記録ID: 1285297
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
白馬・鹿島槍・五竜
夏のリベンジで爺ヶ岳・鹿島槍ケ岳へ
2017年10月07日(土) 〜
2017年10月08日(日)
sakasaikun
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 2,272m
- 下り
- 2,272m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 5:55
2日目
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 8:20
4:12
4:12
36分
布引山
9:22
9:25
30分
種池山荘
9:55
9:55
26分
石ベンチ
10:21
10:21
13分
一枚岩
11:00
11:00
29分
八ッ見ベンチ
11:45
扇沢駅
| 天候 | 10/7 雨 10/8 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
10/8(日)12:30扇沢駅発信濃大町駅行バスへ 13:00信濃大町駅に到着 13:14信濃大町駅発松本へ 14:30松本駅到着 14:49松本駅発新宿（特急あずさ） 17:26新宿駅到着 山手線〜常磐線で 18:45最寄駅到着 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
初日は朝からの雨、朝の内は激しかったが徐々に小雨になり、山の稜線では霧雨状態。雨の中でも入山者は多く、道に迷う事は…、のはずが入口を見落として真直ぐ進んで30分のロス。反対側に止まったていて車ばかりを見てしまい、あんなに分かり易い入り口を見落とすなんて、油断大敵とはこの事か。山では本当に危険な事だと痛感して、登りました。 入口は扇沢から降りてきて緑色の橋を渡ったらすぐ左側にあります。多分、誰も間違わないくらい立派な入口です。笑 コースは極めて整備されていて歩きやすいです。登りの途中で少しザレている場所もありますが、ゆっくり進めば問題ありません。山の稜線は天気さえよければ最高の山歩きが楽しめます。 |
写真
朝の扇沢駅です。雨が降っています。やっぱりだめか。でも、皆カッパに着替えて出発の準備を進めています。気合を入れて、よしっ、行くぞ。
10/7 5:49
朝の扇沢駅です。雨が降っています。やっぱりだめか。でも、皆カッパに着替えて出発の準備を進めています。気合を入れて、よしっ、行くぞ。
扇沢駅から下ってきたらこの緑色の橋を渡ればすぐ左手に有ります。なのに、何故か右側に止まっている無料駐車場の車に目を取られ左を見ずにスルーして下ります。
10/7 6:02
扇沢駅から下ってきたらこの緑色の橋を渡ればすぐ左手に有ります。
なのに、何故か右側に止まっている無料駐車場の車に目を取られ左を見ずにスルーして下ります。
なのに、何故か右側に止まっている無料駐車場の車に目を取られ左を見ずにスルーして下ります。
こんな駐車場もあるんだ。何て進んで行くと、確か看板が後150�辰辰峠颪い討△辰燭里砲�かしいと。とっくに6番アイアンの距離を過ぎていることに気づき、不安ながら引き返します。此れが何と30分近いロスです。意外に下っていて登り返しがしんどい。
10/7 6:07
こんな駐車場もあるんだ。何て進んで行くと、確か看板が後150�辰辰峠颪い討△辰燭里砲�かしいと。とっくに6番アイアンの距離を過ぎていることに気づき、不安ながら引き返します。此れが何と30分近いロスです。意外に下っていて登り返しがしんどい。
やはり、橋を渡ったらすぐ左手に入口が。ばかぁぁー。と自分が情けなく成れましたが、先を急ぐわけでもなく、今日はこのまま小屋泊まりだと思えば、大した時間ロスではないと切り替えて、此処からいざ出陣です。
10/7 6:29
やはり、橋を渡ったらすぐ左手に入口が。ばかぁぁー。と自分が情けなく成れましたが、先を急ぐわけでもなく、今日はこのまま小屋泊まりだと思えば、大した時間ロスではないと切り替えて、此処からいざ出陣です。
このルートもいきなりジグザグを繰り返しての急登を登って行く感じです。合戦小屋への登りを思わせる感じの入り口急登と思いきや、こんな看板が現れます。いよいよかな。
