西穂高(新穂高ロープウェイ-西穂山荘-丸山)そしてレスキュー現場目撃


- GPS
- 05:57
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 335m
- 下り
- 346m
コースタイム
1250 西穂山荘 着
(昼食)
1310 西穂山荘 発
1340 丸山 着
1355 丸山 発
1425 西穂山荘 着
(トイレ休憩)
1435 西穂山荘 発
1610 山頂駅
天候 | 曇り後晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
第2ロープウェイで西穂高口へ(往復2700円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●道標 1本道だし道標も所々にあるので、道に迷うことはありません。 不安に思ったら、たくさんの人が歩いてるので聞けば大丈夫でしょう。 ●飲食店 ロープウェイの駅、西穂山荘にあります。 ●トイレ ロープウェイの駅、西穂山荘にあります。 ●危険箇所 結構整備されているとは言え、足元に注意して歩く必要があります。 西穂山荘-丸山間では、岩場を登り降りする箇所があるので要注意です。(親がサポートすれば5歳でも大丈夫です) ちゃんとした道を歩けば滑落等の危険のある場所はありません。 |
写真
感想
今年の目標の一つである西穂山荘に行ってきました。
今回の登山では、学ぶことが非常に多く、我が家の登山レベルがまた一つ上がりました。
計画は、我が家のレベル(子連れ、登山歴1年、初めての西穂)を考えて
ロープウェイ-西穂山荘-丸山
という経路にしました。
独標も考えたのですが、娘にはまだ無理だと思い、丸山までにしました。
ロープウェイは、第2ロープウェイから乗ります。
駅の近くの鍋平駐車場に停めました。6時間500円です。
お盆も明けたので結構空いていました。
JAFカード見せれば1割引きです。みなさんお忘れなく^^
駅のパン屋(アルプスのパン屋)でパンを買いました。これがまた美味!
また、標高が高いので肌寒く、長袖を着ました。
山頂駅で登山届を提出し、いざクライムオン!
はじめは平坦で歩き易い道ですが、大きな岩がゴロゴロある段差が大きく、小さなお子さんは親のサポートが必要です。
また、木の根が横から飛び出ている箇所があり、つまづいたり、膝を打ちやすいので足元に注意が必要です。
登っている途中、ヘリの音が聞こえて、空を見上げるとなんと県警のヘリ
何かを探しているように山肌をなめて飛んでいました。
「事故じゃなきゃいいけどなあ」とおもっていましたが、まさかあんなことに・・・
スタートから約1キロで登りが急になります。
小さなお子さんは手を使いながらの登りになるので手袋があった方がいいです。
場所によっては、親のサポートが必要になります。
子どもを連れていると、この登りが思いの外時間がかかります。
登り終えて少しするとすぐ西穂山荘です。
あたりまえだけど、雑誌で見たとおり!感動でした。
山荘は、多くの登山客で賑わっていました。
本物の若い山ガール(笑)も多く、しかも、かわいい!!
娘と一緒に写真撮らせてもらいました(^^)v
山荘で昼食をとりました。もちろん名物のラーメン。
私と妻でそれぞれ醤油とトンコツを頼みました。どっちもメチャメチャ美味しかったです!また、食べたい!
お腹が膨れたところで、外に出ると、さっきまで曇ってたのが、急に晴れ間が見えてきて、まわりの山々が見えてきました。
晴れたところで、意気揚々と丸山へクライムオン!
いきなり、岩場になります。手を使えば5歳くらいの子でも自力で登れます。
自分で経路を考えて登るので、非常に楽しそうでした^^
ただし、一歩間違うと大けが必至なので、親御さんはしっかりサポートしてあげてください。
岩場を登りきると、そこには、背の低いマツらしき植物が・・・
これがハイマツか!と雑誌の文字と写真でしかみたことのなかったものをみて感動。そして、森林限界を超えたことにも感動!
慣れてる方にはなんでもないことかもしれませんが、初体験の私には大きな感動でした!
岩場の上には、ケルンがつんであります。他のヤマレコユーザーの方が丸山と間違えたと書いてあったので、私は間違わずにすみました。やっぱり、予習は大事です。そして、予習にヤマレコは非常に有効です。
この、「ニセ丸山」からは先日いった上高地が見えました。なかなかの絶景なので、三脚立てて風景撮影している方もちらほら。
引き続き丸山を目指します。
丸山、独標と続く尾根とその先の西穂がなんとも雄大で、雑誌のでしか見たことのなかった景色が目の前に広がり、これまた感動でした!
丸山についたころ、ヘリの音がまた聞こえてきました。
西穂の山頂にアプローチしています。
「何かあったな…、まさに『岳』の世界だね」と妻と話していました。
山頂には雲がかかっており、ヘリは何度もアプローチを試みますが断念
尾根をちょっと降りたところに隊員を降ろしました。
読売新聞のHPによると、転落した負傷者の救助だったようです。
やはり無理して独標まで行かなくて正解でした。
時間も予定より、1時間ほど遅れていたので、西穂山荘でトイレを済まし、下山をしました。
高低差が大きい箇所が多く、下りは登りより多くの親のサポートが必要になります。
下り始めて、少ししたころ、雲が重くなり、雨が降り出してきました。
さっきまで晴れていたのですが、「山の天気は変わりやすい」とはよく言ったものです。念のために持ってきたレインウエアを3人とも着て下山しました。
やはり、どんなに天気がいい日でも、レインウエアは必須です。
時間は、
登りが、コースタイム1時間30分のところ2時間40分
下りが、コースタイム1時間のところ1時間30分
普通のハイキングコースでは、コースタイムに+2割程度なのですが
ここは、1.5倍の時間がかかります。
理由は、他のハイキングコースより、子どもが親のサポートを必要とする箇所が多いためだと思います。
子連れで登山の際は、時間に十分余裕を持ってください。
今回学んだことは、
1、我々が安心して登山できるのは、命がけで救助活動を行っている方がいるから
また、彼らの世話にならないよう、我々も十分注意が必要
2、計画は、自分のレベルを考えて無理しない。
3、子連れの場合、登りがきつい山はコースタイムの1.5倍かかる。
4、どんなに天気がよくても、レインウエアは必携
5、手袋があるとベター
6、西穂にはかわいい山ガールがくる!
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