白山 御前峰-剣ヶ峰-大汝峰-四塚山-釈迦岳
- GPS
- 08:53
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,943m
- 下り
- 2,372m
コースタイム
6:53 殿ヶ池避難小屋
7:27 黒ボコ岩
7:45 室堂センター
8:16 御前峰 8:20
9:00 剣ヶ峰 9:05
10:02 大汝峰 10:42
11:35 四塚山
11:48 七倉の辻
13:27 釈迦岳
16:05 市ノ瀬
天候 | 晴れ→雷雨→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
観光新道〜御前峰:特に問題ありません。 剣ヶ峰へ(ルート図参照)は踏み跡薄く、不鮮明です。高山植物を踏まないように注意。 ガレ地&ゴーロほか多少危険を伴います。自己責任で。 大汝峰〜四塚山、七倉の辻〜釈迦岳:特に問題ありません。 釈迦新道は部分的に林道歩き、結構長くて退屈です。 林道から市ノ瀬へのショートカットで、「オロロ(イヨシロオビアブ)」が出るとの情報がありましたが、今回は出会いませんでした。ただし、小さな羽虫多く、ネット携行をおすすめ。 |
写真
感想
このところの天候不順で久々の山行、夏山盛期の白山へ。
今回は、混雑を避け観光新道を登り、御前峰、剣ヶ峰、大汝峰、四塚山、釈迦岳のピークハントです。
観光新道も登りは初めて、剣ヶ峰へのルートから釈迦岳までのルートも初めてで、22km日帰りも初。
当初の予想タイム11時間45分(休憩含む)のところ、10時間53分でした。
ただし、予定にあった七倉山ピークは、道が巻いているので行けないと知らされ現地で省略。
朝4時前に市ノ瀬に到着、日曜日でもこの時間なら比較的いい場所に駐車できました。
食事&準備を済まませてバス待ちの列に。1番バスに余裕で乗れそうです。
バスがくる頃には列は100人以上になっていたのではないでしょうか?
混雑をさけ、観光新道を選択、1番バスなので同じバスの方1人抜いただけでしたけど…
殿ヶ池避難小屋を過ぎ馬の背あたりから、下山の団体様ご一行の行列が…
その後、室堂センターまでは数えきれない程、挨拶、あいさつ、アイサツ…
御前峰はちょうど、朝の静かな時間帯、泊まりの人の多くはもう下山し、日帰りの人はまだ来ていてもわずか。
眺めもいまいちなので、とっとと次に出発。これからが本番です。
紺屋池をすぎ右に剣ヶ峰の稜線に入ります。踏み跡は薄く柔らかくて崩れやすいので注意。
開けた稜線に出るとどこを歩いていいやら不鮮明。高山植物をさけ、なるべく岩の上を歩きます。
ゴーロ帯に来ると、ストックをデポし攀じ登り。
ビビリのwindknotでもへっぴり腰になる程度で、動けなくなる程ではありません。
ただし、安全なルートではないのは確かですので、もちろん自己責任で。
ここに来る人間が珍しいのか、イワヒバリが出迎えてくれました。
剣ヶ峰から御前峰を見るとガスっていて残念。剣ヶ峰に立つwindknotが目立つことは叶いませんでした。
オ〜イ誰か〜windknotoを写しておくれ〜、そんでヤマレコアップしておくれ〜。と…
大汝峰は静かで、山頂にはwindknotを入れて5人。
食事休憩中には、混雑して来た御前峰の喧噪?がよく聞こえました。
降り出した雨は七倉の辻あたりで本降りに
先行していた方に、七倉山のピークについて尋ねると、道が巻いているのでピークは行けないとのこと。
予定の七倉山を省略して四塚山へ、しかし、こちらの山頂でも三角点へは行けないようです。
七倉の辻へ戻り、釈迦新道を進むと雨は激しくなり、雷雨に。
一昨年10月に買ったGTXのレインウェアが初登場。
今回を含めこれまで多少の雨ならコンパクトジャケットですませていたのですが、
さすがにどしゃ降りには通用しないので着替えます。
登山道は、もはや川。えぐれてしまうのも無理はありません。
釈迦岳に近づくと、どしゃ降りは落ち着いた雨になって来たものの、雷鳴が近くに。
稲光は見えないので、上空だけなのかも知れませんが、やっぱり怖い!
釈迦岳に来るといよいよ雷鳴は真上に、一旦躊躇したものの登頂決行!
ササヤブをかき分け山頂を目指す間も頭上には雷鳴が轟きます。
ここは釈迦岳!おしゃかさま〜!windonotは一応、仏教徒“みたい”ですよ〜!
三角点にタッチしコンデジを構えると…バッテリー切れ!!エエッ!こんなんときに…
ザックをおろし、予備電池を出し、濡らさないように注意しながら電池交換を…
そのとき頭上で大きな雷鳴がなり、ピーッ、ピーッ、ピーッと警告音が…
なんだ、なんだ〜と見ると持っていた無線機から出ている音、本体画面には「EMERGENCY」!
雷を感知して知らせる機能なんてなかったと思うけど…
さらに、ビビりながらなんとか電池交換。ザックをしまい、慌てて撮影。急いで下山します。
少しでも低いところに来てほっとしていると、釈迦岳前峰に。早々に通過します。
やがて、雨はやみ、雷鳴は遠くなりましたが、最終ピークを取ったあとでダレてきます。
長い行程、予想外の大雨&雷の疲れも手伝って、釈迦岳からの2時間半は、とても長い2時間半でした。
isorokuです。
山上での私の写真を教えて頂きましてありがとうございます。
確かに黒ボコ岩の上では人が座ってご飯を食べていました。
剣ヶ峰にいけるとは思いませんでした。
この日の雷雨はすごかったですね。
私の方(別山)では雷は大したことなかったのですが、
木道が水に浮いて水深1m以上あり怖かったです。
Isorokuさん、こんばんは。
この前の山行でwindknotも白馬鑓温泉のテント場で、ヤマレコユーザーの写真に小さく写り込んでました。
こんなことも、新しい楽しみになりました。
木道が浮くってのはスゴイですね。
バス代節約法としては、もっと楽な、観光新道から、白山禅定道という手があります。
でも、一番楽しそうなロングルートを選んだisorokuさんは、山が大好きなんですね!
windknot様
私はおまりこちらの方面まで来られないのですが、
どこかの山でお会いすることがあれば声をかけてください。
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