根に誤って入る可能性もありますので要注意です。
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そして軽く茶臼山を下りますが、道は左側ですからそちらに下るようにしないと、支尾根に誤って入る可能性もありますので要注意です。
再び緩めの登り区間を進むと小ピークになります。2箇所で小さなコブになっていました。ここには別段何も名は付いていないようです。
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再び緩めの登り区間を進むと小ピークになります。2箇所で小さなコブになっていました。ここには別段何も名は付いていないようです。
またも緩い勾配を下って鞍部になり、同じように林道くらいの勾配の登りになります。ただ、少し登り区間の距離があるので、これまでよりはちょっとだけ疲れます。
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またも緩い勾配を下って鞍部になり、同じように林道くらいの勾配の登りになります。ただ、少し登り区間の距離があるので、これまでよりはちょっとだけ疲れます。
そしてピークに至りますが、ここにはしっかりと山名標示板が立っていました。大幡山とありますので、北口登山道入口の林道をそのまま進んで行くとこの先の大幡八丁峠の登山道に出る訳です。
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そしてピークに至りますが、ここにはしっかりと山名標示板が立っていました。大幡山とありますので、北口登山道入口の林道をそのまま進んで行くとこの先の大幡八丁峠の登山道に出る訳です。
山頂は木々に覆われているので、展望は全く開けないです。記録写真だけ撮ってさっさと下山します。ちなみに御巣鷹山からここまで1時間14分ほですから、ほぼ目安通りの時間でした。
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山頂は木々に覆われているので、展望は全く開けないです。記録写真だけ撮ってさっさと下山します。ちなみに御巣鷹山からここまで1時間14分ほですから、ほぼ目安通りの時間でした。
ふと横を見ると、古い手製の山名表示板が掛かっていました。味わい深いですね。
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ふと横を見ると、古い手製の山名表示板が掛かっていました。味わい深いですね。
ここでも左側に下って行きます。すぐ先で送電線の下をくぐるところから東側に下るルートがあるはずで、そこから下山することになります。
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ここでも左側に下って行きます。すぐ先で送電線の下をくぐるところから東側に下るルートがあるはずで、そこから下山することになります。
木々が刈られた明るい鞍部に至ると、そこには鉄塔が立っていました。この送電線が東にぐんぐん下るようにして延びています。それ沿いに下ることになります。
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木々が刈られた明るい鞍部に至ると、そこには鉄塔が立っていました。この送電線が東にぐんぐん下るようにして延びています。それ沿いに下ることになります。
そしてこれが分岐になる鉄塔巡視径路。この草の茂ったところを進むことにします。
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そしてこれが分岐になる鉄塔巡視径路。この草の茂ったところを進むことにします。
鉄塔の足には一応手製道標が掛かっていましたが、鉄塔巡視ルート方面には何も表記はありません。
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鉄塔の足には一応手製道標が掛かっていましたが、鉄塔巡視ルート方面には何も表記はありません。
道はほとんど使われていないせいで、前の年の落ち葉がそのまま積もった状態で、角が判然とせずに狭いトラバース区間だけに要注意でした。
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道はほとんど使われていないせいで、前の年の落ち葉がそのまま積もった状態で、角が判然とせずに狭いトラバース区間だけに要注意でした。
すると、狭いまま勾配のキツい下りになりましたが、良く見ると丹沢の鉄塔ルートでも見かけたプラスチック製の打ち込み階段が埋もれていました。
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すると、狭いまま勾配のキツい下りになりましたが、良く見ると丹沢の鉄塔ルートでも見かけたプラスチック製の打ち込み階段が埋もれていました。
ここのトラバース区間はちょっと危険ですね。階段が見えるようにここまでが下りで、石の流れ落ちたようなところをそっと通り抜けて向こうに進みますが、幅がとても狭くなっています。
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ここのトラバース区間はちょっと危険ですね。階段が見えるようにここまでが下りで、石の流れ落ちたようなところをそっと通り抜けて向こうに進みますが、幅がとても狭くなっています。
道幅が回復して安心して歩けるようになると、左に階段が設けられていて、急な斜面を下る道になっていました。しかし、本線ははっきりと真っ直ぐにありますから、ここは直進します。
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道幅が回復して安心して歩けるようになると、左に階段が設けられていて、急な斜面を下る道になっていました。しかし、本線ははっきりと真っ直ぐにありますから、ここは直進します。
しばらくして、視界の開けたところに出ます。先に次の鉄塔が見えますが、そちらに下って行きます。ここも天気が良ければ爽快な景色を楽しめるのでしょうね。
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しばらくして、視界の開けたところに出ます。先に次の鉄塔が見えますが、そちらに下って行きます。ここも天気が良ければ爽快な景色を楽しめるのでしょうね。
鉄塔のところでフィルムカメラのレンズを28mmに交換して何枚か撮影しつつ休憩を取りました。その後、鉄塔の先の森の方に階段が設けられていましたので、そちらに下って行きます。
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鉄塔のところでフィルムカメラのレンズを28mmに交換して何枚か撮影しつつ休憩を取りました。その後、鉄塔の先の森の方に階段が設けられていましたので、そちらに下って行きます。
森の中は尾根道になっていてちょっと踏み跡がこの先はっきりしなくなります。マーキングもありませんので、道を見誤らないようにGPS情報をしっかり確認しながら進みます。
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森の中は尾根道になっていてちょっと踏み跡がこの先はっきりしなくなります。マーキングもありませんので、道を見誤らないようにGPS情報をしっかり確認しながら進みます。
一旦尾根の左側をトラバースしながら下ります。ロープの先に桟道が備えられていますね。
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一旦尾根の左側をトラバースしながら下ります。ロープの先に桟道が備えられていますね。
再び尾根上に至りますが、踏み跡はほぼ消滅していますね。しばらく尾根上を下るようにします。
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再び尾根上に至りますが、踏み跡はほぼ消滅していますね。しばらく尾根上を下るようにします。
そのうち左右に尾根が分かれるところになりました。地図ではここを右に進むことで鉄塔の方に進むはずですから、ここを右に進みます。踏み跡はありませんね。
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そのうち左右に尾根が分かれるところになりました。地図ではここを右に進むことで鉄塔の方に進むはずですから、ここを右に進みます。踏み跡はありませんね。
尾根の上からですと先で急勾配になりますから、少し手前で谷側に下ると、かすかに踏み跡のあるところに出ました。それに沿って鉄塔の方に進みます。
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尾根の上からですと先で急勾配になりますから、少し手前で谷側に下ると、かすかに踏み跡のあるところに出ました。それに沿って鉄塔の方に進みます。
しばらくすると道は草で覆われてはっきりしなくなりました。ストックで草を掃いながら歩いて下れそうなところを確認しながら薮こぎして進みます。
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しばらくすると道は草で覆われてはっきりしなくなりました。ストックで草を掃いながら歩いて下れそうなところを確認しながら薮こぎして進みます。
すると谷間に狭いながらも歩道がありました。上の方の踏み跡の消えていた尾根上の道は手前の方で谷の方に下る道があったのかも知れませんね。
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すると谷間に狭いながらも歩道がありました。上の方の踏み跡の消えていた尾根上の道は手前の方で谷の方に下る道があったのかも知れませんね。
鉄塔下は勾配のキツい鬱蒼とした森の中の道を下ります。マーキングはありませんが、道自体ははっきりしていました。
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鉄塔下は勾配のキツい鬱蒼とした森の中の道を下ります。マーキングはありませんが、道自体ははっきりしていました。
落ち葉の多いところは踏み跡が分かりづらいですが、この辺からはピンクテープのマーキングがあって助かります。
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落ち葉の多いところは踏み跡が分かりづらいですが、この辺からはピンクテープのマーキングがあって助かります。
いよいよ沢の脇に出てきましたが、まだここは支流の沢ですね。
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いよいよ沢の脇に出てきましたが、まだここは支流の沢ですね。
同じような道をリボンを目安にどんどん下って行きます。落ち葉の下にこぶし大の石が結構あって、それを脇で踏むと足首がグキッとなるのでやっかいです。
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同じような道をリボンを目安にどんどん下って行きます。落ち葉の下にこぶし大の石が結構あって、それを脇で踏むと足首がグキッとなるのでやっかいです。
そしていよいよ大幡八丁峠ルートに合流します。鉄塔巡視ルート入口からここまでで1時間17分掛かりました。ここからは少し正規登山道で下ります。
