ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1289411
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

火打山

2017年10月10日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:16
距離
16.2km
登り
1,234m
下り
1,237m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:37
休憩
0:37
合計
7:14
距離 16.2km 登り 1,234m 下り 1,237m
4:57
41
5:38
5:39
63
6:42
41
7:38
31
8:09
28
8:37
9:06
19
9:25
9:26
22
9:48
12
10:00
10:03
39
10:42
61
11:43
22
12:05
12:08
3
12:11
ゴール地点
結構頑張って登りました。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山頂から見たお隣の百名山妙高山
1
山頂から見たお隣の百名山妙高山
槍ヶ岳も見えました
1
槍ヶ岳も見えました
高谷池ヒュッテから見えた火打山
2
高谷池ヒュッテから見えた火打山

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池(1) 1/25 000地形図 ガイド地図 コンパス 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ 三角巾 バンドエイド タオル 携帯電話 計画書 雨具 防寒着 ストック 水筒 時計 非常食 ファーストエイドキット 医薬品 カメラ

感想

10月10日になりますが、妙高山と一緒に登ってしまおうと考えていて断念した火打山に登ってきました。
妙高山に登った時に結構苦しかったこともあって少しだけ早めに出発します。
空模様は今回も、妙高に登った時と同じく空は雲で星は全く見えず。
晴れることを期待しながらCX-5で前と同じ笹ヶ峰の登山口を目指しますが、今日はとうとう登山口に到着しても雲が無くなることはありませんでした。
妙高山に登った時は月曜日だったので駐車場はガラガラでしたが、今日は日曜日なので駐車場はかなり埋まっていました。
装備を確認し、ヘッデンを装着して雲の覆われた登山口へ。
04:54 真っ暗な登山ゲートを潜って登山道へ
先々週に登った道なので、バテず、それでも遅からずのペースで登ります。
だれ一人いない登山道ですが、木道を歩く自分の足音が後ろから響いて誰かに追いかけられているような感覚になりますが、何度振り向いても後ろには誰もいません。
05:08 登山道の分岐点
前に歩いたことのある登山道とはいえ、真っ暗な登山道は怖いので先を急ぎます。
05:12 前回と全く同じペースの18分で1/9ポイント通過。
05:31 前回より1分早い37分で2/9を通過。気分的にはもう少し早く歩いているつもりですが、それほど差は無いようです。
05:34 空が白んできましたが、周囲は赤く感じます。フラッシュを焚いてみると、木々が紅葉していることが分かります。
これで晴れていれば朝日に照らされて綺麗な紅葉が見られそうですが、今のところ雲が無くなる気配はありません。
05:34 黒沢橋に到着。調子よく歩けたので40分で到着。前回は41分でしたのでほとんど同じペース。
ここで後ろからヘッデンの明かりが見えたので先行してもらいました。
やっぱり速い人は速いなぁ…
抜いてもらったところで、後ろに着いて登ります。
05:47 十二曲りの始まり。かなりの急坂が続きますが、階段が整備されているところがほとんどなので登りやすいです。
05:54 十二曲りで高度を稼いでいくと、いつのまにか雲が無くなり、北アルプスの峰々が赤く照らされて見えるようになってきました。これなら火打山の頂上でも晴れているかもと、気分が踊ります。
06:01 十二曲りを登りきりました。
前回同様に、水分補給と前回は持ってくるのを忘れてしまったチョコレートを食してエネルギー補充。ヘッデンもここで外してザックへ収納します。
前を行く登山者ともそれほど離されずに登れたので、いいペースでした。
