森吉山(こめつが山荘より往復)
- GPS
- 05:16
- 距離
- 10.8km
- 上り
- 777m
- 下り
- 761m
コースタイム
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 5:16
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
(白神岳より)国道101号線〜国道7号線〜県道3号線〜国道285号線〜国道105号線〜県道309号線経由 (復路) 県道309号線〜県道214号線〜国道282号線〜秋田自動車道(五城目八郎潟IC〜秋田北IC)〜秋田駅 JR秋田新幹線 14:14 秋田 → 17:38 大宮 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■こめつが山荘〜一ノ腰 こめつが山荘の横から登山道は始まり、森を抜け、一旦ゲレンデ跡のようなところを登りますが、再び森の中へ。6合目から先は涸沢の跡のようなガレ場混じりの直登。岩が濡れていると滑りやすいので注意。紅葉はこのあたりで最盛。 ■一ノ腰〜山頂 一ノ腰からいったん下がり、木道の上を進む。向岳への取り付きからは、一部の木道を除き、ややガレた坂を登る。 |
その他周辺情報 | クウィンス森吉 ¥400 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
行動食
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ストック
カメラ
飲料
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感想
最終日は秋田が誇る花の名山、森吉山に登りました。こめつが山荘の駐車場で前泊しましたが、他に駐車する車はなく、孤独感が募りましたが、朝起きるともう一台停まっていました。本日は帰宅日なので早く出立することとしました。ヘッデンをつけて登山道を進みますが、地図からコースがどんどんずれていきます。しっかりとしたコースだったので、そのまま進むことにしました(勘助道分岐で地図に合流しました)。
しばらくは森の中を彷徨う感じでしたが、6合目から先は紅葉が大変なことになっており、なかなか進めなくなりました。岡本太郎先生が「芸術は爆発だ」と言いましたが、まさに紅葉が爆発していました。黄金に輝く大きなブナの木に蔦が絡まっている様子は女神を見る感じでした。前日に遠くから森吉山の中腹が赤く染まったように見えたのはこれでした。山頂部は笹に覆われ、紅葉しないので、産卵のために遡上する鮭の姿を思い出しました。
一ノ腰からはいったん下って、木道を進み、前岳に向かいました。前岳の森吉神社には、お触書きがあり、クマが出るのでお供え物をしないように、と注意してありました。この頃まで薄日が差していたのですが、太陽はいつの間にか雲に隠れてしまいました。向岳に取り付いたところで、山頂から下りてくる登山者とすれ違いました。本日初めて人に出会いました。ガレた坂を登りつめると、風吹きすさぶ山頂が有りました。おそらく本日2人目の登頂でしょうか。残念ながら、森吉山の上にだけ雲が座り込み、頂上自体クリアなのに、垂れ込めた雲のため周りの景色の上部が見えなくなっていました。不思議な景色を眺めて、寒くなってきたので、下山することにしました。
帰りも再び爆発した紅葉樹林をくぐり抜け、ブナの女神を再び愛で、こめつが山荘まで下りました。紅葉した蔦も素敵でした。前日の白神岳に比べると、森吉山の紅葉はこんなに綺麗なのに、下山時にすれ違った人はぐっと少なかったのは意外でした。もしかすると多くの人はゴンドラで満足してしまうからなのでしょうか。駐車場で地元の登山者と言葉を交わしましたが、東京から森吉山の紅葉を見に来たといったら、驚いていました。いえいえ、その価値は十分ありましたよ、と申し上げました。
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