「ちょっとだけU.L.に挑戦」 九重・坊がツル野営
westup
体力度について
- GPS
- 09:12
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,249m
- 下り
- 1,225m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
17日 7:00坊がツルー8:00大戸越ー10:00風穴10:10-11:10今水
| 天候 | 16日 午後晴 のち降ったりやんだりでずっと続く。17日も同じ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
雨が多く滑りやすかったが、どの道も素晴らしかった。 登山ポストは、手前のコンクリート道の分岐にある。 温泉は多数、七里田温泉が有名 |
写真
この赤い実は、ムシカリ?? だったら食べれるな、でも食べる勇気はない、黒くなったらおいしいのかな?植物や花関係も全く知識がない
ツエルト450gは、あんまりULではない
外でウルトラライトクッキングあの強風の中でもエスビット・ミリタリー14gは、約400mlの水をお湯に変えることができた。(余裕あり)
さすが「T’sストーブ」の風防である。
2
あの強風の中でもエスビット・ミリタリー14gは、約400mlの水をお湯に変えることができた。(余裕あり)
さすが「T’sストーブ」の風防である。
フラッシュで撮るとこんな感じ風下に給気口を設定した。
最近、取出しから点火、収納まで、とてもスムーズで、増々フィットしてきた
4
風下に給気口を設定した。
最近、取出しから点火、収納まで、とてもスムーズで、増々フィットしてきた
夜もこんな感じ。強風が吹き荒れ、「吹っ飛んだら避難小屋」を覚悟したが、朝までセーフ恐るべし、モ○ベ○、あんまりULではないけど、名前は「ULツエルト450」
5
恐るべし、モ○ベ○、あんまりULではないけど、名前は「ULツエルト450」
「廃道と化している道」と以前ガイドブックに書いてあったので緊張が走る
途中で、コウモリソウの花を発見、標高1200m以上に咲く花だそうです。ふつうだったら、モミジやカエデの幼木と見間違えると思う。結構、群生している、教えていただいて見えてくるものがある
もう、ゴールも近い、ちょっと心の余裕が出てきた
しかし、黒嶽荘の天然炭酸より「微炭酸」
看板やガイドブックなどにある本来の道より長湯方面に1.5km行くと、「山野城址跡」の看板あり、こっちの道がとてもいい 下に小さい看板もある
感想
今回のテーマは「ウルトラライトに挑戦(ちょっとだけね)」
以前ツエルトを同僚の方からいただき、クッキングセットも完璧、ただ、山に行く時間だけがない…、という日々が長く続き、やっと念願の休暇を取って、「さあ、行こうか!」でも洪水警報が出ている…。
まあ、ちょうど天気も悪いし、ウルトラライトハイキングの確認には最適の天候てか。
ウルトラライトを名乗るには、ベースウエイト(食糧・燃料・水を除いたザックの重量)が4〜5kg、この重量制限は、結構きつい。
<今回の装備一覧>
○ツエルト450(結構重い旧式)450+付属50 500g
○シュラフカバー400g+シーツ225g 625g
○ストーブ+食器等込(6食分の燃料込) 300g
○洗面キット 500g(さらに-300gの軽量化が可能)
○エマージェンシーキット(非常用すべて) 500g
○ライト(3Wの強力LED) 200g (軽量の80gでもよかったけど)
