高峰温泉〜水ノ塔〜東篭ノ登途中敗退(熊さんが出たので)


- GPS
- 02:46
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 355m
- 下り
- 333m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ビジターセンターは8:00 open 温泉:高峰温泉、高峰高原ホテルなど。 池の平湿原方面へはマイカー規制のため車坂峠からバスに乗ります。 片道500円。 お盆の後は規制は解除になりますが、駐車場代がかかります。 |
写真
感想
夕方から新盆のお呼ばれがあるので午前中位で行ける
水の塔〜東篭ノ登山へ行きました。
高峰温泉からの登りの道沿いには秋の花が咲き始め火山地帯の景色と共に
楽しめました。
赤ゾレのザレた斜面を覗きこみ、東籠ノ登まであと15分位の
稜線で先頭を歩いていたらすぐ右手の林でバキバキ音がして、
もしや、と思って引き返したら少し離れて後ろの方にいたc-boyさんが、
「おー、熊がいるわ」と言って様子を見に行きました。
女性二人は怖いので少し戻って待っていました。
熊は右手の林の奥へ行ってしまったようですが、
あとちょっとで東篭ノ登でしたが
もう止めて戻ることにしました。
朝早く出たので登りでは登山者に会いませんでしたが
下る時に数組登って来る人たちがいました。
あと5分時間がずれていたら何も気づかずに
登頂して下山していたのですが
幸か不幸か、丁度遭遇し、ここにも熊がいることを改めて
実感しました。
少し早く戻ったので、ビジターセンターのカフェでまったり。
前日の富○山遠征の疲れが残っており、当日には筋肉痛も出てきていましたが、先週の根子岳でご一緒した山の会のお嬢さんが参加されると聞きつけ、またしてもオジサン張り切って出かけてしまいました。
先週の根子岳でコーヒーより紅茶が好きと聞いたので、さっそく高級紅茶を買ってあったし。
それに水ノ塔だか篭ノ登だかくらいなら、そんなに大変でもぬぇだろうとね。
しかし、
ざわ・・
ざわ・・・
その紅茶を忘れてしまった。
今日もオオボケっす。
しかし本日は行程もゆるく、ランチは山の美味しいレストランとも聞いており、早めに戻って解散との事でなくても良かった様子。したがって火器等は用意はしたものの車へ置いて行き、食料なども買いませんでした。
チェリーパークラインを上がると標高約2000メートルの車坂峠。さすがに二千mは涼しいですね。苦もなく標高を稼げる車坂峠は夏の避暑スポットです。
黒斑山へ向かう登山者の姿も見られました。
高峰高原ホテルでトイレ休憩して、登山口の高峰温泉へ。
高峰温泉から見上げる山は高そうに見えて、標高差は約200メートルほど。ヘタレの私でも何とかなるでしょう、と歩き出します。
最初はササの登山道ですが朝露もなく、傾斜も緩くてまずまず快適。少し上がっただけで、高山の様相も感じられて非常に良い感じ。
またこの付近には珍しく大きな岩も点在していました。
空は雲は出ていますが概ね晴れ。
花もチラホラ。特に珍しい花はないものの、夏から秋への移行を感じさせる感じです。イワインチンもツボミをつけて花を咲かせる手前。
ゆっくり歩いて一時間弱で水ノ塔へ。
風の恩恵はなかったけれど、標高2202メートル。十分涼しいです。
中休止ののち、篭ノ登方面へ。
一番後ろを写真など撮りながらついていきます。
すると前方で悲鳴が聞こえたので駆けつけると、何やらケモノがガサガサやっているらしいのでした。念のため女性陣には離れてもらい、クマさんのモグモグタイムかなっと突っ込んでみると、黒くかわいい物体がゴソゴソと逃げていきました。
せっかく頭でもナデナデしてやろうと思ったんですがね。
と言う訳でCLのヒトが戦意喪失らしく、中止にして戻る事になりました。
水ノ塔へ戻って再び中休止してから下山しました。
林道途中でヤナギランなど眺めてから車坂峠のビジターセンターへ。
予定より早く下りたのでランチはなしかな?などと話していましたが、ビジターセンターのレストランのメニューを見てたら急速にハラが減ります。
三人そろって天空のシチューとやらを注文。
あまり期待していなかっただけに、衝撃も大きかった。
これは美味いですよ。地元産の大きな野菜に煮込んだ豚肉のトマトベースのシチュー、焼きたてのパンにサラダ、食後のコーヒーまで付きました。
ただのゲレ食じゃないですね。大満足です。
売店も品物は多くはないながらも、センスの良い品揃え。大満足して帰りました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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countryboyさんの北斗神拳で撃退できるから撤退しなくてもよかったのでは?
sakusaku様&c-boy様 こんばんは。
お疲れ様でした。
えっ、あんなに人がよく入るコースにも熊いるのですね。
>黒くカワイイ物体・・。って、
その周りが一番危ないのではないですか?
