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Yamareco

記録ID: 1276585
全員に公開
ハイキング
朝日・出羽三山

出羽三山掛け。羽黒山→月山→湯殿山神社

2017年10月01日(日) 〜 2017年10月02日(月)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
42:33
距離
33.0km
登り
2,087m
下り
1,308m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:52
休憩
1:12
合計
3:04
11:44
10
11:54
12:04
14
五重塔
12:18
12:30
28
二の坂茶屋
12:58
13:18
3
13:21
13:51
40
羽黒三山歴史博物館
14:31
14:31
17
14:48
休暇村羽黒
2日目
山行
8:26
休憩
0:27
合計
8:53
4:35
18
休暇村羽黒
5:25
5:26
23
7:21
7:21
59
8:20
8:21
18
8:39
8:39
38
9:17
9:17
7
9:24
9:25
13
9:38
9:39
11
9:50
9:50
38
10:28
10:28
53
11:21
11:22
14
11:36
11:37
37
12:14
12:18
40
12:58
13:10
13
13:23
13:24
4
13:28
ゴール地点
隋神門から羽黒山山頂までは手書き。すっかり観光気分でログを入れ忘れた
天候 1日:晴れ
2日:高曇り
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
葛西IC 4時半 → 湯殿山レストハウスP 9時10分頃

湯殿山⇔羽黒山シャトルバス情報:湯殿山開山期間中6/3から10/29までの土日祝
http://www.shonaikotsu.jp/tourism/shuttlebus.html
湯殿山レストハウス→いでは文化記念館前(隋神門近く)1500円
10:35発 → 11:29着(羽黒山頂11:40着)
13:30発 → 14:24着(羽黒山頂14:35着)
なお、シャトルバスのバス停は、湯殿山神社奥の院へ行くシャトルバスと場所が異なる。奥の院行きのバス停から駐車場の対角線上の反対隅(レストハウス駐車場の入り口左側)。なぜかクラブツーリズムのバスで運行されていた

湯殿山有料道路はこの時期、ゲートオープンが8:15、下山閉鎖が16:40、
通行料400円
http://www.shonaikotsu.jp/tourism/toll_yudono.html

レストハウス駐車場手前の登山者専用Pに駐車。この時期は月山の小屋営業が終了しているため、登山者用Pに夜も駐車する場合は、レストハウスの庄内バス案内所にその旨を伝えておく。閉鎖時間になっても登山者Pに車があると、捜索活動が行われる可能性あり
コース状況/
危険箇所等
<羽黒山>
隋神門から羽黒山:
観光客が歩く参道を進む。2446段の石段を登るコースで、樹齢300年を超える杉並木の間を進む。侮る勿れ、汗びっしょりになって登った

羽黒山から月山ビジターセンター:
羽黒山裏手の駐車場にある土産物屋を通り過ぎた左手に登山道の入り口がある。石畳から木道、そして何もない泥濘気味の道へと変わる。スリップに要注意。車道に下りたら左手に進む

<月山>
月山ビジターセンターから8合目駐車場:舗装道路を歩くので、土日祝は車に要注意。地図によっては、東北自然歩道なるものが車道と交差しながら存在するが、実態は荒れていて藪漕ぎっぽい。ここは車道を進んだ方が明快

8合目(弥陀ヶ原)から山頂:
登山道は明瞭。木道を進んで御田原参篭所に進む。その後は石が敷かれている。特に危険個所はない

山頂から姥ケ岳/湯殿山神社分岐:
岩や石の上を歩いて下るので、雨の日はスリップ注意。捻挫や怪我のもと

<湯殿山神社>
湯殿山神社への分岐から湯殿山神社(奥の院):
姥ケ岳を右にトラバースして進む。静かな登山道。月光坂は梯子がいくつもあり、その後は樹林帯の中を濡れた岩や石の道を下る。苔も生えておりスリップに要注意

