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Yamareco

記録ID: 1276940
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

仙丈ケ岳−地蔵尾根から北沢峠へ

2017年09月30日(土) 〜 2017年10月01日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
27:26
距離
21.5km
登り
2,316m
下り
1,438m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
11:21
休憩
3:20
合計
14:41
6:52
7:02
142
孝行猿
9:24
9:50
72
林道交差点1948m地点
11:02
11:02
6
松峰小屋分岐
11:08
11:11
8
11:19
11:45
87
松峰小屋分岐
13:12
13:44
49
2395m地点
14:33
14:55
86
2449m地点
16:21
16:49
39
2820m地点
17:28
17:45
55
18:40
18:49
10
18:59
19:05
32
2780m地点
19:37
19:42
52
20:34
20:46
15
2130m地点
2日目
山行
0:13
休憩
0:01
合計
0:14
9:42
9:43
0
9:43
ゴール地点
天候 薄曇り後快晴
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
柏木登山口駐車場。ここから長い地蔵尾根ルートが始まる。この日、私の他に一台しか車は無かった。
2017年09月30日 06:26撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
2
9/30 6:26
柏木登山口駐車場。ここから長い地蔵尾根ルートが始まる。この日、私の他に一台しか車は無かった。
仙大って何でしょうね?仙丈と大仙丈の略なのでしょうか。立ち入り禁止と書いてあるけれどルートはこちらです。
2017年09月30日 06:27撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 6:27
仙大って何でしょうね?仙丈と大仙丈の略なのでしょうか。立ち入り禁止と書いてあるけれどルートはこちらです。
天保14年と読める石仏。
2017年09月30日 06:32撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
1
9/30 6:32
天保14年と読める石仏。
歩き易い道を行く。先に見えるのは鉄塔。
2017年09月30日 06:42撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 6:42
歩き易い道を行く。先に見えるのは鉄塔。
交差する林道は良い具合に草が茂っている。
2017年09月30日 06:49撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 6:49
交差する林道は良い具合に草が茂っている。
孝行猿の遺跡だそうです。修身の教科書に出ていたのだそうな。登山口近くには孝行猿の博物館があったが、現在では閉館している。どんな展示がされていたのだろうか。
2017年09月30日 06:50撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
1
9/30 6:50
孝行猿の遺跡だそうです。修身の教科書に出ていたのだそうな。登山口近くには孝行猿の博物館があったが、現在では閉館している。どんな展示がされていたのだろうか。
画面中央やや上にある、赤いテープが巻き付けてある道標。この場所で林道と交差する。
2017年09月30日 07:31撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 7:31
画面中央やや上にある、赤いテープが巻き付けてある道標。この場所で林道と交差する。
先程の写真にも小さく写っている道標。道はこのように続いて行く。
2017年09月30日 07:33撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 7:33
先程の写真にも小さく写っている道標。道はこのように続いて行く。
花の季節はほぼ終わってしまったが、トリカブトはあちこちで咲いていた。
2017年09月30日 07:36撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
1
9/30 7:36
花の季節はほぼ終わってしまったが、トリカブトはあちこちで咲いていた。
朝日が差し込む尾根道をのぼって行く。
2017年09月30日 07:44撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 7:44
朝日が差し込む尾根道をのぼって行く。
林道を歩く区間もある。林道を歩く区間は何メートル歩くかが表示されている。下ばかり見ていると林道-登山道の分岐を見落としてしまうので要注意。
2017年09月30日 07:51撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 7:51
林道を歩く区間もある。林道を歩く区間は何メートル歩くかが表示されている。下ばかり見ていると林道-登山道の分岐を見落としてしまうので要注意。
左カーブのこの箇所から登山道は右に逸れて行く。
2017年09月30日 08:01撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 8:01
左カーブのこの箇所から登山道は右に逸れて行く。
道標部分の拡大写真。ここからはまた登山道だ。
2017年09月30日 08:01撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 8:01
