那須岳(茶臼岳〜朝日岳〜三斗小屋温泉)



- GPS
- 05:28
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 839m
- 下り
- 1,131m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 5:27
天候 | 快晴 山頂付近のみ時々曇天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
来た道を戻ってロープウェイ駐車場に停めましたが、後数台しか空きがありませんでした。 この日は後述する山岳救助の車も停められなかったほどの人出だったようです。 これから紅葉の季節にかけては早朝必着になるでしょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所特になし。 岩がゴロゴロしているので足の捻挫など注意。 |
その他周辺情報 | 鹿の湯温泉 トロトロの硫黄泉。肌がツルピカに。目に入るとえれぇことになるので顔につけるのはほどほどに。 |
写真
感想
久々の快晴、3連休は来週だけど、この好天を逃すまいと急遽那須岳行きを決めた。
紅葉にはまだ早いのでそこまで混雑してないだろうとタカをくくっていたら、登山口駐車場には車があふれかえっていた。
仕方なくロープウェイ駐車場へ。それでもほとんど空きがなかった。
今回はロープウェイは使わない予定だったが、結果使って良かった。
単純な茶臼〜朝日ピストンではなく、三斗小屋まで足を伸ばすことになったからだ。
茶臼岳までは広くて整備された道を40分ほどですぐに到着。
お釜はそれほど大きくないが、所々硫黄の匂いがしたりして、しっかり活火山の存在感を示していた。
そこから峰の茶屋(避難小屋)を経由して朝日岳へ。
途中岩岩していて結構スリルのある道もあったりして面白い。
しかし頂上付近は謎の羽虫が大集合していて、かまれたりはしないものの気持ち悪かった。何の集会でしょうか。
そして、朝日の肩あたりから見える三斗小屋方面への稜線がとても魅力的で、行ってみたい欲がウズウズしてくる。
欲望に耐えきれず、熊見曽根から三斗小屋方面へ歩き出すと、人がパタリといなくなり、静かな山歩きになった。
思ったとおり稜線歩きは気持ちが良く、お花もたくさん咲いていて、落ち着いて山を楽しめた。
三斗小屋温泉の旅館は山奥の鄙びた温泉感がすごくて、人気のあるのがよくわかる佇まいだった。
そこから樹林帯の中を徐々に高度をあげながら歩いて行くと、峰の茶屋に到着。
さて、下山しようかと思ったら、ヘリの爆音が聞こえてきた。
どうやら怪我人が出てヘリで救助するようだ。
上空でホバリングしているヘリから、救助隊員の方がロープで降りてくる。
見ているだけでハラハラする光景だった。
きっと訓練を沢山積まれているのだろうけど、いつバランスを崩してもおかしくない気がした。本当に、命をかけて救助にあたってくれているのだな、と実感した。
無事地面に降り立ち、怪我人を抱えてまたロープでヘリに引き上げられるまでの間、ただただ無事に終わるよう祈っていた。
何事もなく引き上げられ、ヘリが去っていくと、心底ホッとした。
そして、自分がお世話になることのないよう、これからもっと安全登山を心がけることを肝に銘じた。
不謹慎だが、とても貴重な経験をさせてもらったと思う。
最後に、救助に関わる方々に感謝と、労いの気持ちを伝えたい。
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