奥の院からレストハウス:
舗装された車道を下る。下りは15分程度
その他周辺情報 出羽三山公式HP
http://www.dewasanzan.jp/

出羽三山巡礼巡り
http://www.mokkedano.net/course/17

湯殿山参篭所 日帰り温泉:AM9:00〜PM 3:00、500円
ご神湯は湯船のみ。別の風呂はシャワー、石鹸、シャンプーあり
http://www.dewasanzan.jp/publics/index/77/
湯殿山に9時過ぎに到着。鳥居横の参篭所でご神湯と温泉の両方に入る。ここに車をデポ
2017年10月01日 10:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
10/1 10:14
湯殿山に9時過ぎに到着。鳥居横の参篭所でご神湯と温泉の両方に入る。ここに車をデポ
10:35発のシャトルバスで羽黒山に向かう。さすが米どころの田園風景。奥に月山が見える
2017年10月01日 11:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
10/1 11:31
10:35発のシャトルバスで羽黒山に向かう。さすが米どころの田園風景。奥に月山が見える
いでは文化会館でバスを下車。宿坊も茅葺で趣がある
2017年10月01日 11:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/1 11:41
いでは文化会館でバスを下車。宿坊も茅葺で趣がある
隋神門から羽黒山に入る
2017年10月01日 11:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/1 11:44
隋神門から羽黒山に入る
隋神門から下り、橋を渡る
2017年10月01日 11:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/1 11:49
隋神門から下り、橋を渡る
橋の横には須賀の滝がある
2017年10月01日 11:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
10/1 11:50
橋の横には須賀の滝がある
そのすぐ先に国宝の五重塔
2017年10月01日 11:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/1 11:54
そのすぐ先に国宝の五重塔
約600年前に最上家によって再建された
2017年10月01日 11:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
10/1 11:57
約600年前に最上家によって再建された
参道には樹齢300‐500年の杉が並ぶ
2017年10月01日 12:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/1 12:11
参道には樹齢300‐500年の杉が並ぶ
二の坂茶屋から庄内平野を望む
2017年10月01日 12:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/1 12:18
二の坂茶屋から庄内平野を望む
茶屋で抹茶と力餅2個のセットをいただく
2017年10月01日 12:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
10/1 12:22
茶屋で抹茶と力餅2個のセットをいただく
日曜日で天気が良いので茶屋は大盛況
2017年10月01日 12:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/1 12:30
日曜日で天気が良いので茶屋は大盛況
山伏姿の修験者も
2017年10月01日 12:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
10/1 12:42
山伏姿の修験者も
本当はこの斎館に宿泊したかったが前々日に電話したら予約が一杯で断られた
2017年10月01日 12:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/1 12:55
本当はこの斎館に宿泊したかったが前々日に電話したら予約が一杯で断られた
山頂の鳥居
2017年10月01日 12:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/1 12:57
山頂の鳥居
出羽三山神社(左から湯殿山、月山、羽黒山)。お参りは月山(過去)、羽黒山(現世)、湯殿山(来世)の順だとか
2017年10月01日 13:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/1 13:06
出羽三山神社(左から湯殿山、月山、羽黒山)。お参りは月山(過去)、羽黒山(現世)、湯殿山(来世)の順だとか
三神合祭殿は見事な茅葺
2017年10月01日 13:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/1 13:08
三神合祭殿は見事な茅葺
重要文化財の鐘楼。こちらも茅葺
2017年10月01日 13:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/1 13:10
重要文化財の鐘楼。こちらも茅葺
ありとあらゆる神社の社が参道や羽黒山頂にある
2017年10月01日 13:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
10/1 13:16
ありとあらゆる神社の社が参道や羽黒山頂にある
芭蕉の像も
2017年10月01日 13:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/1 13:17
芭蕉の像も
「涼しさや ほの三日月の 羽黒山」 芭蕉が詠んだ句
2017年10月01日 13:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/1 13:17
「涼しさや ほの三日月の 羽黒山」 芭蕉が詠んだ句
羽黒山裏の駐車場にある土産物屋の横から登山道に入る
2017年10月01日 14:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
10/1 14:01
羽黒山裏の駐車場にある土産物屋の横から登山道に入る
すぐに車道を渡って反対側にきて振り返る
2017年10月01日 14:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/1 14:01
すぐに車道を渡って反対側にきて振り返る
ほとんど歩く人がいないようで、倒木もそのまま。道もぬかるみ気味
2017年10月01日 14:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/1 14:28
ほとんど歩く人がいないようで、倒木もそのまま。道もぬかるみ気味
やっと車道まで下りてきた
2017年10月01日 14:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/1 14:31
やっと車道まで下りてきた
月山ビジネスセンター。この斜め向かいに今宵の宿「休暇村 羽黒」がある
2017年10月01日 14:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/1 14:36
月山ビジネスセンター。この斜め向かいに今宵の宿「休暇村 羽黒」がある
翌朝4時半過ぎに宿を出発。最近ヘッドランプを付けてスタートする山行が続いている。一合目まで50分、ヤバいな、少しペースを上げよう
2017年10月02日 05:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/2 5:26
翌朝4時半過ぎに宿を出発。最近ヘッドランプを付けてスタートする山行が続いている。一合目まで50分、ヤバいな、少しペースを上げよう
午後3時頃に雨が降り出す予報。持つかな?
2017年10月02日 05:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
10/2 5:30
午後3時頃に雨が降り出す予報。持つかな?
二合目(大満)まで30分。まずまずのペースか
2017年10月02日 05:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/2 5:50
二合目(大満)まで30分。まずまずのペースか
アキノキリンソウが沿道に
2017年10月02日 06:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
10/2 6:01
アキノキリンソウが沿道に
三合目(神子石)まで30分
2017年10月02日 06:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/2 6:22
三合目(神子石)まで30分
ノコンギクも沿道に
2017年10月02日 06:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/2 6:32
ノコンギクも沿道に
四合目(強清水)まで10分。間隔がおかしくないか?