○服(着替えからすべて) 500g
(モンベルメリノウールシャツ・発熱タイツ・アンダーシャツ・パンツ)
○雨具 450g
○キャメルバック2.1+プラテイパス 200g
○ザック 55L 1600g
(これがオーバーの原因)
ベースウエイト合計 5375g
実際は記録用のコンパクトカメラ 120g
GPS 190g
もコミコミで 5685g
これに1食分150gとして予備食含め 700g
水は今回は、わざと多めで 2600g(普通は1.6〜2L)
総合計 8985g
まあ、総重量約9kgとなりました。
(以前は、夏の1泊で17kg程度だったので8kgは減量になっています。)
ベースウエイトが5kgを切れなかった大きな原因は、ザックの重量オーバーで、Tabioさんのようにカッコよく、徹底して20Lのザックで行こうかと思いましたが、手持ちの20Lは、なんと1200gととても重く、55Lとたった400gしか違わないので、今回は経験値もないので無理することはない、甘えて55Lの方で出発、洗面セットやライトなどどうでもいい部分は、あと300gは減量できる。
一方で非常用セットは、医療関係・修理関係・予備電池を考えると、+200g増でもいいかな。
なんてことを考えながら、前日に準備。
もう一つ、坊がツルの夕立はひどく、水深5〜10cmになることもある。
テントなら5cm程度何でもないが、ツエルトは死活問題なので、下に超有名なタイベック(あの白い防護服の素材・透湿防水で耐久性があり何より値段が安い1m400円)を箱状に加工し3cm程度の水没に耐えられるようにしよう、と一番品揃えの多いホームセンターに行くと「何ですか、それ???、そんな商品、うちにないし、聞いたこともない、あっても切り売りはしませんよ。」と言われ、他のホームセンターや建材店も同じ返事。プチプチ梱包材をマットにして、吹き流しに防虫ネット、など色々対策を考えていたが、時間切れで何もしないまま出発。
16日の天気は、天気予報から考えて回復すると思っていたら、日に日に悪くなり「大雨警報、洪水注意報」まで出る始末。
「ウルトラライト」とは、単に装備を軽くする、というのではなく、「自然に近づくために最少の装備で歩く」ということらしく、吹雪でも暴風雨でも超快適で安心感に満ちたテント、「ライペン・トレックライズ0 DX」 1.7kgではなく、「水没や結露、暴風で飛んでいく」の多く不安にさらされる、ツエルト500gが正しい、それがウルトラライトの考え方です。
相対的に考えれば、不安要素のすべてが、たった1.2kgの重量増で解消されるのであれば、「誰もが1.2kg増を受け入れる。」というのが普通です。
不安要素を抱えたツエルトだからこそ、「自然の変化に敏感になる(そりゃそうだ〜、ボーッとしていたら、地獄を見ることになりかねないですから)、自然をより身近に感じることができる(近すぎるかも〜。)」それがウルトラライトの哲学、「軽さは正しい、そして早い」だそうです。
その点では、夏の不安定な天気で、豪雨と風と雷の坊がツルは、ウルトラライトを試すのに最適、と言えますね。
このライトウエイトのおかげで、念願の風穴ー段原ルートと大戸越ー風穴ルートを野営装備一式背負ったまま、踏破することがでる、という計画が立案できた。
20kgで今水から坊がツルまで歩こうとは、思わないですから。
出発が諸事情で遅れ、坊ヶツル着17:00
雨こそないが風はひどいし、急いでツエルト設営
まあ、このツエルト、今まで1回も設営したことがない、ぶつけ本番、そんな「お気楽」もウルトラライト(超軽)。