道標部分の拡大写真。ここからはまた登山道だ。
ここら辺はまだ歩き易い。
2017年09月30日 08:05撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 8:05
ここら辺はまだ歩き易い。
林道を歩く区間にあった水場。登山地図にこの水場の表記は無い。水は十二分に持っていたのでここで給水することは無かったが、事前に知っていれば有効活用出来ただろう。
2017年09月30日 08:36撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
1
9/30 8:36
林道を歩く区間にあった水場。登山地図にこの水場の表記は無い。水は十二分に持っていたのでここで給水することは無かったが、事前に知っていれば有効活用出来ただろう。
直進する林道から左に逸れ斜面を上って行く登山道。
2017年09月30日 08:37撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 8:37
直進する林道から左に逸れ斜面を上って行く登山道。
幾度目かの林道交差。この林道、地形図には載っていない。
2017年09月30日 08:41撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 8:41
幾度目かの林道交差。この林道、地形図には載っていない。
ここが重機のある場所か。ここがこの重機の定位置なのかな。登山道は左に入って行く。
2017年09月30日 08:46撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 8:46
ここが重機のある場所か。ここがこの重機の定位置なのかな。登山道は左に入って行く。
整備されたキャンプ場のような雰囲気。でも人影は無い。
2017年09月30日 08:54撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 8:54
整備されたキャンプ場のような雰囲気。でも人影は無い。
小径という表現がぴったりな登山道。良い雰囲気だ。
2017年09月30日 09:05撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 9:05
小径という表現がぴったりな登山道。良い雰囲気だ。
何回目かの林道との交差する場所。この道、林道というより一回限りで再利用されない作業道のような道だった。
2017年09月30日 09:24撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 9:24
何回目かの林道との交差する場所。この道、林道というより一回限りで再利用されない作業道のような道だった。
サラシナショウマ・・・で良いのかな?
2017年09月30日 09:58撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 9:58
サラシナショウマ・・・で良いのかな?
林道に沿って登山道がある。同じところに行き着くのなら林道を歩いた方が格段に楽。しかし、確信が持てなかったので登山道を行く。(結局林道を歩いても行ける事が判った)
2017年09月30日 10:06撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 10:06
林道に沿って登山道がある。同じところに行き着くのなら林道を歩いた方が格段に楽。しかし、確信が持てなかったので登山道を行く。(結局林道を歩いても行ける事が判った)
登山道はトラバース気味に延びて行くのだが、斜面に”切り欠き”が為されていないので歩き辛い。中盤以降はあまり十分な手入れが為されていない印象を持った。
2017年09月30日 10:13撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 10:13
登山道はトラバース気味に延びて行くのだが、斜面に”切り欠き”が為されていないので歩き辛い。中盤以降はあまり十分な手入れが為されていない印象を持った。
道標は真新しい。近年設置されたものらしい。道自体の整備もお願いしたいのだけどなぁ…。
2017年09月30日 10:27撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 10:27
道標は真新しい。近年設置されたものらしい。道自体の整備もお願いしたいのだけどなぁ…。
こんな感じで木漏れ日の中登って行く。
2017年09月30日 10:43撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 10:43
こんな感じで木漏れ日の中登って行く。
樹林帯の尾根はこんな感じ。南アルプス独特の雰囲気。
2017年09月30日 10:51撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 10:51
樹林帯の尾根はこんな感じ。南アルプス独特の雰囲気。
松峰避難小屋への分岐点。登り方向から来ても、下り方向から来ても見落とさないように道標は二か所にある。
2017年09月30日 11:02撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 11:02
松峰避難小屋への分岐点。登り方向から来ても、下り方向から来ても見落とさないように道標は二か所にある。
松峰小屋100mとあるが、実際には直線距離160m、標高差70m。そんなに近くはない。
2017年09月30日 11:02撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 11:02
松峰小屋100mとあるが、実際には直線距離160m、標高差70m。そんなに近くはない。
分岐から暫く下ると避難小屋の屋根が見えてくる。踏み跡は薄く、判然としない箇所も。ただ、迷うような事は無かった。
2017年09月30日 11:06撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 11:06
