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Yamareco

記録ID: 1253441
全員に公開
沢登り
奥多摩・高尾

釣り師とバッティングした大雲取谷から雲取山へ

2017年09月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
20.9km
登り
1,875m
下り
1,865m

コースタイム

日帰り
山行
8:55
休憩
1:10
合計
10:05
5:35
25
6:00
6:00
35
6:35
6:40
35
二軒小屋尾根取付
7:15
7:25
25
大ダワ林道崩壊地
7:50
7:50
70
小雲取谷出合
9:00
9:10
100
8メートル大滝
10:50
10:50
55
大ダワ林道
11:45
11:45
10
縦走路
11:55
12:00
20
12:20
12:50
25
13:15
13:25
10
13:35
13:35
110
15:25
15:25
15
15:40
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
コース状況/
危険箇所等
大雲取谷自体は難しくありませんが大ダワ林道から稜線に出るまでが大変でした。
満車状態の八丁橋ゲートを電動自転車でスタートします
2017年09月09日 05:36撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 5:36
満車状態の八丁橋ゲートを電動自転車でスタートします
唐松林道入口に自転車をデポし、もう少し林道を歩いて長沢谷への下降点に着きました
2017年09月09日 06:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 6:24
唐松林道入口に自転車をデポし、もう少し林道を歩いて長沢谷への下降点に着きました
長沢谷にはしっかりした橋が架かっています
2017年09月09日 06:27撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 6:27
長沢谷にはしっかりした橋が架かっています
二軒小屋尾根、大ダワ林道の取り付き点です
2017年09月09日 06:37撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 6:37
二軒小屋尾根、大ダワ林道の取り付き点です
左下に大雲取谷を見ながら大ダワ林道を大崩れ近くまで進みます
2017年09月09日 06:51撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 6:51
左下に大雲取谷を見ながら大ダワ林道を大崩れ近くまで進みます
大崩れの手前で踏み跡をたどって入渓しました
2017年09月09日 06:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 6:52
大崩れの手前で踏み跡をたどって入渓しました
なもなく大崩れに出ました。釣り師が1名竿を出していました
2017年09月09日 07:14撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 7:14
なもなく大崩れに出ました。釣り師が1名竿を出していました
まもなくで出来た滝。越えられそうですが釜が深いので少し戻って右岸から巻きました
2017年09月09日 07:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 7:15
まもなくで出来た滝。越えられそうですが釜が深いので少し戻って右岸から巻きました
巻き道に沢山咲いていたキツリフネ。綺麗ですね
2017年09月09日 07:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 7:17
巻き道に沢山咲いていたキツリフネ。綺麗ですね
巻き道から滝を見下ろします
2017年09月09日 07:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 7:19
巻き道から滝を見下ろします
もう一つ上に小さな滝がありました
2017年09月09日 07:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 7:19
もう一つ上に小さな滝がありました
上の滝の釜。エメラルドグリーンでとても綺麗でした
2017年09月09日 07:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 7:21
上の滝の釜。エメラルドグリーンでとても綺麗でした
さらに横広の滝がありました。ここは巻いたのか登ったのか忘れました
2017年09月09日 07:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 7:45
さらに横広の滝がありました。ここは巻いたのか登ったのか忘れました
小雲取谷出合です。左が小雲取谷。大雲取谷は右側です
2017年09月09日 07:51撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 7:51
小雲取谷出合です。左が小雲取谷。大雲取谷は右側です
滝とは言えないほど小さな落ち込みですが巻き道がなく釜に腰まで入って越えました。
2017年09月09日 08:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 8:05
滝とは言えないほど小さな落ち込みですが巻き道がなく釜に腰まで入って越えました。
6メートル2段の滝がありました。左岸をへつって真ん中で流れを横切って右岸に渡りましたがその上がハング気味で越えられず戻りました。右岸に巻き道があります。
2017年09月09日 08:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 8:13
6メートル2段の滝がありました。左岸をへつって真ん中で流れを横切って右岸に渡りましたがその上がハング気味で越えられず戻りました。右岸に巻き道があります。
巻き道から登れなかった滝を見下ろします
2017年09月09日 08:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 8:21
巻き道から登れなかった滝を見下ろします
滝の上にたき火のあと。テントが張れそうな場所です
2017年09月09日 08:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 8:25
滝の上にたき火のあと。テントが張れそうな場所です
何の標識でしょうか