トレッキングポールをポールにするため、長さ調整に少し戸惑うが、意外と簡単に設営できた、と思った瞬間、雨がどっと降りだした。慌てて荷物を中に放り込む。
凄い雨で、水深5cmになって水没してもいいように、荷物は全部大型ゴミビニール袋で防水、浮くことはあっても、流れていくことはないでしょう。
自分の体は、シュラフカバーで完全防水、水没してもOK。このゴアテックスのシュラフカバーは最強で吹雪の中停滞して、大量の結露が氷結してパタパタ落ちてきて溶けても、全く問題なしを実証済み。
ツエルトで一番の心配は、風。
形状からして「風に弱い」感じがする。少し風が吹いたら吹っ飛んでしまいそうな形。そうなったら避難小屋に行く予定。
雨の中、気づいたことは、「内側でも雨が降っている。」ということ。
縫製した場所から、中に水がしみ込んできて、布地を伝わって落ちてくる、それだけなら問題ないが、この暴雨風でツエルトが「パン、パン」と荒れ狂うたびに、流れ落ちる水が、水しぶきとなって、雨のようにツエルトの中で「雨が降る」というか左右上下から飛び交うのである。
よく見ると結露もあって、それは飛び散ると霧雨かな。
しかたないので、シュラフカバーのコードを引っ張って、顔だけ出して耐える。傘を持ってこなかったことを、真剣に後悔する。顔だけでも傘があれば快適なのに。
疲れ果ててしばらく眠り込んでいたら、風は強いが、雨が止んだらしい。
もう日没の7時近く。
ウルトラライトクッキングに移る。
ツエルトは、DXテントと違って前室がない(あたりまえだ!)ので、悪天候の時は、室内でクッキングをしてもいいと思うのだが、ウルトラライトなので外でする。
今回は、「すべてウルトラライトで。」なのである。
水は400ml、エスビットのミリタリーサイズを1個(14g)、燃焼時間は少し余るが、これが実用的。 防水マッチで点火するが、この強風の中では、0,01秒以内にマッチの火はかき消されてしまうので、点火だけは室内で行う。ところが室内もこの外の強風で風が舞っており、なかなか点火しない。マッチを同時2本のアイデアで見事点火完了。
ところが、せっかく点火しても外に出せばすぐ消えてしまう。風防と一緒に外に出したら、しぶとく燃えている、なかなかのやつだ。
チタンマグカップの水400mlを火にかけると「まあ、いつまで燃えることやら。」と思いながらも「もし消えてもアルファ米だから水で60分蒸らしがあるさ。」と入口のファスナーを閉め、しばし休憩。
この達観した「あきらめの境地」もウルトラライトということで。
しばらくして外を見ると、なんとお湯が沸いている、なんという風防性能、さすがだ!と感謝しながら、尾西のごはんにアマノフーズのチキンカレーを入れて同時に蒸らす。「山食」で有名なアマノフーズだが、最近は、メジャーになって近くのスーパーでもみそ汁が売ってあった。中でもナスの味は秀逸、野菜カレーのナスもすごい。残りのお湯でスープを作り、味わいながら、蒸れる15分を待つ。相変わらずうまい!
夜になると、雨は降ったりやんだりだが、風は、だんだん凶暴性を増し、夕方の風が「そよ風」と感じるほど「ドドドーッ」と轟音を立ててくる。
「あ〜神様、今度がさいごですね。」と吹っ飛んで行ったツエルトを拾いもせず、ずぶ濡れになった荷物をどうやって避難小屋に運ぼうか、いくら急いでいるといっても、やっぱりビニール袋に入れている登山靴を履かないといかんよな〜、などとシュミレーションしたり、両手でツエルトを押し出して球体に近づけて空気抵抗を減らそう、などといろいろ対策を練る。