06:03 少し進むと3/9の標識あり。
前回は十二曲りでかなり体力が削がれてしまったのですが、今回はそんなこともなく歩けています。やはりチョコレートの威力はすごいのかも。
06:06 北アルプスはいつ見ても良いなあ…
ずっと眺めていたいけど、もっと素晴らしい景色が見られることを期待して、前へ前へと進みましょう。
06:09 足元にはキノコ。クリタケかな?食べられそうだな。
紅葉の木道を進むと、
06:33 4/9の標識。
06:40 火打山よ妙高山との登山道の分岐点。前回より22分早く到着。16分早く出発しているから6分の早着。
さて、ここからは未知のの登山道。スピードより慎重に歩きます。
泥が多くてちょっと歩きにくい。
06:43 笹が多いのはこちらの登山道も一緒。
06:51 微妙にアップダウンする泥と笹の根で歩きにくい進むと、はるか彼方に火打山が見えてきた。見た目には妙高山より遠く感じる。
足元はこんな感じで、ズボンの裾はドロドロ、ゲイター装着すれば良かった…
06:54 火打山と一緒に新潟焼山も見えてきた。
06:57 5/9の標識通過。相変わらず笹と泥で滑りやすい登山道ですが、今回は1度も転ばずに済んでいます。
07:09 高谷池ヒュッテまであと8分!
北アルプスも見え、
紅葉もあって、歩くのが楽しい。
07:15 8分たたずに高谷池ヒュッテにやって来ました。
ブラックサンダーゴールドで燃料補給して、ちょっと休憩。
高谷池ヒュッテから火打山の山頂確認して、出発します。
07:23 妙高山との登山道の分岐点を通過し、
07:23 高谷池をぐるっと回ると、
07:23 6/9の標識がありました。
高谷池ヒュッテを過ぎると宿泊者と思われる人たちが次々と火打山を目指すようになり、登山道には行き交う人が多くなりました。
07:29 火打山の姿を見ながら快晴の高層湿原の脇を通り抜けます。
高谷池ヒュッテまでのドロドロの登山道と違って、木道は整備されていて歩きやすいですが、道幅は狭いのですれ違うには木道に幅の広い場所を選ぶか、木柱を使って避けるしかありません。幸いこの時間帯は下る人はそれほど多くないので支障はありませんでしたが、下山者と多くすれ違う時間帯だとストレスが多くなるかもしれません。
07:29 このあたりの標高は約2,000m、ちょうど紅葉真っ盛り。
コンデジだけど青空の月に紅葉が映える。
07:34 ちょっと進むと新潟焼山と影火打山、火打山の三山が綺麗に並んで見える。
07:35 天狗の庭に到着
池に映る逆さ火打山が見られる場所だったが、すっかり失念していてこんな中途半端な写真しか撮影していなかった…
焼山の姿はいつしか見えなくなっていた。
天狗の庭を回り込むように進むと、
07:42 7/9の標識ありました。
07:45 7/9の標識を過ぎると徐々に登山道の傾斜が増してきた。
07:54 北側の山は険しい表情を見せるが、登山道は多少傾斜が増してもいたって平和で登りやすい。 
標高2,100mを超えるとさすがに紅葉は終わりを迎えているようだが、
眼下に見える南斜面は紅葉真っ盛り
その紅葉の彼方には北アルプスの姿。白馬岳から五竜岳あたりが見えているようだ。
振り返るとひときわ目立つ妙高山
08:01 既に頂上から戻る登山者。その背後には天狗の庭の湖沼群が空を写す。
08:03 ライチョウ平に到着。天気が悪ければ数少ない貴重な雷鳥の姿が見られるかもしれませんが、この好天では見られないでしょう。
ここでは休憩する人たちが何人かいましたが、疲労感は無いので休まずに進みます。
日本海が見えそうでしたが、雲でよくわかりません。
08:08 月が火打山の頂に沈む瞬間を捉えることができた。
08:12 登山道は北斜面を縫うようになったところで8/9の標識。
ここまで来れば後少しで山頂ですが、少しずつ足が重くなってきた。
08:16 近いような遠いような
08:21 黒姫山の向こうに富士山とその右には南アルプスの高い頂が見えた。
ほんのわずかな時間でしたが富士山が見えるとなんか元気出るなぁ。
08:30 目の前には夫婦と思しき登山者とソロの若者が同じようなペースで登っているのでいいペースメーカーになる。
08:35 登山開始から3時間45分で山頂に到達。自分としてはいいペースで登れました。
山頂には10人ほどの人たちが景色を楽しんでいました。