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そしていよいよ大幡八丁峠ルートに合流します。鉄塔巡視ルート入口からここまでで1時間17分掛かりました。ここからは少し正規登山道で下ります。
少しするとこんな丸木橋で支流の沢を渡ります。思ったよりも安定していました。
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少しするとこんな丸木橋で支流の沢を渡ります。思ったよりも安定していました。
そしてそのまま下って行くと林道に合流します。画像は林道側に立って振り返って下りてきた登山道を見上げています。
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そしてそのまま下って行くと林道に合流します。画像は林道側に立って振り返って下りてきた登山道を見上げています。
林道はすぐにコンクリ舗装区間になって下って行きます。林道にしては結構勾配がありますね。
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林道はすぐにコンクリ舗装区間になって下って行きます。林道にしては結構勾配がありますね。
舗装区間はほどなく終了して、未舗装路が最後まで続きます。チェーンゲート用の柱が両脇にありますが、もう入ってくる車もないので、鎖は千切れて捨て置かれていました。
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舗装区間はほどなく終了して、未舗装路が最後まで続きます。チェーンゲート用の柱が両脇にありますが、もう入ってくる車もないので、鎖は千切れて捨て置かれていました。
勢い良く水が落ちている堰堤を過ぎると、橋に見えない橋を渡って沢が再び左手に見えるようになりますが、すぐ下にも堰堤があって、その下流側にこんな滝がありました。「魚止りの滝」と言う名が付けられていましたが、7mくらいの小さな滝でした。
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勢い良く水が落ちている堰堤を過ぎると、橋に見えない橋を渡って沢が再び左手に見えるようになりますが、すぐ下にも堰堤があって、その下流側にこんな滝がありました。「魚止りの滝」と言う名が付けられていましたが、7mくらいの小さな滝でした。
黙々と林道を歩いていると、やっと北口登山道の入口まで戻ってきました。この時点で午後4時18分ですので、帰宅するには丁度良いくらいですね。
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黙々と林道を歩いていると、やっと北口登山道の入口まで戻ってきました。この時点で午後4時18分ですので、帰宅するには丁度良いくらいですね。
そこからは往路で知ったショートカットする枝道を使って駐車スペースに戻りました。最終的に到着した時間は4時35分ですから、9時間20分ほどの山行になりました。帰りは道志経由の一般道を使いましたが、ほとんどの区間で渋滞はなく、すいすい走れましたが、神奈川県内に入ってから天気は悪化して、後半は土砂降りになっていました。晴れ予報が曇りになったのは恨めしいですが、山では一切雨に降られなかったのは良しとしないといけませんね。
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そこからは往路で知ったショートカットする枝道を使って駐車スペースに戻りました。最終的に到着した時間は4時35分ですから、9時間20分ほどの山行になりました。帰りは道志経由の一般道を使いましたが、ほとんどの区間で渋滞はなく、すいすい走れましたが、神奈川県内に入ってから天気は悪化して、後半は土砂降りになっていました。晴れ予報が曇りになったのは恨めしいですが、山では一切雨に降られなかったのは良しとしないといけませんね。
これが今回歩いたコースMAP。三ツ峠山北口登山道は高低差1000m以上の急勾配の連続したハードルートで、2箇所で道が崩れてはっきりしないところがありましたが、千段の滝を満喫しながら歩ける点で、大変楽しいルートでした。
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これが今回歩いたコースMAP。三ツ峠山北口登山道は高低差1000m以上の急勾配の連続したハードルートで、2箇所で道が崩れてはっきりしないところがありましたが、千段の滝を満喫しながら歩ける点で、大変楽しいルートでした。
トプさん、お疲れ様です!
三ツ峠山は河口湖方面からは登ったことがありましたが、
北口登山道からのコースは全然雰囲が気違うんですね、
まるでバリルートですね!
滝を見ながら登山、心が癒されますね〜(#^^#)
最近、水曜日天気が悪く、ストレス溜まり気味です(>_<)
youさん、こんにちは!
北口登山道は標高700mちょっとのところの林道区間から歩き始めると、高低差1000mを越えるんですが、距離はせいぜい5kmほどですので、勾配は当然厳しくなる訳ですね。
沢沿いの道は沢が細くなるまで勾配は比較的緩いイメージでしたが、ここは沢がほとんど滝ですから、並行する登山道の傾斜もキツい訳ですね。
ただ、天気が悪かったので、せっかくの三ツ峠山山頂からの景観はサッパリで、複数あるピークには電波塔施設があり、先の木無山にも立派な建物が2つあり、ちょっと興醒めしてさっさと下山しました。
下りで使った鉄塔巡視経路は結構ワイルドで面白かったです。
ヤマレコ情報がないと、まず気付かない道ですね。
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