こんな家型テントの型をした耐風性ゼロのような形だが、引き裂けもせず、何とか耐えている。さすがだ。
中央の輪っかに補助ロープをつけて、ペグダウンしてテンションをかければ、結構強度が出る、などと考えていた。旧型だがつくりがしっかりしていて、なによりよかったのが、防水ではないがボトムと三角形の壁がしっかりしていて、この強風でも持ちこたえる、だてに450gじゃないことが立証された。
ウルトラライトの定番、小型タープでは、あの風を防げないのは致命的と感じる、まあ、自然をより身近に(というか、強烈に)感じることはできると思いますが…。それに比べれば内部の雨は、たいしたことじゃない、あの風が防げたことがすべてかな。
多少の濡れは、カッパを着込めば何とかなるが、強風によるヒートロスは、体力を急激に消耗してしまうことになる。
自然に対してより敏感になってくると、いろいろ気づくことも多いです。
まあ、設営の場所や方向もとても大切ですね。
夜中の10時を過ぎたころから、風は少しずつ落ち着かれてきたようで、「これで安心して寝られる。」シュラフカバーとシーツだけでも暑いくらいで安心だ。ザックを枕に、登山靴と着替えを足元に敷いて寝る。
いつのまにか、雨の音も、強烈な風も、パタパタとすごい音も気にならなくなって、安らかに眠りについた。
熟睡していると、どうも顔に雨が降っているのが分かる。
「頭近くの入り口を閉め忘れたかな…。」そんな強烈な雨の降り方だ。
寝ぼけながら、そんなことしか思い浮かばない。眠いので、知らない振りをしてそのまま寝ていたが、だんだん顔に降り注ぐ雨の量が増してきたので、知らない振りをする訳にもいかないが、眠いので寝たまま、対策を考える。
入口閉めようか、でも入口が開いている訳はない、あの強風で開いていたら、ツエルトごと吹っ飛んでいるはず…。
そうだった、このツエルトは、「内側で雨が降るんだった。」ことを思い出し、再び安心して眠りにつく。
ところが、しばらくすると夜10時の頃より、さらに凶暴性を増した暴風雨が吹き荒れ、身の危険を感じて起き上がる、でも、このツエルト、さすがである。
しばらく観察していると「大ジョブかな」と思えてきて、再度寝ることにする。
わずかな時間のうちに、どんどん「ウルトラライト感覚」になっている。
午前5時を過ぎて、日の出の頃を迎えると風も収まり、外でクッキングができそうだ。
と言っても昨日の夕食時よりはるかに条件は悪い。風は強いし、雨交じり。
でもこの環境を見て「OKだな」と思えるほど、心がウルトラライトに成長したらしい。
食事の3回のうち1回は、本格スープスパ(レシピは http://www.yamareco.com/modules/xsns/?p=topic&tid=488 の8番です。とてもおいしいですよ。)の予定(調理時間10分)だったが、簡単確実な親子丼(アマノフーズ・お湯があれば数秒で完成)に変更、この強風では、燃焼時間とお湯の沸騰時間が計算できないので、確実に短時間で済むほうがいい。この厳しい自然環境により、予定をお気軽に変更する力も「ウルトラライト」てか?
予想に反して今朝もしっかりお湯が沸いてくれたので、残りのお湯は、ドリップオンのコーヒー(心の贅沢も必要)とスープで締めくくる。
ウルトラライトで感心したことは、撤収も超簡単で超早いこと。荷物が少ないので「あれ、もう終わったのかな。」というほど、ホント早い。
「すごいな、ウルトラライト」と予想外の素晴らしさに大感激。
調子に乗ってザックのパッキング、即完了!