一人近くにいるおしゃべりなおじさんの自慢話を聞かされ相槌を打ちながら、おいらは早速、風を避けられる場所を確保してバーナーに火を点けて、
いつものカップラーメンを食す準備をしながら、景色を楽しみます。
オジサンの北アルプスに登った自慢話は尽きませんが、適当に話を合わせながらお湯が沸くのを待ちます。
いつものようにカップラーメンを食し、燃料不足を警戒してカロリーメイトも2本食して落ち着いたところで周囲の景色を楽しみます。
西の北アルプスから東の妙高山までのパノラマ
刻一刻と流れゆく雲
雲とちょうど同じ高度にいることが不思議な感じ。
ほんの数分経過するだけで見えていた焼山や北アルプスが雲で遮られる。
西から北の景色
時が経つほど雲は白く、そして空の青さは増す。
山頂にいる人はみな静か。
刻一刻と姿を変える山頂からの眺めに言葉を失っているのか。
下界では決して見ることのできないこの景色のために、何時間も坂道を登ってくるのだ。
いつまでも空を眺めていたいのだが、午後には予定があるので後ろ髪をひかれながらも帰路につく。
下山開始は9時6分
山頂尾滞在時間はたった30分だが、どんな山でもその感動は一生涯続くもの。
そう言い聞かせて、重力に引かれる。
09:07 遠い景色
重力に逆らわないって楽だ。
09:19 15分もかからず8/9
09:20 振り返ると火打山は雲
09:24 もうライチョウ平。しかし下りもライチョウには会えず。
09:42 火打の見えない天狗の庭
09:58 妙高山へ向かう分岐点通過。
その後に高谷池ヒュッテで、
山バッジを買おうとしたが残念ながら売り切れ
仕方なく降ろした荷物をすぐに背負って下る。
ここまで下ってくると登るときには気が付かなかった紅葉した木々が目に映る。
10:25 真っ赤なナナカマド
10:39 相変わらず泥の道を下って、妙高山への分岐点へ
ここからは木道の整備された登山道になるので、気分が楽になる。
そして、木々の赤さが増す。
10:45 4/9通過
11:14 標高2,000m以下になると朝には気が付かなかった紅葉した木々が目に飛び込んできた。
次々と現れる紅葉の木々
青空に映える紅葉
これが見られるだけで足取りが軽くなります。
11:40 黒沢橋
ここまで来れば後は下りの木道のみ。
ポールを片手にまとめて持って小走りで下る。
11:43 2/9通過
11:54 1/9通過
12時下山はちょっと無理かもしれませんが、近い時間で下山できそう。
11:56 登山道分岐点
12:05 下山完了
登山口では筑波大学による雷鳥と登山に関するアンケートをしていたんので協力し、お礼に飴玉を貰い、食した。
よく見ると登山口周辺も紅葉の真っ盛り。
ドロドロの林道をちょっと走って、紅葉を楽しみ帰ります。
下山後は娘と一緒に献血へ。
血液検査で白血球の値が非常に高くて、看護婦さんにいろいろ聞かれてしまった。
正直に「午前中に登山に行ってました」というと「チャレンジャーだねぇ〜」と言われてしまいました。その後も医者に「どこの山に行ったの」とか「火打山って1泊2日で登るのが普通なのに日帰りしたの?」などいろいろ聞かれましたが、健康状態には問題ないので無事に献血はできました。
応対してくれた看護婦さんも山に登る人でした。
鎖場を登るのが好きらしくて戸隠山の一の沢の鎖場に登りたいんです、などとマニアックな事を言っていました。
けっこう看護婦の中でも山に登る人が居るみたいでしたが、勤務が不規則なのでなかなか仲間と登るのは難しいようでした。
おいらも一緒に登ってくれる人が少なくて困ることはありますが、マイペースで登るのが板についてきてしまったので、しばらくはこんな感じで山登りを楽しんでいくつもりです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:343人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 妙高・戸隠・雨飾 [日帰り]
火打山、妙高山二座周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 妙高・戸隠・雨飾 [2日]
火打山(高谷池〜黒沢池回遊)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 妙高・戸隠・雨飾 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら