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Yamareco

記録ID: 1285284
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳横断(乗鞍青少年交流の家〜剣ヶ峰〜平湯温泉)

2017年10月07日(土) 〜 2017年10月08日(日)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
30:50
距離
32.9km
登り
2,291m
下り
2,476m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:29
休憩
0:05
合計
5:34
2日目
山行
8:42
休憩
1:08
合計
9:50
6:17
134
8:31
8:32
54
9:26
9:42
10
9:52
9:59
5
10:04
10:05
3
10:08
10:08
18
10:26
10:27
8
10:35
10:35
5
10:40
10:40
7
10:47
10:48
6
10:54
11:18
3
11:21
11:23
2
11:25
11:25
5
11:30
11:30
10
11:40
11:40
28
12:08
12:12
17
12:29
12:29
20
12:49
12:49
44
13:33
13:44
134
15:58
15:58
9
16:07
ゴール地点
天候 1日目 雨
2日目 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
登山口である国立乗鞍青少年交流の家に駐車。
平湯温泉下山後は平湯キャンプ場でテント泊。(700円)
翌日平湯バスターミナルから高山濃飛バスセンター(高山駅)までバス利用。(1,570円)
高山濃飛バスセンター(高山駅)から『のらマイカー岩滝線』で国立乗鞍青少年交流の家まで車を回収。(100円とは格安!いいんですか〜)
但し、一日1便(13時発)で、前日までに予約が必要です。
コース状況/
危険箇所等
丸黒山までは明瞭な登山道。
丸黒山から千町ヶ原までは笹藪漕ぎもありますが、以外にも刈り払いされていた印象。
奥千町避難小屋から中洞権現まではハイマツ漕ぎ。
桔梗ヶ原から平湯までは特に危険はない。
今回の道程は、雨と雨上がりということで、全般的にぬかるんだ泥沼が多い。
その他周辺情報 奥千町避難小屋まで水場がないので、最初から自前で担ぎ上げることが必要です。
奥千町避難小屋は15名程収容可。
小屋内に天水が2リットル×3本ほど保管、EPIのガスカートリッジも2つ置いてありました。(今回はありがたくも利用せず)
また、毛布が1枚あり、自前のシュラフに掛けて寝たところ暑くて寝苦しいほどでした。
非常に綺麗に管理され、トイレも屋内にあります。(匂いはある程度ありますが、それほど気にならない)
2日目の昼食は、畳平のレストランで『てんぷらそば900円』をいただく。
(この後の平湯までの水確保でレストランのお姉さんにお願いして水をペットボトルに頂戴しました)
平湯温泉には日帰り入浴施設多数あり。
キャンプ場利用者は『ひらゆの森』500円のところ400円で利用可。
今回は、連休中とあって激混みなので、空いている『飛騨民族館』を利用。(寸志程度)
夜と翌日の朝風呂もいただきました。
食事は『あんき屋』さんで飛騨牛鉄板焼き定食(1,250円)をいただく。
平湯バスターミナルの売店は8時〜17時が基本ですが、17時30分でも開いてました。
雨が上がることを期待したが、小雨の中出発です
雨が上がることを期待したが、小雨の中出発です
まずは丸黒山を目指します
まずは丸黒山を目指します
枯松平山に進みます。
新道で進んだところ後で気が付いたが、旧道が巻き道でした
枯松平山に進みます。
新道で進んだところ後で気が付いたが、旧道が巻き道でした
大きくて綺麗な休憩所
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大きくて綺麗な休憩所
まずはここで一息入れます
まずはここで一息入れます
丸黒山手前の急登
その名の通り頑張ります
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丸黒山手前の急登
その名の通り頑張ります
丸黒山に到着
ゴゼンタチバナの実が至る所で目に付きました
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ゴゼンタチバナの実が至る所で目に付きました
雨が上がるどころか本降りになり、道が川のようになってます
雨が上がるどころか本降りになり、道が川のようになってます
千町ヶ原に出た
青屋古道(九蔵尾根)との分岐
青屋古道(九蔵尾根)との分岐
雲の平のアルプス庭園にそっくり
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雲の平のアルプス庭園にそっくり
大きな池塘
石仏が出てきた
綺麗な祠に収まっているのもある
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綺麗な祠に収まっているのもある
苔むしてしまってます
苔むしてしまってます
池塘がたくさんある
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池塘がたくさんある
本日の目的地が見えてきた
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本日の目的地が見えてきた
早く中へ入って着替えたい
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早く中へ入って着替えたい
避難小屋前にも
着きました〜
中は非常に綺麗
夜中に目が覚めると星が見えた
夜中に目が覚めると星が見えた
でもコンデジではうまく撮れない
でもコンデジではうまく撮れない
朝になり快晴
まずは御嶽山と挨拶
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朝になり快晴
まずは御嶽山と挨拶
小屋からは剣ヶ峰は見えない
あの頂は大日岳だろうか
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小屋からは剣ヶ峰は見えない
あの頂は大日岳だろうか
素晴らしい景色
ここにずっといたくなる
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素晴らしい景色
ここにずっといたくなる
御嶽山の噴煙はないですね
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御嶽山の噴煙はないですね
さて出発です
お世話になりました
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お世話になりました
昨日は見えなかった笠ヶ岳
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昨日は見えなかった笠ヶ岳
雲海が素晴らしい
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雲海が素晴らしい
御嶽山と雲海
笠ヶ岳の左は黒部五郎
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笠ヶ岳の左は黒部五郎
この辺りからハイマツ漕ぎが始まる
この辺りからハイマツ漕ぎが始まる
後ろを振り向くと白山がドーンと
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後ろを振り向くと白山がドーンと
避難小屋の向こうに白山
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避難小屋の向こうに白山
とにかく木道が滑って怖い
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とにかく木道が滑って怖い
天気は回復したが、雨上がりの藪漕ぎなので、全身ずぶ濡れ
天気は回復したが、雨上がりの藪漕ぎなので、全身ずぶ濡れ
笠ヶ岳、黒部五郎岳と北ノ俣岳?
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笠ヶ岳、黒部五郎岳と北ノ俣岳?