と思ったら、すぐ横にあった2つを入れ忘れ。
調子に乗りすぎてはいけないことを学ぶ。これもウルトラライト(超オキラク)だ。
それにしても、「どうしてあの強風に耐えられたのだろうか???」と撤収の時も、再度ツエルトをしっかりと観察するが、そんなオーラは全く感じない。でも、やっぱりいい物なのだろう、と思いながら収納。
改良点は、少し重要増でもいいから縫目に防水テープをしたいな、内側の雨は嫌だ、霧雨ならいいけど。
下山は、時々雨が降ることはあっても、自然林の道は、雨粒が落ちてこないので超快適。爽やかな風が吹き抜け、心まで爽やか、すばらしい。
ホント自然林の道は、爽やかで「いいな〜この道」と感心する。
今回楽しみにしていた1日目の風穴ー段原の道も「急斜面だから荒れているのでは。」と思ったが、自然林の道は、崩壊が少ない。
2日目の大戸越ー風穴のルートも某ガイドブックに「廃道化している。」と但し書きがあって、「やばいな〜」と思っていたが、逆にとても素晴らしい道でした。
今回、この天気だったので、坊がツルでは、自分を含め、たった4張のテント。
まあ、今回は、「自分が一番すごいかな。」と予想していたが、通称「棺桶テント」があった。この悪天候の中、棺桶の中で過ごすのは大変だと思う。寝る姿勢だけで1晩中座れないのはきつい。
(今回、ツエルトが耐風性能を犠牲にしても、座れる高さを確保していることの重要性に気づいた。)
その人は、対策としてミニタープで前室を作っていたが、(途中風で吹っ飛んでいた)タープでは、今回の強風と雨の天候ではあまり意味をなさなかったと思う。
それらを考えると、今回の「坊がツルNO.1」の称号をこの方にお譲りすることにしました。
こんな2日間でしたから、途中の道で出会ったのは、1人だけ。風穴で会いました。写真を撮っておられたので聞くと「これはコウモリソウといってここが一番低い標高で見られるところです。」と教えていただきました。
今水に着いたら、もう一度、炭酸水を汲んで、七里田温泉に入って帰りました。
今回の大きなテーマ「ウルトラライトに挑戦」で、本当にウルトラライトになっていたかは、「?」印ですが、「シンプルはいいな。」ということを強く実感しました。
同じ道を移動するにしても、車と自転車では見えてくるものが違うように、今までとは別世界が広がっていました。
もう一つの目的の「ルート確認」があったので、道標の写真が多くなってしましました。「夏はOK、落葉の季節とか雪の時期はどうだろう。」などいろいろ考えながら歩きました。
一つ一つが印象深い山行となりました。
追伸
「ウルトラライト」「ライトウエイト」に関するコミュニテイは、
「ライトウエイト 軽量化への道」
http://www.yamareco.com/modules/xsns/?cid=71
にたくさん情報が集まっていますので、ご覧下さい。
皆さんと情報を共有しましょう、情報のリンクでも結構です。
ちょっと覗いてみてください、凄い方々がいっぱいで、情報満載です。
「ちょっとUL」の珍道中 第2弾は、
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-130608.html
です。合わせてご覧いただくと、珍道中ぶりがよくわかります。
「第3弾 南阿蘇外輪山 プチ・スルーハイク」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-136286.html
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
ウルトラライトの本を一冊読み終えたような気分です
自然をより身近に感じる事なんですね〜・・
軽くしても、皆さん食事は豪華ですね
坊がツルの暴風｢九重新幹線｣は、冬の経験を思い出しながらワクワク拝見しました。
ツエルトで乗り切ったんですね〜
あれから113ザックは大きくまたドッシリと成長し続けていますが、こと”食事”に関しては、さつきうどんか巨大
・・いいレコ、ありがとうございます
１１３さんの凄いザックに憧れます
それでも最大７０L、が自分のリミットですが…
今回は、色々な可能性に挑戦、ということで挑戦しています
ある本に「ツエルトの装備と重要性をもっと知るべきだ。」（安全性の面から）を読みフムフムと納得する一方で、行く前は、せっかくの休みを「楽しい坊がツル」にしたい気持ちもあったのですが、逆に意外と楽しかったです