2017年10月02日 06:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/2 6:32
四合目(強清水)まで10分。間隔がおかしくないか?
車道を進むが、ところどころ脇に入る登山道がある。ピンクリボンはあるものの、誰も歩かないようで荒れている。距離は余分にかかるが、車道を進むことに
2017年10月02日 06:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/2 6:42
車道を進むが、ところどころ脇に入る登山道がある。ピンクリボンはあるものの、誰も歩かないようで荒れている。距離は余分にかかるが、車道を進むことに
名前の分からない池。奥の方に雲に隠れた鳥海山の裾野が見える
2017年10月02日 07:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/2 7:01
名前の分からない池。奥の方に雲に隠れた鳥海山の裾野が見える
五合目(狩篭)まで35分
2017年10月02日 07:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/2 7:05
五合目(狩篭)まで35分
六合目(平清水)まで15分。ここもおかしい。注意事項に山道に入るなとある。車道を進む
2017年10月02日 07:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/2 7:18
六合目(平清水)まで15分。ここもおかしい。注意事項に山道に入るなとある。車道を進む
六合目付近の紅葉。少しずつ色づき始めている
2017年10月02日 07:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/2 7:24
六合目付近の紅葉。少しずつ色づき始めている
ウメバチソウが残っていた
2017年10月02日 07:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/2 7:26
ウメバチソウが残っていた
七合目(合清水)まで40分。だんだん疲れてきた
2017年10月02日 07:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/2 7:59
七合目(合清水)まで40分。だんだん疲れてきた
タテヤマウスボグサ。花が枯れると左のようになる
2017年10月02日 08:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/2 8:14
タテヤマウスボグサ。花が枯れると左のようになる
やっと駐車場に到着。宿から3時間40分
2017年10月02日 08:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/2 8:20
やっと駐車場に到着。宿から3時間40分
八合目まで20分。背後の山肌も色づいている
2017年10月02日 08:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
10/2 8:22
八合目まで20分。背後の山肌も色づいている
見事な草紅葉
2017年10月02日 08:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7
10/2 8:32
見事な草紅葉
いい感じ
2017年10月02日 09:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7
10/2 9:16
いい感じ
空が青けりゃ、もっと映える。でも今日はこれでいい。晴れると暑い
2017年10月02日 09:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
10/2 9:23
空が青けりゃ、もっと映える。でも今日はこれでいい。晴れると暑い
九合目の仏生池小屋
2017年10月02日 09:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/2 9:37
九合目の仏生池小屋
九合目まで80分弱
2017年10月02日 09:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/2 9:38
九合目まで80分弱
月山山頂へ続く尾根
2017年10月02日 09:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/2 9:52
月山山頂へ続く尾根
アザミ
2017年10月02日 10:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/2 10:22
アザミ
月山山頂に到着。9合目から50分。社務所はもうシーズン終了
2017年10月02日 10:35撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
10/2 10:35
月山山頂に到着。9合目から50分。社務所はもうシーズン終了
頂上小屋もクローズ。正面の姥沢側から登ってきた登山者が圧倒的に多い。
2017年10月02日 10:35撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
10/2 10:35
頂上小屋もクローズ。正面の姥沢側から登ってきた登山者が圧倒的に多い。
山頂は風が強いので、さっさと下りる。芭蕉の句碑を取り忘れた。『雲の峯幾つ崩て月の山 (くものみね いくつくずれて つきのやま)』。芭蕉は雪のある時に山中で一泊している
2017年10月02日 10:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/2 10:38
山頂は風が強いので、さっさと下りる。芭蕉の句碑を取り忘れた。『雲の峯幾つ崩て月の山 (くものみね いくつくずれて つきのやま)』。芭蕉は雪のある時に山中で一泊している
下りはこちら側の尾根に。真ん中左が姥ケ岳
2017年10月02日 10:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/2 10:55
下りはこちら側の尾根に。真ん中左が姥ケ岳
こちらもいい感じに色づいている
2017年10月02日 11:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
10/2 11:03
こちらもいい感じに色づいている
奥にはGWに行った朝日連峰の主脈の山々が並ぶ。この景色を眺めながら昼食
2017年10月02日 11:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/2 11:25
奥にはGWに行った朝日連峰の主脈の山々が並ぶ。この景色を眺めながら昼食
月山山頂を振り返る。いい具合に紅葉している
2017年10月02日 11:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7
10/2 11:32
月山山頂を振り返る。いい具合に紅葉している
月山から下りてきた尾根
2017年10月02日 11:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/2 11:39
月山から下りてきた尾根
姥ケ岳をトラバースして湯殿山神社への登山道を下る。あれだけいた登山者もこちらは一人もいない
2017年10月02日 11:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7
10/2 11:55
姥ケ岳をトラバースして湯殿山神社への登山道を下る。あれだけいた登山者もこちらは一人もいない
紅葉の中を下る
2017年10月02日 12:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
10/2 12:00
紅葉の中を下る
静かだ
2017年10月02日 12:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/2 12:09
静かだ
湯殿山。積雪期しか山頂に行けません
2017年10月02日 12:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/2 12:16
湯殿山。積雪期しか山頂に行けません
湯殿山奥の院を望む。ここからの下りが一番の苦行だった
2017年10月02日 12:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/2 12:16
湯殿山奥の院を望む。ここからの下りが一番の苦行だった
まず長いハシゴ
2017年10月02日 12:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/2 12:20
まず長いハシゴ
いくつも出てくる。その後は蒸し暑い樹林帯の中を下る。石が苔むして濡れており、スリップせずに下りられたのが奇跡のようだ。暑くて写真どころではなかった
2017年10月02日 12:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
10/2 12:23
いくつも出てくる。その後は蒸し暑い樹林帯の中を下る。石が苔むして濡れており、スリップせずに下りられたのが奇跡のようだ。暑くて写真どころではなかった
撮影機器:

