巡り巡って奥秩父 瑞牆山金峰山鉄山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,917m
- 下り
- 1,914m
コースタイム
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 4:00
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 7:50
移動手段が案外面倒なため、通い慣れてる南アルプスに目的地を変える。
仙塩尾根縦走をかんがえたが富士登山で痛めた足首の具合がどうも気になる。
一旦は伊豆の海へ行こうと思って友人に声をかけるが全く乗ってこない。
おまけにこの時期の伊豆半島のほとんどの海岸は原則キャンプ禁止のはず。
また金曜は雨予報でもあったため無理せずに自宅待機(朝から酒に溺れる)する事にした。
夕方に目が覚めて、このまま週末をつぶしてはいかん!と思い直し、南アルプス行きの計画を練る。
立てた計画は土曜に両俣小屋まで移動しテント泊、日曜に仙塩尾根で仙丈ケ岳を越え北沢峠。
二日目が長丁場なので一旦65リットルザックに入れた荷物を極力減らし50リットルザックに納めた。
また翌朝早いので都内でオールナイト上映の映画を観てから始発電車で出発することにした。
都内への移動中、ザックを背負ってるせいもありやはり右足首に鈍い痛みが走る。
たいした痛みではないが険しい山道を長時間歩くことに耐えることができるのだろうか?
少し不安になり、縦走はやめて北沢峠にテント泊の仙丈ケ岳ピストンに計画を変更した。
映画三本立て鑑賞
予定通り始発電車に乗り、甲府駅発の広河原乗り換え北沢峠行きのバスを検索する。
広河原に到着するのが11時くらい、そこで1時間半ほど北沢峠行きのバスを待つらしい。
始発に乗っておいて13時半に北沢峠着というのはあまりに時間が勿体無いので計画を変更。
塩山で降りて奥秩父縦走の続きをするか?甲斐大和で降りて大菩薩嶺に行くか?
韮崎で降りて瑞牆山、金峰山にするか?それとも反対側の鳳凰三山に行くか?
または茅野で降りて南八ヶ岳に行くか、まだ行ったことがない双子池キャンプにするか?
バスの時間を検索し足首の事も考えロープウェイが使える双子池に決まった…はずだが
韮崎駅に着いて他の登山者たちが降りるのにつられて一緒に降りてしまった。
そして青木鉱泉行き(鳳凰三山)より出発が早い瑞牆山荘行きのバスに乗車を決める。
ここでようやく行先が決定する。
天候 | 土曜日 曇り(少し晴れ間)、日曜日 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
電車を降りて駅前でコンビニを探すが見当たらない、駅中の売店すらない。
食糧は米二合とレトルトカレーに魚肉ソーセージと秋刀魚の蒲焼の缶詰のみ。
バスが来るまで駅のそば屋で朝食をとる、トッピングの山賊揚げが美味い。
バスに乗り約1時間、瑞牆山荘前に到着してすぐに富士見平小屋へ向かう。
30分ほどで小屋に到着しテントを設営する、土曜なのに案外空いていた。
登山靴に履き替え瑞牆山へむかう、大ヤスリ岩など経由し山頂に到着。
曇って富士山は見えなかったが金峰山や八ヶ岳の欠片は眺めることができた。
下りで足首を捻って着地し電撃が走るような痛みで数分間動けなくなる。
下山して一人宴会、眠くてワインを一本空けきれないまま早めに就寝した。
翌早朝というかほぼ深夜に目を覚まし、準備しておいた米を炊く。
おかずは高級レトルトカレーだったがカレーの風味がしなくてガッカリ。
適当に準備をしてまだ夜が明け切らぬ4時50分に金峰山へ向けて出発した。
すぐに空が明るくなったが曇っていたので日の出は見ることができなそう。
そもそも樹林帯が長いため日の出の時間帯に稜線に着くことは適わない…
大日岩、砂払いの頭を経由して五丈石に到着、この頃には晴れてきた。
ここに来るのは3回目、初めてのときに五丈石登頂にチャレンジするが断念。
数年ぶりに再チャレンジしてみたものの、前と同じところで断念した。
数分後に金峰山に登頂し、頂上の岩の上に座り周りを囲む山々を眺める。
このまま下山するにはもったいない天気なので少しだけ登山を続行する。
大弛峠へ続く石の門をくぐり一番手前の鉄山まで行ってみることにした。
昨年のGWも通ったが鉄山の頂上まで行かずにトラバースしてしまった。
木漏れ日が差し込む樹林帯を抜けて鉄山の看板、少し登った所が山頂。
山頂標識を見るまで「てつやま」だと思っていたが「くろがねやま」だった。
帰りは落ちてるゴミを拾って帰る、飴の包みがよく落ちている。
再び金峰山、五丈石登頂に挑戦する人の登頂を見届けて金峰山小屋へ下る。
山肌は色づき始め、来週以降は紅葉の見頃なのかもな、と考えた。
金峰山小屋に到着、缶チューハイを購入し魚肉ソーセージと一緒に頂く。
いよいよ下山を開始、雲が湧いてきたが天気が持ってくれて良かった。
ここの下りでも2回ほど足首を捻りに着地してあまりの痛みで悶絶した。
朝登って来た道を心もち早めに下って正午に富士見平小屋に到着する。
12時55分発のバスに間に合いそうなので急いで撤収しバス停へ向かった。
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