風は「台風が接近してる？？」と思ったほどででしたが、冬の感じより少し優しかったです。でも、このツエルトですから、「どんな微風でも飛ばされる！」という恐怖感がありました。
もう一つ、このツエルトをいただいた方に、さっそく今日、この話をしたら、とても盛り上がってしまいました。
暴風雨の中のツエルト泊お疲れ様でした。
貴重な体験でしたね。
感想文、他人ごとなので楽しく読ませて頂きました
自分はまだそこまでの悪天候体験したことありませんのでとても参考になりました。
自分のアライのツエルトも本降りの雨が続いたらやはり同じように雨だれするのかどうか？確認してみたくなりました。
ツエルトが強風にあおられてバタバタして結露が霧のように降り注ぐのは容易に想像できますが、それですらけっこう大変ですよね。
今はエマジェンシーシートを掛け布団代わりにしてしのいでいますが、やはり、防水のシュラフカバーが必要になるかもですね。
なにはともあれ、無事の帰宅お疲れ様でした。
自然の脅威には人智が及びません。あまりムチャしないように適度な見切りをつけてこれからも楽しいＵＬを目指してください。
Tabioさんのレポートを読ませていただいて、いつも参考にさせていただいています。
店員さんから「これじゃ無理ですよ。」と言われた「伝説の２０L」を真似するつもり（２０Lなら持ってるし）だったんですが、パッキングする前から「そりゃ無理だろ」諦めている自分もあって、今回は、ゆるくなってしまいました。
プチプチシートも1ｍ80円まで確認して、「店員さん呼ぶの面倒だから、明日タイベック買う時に一緒に買おう。」と帰ってしまい、そのまま準備できませんでした。
今回は、私の珍道中レポート、ということで楽しんで頂けたでしょうか
「工夫」という点では少ないですが、自分自身の経験値がとても上がり、楽しめました。
昨日、「ライトウエイト」コミュニテイーの「ツエルト」編（http://www.yamareco.com/modules/xsns/?p=topic&tid=549）
でtabioさんがリンクされていた方のレポート
(ファイントラック・ツエルト�� chilumaluさんのHPから )
を読んでいたら「一番上の縫い目から雨水がどんどんしみこんでくる。」と同じことが書いてあって、とても共感しました
安全面に関しては、坊がツルは、人気の野営場でいつも人も多く、立派な避難小屋と法華院温泉山荘という営業小屋がありますので、いざという時は、どうにでもなりますのでここを選びました。
今回、「ツエルトは、すごい。」と実感したことと、春夏秋だったら、ツエルトとゴアのシュラフカバーがあれば何とかなるのでは、と思いました。
あとは経験値と工夫の積み重ねですね。
追伸
今、tabioさんの山行記録をもう一度、読ませていただきました。
特に「雨編」は、tabioさんの何気ない一言に、その気持ちが胸にストレートに伝わってきて「そう、そう」と前回理解できなかった場面の気持ちがよくわかり、前回よりも5倍増しで楽しめました。
経験値を上げると、その重要な意味を理解できるのですね
私も先日昼寝で小さなツェルトを使ってみましたが、やはりそれくらいの大きさは最低限必要ですね。
それからタイベックも試しましたが、これは透湿性がウリなので、ターフ代わりには良いかもしれませんが、アンダーシートには普通のポリエチレンシートで良いと思いました。
【以下追記です】
一番の違いは、タイベックはポリエチレン繊維を圧縮したフェルト生地で、それ自体である程度の厚みと弾力性があり、ゴツゴツした部分でも破けにくそうです。
これに対して安いポリエチレンシートは単なる薄い樹脂シートですので、穴が開きやすく、弾力性はありません。
おそらく長く使っているとポリエチレンシートは穴から水漏れがしてくる可能性があるのだと思いますが、年に何回も使うのでなければ使い捨てを前提にポリエチレンシートでも良いと思います。（結構丈夫です）
ちなみに、タイベックはホームセンターで切り売りしていますし、楽天でもｍ単位で購入できるみたいです。
http://item.rakuten.co.jp/pialiving/taivec/
幅は1mと3mがありますが、テントに使うのであれば3mを、ツェルトであれば1mで良いと思います。
MATSUさん、こんばんは。