常に御嶽山が目に入る
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常に御嶽山が目に入る
高山市内は雲海の中
高山市内は雲海の中
ようやく日が差してきた
ようやく日が差してきた
笠ヶ岳は一目で分かる
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笠ヶ岳は一目で分かる
屏風岳から遅い日の出
屏風岳から遅い日の出
ハイマツ帯に一筋の道
ハイマツ帯に一筋の道
乗鞍岳でも滅多にお目に掛かれない風景
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乗鞍岳でも滅多にお目に掛かれない風景
この辺りで雷鳥さん2羽と遭遇
この辺りで雷鳥さん2羽と遭遇
ここを歩いてきた
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ここを歩いてきた
中洞権現
微かに避難小屋が見える
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微かに避難小屋が見える
中央アルプス
南アルプス
甲斐駒から北岳、仙丈、塩見
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南アルプス
甲斐駒から北岳、仙丈、塩見
大日岳も見えだした
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大日岳も見えだした
この大きな谷は真谷
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この大きな谷は真谷
ようやくハイマツ漕ぎから解放
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ようやくハイマツ漕ぎから解放
こちらの仏様は風化が激しい
こちらの仏様は風化が激しい
屏風岳と大日岳の鞍部へ辿り着く
剣ヶ峰はまだ先にある
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屏風岳と大日岳の鞍部へ辿り着く
剣ヶ峰はまだ先にある
大きな火口と権現池
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大きな火口と権現池
笠ヶ岳の左に薬師岳が少し覗く
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笠ヶ岳の左に薬師岳が少し覗く
槍、穂もようやく見えた
稜線を歩く人影もいっぱい
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槍、穂もようやく見えた
稜線を歩く人影もいっぱい
剣ヶ峰も人だかり
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剣ヶ峰も人だかり
振り向くと屏風岳の荒々しさ
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振り向くと屏風岳の荒々しさ
まずは大日岳を目指す
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まずは大日岳を目指す
槍の向こうに見えるは立山
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槍の向こうに見えるは立山
大日岳到着
今年2回目
大日岳到着
今年2回目
高天ヶ原
南に野麦
御嶽山も一際大きく
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御嶽山も一際大きく
はるばる来ました
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はるばる来ました
剣ヶ峰までは一旦下って登り返し
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剣ヶ峰までは一旦下って登り返し
ここからは岩登りで直登
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ここからは岩登りで直登
剣ヶ峰到着だが、凄い人で閉口
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剣ヶ峰到着だが、凄い人で閉口
ここまで誰一人会わなかったが、人混みで嫌になる
ここまで誰一人会わなかったが、人混みで嫌になる
続々と登ってくる
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続々と登ってくる
景色を見て急いで下る
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景色を見て急いで下る
頂上小屋から乗鞍高原
頂上小屋から乗鞍高原
蚕玉岳通過
人混みの中かき分ける
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人混みの中かき分ける
山腹の紅葉が見事だ
1
山腹の紅葉が見事だ
肩の小屋も凄い人
急いで通過
肩の小屋も凄い人
急いで通過
はるばる来たもんだ
はるばる来たもんだ
まだ雪渓でスキーしてました
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まだ雪渓でスキーしてました
畳平まで下ります
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畳平まで下ります
せっかくなので、大黒岳も行ってみます
せっかくなので、大黒岳も行ってみます
位ヶ原山荘
大黒岳からの剣ヶ峰もいいね
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大黒岳からの剣ヶ峰もいいね
さあ後は平湯まで下るのみ
さあ後は平湯まで下るのみ
穂高が近い
霞沢岳の向こうに常念も
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霞沢岳の向こうに常念も
最高の展望
烏帽子岳と四ツ岳
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烏帽子岳と四ツ岳
この後進む稜線
硫黄岳から十石山
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硫黄岳から十石山
桔梗ヶ原は広いね
桔梗ヶ原は広いね
さようなら乗鞍さん
さようなら乗鞍さん
ここが平湯への入口
ここが平湯への入口
点々と黄葉
ここは湯川
あそこが乗鞍高原温泉の源泉ですね
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あそこが乗鞍高原温泉の源泉ですね
この稜線歩きも楽しい
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この稜線歩きも楽しい
あそこの辺りの沢は野天風呂ができるかも
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あそこの辺りの沢は野天風呂ができるかも
平湯温泉が近づいてきた
平湯温泉が近づいてきた
ナナカマドの実
金山岩が近い
乗鞍大権現に到着
乗鞍大権現に到着
最後に一休み
すれ違ったトレランの方いわく水はあるでしょうとのこと
見に行きませんでした
すれ違ったトレランの方いわく水はあるでしょうとのこと
見に行きませんでした
焼岳がすぐ横
手前はアカンダナ山
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手前はアカンダナ山
焼岳
懐かしい
この辺りも紅葉が点々と
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この辺りも紅葉が点々と
白猿ヶ池
はるばるやってきた
1
はるばるやってきた
平湯温泉スキー場まで到達
1
平湯温泉スキー場まで到達
ゲレンデ斜面の正面にアカンダナ山
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ゲレンデ斜面の正面にアカンダナ山
最後のゲレンデ下り
最後のゲレンデ下り
羊さんがいた
何とか下山