10/7 6:48
このルートもいきなりジグザグを繰り返しての急登を登って行く感じです。合戦小屋への登りを思わせる感じの入り口急登と思いきや、こんな看板が現れます。いよいよかな。
ケルンの前後は要注意、雨で石も滑りやすくなっているので、少し慎重に行こうと思います。
ガスはかかっているは、雨が眼鏡に付くは、滑りやすいはと文句タラタラの登りです。
扇沢駅があんなに小さく見えるようになりました。少し高度があがってきました。
見えづらいんですけど、種池山荘が見えているんです。遠いなぁと皆さんが思われる場所なのかな。
場所によってはこうして紅葉しています。雨でなければ、青空に映えるのに残念。明日に期待して先へ進みます。
雨で湿っていてやはり大した図柄じゃありませんね。本当は色づいているんですけど。
石畳です。しばらくこんな石で造られた道を登って行きます。滑らないように注意です。先導者が居るので、少しペースダウンしてゆっくりと。
10/7 8:29
石畳です。しばらくこんな石で造られた道を登って行きます。滑らないように注意です。先導者が居るので、少しペースダウンしてゆっくりと。
石ベンチに着いて休憩です。雨が小降りで気にならなかったので、ここでカッパを脱ぎます。と、ちょっと早かったかなって後悔しますが。
この三人ペアーと抜きつ抜かれつで歩いて行きます。向こうは、意識していないと思いますが。
富士見坂です。名の通り此処からは富嶽が鎮座しているのが見えるはずなのですが、今日はごきげんななめなのかな。
鉄砲坂です。この辺りでは、この木々を抜けても最後の登りが待っているから、まだまだと心の準備をしていたんです。
処が、木々を抜けたら、あっさり種池山荘。此処は思っていた以上に近くにあります。よしっ、後ひと頑張りです。
種池山荘に到着です。と、何と青空が少し顔を出してきました。良いぞぉ、このまま上がってしまえ。（でも、この日はずっと雨でした）
1
10/7 9:37
種池山荘に到着です。と、何と青空が少し顔を出してきました。良いぞぉ、このまま上がってしまえ。（でも、この日はずっと雨でした）
種池があるんです。何か足が四本でしっぽの着いたやつが泳いでましたよ？。あんまり得意じゃないんでパス。
種池山荘入口です。今日は天気が今一つなのでそれ程混んでは居ないようです。
青空、ガンバレぇ。でも、この雲海は凄いです。まだ少し霧雨が降っていますが、左程気にならない程度なのでよしとするか。
時折こんな場面もなんですが、期待外れなので先に進みます。明日に期待です。
冷池山荘方面の左に進んで行きます。此処から地味に長い下りに入ります。
と、前を行くお姿は四羽の雷鳥さんではありませんか。此処から何と数十mは私を先導してくれます。
人に慣れているのか、足元近くまで寄っても逃げないで前をテクテクと。何処かで雷鳥の鳴いている声がするのは、ヒナ達が居るのか。
3
10/7 10:48
人に慣れているのか、足元近くまで寄っても逃げないで前をテクテクと。何処かで雷鳥の鳴いている声がするのは、ヒナ達が居るのか。
結構立派に膨らんでいるように見えるのですが、今までに見た雷鳥より超えてる気がするんですけど。
此処まで先導ありがとうございました。此処からは、一人で歩いて行きます。お前たちもガンバレ。
冷乗越なんですが、何も見えません。多分、この先に鹿島槍も冷池山荘もあるんでしょうが、今日は残念。ひたすら小屋に向けてゲキ下りです。明日の登り返しはしんどそう。
1
10/7 11:38
冷乗越なんですが、何も見えません。多分、この先に鹿島槍も冷池山荘もあるんでしょうが、今日は残念。ひたすら小屋に向けてゲキ下りです。明日の登り返しはしんどそう。
下って下ってそろそろ飽きたなぁ、と思っていたら冷池山荘に到着です。種池山荘から此処まではそれほど大した雨ではなかったのですが、左側から流れる冷たい風に乗って飛んでくる霧雨で左側の耳がおかしくなりそうでした。景色は全く望めません。
10/7 11:49
下って下ってそろそろ飽きたなぁ、と思っていたら冷池山荘に到着です。種池山荘から此処まではそれほど大した雨ではなかったのですが、左側から流れる冷たい風に乗って飛んでくる霧雨で左側の耳がおかしくなりそうでした。景色は全く望めません。
という事で、冷池山荘にチェックインします。中に入って驚きましたが、中はとても綺麗です。