感想

昨年秋に計画して実行できなかった出羽三山掛け。mfaysalさんがやっていたのを参考に計画した。昨年は湯殿山から路線バスで鶴岡へ行き、そこでバスを乗り換え羽黒山へ向かうしかなかった。今シーズンはこの路線バスが廃止されてしまったが、土日祝のみ湯殿山から羽黒山への直行シャトルバスが運行されるようになった

月山といえば、芥川賞を取った森敦の「月山」や、直木賞を受賞した熊谷達也の「邂逅の森」を思い出す。どちらも月山周辺を舞台にした作品だ。「月山」の独特の静寂観や「邂逅の森」が描くマタギの生活は特に興味深い小説だった

二つの小説には、肘折温泉から眺めた雪の月山が、あたかも山の端から登る月のように見えることから「月山」と名付けられたと書かれている。ぜひ一度、真冬に肘折温泉から眺めてみたいものだ

観光客や一般の登山者は、月山ビジターセンターから211号線で8合目の弥陀ヶ原の下の駐車場までアクセスする。車で約45分の道のりだ。今回はヘッデンを付けて朝の4時半に宿を出て歩き始めた(最近こういうパターンが続いている)

車道を歩き通すこと3時間45分。並行して所々登山道らしきものがあるが、荒れていて歩く気にならない。平日早朝なので車の数も少なく、風が吹き抜ける車道歩きも悪くない。風の通らない樹林帯の荒れた道を行くよりずっと快適だ

月山麓から湯殿山神社まで、2日目は約30キロの行程だが、秋風の中、高度とともに変化する紅葉を眺めながら歩く行程は、気持ちが良かった。一方、湯殿山神社(奥の院)に下りる月光坂は、名前のイメージと違って湿気の多い樹林帯の中を下る道で、石は濡れており苔も生えていてとても滑りやすい。最後は沢の支流が登山道を流れる

汗ぐっしょりになりながら下りてきたので、沢で汗をぬぐって奥の院へ向かった。とても冷たい水で気持ちよかった。奥の院でご祈祷を受けたのち、湯殿山参篭所まで下って、再びご神湯と温泉に浸かった。温泉から出ると雨がぱらつき始めた。朝の出立を1時間早めて正解だった