熊よけの鈴や、三人の山行ならお話しの声で
逃げていくかと思っていたのに、遭遇することもあるのですね。
熊さんのワンショットを撮りたいような
さりとて突然会ったら怖いだろうと・・・。
複雑な思いですね。
お互い、気をつけて山行を続けましょう。
PS:私も本日新盆見舞い4軒伺ってきました。
この風習って、都会にはあるのでしょうか?
我が家の周りでは、相変わらずワラを豪快に燃やして、ご先祖様をお迎えしています。
これも地域によって違うのでしょうね。
諏訪地方で、木の皮を燃やしているのを見かけ、ビックリした覚えがあります。
(山と関係ない話ですみません。)
sakusakuさん
boyさん
おはようございます
タカネナデシコ綺麗です
熊さん逃げてくれて良かった
多分、熊さんが危険(boyさん)を察知したのでしょう
shira-gaさん、こんにちわ。
c-boyさんは熊とお友達になれる気質のようです。
でも熊が逃げていって残念がっていたかも。
aonuma1000さん、近くの池の平湿原には
観光客やハイカーでかなり賑わいますからね。
この稜線は割と静かですが、
熊の行動範囲は広いですから
湿原の方にも顔を出すかもしれません。
それに今日は鈴を付けて行きませんでした
新盆は白樺の皮を燃やすとこもありますね。
山にいくと多分業者が皮を剥いだとみられる
白樺の木が無残です。
koshibaさん、私は左でした
右は草ぼうぼう。
c-boy氏は怖いもの知らず。
でも、蜂と雷は怖いようです。
翌日だなんて、見栄はってます?
shira-gaさん、
何も悪くないクマさん相手に技を繰り出す訳にはいかないですよ
aonuma1000さん、こんばんは。
クマさんは何処にでも居ますよね。でも突然出会って怖いのはクマさんも一緒です。
出会わないための努力はすべきですね
koshibaさん、こんばんは。
火打妙高、お疲れ様です。
クマさんの食事中に邪魔して悪いことしました。あの付近にはアリも多く、ジマメも沢山実をつけていましたし、
シロヘビイチゴも多い場所ですので、今の時期、エサは結構あると思われました。
逃げてくれて本当に良かったです。出来る事ならクマさんを痛めつけたくはありません
anbyさん、ちょっとヘンな文章でしたね。
失礼しました。張っているのはお腹でした。本格的な筋肉痛は更に2日後です
サク姉さん、
湿原の方にもイチゴは多いですね。
クマさんもそれぞれ性格や行動が異なりますので、全ての事象は単なる結果論でしかないのですが、
ある程度のパターンに分類されているようです。
ただ、クマさんに襲われて死んだ振りで助かったと言う事例も最近、史上初めて報告れています。
山の雷にはさすがの私も勝てません。自分に落ちるなと心の底から祈る事しか出来ませんね。
ただ、人体へ落ちた場合、電流を心臓に通さなければ助かる可能性はあるようです。
電流が心臓を通らずに首から提げたカメラを通ったため一命を取り止めたなどの事例があります。
私の雷体験記、聞きたいならお話しますよ
実は、こちらの記録を参考にさせていただき、東篭ノ登山に行ってまいりました。
あいにくの曇りで、2000m以上はガスの中でしたが、こちらの写真を拝見させていただき、
イマジネーションを膨らまさせていただきました。
こちらの記録では「熊が出た」とのことでしたので、茂みから少しでも音がしたら、即座に熊鈴を手でかき鳴らしました。熊は怖いです。
東篭ノ登山に登られる方は少ないようですね。
遅いスタートにもかからず、登山道にはくもの巣が張っていました。
これでは、熊がいても不思議ではありません。
熊で撤退したり、参考になるほどの記録でなくて
お恥ずかしいです
ここはお手軽に火山景観を楽しめて
静かなので、初雪の頃などにもよく行きます。
池の平方面はマイカー規制ですが
このコースなら関係ないので
もっと大勢の人に歩いて欲しいですね。
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