ちょっと、ごめんなさい。昼寝をしている最中です。今日もかなり入るらしいのですが、ちゃんと布団にありつけそうです。明日はとんでもない人が宿泊されるとか。今日は天気が悪いからな。
10/7 15:23
ちょっと、ごめんなさい。昼寝をしている最中です。今日もかなり入るらしいのですが、ちゃんと布団にありつけそうです。明日はとんでもない人が宿泊されるとか。今日は天気が悪いからな。
夕飯です。山小屋の食事としては満足です。でも、最初からこのご飯の量は少し少なくない。お代わりは自分で行ってついでもらうので、前には行列が出来ています。確かに女性はこんなもんか。でも、美味しく頂きました。ごちそう様です。
3
10/7 17:21
夕飯です。山小屋の食事としては満足です。でも、最初からこのご飯の量は少し少なくない。お代わりは自分で行ってついでもらうので、前には行列が出来ています。確かに女性はこんなもんか。でも、美味しく頂きました。ごちそう様です。
昨日は速く寝て、今朝は三時起きで支度を整えて出てきました。月明かりと星空の中を歩いて布引岳です。今日は快晴の予感。楽しみです。そして、やっぱりこの朝ぐらい中を歩くのって楽しいですね。
10/8 4:35
昨日は速く寝て、今朝は三時起きで支度を整えて出てきました。月明かりと星空の中を歩いて布引岳です。今日は快晴の予感。楽しみです。そして、やっぱりこの朝ぐらい中を歩くのって楽しいですね。
少し焼けてきました。今日は素晴らしいご来光が望めそうです。でも、だんだん寒くなってきました。日が明ける前って温度が急に下がるんです。
10/8 5:34
少し焼けてきました。今日は素晴らしいご来光が望めそうです。でも、だんだん寒くなってきました。日が明ける前って温度が急に下がるんです。
昨日歩いてきた爺ヶ岳方面の稜線に左側に雲海が綺麗にかかっています。
北峰、そして妙高方面にも雲海が広がってます。朝焼けがきれいです。本当は、あっちに行けば良かったのに、今回は南峰泊まりで次回にします。
10/8 5:47
北峰、そして妙高方面にも雲海が広がってます。朝焼けがきれいです。本当は、あっちに行けば良かったのに、今回は南峰泊まりで次回にします。
富嶽です。八ヶ岳二南アルプスもはっきりと雲の上から顔をのぞかせてます。
出たぁ。朱色に染まった瞬間です。柔らかで穏やかな色合いで空を染めて、太陽のお目覚めです。
太陽が顔を出しました。此れが観たくて山に来るんです。この瞬間に居たくて来るんです。今回の山旅の目的は達成されました。
雲海に浮かぶ島です。この下に下界があるなんてって、頂上人になった気分です。
朝日に染まり始めました。朝の光は柔らかいですね。この稜線を今日は歩いて帰ります。
朝日を迎えて人達は数人でした。皆さん、良い一日を迎えられましたね。
さぁ、下山開始です。今日はずっと見守っていて下さい。つるぎさま。
この雲海凄いです。今にも迫り来て山々が飲まれてしまいそうなくらい動きがあります。
ドアップでつるぎさま。あそこに立っているんだけどな、天気が悪かったから。向こうからもこっちが見えたのにな。
布引岳迄下ってきました。鹿島槍ケ岳が段々見えてきました。暗いうちに頂上に行ったので、山の全容は見えていませんでした。双耳峰なんです。
10/8 6:43
布引岳迄下ってきました。鹿島槍ケ岳が段々見えてきました。暗いうちに頂上に行ったので、山の全容は見えていませんでした。双耳峰なんです。
布引岳への登りです。此処もきつかったなぁ。でも、朝暗い時間帯だったので周りが良く見えていませんでした。
此処まで来ると、鹿島槍ヶ岳に布引岳のスリーショットですが、鹿島槍ヶ岳の良さがなくなるな。
もう一つ。でも、本当は此処から夕日が沈むのも見たかったんですよね。くそっ、残念。
アップにすると雲海が山の脇から流れているよう見えます。迫力あります。
冷乗越からです。鹿島槍ケ岳も良く見るとかなりえぐられている感じがします。
段々、布引の高さが影響しなくなって、鹿島槍の双耳峰が目立ち始めます。こんな確度が良いです。
完全に双耳峰が収まります。そして、冷池山荘。良いアングルです。
今度は、剣岳と種池山荘です。オレンジの屋根が良いコントラストとなって収まります。
下界が見えました。富嶽方面も暖かくなってガスが上がって来たかなぁ。
単独行のためセルフタイマーを使って自撮にチャレンジ。中々上手く撮れたなぁ。
左から、八ヶ岳、富嶽、南アルプスです。（後で知りましたが、何時もの相棒君は南アルプスに登っていたそうです）