生まれ変わりの旅とも呼ばれる出羽三山掛け。還暦に達し、新たに生まれ変わることができますように・・・

間もなく生活の拠点を中部に移すので、東北の山にはなかなか来られないと思う。やり残していた計画を実行でき感謝感謝である。最後に、月山8合目に向かう車道歩きで、「乗っていきますか」とお声がけしていただいた方々にお礼申し上げます

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コメント

素晴らしいレコありがとうございました
私も美濃の国出身です。学生時代を仙台で過ごし東北の名峰をいくつか登りました。羽黒三山もそれぞれ単独ですが全て行きました。三河の国で社会人となりしばらく山から遠ざかっていましたが20年ぶりに再会しすっかり入れ込んでいます。3年前、羽黒山の山伏修行(秋の峰入)に入った際、先輩修験者から「三山掛けをやるから一緒にどうだ」とお誘い頂きましたが都合が会わず残念ながら辞退申し上げましたが、今回Pinballさんのレコを見て「いつかは」と思うようになりました。
2017/10/3 11:36
コメントありがとうございました
watawakoさん、初めまして

東北は魅力的な山が多く、もっともっと出かけたいのですが、近々地元の尾張に戻るので、どうやら今回をもってしばらく足が遠のきそうです

地の利を生かして、飛騨や奥美濃の山に出かけることが多くなりそうです
watawakoさんの山域にお邪魔しますので、お会いした際にはよろしくお願いします

出羽三山掛け、車が2台あると山行計画の自由度が増しますね
ぜひとも懐かしの山々にご再訪ください
2017/10/3 15:20
風情がありますね
出羽三山の縦走、お疲れ様でした。

三山神社は風情がありますね。
神社仏閣は好きなので、行ってみたいと思いました。
また、道中もよさそうですね。
せっかくなので、三山をちゃんと足で歩くのがいいんだろうなと感じました。
紅葉もきれいで、いい時期だったんでしょうね。

尾張に移るとのこと、北&中央アルプスが若干近くなるでしょうし、近畿の山が身近になりますね。
近畿の山のレコも楽しみにしています。
2017/10/3 18:19
eurekapapaさん、コメありがとうございます
三山掛け、夏はダメですね。暑くて暑くて
歩くならやはり秋でしょうね。羽黒山とか低山ですし、風が通りません

残雪期なんかも魅力的ですね。除雪の関係で姥沢のスキー場側から登る人が多いのですが、歩く覚悟があれば、1合目からでもいいかもです。ただし、211号線にはゲートが何カ所かあったので、除雪前は閉鎖されていると思います。柵を乗り越えて進むことになるのでしょうか

引っ越す前にもう一回ぐらい関東周辺で行けたらいいなと思っています
2017/10/3 20:54
ゲスト
月山
Pinballさん

羽黒山から月山縦走、計画されていた山行ですね。
東北の紅葉、キレイですね。
あれ、名古屋に行かれますか?
赤城や谷川の冬山でバッタリ再会を期待していましたが
中部山岳が近くなって羨ましいです。
埼玉に自宅があるので引っ越しはできませんが、いつか八ヶ岳に別荘を、夢のまた夢です
2017/10/4 20:26
ジムニーさん、ありがとうございます
紅葉のピーク過ぎてもいいので、もう一回、引っ越す前に谷川に行けないかと画策しています
天候と野暮用の巡りあわせですかね
家族はこちらに残りますので、たまには赤城や谷川を訪れることもあろうかと思います

八ヶ岳の別荘、いいですね
私はできれば終の棲家を八ヶ岳の麓にと思っています
私も夢のまた夢です
2017/10/4 21:01
思いを遂げられなによりです
堰を切ったように温めてたプラン遂行されてますね。
フォローさせて頂いたるPinball_1957さんと同じ年代の女性の方も百名山達成されましたし。
私が同じ齢になった時にそこまでの情熱があるかどうか…。
今はむさぼるように南アルプス歩いてますが齢とともに好みの山も変わっていくのでしょうか?
東北の山、いずれは飯豊山、鳥海山を皮切りに旅行と組み合わせて行ってみたいものです。
黒戸では絶滅しましたが修験者がいるような山、熊野とかも歩いてみたいと思ってます。
2017/10/4 20:34
トムさん、南プス極めてください
素晴らしい情熱です
なかなか南プスにそこまで打ち込める人はいません

年を取るとこだわりがなくなるというか、移り気になるというか、あちらこちらに手を出したくなるようです

でも百名山は難しいかな?
北海道の熊が怖いです

今回の月山も熊除けスプレーを腰にぶら下げていったくらいですから
「邂逅の森」のイメージに影響されすぎたかも・・
2017/10/4 21:06
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