乗鞍岳横断(乗鞍青少年交流の家〜剣ヶ峰〜平湯温泉)
- GPS
- 30:50
- 距離
- 32.9km
- 登り
- 2,291m
- 下り
- 2,476m
コースタイム
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 5:34
- 山行
- 8:42
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 9:50
天候 | 1日目 雨 2日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
平湯温泉下山後は平湯キャンプ場でテント泊。(700円) 翌日平湯バスターミナルから高山濃飛バスセンター(高山駅)までバス利用。(1,570円) 高山濃飛バスセンター(高山駅)から『のらマイカー岩滝線』で国立乗鞍青少年交流の家まで車を回収。(100円とは格安!いいんですか〜) 但し、一日1便(13時発)で、前日までに予約が必要です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
丸黒山までは明瞭な登山道。 丸黒山から千町ヶ原までは笹藪漕ぎもありますが、以外にも刈り払いされていた印象。 奥千町避難小屋から中洞権現まではハイマツ漕ぎ。 桔梗ヶ原から平湯までは特に危険はない。 今回の道程は、雨と雨上がりということで、全般的にぬかるんだ泥沼が多い。 |
その他周辺情報 | 奥千町避難小屋まで水場がないので、最初から自前で担ぎ上げることが必要です。 奥千町避難小屋は15名程収容可。 小屋内に天水が2リットル×3本ほど保管、EPIのガスカートリッジも2つ置いてありました。(今回はありがたくも利用せず) また、毛布が1枚あり、自前のシュラフに掛けて寝たところ暑くて寝苦しいほどでした。 非常に綺麗に管理され、トイレも屋内にあります。(匂いはある程度ありますが、それほど気にならない) 2日目の昼食は、畳平のレストランで『てんぷらそば900円』をいただく。 (この後の平湯までの水確保でレストランのお姉さんにお願いして水をペットボトルに頂戴しました) 平湯温泉には日帰り入浴施設多数あり。 キャンプ場利用者は『ひらゆの森』500円のところ400円で利用可。 今回は、連休中とあって激混みなので、空いている『飛騨民族館』を利用。(寸志程度) 夜と翌日の朝風呂もいただきました。 食事は『あんき屋』さんで飛騨牛鉄板焼き定食(1,250円)をいただく。 平湯バスターミナルの売店は8時〜17時が基本ですが、17時30分でも開いてました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
|
---|
感想
一度は試してみたかった乗鞍岳横断。
車の回収が困難であったが、乗鞍青少年の家には一日1便高山駅からバスがあった。
但し、事前予約が必要とのことで、直前まで天気とにらめっこ。
何とかなるさと出発。
しかし、この長いルート水場がないので、翌日の畳平までの水を全て自前で担ぐことが条件。
雨のため、着替えと防寒着、テントと一緒に3リットルの水とアルコールが1リットル弱の荷物で出発時に何と19kgもあった。(苦笑)
避難小屋までに既に靴の中はびしょ濡れ。
奥千町避難小屋は非常に快適。
今回は貸切で、毛布をお借りしたところ、夜中に暑いぐらいで目が覚めた。
でも翌朝出発時には水溜りに薄氷が張っていましたので外気温は氷点下になっていたのでしょうね。
ただし、雨上がりの放射冷却はなかったはずなので、通常よりは暖かい朝だったことだと思います。
小屋出発時に綺麗に掃き掃除して管理されている方々に感謝。
2日目は快晴でしたが、雨上がりでハイマツ漕ぎによるびしょ濡れ。
でも雲の平と同じく天国のような素晴らしい景観と大自然。
何がいいかって人がいない。(剣ヶ峰まで誰一人と会いませんでした)
手つかずの大自然の中を貸切で歩ける気分はとにかく最高!
せっかくなので、大日岳を踏むと隣の剣ヶ峰には人だかりでげんなり。
でもあそこを通らねばなりません。
剣ヶ峰西面の岩場を慎重にクライミング。(沢登りの経験が意外と役に立っている)
変なところから攀じ登ってきたので変人と思われたかも。(笑)
とてもじゃないがこんなところにはいられない。
この人のいるいないのギャップの大きさが何とも言えない。
直ぐに下山するが、これまた大渋滞。
乗鞍の夏山は一大観光地だ。
肩の小屋まで下ると後はマイペースで行けた。
畳平のレストランで早い昼食と残り道中の水確保。(レストランのお姉さんありがとう)
これまた登ったことのない大黒岳も通過し、平湯までの長い道のりを進む。
桔梗ヶ原から平湯までは以外にも10名ぐらいの方とスライド&追い越させていただきました。
平湯キャンプ場で登山終了。
後は、のんびり温泉とおいしい飛騨牛をいただき翌日に車の回収に向かいました。
タイミング悪く秋の高山祭りと重なり、バスも迂回ルートで運航されてました。
とにかく平湯のバスターミナルも高山駅も外国の方でいっぱいで、高山は国際都市ですね。凄いなと感じました。
とにかく渋滞等もあったが何とか計画通り終えることができ、充実感でいっぱいです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
乗鞍西面から入る人は少ないでしょうから快適ですね。しかし、畳平周辺は・・・ご苦労様です。
山スキーの下見になったのでは?以前冬季にこの周辺に行きましたが、景色が全然違って不思議な気分です。雪で覆われた真っ白な世界で、はいまつが顔をのぞかせているだけでした。ちなみに今日は故S崎君の54回目の誕生日です。1か月後の今日が僕の誕生日。我らもいい歳になりました!
千町ヶ原から中洞権現あたりは天国です。
夏の乗鞍は冬の乗鞍と違って行ってみたいとは思っていませんでしたが、ここなら何度でも訪れたいぐらい最高のフィールドでした。
また、この一帯に雪が積もると最高のゲレンデになるのが手に取るように分かります。
そうなんですか今日がS崎先生の誕生日で、来月が先生の誕生日ですか・・・
いいおっさん(笑・失礼)ですね、もちろん私もですが。
S崎先生が健在でしたら、是非一緒に歩きたかったです・・・
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する