2017年09月09日 08:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 8:25
何の標識でしょうか
ここで流れが左に大きく曲がります
2017年09月09日 08:53撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 8:53
ここで流れが左に大きく曲がります
ふかふかの苔の上に可愛らしいキノコがにょきにょき出ていました
2017年09月09日 08:56撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 8:56
ふかふかの苔の上に可愛らしいキノコがにょきにょき出ていました
大雲取谷最大の8メートルの大滝。大きい割には右岸にしっかりしたホールドがあり簡単に登れました
2017年09月09日 08:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
9/9 8:59
大雲取谷最大の8メートルの大滝。大きい割には右岸にしっかりしたホールドがあり簡単に登れました
ジンジソウも咲いていました
2017年09月09日 09:04撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 9:04
ジンジソウも咲いていました
大滝の先は平凡な流れですが岩魚がいるのでしようか。こんな看板がありました。
2017年09月09日 09:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 9:31
大滝の先は平凡な流れですが岩魚がいるのでしようか。こんな看板がありました。
六間谷出合かな?ここは右の沢に入りました。この先で再び二股になり、ここも右へ入りました。本流は左だったかな?
2017年09月09日 09:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 9:32
六間谷出合かな?ここは右の沢に入りました。この先で再び二股になり、ここも右へ入りました。本流は左だったかな?
こんな可愛らしいキノコも生えていました
2017年09月09日 10:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 10:07
こんな可愛らしいキノコも生えていました
流れが倒木で埋まってしまっていたので右手の枝沢に逃げて大ダワ林道を目指しました。
2017年09月09日 10:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 10:17
流れが倒木で埋まってしまっていたので右手の枝沢に逃げて大ダワ林道を目指しました。
名前は調べていません
2017年09月09日 10:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 10:29
名前は調べていません
沢山咲いています
2017年09月09日 10:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 10:30
沢山咲いています
鹿が食べないマルバタケブキがあちこちに咲いていました。
2017年09月09日 10:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 10:45
鹿が食べないマルバタケブキがあちこちに咲いていました。
この先で大ダワ林道らしき踏み跡を見つけましたがこれから先が大変でした。
2017年09月09日 11:09撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 11:09
この先で大ダワ林道らしき踏み跡を見つけましたがこれから先が大変でした。
悪戦苦闘してやっと三峯からの縦走路に出ました。大ダワからかなり三峯寄りでした
2017年09月09日 11:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 11:45
悪戦苦闘してやっと三峯からの縦走路に出ました。大ダワからかなり三峯寄りでした
鹿さんがお出迎えです
2017年09月09日 11:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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鹿さんがお出迎えです
お昼に雲取山荘に着いたので山頂の混雑を避けてここで大休止。沢スタイルから縦走スタイルに変身しました
2017年09月09日 12:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 12:21
お昼に雲取山荘に着いたので山頂の混雑を避けてここで大休止。沢スタイルから縦走スタイルに変身しました
山荘前には大きなオニユリやナギランが沢山咲いていました
2017年09月09日 12:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/9 12:50
山荘前には大きなオニユリやナギランが沢山咲いていました
山荘からひと登りで山頂です。新しい石柱が建っていました
2017年09月09日 13:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 13:19
山荘からひと登りで山頂です。新しい石柱が建っていました
いつ見ても快適そうな石尾根の景色
2017年09月09日 13:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 13:21
いつ見ても快適そうな石尾根の景色
小雲取山分岐です。石尾根を分けて富田新道へ入ります
2017年09月09日 13:33撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 13:33
小雲取山分岐です。石尾根を分けて富田新道へ入ります
相変わらず落葉松林が綺麗な富田新道
2017年09月09日 13:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 13:38
相変わらず落葉松林が綺麗な富田新道
2時間ほど下って吊り橋が見えてきました。今回の山行もここまでくるとおしまいです
2017年09月09日 15:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/9 15:13
2時間ほど下って吊り橋が見えてきました。今回の山行もここまでくるとおしまいです

感想

 午前5時すぎに八丁橋ゲートに着いたがすでに4台とまっている。出発準備をしている間に2台、3台とやってくる。どうやらここに来る人たちは山登りの人だけではなく、釣りやキノコ採りの人が多いようだ。