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ テント テントマット シェラフ

感想

一度は試してみたかった乗鞍岳横断。
車の回収が困難であったが、乗鞍青少年の家には一日1便高山駅からバスがあった。
但し、事前予約が必要とのことで、直前まで天気とにらめっこ。
何とかなるさと出発。
しかし、この長いルート水場がないので、翌日の畳平までの水を全て自前で担ぐことが条件。
雨のため、着替えと防寒着、テントと一緒に3リットルの水とアルコールが1リットル弱の荷物で出発時に何と19kgもあった。(苦笑)
避難小屋までに既に靴の中はびしょ濡れ。
奥千町避難小屋は非常に快適。
今回は貸切で、毛布をお借りしたところ、夜中に暑いぐらいで目が覚めた。
でも翌朝出発時には水溜りに薄氷が張っていましたので外気温は氷点下になっていたのでしょうね。
ただし、雨上がりの放射冷却はなかったはずなので、通常よりは暖かい朝だったことだと思います。
小屋出発時に綺麗に掃き掃除して管理されている方々に感謝。
2日目は快晴でしたが、雨上がりでハイマツ漕ぎによるびしょ濡れ。
でも雲の平と同じく天国のような素晴らしい景観と大自然。
何がいいかって人がいない。(剣ヶ峰まで誰一人と会いませんでした)
手つかずの大自然の中を貸切で歩ける気分はとにかく最高!
せっかくなので、大日岳を踏むと隣の剣ヶ峰には人だかりでげんなり。
でもあそこを通らねばなりません。
剣ヶ峰西面の岩場を慎重にクライミング。(沢登りの経験が意外と役に立っている)
変なところから攀じ登ってきたので変人と思われたかも。(笑)
とてもじゃないがこんなところにはいられない。
この人のいるいないのギャップの大きさが何とも言えない。
直ぐに下山するが、これまた大渋滞。
乗鞍の夏山は一大観光地だ。
肩の小屋まで下ると後はマイペースで行けた。
畳平のレストランで早い昼食と残り道中の水確保。(レストランのお姉さんありがとう)
これまた登ったことのない大黒岳も通過し、平湯までの長い道のりを進む。
桔梗ヶ原から平湯までは以外にも10名ぐらいの方とスライド&追い越させていただきました。
平湯キャンプ場で登山終了。
後は、のんびり温泉とおいしい飛騨牛をいただき翌日に車の回収に向かいました。
タイミング悪く秋の高山祭りと重なり、バスも迂回ルートで運航されてました。
とにかく平湯のバスターミナルも高山駅も外国の方でいっぱいで、高山は国際都市ですね。凄いなと感じました。
とにかく渋滞等もあったが何とか計画通り終えることができ、充実感でいっぱいです。

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コメント

お疲れさま
乗鞍西面から入る人は少ないでしょうから快適ですね。しかし、畳平周辺は・・・ご苦労様です。
山スキーの下見になったのでは?以前冬季にこの周辺に行きましたが、景色が全然違って不思議な気分です。雪で覆われた真っ白な世界で、はいまつが顔をのぞかせているだけでした。ちなみに今日は故S崎君の54回目の誕生日です。1か月後の今日が僕の誕生日。我らもいい歳になりました!
2017/10/11 8:34
Re: お疲れさま
千町ヶ原から中洞権現あたりは天国です。
夏の乗鞍は冬の乗鞍と違って行ってみたいとは思っていませんでしたが、ここなら何度でも訪れたいぐらい最高のフィールドでした。
また、この一帯に雪が積もると最高のゲレンデになるのが手に取るように分かります。
そうなんですか今日がS崎先生の誕生日で、来月が先生の誕生日ですか・・・
いいおっさん(笑・失礼)ですね、もちろん私もですが。
S崎先生が健在でしたら、是非一緒に歩きたかったです・・・
2017/10/11 13:13
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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