仙丈ケ岳・紅葉の女王にご挨拶

2017年10月08日(日) [日帰り]

• GPS: 06:46
• 距離: 10.3km
• 登り: 1,153m
• 下り: 1,146m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:59
• 休憩: 0:41
• 合計: 6:40

距離 10.3km 登り 1,153m 下り 1,154m

7:10 北沢峠
8:31 8:35 薮沢大滝ノ頭
9:36 9:37 小仙丈ヶ岳
10:49 11:11 仙丈ヶ岳
11:28 11:31 仙丈小屋
12:08 12:09 馬の背ヒュッテ
12:25 薮沢小屋
12:47 12:56 薮沢大滝ノ頭
13:49 13:50 北沢峠
13:50 北沢峠バス停

天候

秋晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

〈行き〉
毎日アルペン号バス
24:15京王八王子-5:00仙流荘
※7,700円
南アルプス林道バス
6:15仙流荘-7:00北沢峠
※1,340円 ※臨時増発便

〈帰り〉
南アルプス市営バス
14:15北沢峠-14:45広河原
※750円 ※臨時増発便
山梨交通バス
15:00広河原-16:55甲府駅
※2,050円
JR中央本線
17：02甲府発あずさ26号にて都内へ

コース状況／危険箇所等

特に危険箇所はありません。
馬の背ヒュッテからの下り道に何度か沢を渡る所あり。
前日の雨のためか、登山口に近い林道にぬかるみ。

その他周辺情報

北沢峠に登山ポストあり
仙丈小屋と藪沢小屋付近に水場あり

写真

5:00仙流荘バス停到着。めちゃめちゃ混んでます。
乗継バスは通常6:05始発ですが、1時間程早い運行で増便もされましたが、それでも追いつかない程の人波。私は6:10頃に乗車出来ました。
バス停から鋸岳が見えました。

北沢峠には50分程で到着。

北沢峠の登山口。
結構混んでます。

晴天！紅葉！
テンション上がるっっっ

甲斐駒ケ岳さま
またまたテンション上がるっ

甲斐駒ケ岳、摩利支天、栗沢山

鋸岳、甲斐駒ケ岳

小仙丈ヶ岳が見えます。
美しいー

何度振り返っても甲斐駒ケ岳。
迫力がすごい。

小仙丈ヶ岳に着きました。

小仙丈ヶ岳の三角点。

先ほどまで姿を見せて下さった富士さまがガスの中に。
北さまと間ノさまとお三方揃った写真は撮れませんでした。

さて、先を進みます。

足元の草も紅葉しています。

可愛い紅葉。

カーーールさま。
このお姿を拝見するために、ここに来たんです。

思いの外、岩場がキツイです。

それでも、この景色を見ると疲れが飛びます。

気持ち良い稜線歩き。

叫びたいほど気持ち良い道ですが、じんわりキツイ。

もうすぐですっ

反対側の藪沢カールも見えて来ました。仙丈小屋も見えます。
ここまで来たらもうちょいです。

仙丈ヶ岳。
360度に開けた山頂。

三角点

北岳と間ノ岳。
あのお方（富士山）は雲の中。

仙塩尾根。
間ノ岳まで繋がっているのね。

北アルプス。

地蔵尾根。

下山途中、何度も何度も振り返って仰ぎます。

藪沢カール。

仙丈小屋。

やっぱり、何度も何度も振り返ってしまう。

この景色ともしばしお別れ。
また来ます。

ハイマツの中を抜け、

植生保護の柵の間の道を抜け、

馬の背ヒュッテを通り過ぎ、

沢を渡り、

藪沢小屋を横に見ながら歩き、

水場で喉を潤し、

沢に癒され、

紅葉が美しいーと見とれ、

あれ？あれっ？大滝頭？？？
道を間違えたと、今頃気付く（笑
予定では藪沢沿いを歩き、周回コースで降りるつもりでいたのに。

大滝頭からは朝と同じ道ですが、時間が経つとまた違う風景。

樹林帯を抜け。

北沢峠に戻って来ました。

北沢峠のバス停は2箇所。
本数は少ないですが、わかりやすく親切です。
帰りは広河原行きのバスに乗車。

広河原。
もうお馴染みの場所になりました。ヘリが飛んでて、北岳で滑落事故があったことを知りました。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック

備考

耳栓とアイマスクのおかげで、深夜バスでも熟睡出来ました。

感想

akone1107

前からずっと行きたかった仙丈ヶ岳。アクセスもルート地図も頭に入ってました。
土曜日、ダメ元でその夜発の『毎日あるぺん号』の乗車状況確認の電話をしたところ、「一席空席あります」とのこと。
速攻申込して、急遽日帰り仙丈ヶ岳行き決定。

京王八王子駅前を深夜に出発するバス『毎日あるぺん号』に乗り込み、翌朝、長野県伊那市の仙流荘へ。バスを乗継、登山口の北沢峠へ。

バスも混んでいましたが、登山道も混んでいます。
素晴らしい秋晴れで、紅葉も見頃。
南アルプスの女王と呼ばれるお山は、とっても優雅なお姿。小仙丈ヶ岳が青空に映え、小仙丈ヶ岳を越すと優美でまろやかなカールにお出迎えされて、贅沢な気持ちになりました。
カーーールって叫びたくなる（笑
けど、登山道は思いの外キツかったです^^ ;
じんわり苦しくなる感じ。
ガイドブックやマップには南アルプス入門の山って記載されていだけれど、ホンマか？って思っちゃいました（笑
予定していたコースの分岐を見落としちゃうし。これは、私の不注意ですけど。

気持ちの良い稜線歩きは贅沢だし、何度も何度も立ち止まって、振り返って、景色を眺めたくなる場所ばかり。
来てよかったー。心から思いました。
女王さまにご挨拶出来た事だし、次回は泊まりかな？

ただね、帰りの乗継で広河原でバスを待っていた時、ヘリが飛んでいるのが見えて、どうやらバットレスで滑落事故があったよう。
気持ちが引き締まります。
素晴らしい山行に浮かれそうになったけど、これからも安全を心がけようと、再度思った瞬間でした。



※後日、ヤマレコにて、北岳での事故は八本歯付近での転倒だと知りました。
一ヶ月前に通った場所です。
ご冥福をお祈りし、山の安全について今一度考えたいと思います。