同じことが私の中でも素朴な疑問として、ずっとありました。
ウルトラライトの人たちは、みんなミニタープに、タイベックを敷いて、トレールランナー風の短パンの格好、というイメージがあって、
「防水だけでいいのに、何で透湿防水のタイベックを使うんだろう？？？」と「いまさら聞けない素朴な疑問」としてありました。
ホームセンターに行った時も店員さんから
「何？タイベック、知らねえな〜、それより屋根瓦の下に敷くシートならあるよ。」と言われて
「防水でいいんだからそっちがいいかも。」と思った次第です
何でタイベックなのか、安いし強いし軽いし、何かいいことあるに違いない、と思って買いに行ったのですが
「そんなもの、ないよ。同じようなものあるけど、切り売りもしないよ。」と言われて早々に挫折しました。
超安価なゴアテックスと思えば、テントを自作している人もいると聞きます。それは納得ですよね。
タイベックの使い心地、MATSUさん、どうでしたか。
メリットは全くなし、が、結論ですよね
ウルトラライトの人たちは、「大地の湿気までも感じ取りたい。」な訳ないしな〜
今、書いていて、ふと思ったのですが、ウルトラライトの皆さんは、タイベックを敷いていたのではなく、シュラフカバーのような使い方をしていたのではないか、と思いました。
お店で買えなかったので、ネットで調べたら、検索でヒットするのは、「防護服」の通販。見てびっくり、700円〜1000円程度でたくさんある、これを着て寝れば、トイレの時もそのまま外へ、フード付きで意外と軽いそうです。推測される結論は、これでよろしいでしょうか？
タイベックは、他の防風・透湿シートに比べ
強度が高いように思われます。
軽さ（最重要）、たたみ易さ、や縫製の強度も興味があります。
逆に今のところ、大きな欠点の出ていないとこが
注目です。
kimidoriさん、こんばんは。
タイベックの防護服に対するコメントは、
「タイベックシートに比べて薄く、耐久性がなく、やぶれやすいが、その他は、おおむね満足」というもので、一番気になる「透湿性」が優れているように感じました。
もう一つ気になる「但し書き」は、「洗濯不可」の文字。たぶん強度の問題か、透湿性の低下なのかは、わかりませんが、防護服のあるメーカー（490円の服）にありました。
まあ、コストからいえば、夢の素材であることは予想がつきますね。
２ｍX３ｍのタイベックで、二つに折り２ｍｘ１．５ｍ（Ｌ字に縫う）の寝袋状にして、シュラフカバーとして使うことが可能ですね。
買いに行く時の予想として、アウトドア業界でいえば「ゴアテックス」並みの知名度で「ありますよ、ところで、どのタイプのタイベック？」と聞かれるくらい色々あると思ったのですが、建材店も含め各店「聞いたこともない。」にショックでした
ご紹介いただいた通販で、購入して見ます。ここに書いてあるように「床に敷くタイプのシート」が我々にとってはピッタリな気がしました。
下に敷く素材一つも試してみる価値ありですね
westupさん こんばんわ。
私も日帰りのお守りとして「モンベル」のツエルト
持ってますが、開けたこともなく１年が経とうとしてます。実際の建てた姿、なかなか見ることがなかったので
参考になります。でもこれでインナーポールが
あれば居住性向上できそうですね。
それと「タイベック」の布状ものものがあって
しかも一般に手に入るとは思いもしませんでした。
服は、焼却炉内部点検時などに使うので
マイタイベック持ってますが、布状があるとは
知りませんでした
ですので 試してみたいですね。
私、明日から夫婦で久住へキャンプの予定でしたが
折からの雨で、温泉宿に泊まる旅行にしましたが
少しでも天気が良ければ、牧の戸峠に足を運んで
久住連山を眺められたらいいなあと思ってます。
さすがに、妻を歩かせる自信がないので、今回は
大人しくしてます。
九州は、先週から秋の装いで、これで曇でも降らなければ、もちろん晴れれば最高なんですが…
牧ノ戸峠から沓掛山か近くの展望台、実は、その反対側の黒岩山も20〜30分で登れてこちらの方が眺めはいいですよ
まあ、どこに行くにしても「天気次第」ですね
別府方面からなら、飯田高原の丘からの三俣山付近の風景が大好きです。ここは晴れでも曇りでもOKです
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する