分岐から暫く下ると避難小屋の屋根が見えてくる。踏み跡は薄く、判然としない箇所も。ただ、迷うような事は無かった。
カラマツ林に囲まれている。近くに水場もあるようだが水は十分にあったので探しには行かなかった。
2017年09月30日 11:07撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 11:07
カラマツ林に囲まれている。近くに水場もあるようだが水は十分にあったので探しには行かなかった。
松峰小屋内部。写真ではそこそこ明るく写っているが実際には中は薄暗い。また、全体に右側が下がっており傾いている。
2017年09月30日 11:09撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 11:09
松峰小屋内部。写真ではそこそこ明るく写っているが実際には中は薄暗い。また、全体に右側が下がっており傾いている。
当初中で休もうと思っていたがあまりに暗いので小屋を出る。
2017年09月30日 11:12撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 11:12
当初中で休もうと思っていたがあまりに暗いので小屋を出る。
苔むした道をのぼって行く。
2017年09月30日 12:23撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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9/30 12:23
苔むした道をのぼって行く。
尾根上の道。道は丁度尾根上を下って行く。
2017年09月30日 12:56撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 12:56
尾根上の道。道は丁度尾根上を下って行く。
時折このような空が見える場所が出てくる。
2017年09月30日 13:01撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 13:01
時折このような空が見える場所が出てくる。
空と岩と草の黄色が綺麗だった。
2017年09月30日 13:38撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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9/30 13:38
空と岩と草の黄色が綺麗だった。
鋸岳方面がちらっと見える。少し平地もあり。
2017年09月30日 13:46撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 13:46
鋸岳方面がちらっと見える。少し平地もあり。
この辺からダケカンバが生え始める。この坂を上り切った所で視界が開ける。
2017年09月30日 15:38撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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9/30 15:38
この辺からダケカンバが生え始める。この坂を上り切った所で視界が開ける。
来た道を振り返る。左側の山を越えてきた。
2017年09月30日 15:38撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 15:38
来た道を振り返る。左側の山を越えてきた。
大千丈ヶ岳。今回はあそこまでは行かない。
2017年09月30日 15:51撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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9/30 15:51
大千丈ヶ岳。今回はあそこまでは行かない。
歩いてきた山々が連なっている。こうやって見ると結構長い距離を歩いたと実感する。
2017年09月30日 16:01撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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9/30 16:01
歩いてきた山々が連なっている。こうやって見ると結構長い距離を歩いたと実感する。
目指す仙丈ケ岳と月。
2017年09月30日 16:10撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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9/30 16:10
目指す仙丈ケ岳と月。
甲斐駒ヶ岳も見えてきた。
2017年09月30日 16:57撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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9/30 16:57
甲斐駒ヶ岳も見えてきた。
山全体が夕陽の金色に染まっている。
2017年09月30日 16:59撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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9/30 16:59
山全体が夕陽の金色に染まっている。
チングルマ。毛も無くなってしまった。もう、そんな季節。
2017年09月30日 17:11撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 17:11
チングルマ。毛も無くなってしまった。もう、そんな季節。
分岐地点から少し地蔵尾根に入った所にあった看板。北沢峠に行くつもりで地蔵尾根を下りた人がいるのだろうか。ここを下りると距離は長いし登山口には何も無い。バス停も無いのでかなり困った事になる。