 出発準備をしていたら隣に車をとめた釣師の若者が
「大雲取谷に入るならずっと先の入ってくれ。沢屋が先に入ったら釣りにならない」
と言い出した。
「ずっと先と言っても入渓場所は決めてあるし、その先どこから入れるのかわからない」
と返答すると
「あんたたち山登りの人はただで遊びに来ているんだろう。俺たち釣師は金を払って沢に入るんだ。」
とけんか腰で言い始めた。
 まったく失礼なやつだ。川の魚だって組合がお金をかけて養殖、放流しているんだから釣師がお金を払うのは当たり前だろう。俺たちはお金を払わない代わりに何も採ってこないし持ち帰ってこない。話にならないので相手にしないでいたら先に出発してしまった。

 確かに渓流の魚は人が通るとその日は警戒して出てこなくなるため釣りにならなくなるという。

 富田新道入口に自転車をデポし長沢谷への下り口まで行くとさっきの釣師がいた。今度は神妙な顔をしてたたずんでいる。「別の谷へ行こうかと思っている」と言う。その態度があまりにも可愛そうになって思わず「いいよ。ずっと先から入るよ」と言って、大雲取谷への詳しい入渓場所を聞き釣師に先行することにした。

 予定していた入渓場所からかなり先まで歩いて大雲取谷へ下りた。しばらく歩いて大ダワ林道の崩壊地あたりまで行くとすでに別の釣り師が竿を出していた。これでは私が場所を譲ってもこれでは彼は釣れないだろう。

 もう、釣り師の話はやめて先へ進むことにしよう。小雲取谷出合までは去年歩いているから難なく楽しく歩くことが出来た。いざ大雲取谷へ入るとまもなく落差はないものの左右が絶壁で巻き道もなさそうな滝に出た。

 ルート図によると「左岸の水際をへつって取り付く」と書いてあるが水際に適当な足場がない。しかたなくそのまま釜に入っていくと腰の辺りまで深くなって滝の壁にたどり着いた。速乾性の衣類を着ているから歩いているうちに乾くだろうが、腰から下がびっしょりになってしまった。背が低い人だったら胸まで沈んでしまうだろう。今回一番の難所だった。

 次に出てきた6メートルほどの滝は、滝の途中まで登ったもののあと一息の場所がオーバーハング気味になっていて登り切れなかったため、元に戻って右岸に巻き道を探して越えた。

 今は花が少ない時期で、花の代わりに色々なキノコが目に付く。キノコの知識がないので写真を撮るだけにしておいたが、下山したときに会ったキノコ採りのおじさんはリュック一杯、天然舞茸を採ってきていた。

 大雲取谷一番の落差8メートルの大滝は簡単に左側から登れた。丹沢の水無川F1のような滝で、子供でも登れそうな楽しい滝だった。

 大滝を過ぎるともうこれと言った滝はない。単調な沢歩きが続き、やがて沢が倒木でふさがれるようになった。このあたりで右の枝沢に逸れて大ダワ林道へ出ることにした。

 林道と言っても昔の登山道のことだが、途中に大崩れがあって何十年も使われていないのでかろうじて踏み跡がある程度らしい。実際、枝沢をよじ登って林道らしき踏み跡にでたが、ここからが大変だった。ところどころで道がなくなり、そのたびに見当を付けて歩いて再び踏み跡に出ること2度3度ではなかった。

 思ったより時間を食って正規の登山道に出た時はお昼近くなっていた。沢は順調に登れたのに大ダワ林道ですっかり時間を食ってしまった。

 今日は、秋晴れの予報だったのに山はすっきりしない。時々日差しは出るものの稜線にはガスがかかっていた。雲取山山頂は有象無象の人で賑わっているだろうから雲取山荘前のベンチで昼食を食べながら沢登りスタイルから縦走スタイルに変身した。

 渓流シューズからランニングシューズに履き替え、人、人、人の山頂を横目に見て、富田新道を軽快に下り、標高二千メートルの雲取山山頂から2時間で自転車をデポした富田新道入口に着いた。

 後味の悪い釣師とのやりとりがあったり、大ダワ林道で少々手こずったもの満足感の高い山行が出来た。

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