年寄りの冷や水か、毛勝山(西北尾根)
- GPS
- 12:49
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,992m
- 下り
- 1,948m
コースタイム
天候 | 小雨→雨→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
激上り、激下りです。雨の日は非常に滑ります。有難いことに笹は刈られていて藪漕ぎはありません。道はしっかりして、迷うことはありません。 |
写真
感想
この歳になって現役で仕事しているので、前日も午後7時過ぎまで仕事。終了後、一路、魚津を目指しました。有磯海SAに着いた時には12時前。
仮眠するも2,3時間しか休めず、天候が回復することを期待して、毛勝山登山道口を目指しました。なんと、そこには人人人。誰もいないかもしれないと思ったのに意外でした。よく見ると、10数人のツアーの方々のようでした。
小雨の中出発するも、厳しい腿上げが続き、思うように進めません。雨が強くなり、前後していたパーティの方もいつのまにかいなくなり、単独の方とペアの方2組に追い抜かれ、ようようのていで山頂に立ちました。
ツアーの方々は撤退したようでした。
当日は4人だけ山頂に立ったようです。
雨は止んでいましたが、展望は全くなく、剱も拝めませんでした。
下山は、モモアセ山を過ぎたあたりから、疲労でふらつきがひどくなり、根っこに足を取られ、トラロープを持ったままずり落ちて大腿部を強打して、しばらく起き上がれませんでした。他にもよく転倒し、体の下敷きになりポールを1本折ってしまいました。
今まで経験した山道の中で1、2の厳しい登山道だと思います。
たかだか累積標高差1700mですが、道の具合によることを改めて思い知らされました。
余裕で日没までは下山できると思っていましたが、下山でも相当時間がかかり日没になってしまいました。
その時、思い出したのは、池口岳でお会いした。80前のおばあちゃんでした。その方は昨年、毛勝に登られて、ヘッドランプで降りてきたとおっしゃっていたことを思い出しました。
世の中には、スーパー老人もいますが、ただの老人にとって、毛勝は年寄りの冷や水に近くなったのかなと寂しくなりました。前日の睡眠不足は大いに影響しているとは言え、登山時間が13時間弱じゃあ、無謀だと言われても仕方のない範疇に入りつつあるようです。
この、休憩も含めた、登山時間13時間弱は、おそらく毛勝の山レコの最長記録になるのではないかと思います。
体力にやや不安のある方はこのレコを参考にしてください。
yeti7007様、初めまして。雨の中、大変お疲れ様でした。二百名山を目指しておりますHijiridakeと申します。次は毛勝山を狙っていますが相当タフそうですね。これまで概ねコースタイムの0.7〜0.8でクリアして来ていますが、ペテガリ岳では途中からペースが乱れペテガリ小屋から往復10時間余り掛かった苦い経験もあり、先輩の実績は非常に参考になります。毛勝山は、とにかく日の出と共に出発する必要があることを認識しました。どこかの山でお会いしたいですね
もう歳なので、二百名山完登は無理と思っています。縦走が好きですし、好きな山は何度でも、別のコースから別の時期に行きたいですし、花を目当てに行きたいこともあります。ただ、後から登っておくべきだったと後悔するのも嫌ですので、最近は、できるだけ難しい山も目指しています。
私はこの夏、ペテガリ小屋から往復で休憩も含め12時間強かかりました。ヨボヨボの老人です。hijiridakeさんは、ペテガリ往復10時間強とのことなら、毛勝は朝早く出発されたら十二分に大丈夫と思います。ただ、藪はありませんが、ペテガリより道は厳しい、下りに要注意です。
来年、夏はカムエクを狙っています。どこかの山でお会いできたら良いですね。
アドバイスありがとうございます。仕事を早めに切り上げて前夜早めに出発するように心がけたいと思います。私も来年はカムエクを狙っています。お互いに無理をせず頑張りましょう!
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