2017年09月30日 17:13撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 17:13
分岐地点から少し地蔵尾根に入った所にあった看板。北沢峠に行くつもりで地蔵尾根を下りた人がいるのだろうか。ここを下りると距離は長いし登山口には何も無い。バス停も無いのでかなり困った事になる。
分岐にあった道標。仙丈ケ岳15分とあった。
2017年09月30日 17:13撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 17:13
分岐にあった道標。仙丈ケ岳15分とあった。
途中にあったケルン。夕陽でオレンジ色に。
2017年09月30日 17:24撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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9/30 17:24
途中にあったケルン。夕陽でオレンジ色に。
山頂まであと少し。
2017年09月30日 17:24撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
9/30 17:24
山頂まであと少し。
なんとか日没ギリギリで山頂到着。山頂から日没を見る人が4人いた。シャッターを押して貰えて助かった。
2017年09月30日 17:33撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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9/30 17:33
なんとか日没ギリギリで山頂到着。山頂から日没を見る人が4人いた。シャッターを押して貰えて助かった。
日が沈む前に大きなカメラはザックに仕舞った。ここから先の写真はスマホのカメラ。
2017年09月30日 17:40撮影 by  ASUS_Z017DA, asus
9/30 17:40
日が沈む前に大きなカメラはザックに仕舞った。ここから先の写真はスマホのカメラ。
仙丈ケ岳よ、さようなら。今度はもう少し早い時間に来るね。
2017年09月30日 17:51撮影 by  ASUS_Z017DA, asus
9/30 17:51
仙丈ケ岳よ、さようなら。今度はもう少し早い時間に来るね。
この時間になるとライチョウが出てくる。中央の白い部分がライチョウ。全部で5羽いる。この後飛び立った。飛んだライチョウを見たのは初めて。
2017年09月30日 18:05撮影 by  ASUS_Z017DA, asus
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9/30 18:05
この時間になるとライチョウが出てくる。中央の白い部分がライチョウ。全部で5羽いる。この後飛び立った。飛んだライチョウを見たのは初めて。
小仙丈ケ岳。山頂を通るつもりでいたが、間違えて巻道を通ってしまった。
2017年09月30日 18:44撮影 by  ASUS_Z017DA, asus
9/30 18:44
小仙丈ケ岳。山頂を通るつもりでいたが、間違えて巻道を通ってしまった。
藪沢大滝ノ頭。まだまだ先は長い。
2017年09月30日 19:37撮影 by  ASUS_Z017DA, asus
9/30 19:37
藪沢大滝ノ頭。まだまだ先は長い。
テン場方面への道標。直進は北沢峠。
2017年09月30日 20:21撮影 by  ASUS_Z017DA, asus
9/30 20:21
テン場方面への道標。直進は北沢峠。
テン場へのショートカットになる分岐。あと少し…の筈。
2017年09月30日 20:55撮影 by  ASUS_Z017DA, asus
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9/30 20:55
テン場へのショートカットになる分岐。あと少し…の筈。
車道まで降りてきた。あとほんの少しだ。
2017年09月30日 21:04撮影 by  ASUS_Z017DA, asus
9/30 21:04
車道まで降りてきた。あとほんの少しだ。
翌朝、快晴。北沢長衛小屋。ここも予約は取れず。
2017年10月01日 09:18撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
10/1 9:18
翌朝、快晴。北沢長衛小屋。ここも予約は取れず。
絶好の登山日和。でも、今日は峠まで歩いてバスに乗るだけだ。
2017年10月01日 09:18撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
10/1 9:18
絶好の登山日和。でも、今日は峠まで歩いてバスに乗るだけだ。
テン場。意外と張りっぱなしの人が多い。
2017年10月01日 09:20撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
10/1 9:20
テン場。意外と張りっぱなしの人が多い。
テン場横の道を峠へと戻る。
2017年10月01日 09:21撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
10/1 9:21
テン場横の道を峠へと戻る。
先に見えるのはバス。北沢峠だ。
2017年10月01日 09:42撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
10/1 9:42
先に見えるのはバス。北沢峠だ。
バス乗り場に到着。長かったような、短かったような仙丈ケ岳登山が終わった。
2017年10月01日 09:44撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
10/1 9:44
バス乗り場に到着。長かったような、短かったような仙丈ケ岳登山が終わった。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ テントマット