種池山荘がかなり近くなってきました。イコール、旅の終焉が近づいてきたという事です。
このオレンジの屋根は誰が考えたんだろう。とてもインパクトあります。
穏やかな天気に恵まれた良い一日でした。此処からは、殆ど眺望がなくなるので、今回の山旅の見納めです。
今日はたくさんの人が入山するんだろうな。天気も良いし、明日も快晴らしいので。
小屋前からの富嶽方面です。昨日の雨で登って来たのは、この瞬間を与えてくれるご褒美をちゃんと用意していてくれました。久々の素敵な山旅でした。登山家の栗城さんが、山の天気も含めてすべてが山なので受け入れて登るとおっしゃっていましたが、今思い出しました。
10/8 9:47
小屋前からの富嶽方面です。昨日の雨で登って来たのは、この瞬間を与えてくれるご褒美をちゃんと用意していてくれました。久々の素敵な山旅でした。登山家の栗城さんが、山の天気も含めてすべてが山なので受け入れて登るとおっしゃっていましたが、今思い出しました。
ケルンに付きました。後もう少し、かなり足に来てますが最後まで慎重に下って行きます。
柏原新道入口の看板です。下り終わりました。最後は長くて
結構バテバテ気味でしたが、何事もなく今回も無事に下山しました。
結構バテバテ気味でしたが、何事もなく今回も無事に下山しました。
下山して扇沢駅までの登りが何気に一番きついかも。ダラダラ登って行きます。もう勘弁して。
扇沢駅からバスで信濃大町駅に着いて、電車に乗り換えます。松本まで出て、あずさに乗り換えて帰ります。
撮影機器：
感想
今回は、最初から土曜日は天気が悪いと思っていましたが、日曜日にはお天気回復とふんで決行しました。今年は6月から全て天気が悪くて山を断念してきました。でも、台風は仕方ないけど、雨は雨で楽しめる物です。（ただ、眺望が全くないのはね）そして、何時もの相棒君とは別行動で単独行の山旅。此れは此れでまた乙なものです。話し相手が居ないのはさみしいですが、山での色んな人との出会いを楽しみながらお気楽に闊歩して歩けるのも良いかな。
白馬三山、唐松岳、五竜岳と登ってきましたが、繋がってません。今回の鹿島槍ケ岳を入れて今度は通して歩いてみたいコースです。この稜線は起伏に富んでいて、簡単ではないですが、北アルプスの北部を走る山の稜線はとても素敵な山容を見せてくれると思います。また、来よう。(^^)
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：529人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント／縦走
白馬・鹿島槍・五竜 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
鹿島槍ヶ岳の最新記録
鹿島槍ヶ岳・東尾根
2024年04月20日 (日帰り) [B]
鹿島槍ヶ岳 北俣本谷↑↓
2024年04月13日 (日帰り) [A]
鹿島槍ヶ岳東尾根
2024年04月12日 [B]
鹿島槍ヶ岳 剱沢へ飛ぼうとするも浮かず敗退
2024年04月12日 [B]
オレンジの長靴で三百名山！復活✨爺ヶ岳南尾根から鹿島槍ヶ岳へ（扇沢冬季ゲート～）
2024年04月07日 (日帰り) [B]
爺ヶ岳中峰の最新記録
2024/04/20 爺ヶ岳（南尾根）
2024年04月20日 (日帰り) [B]
爺ヶ岳東尾根（残雪期）日帰り
2024年04月14日 (日帰り) [B]
爺ヶ岳 賞味期限ぎりの東尾根
2024年04月13日 (日帰り) [B]
爺ヶ岳(東尾根ルート)
2024年04月13日 (日帰り) [C]
鹿島槍ヶ岳 剱沢へ飛ぼうとするも浮かず敗退
2024年04月12日 [B]
鹿島槍ヶ岳北峰の最新記録
鹿島槍ヶ岳・東尾根
2024年04月20日 (日帰り) [B]
鹿島槍ヶ岳東尾根
2024年04月12日 [B]
鹿島槍ヶ岳東尾根
2024年04月05日 [B]
鹿島槍ヶ岳
2023年10月14日 (日帰り) [A]
北ア 爺ヶ岳>鹿島槍ヶ岳 ↑↓柏原新道
2023年10月02日 [C]
お疲れ様でした。雨の中登って二日目にご褒美の絶景でしたね。こちらは日〜月で南アの甲斐駒と仙丈ケ岳でした。二日とも快晴で、遠く鹿島槍も見えてましたよ。たまには単独行も良いもんですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する