感想

初めての仙丈ケ岳登山です。
北沢峠から登るのが一般的に思いますが、静かな南アルプスを味わいたかったので地蔵尾根からのルートを選択しました。
行程を考えると仙丈小屋辺りで一泊が丁度良さそうでしたが、この周辺の山小屋は全て要事前予約。電話を掛けてみるも全て満員。
仕方が無いので北沢峠でテント泊とする事にしました。
出発時に量った荷物の総重量は18kg。まぁ、こんなものでしょうか。
(これが後々効いてくる事に)

柏木登山口の駐車場で仮眠をし、朝は比較的遅く5:30頃起床。ゆっくり準備をして出発は6:30。
道は判りやすく、心配していた程判り辛い道ではありませんでした。ただ、道標が完璧にある訳でも無いので暗い時間帯に歩き始めると迷ってしまうかもしれません。
登山道は昔周辺の木を伐りだす時に使った道を行きます。途中に石仏もあり、昔から使われてきた道です。
何度か林道を横切り、次第に高度を上げて行きます。この林道が通れたら随分時間短縮になるのですが。途中にゲートがあるのかどうかは判りません。
松峰小屋と登山口の中間地点、林道併用区間の車道横に水場があります。登山地図には載っていない水場です。季節によっては涸れてしまうのでしょうか。
丁度良い場所にある水場でした。
松峰と松峰の隣の2087m峰の鞍部が最後に林道に近づく点です。この辺まで来ると昔の山仕事に使われたような雰囲気はありません。

仙丈ケ岳への中間点、松峰小屋。地形図上では登山道横にあるように書かれています。しかし実際には登山道横にはありません。小屋への分岐があるのでそこから分岐します。木に付けられている道標には100mと書かれていましたが、実際には直線距離で160m。標高差は70m程あります。急ぐ場合には寄らない方が良いでしょう。私はそれを知らず、しっかり時間をロスしてしまいました。
小屋の中は暗く、やや建物全体が傾いています。小屋内で一休みしようと思いましたが、結局分岐まで戻って休みました。
分岐を過ぎ、地蔵岳の肩までの登りがやや急登です。仙丈ケ岳までの区間でここが一番急みたいです。いくつかのアップダウンを過ぎ、標高2450m付近から再び急になります。斜度は似たようなものでした。

標高2700mの地点で急に視界が開け、主稜線が眼前に現れます。
天気が良かったので傾きかけた太陽が大仙丈ケ岳にあたって綺麗です。
ちょっと焦り始めます。ちょっと時間が足りなくなってきた。

森林限界を越えた稜線の上は美しく、ゆっくりと歩きたいところです。しかし、この時点で日没まであと少し。先を急ぎます。(気だけが焦って実際にはそれ程早く歩けている訳ではないのですが)何でこんなに時間が掛かってしまったのでしょう。荷物の持ち過ぎ…という事にしておきましょうか。

地蔵尾根を過ぎる頃には周囲は夕陽の金色に染まっていました。
3000m近い筈なのですが、意外と空気の薄さは感じません。
山頂を見ると、日没を見に来ている人が。彼等が山頂から降りてしまわない内にと急ぎます。そう、シャッターを切ってもらう為に。

山頂へ到着したのは日没直前でした。山頂の4人の方は全て仙丈小屋宿泊だそうです。そりゃ、そうでしょうね。
山小屋の予約が取れなかった私には北沢峠までの下りが待っています。
(多分泣きつけば泊めては貰えるのでしょうが、嫌な顔や説教されそうです。金を払って怒られるのはちょっと…)
山頂から藪沢カールを回りきる頃には日も落ち、少し風も出てきました。そして意外と寒い。
暗いので日中のようなスピードで下る訳にもいかずゆっくりです。
そんな訳で意外と時間が掛かり、テン場に着いたのは21時過ぎでした。

地蔵尾根では抜いた人1人、抜かれた人1人、すれ違った人1人。
山頂にいた人4人。
山頂直下ですれ違った人1人。
合計8人にしか会わない静かな山旅でした。

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コメント

お疲れ様でした
この道の登りは辛いね 下りに使いたい
2017/10/7 10:57
Re: お疲れ様でした
コメントありがとうございます。
ダラダラとした登りが続く為か、”いつの間にか登っている”と感じる道でした。
2450m付近からはちょっと急になるのでややきつかったのですが、所謂”急登”と言われるコースに比べると大した事ありませんでした。
ただ、コースが長いので暑い時期は大変かもしれません。
2017/10/9 22:41
プロフィール画像
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