金峰山・瑞牆山 今季初の雪と岩山
- GPS
- 13:40
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,694m
- 下り
- 1,718m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:00
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 9:00
休憩地は実際には3分から5分を2回程。気温が低かったので長くは留まりませんでした。
天候 | 1日目 晴れ時々曇り、夜雪 2日目 早朝雪(積雪3センチほど)、霙、標高を下げるにつれ小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
廻り目平登山口、瑞牆山荘登山口に登山ポストあります。 ■キャンプ場から暫く林道を歩き、分岐から渡渉後、山道に入る。樹林帯の歩きやすい道を金峰山小屋まで比較的緩やかに登る。 小屋から金峰山山頂までは森林限界の岩のゴロゴロした急登になる。 象徴的な五丈石は山頂のすぐ下で岩の塊。 下りは、金峰山小屋から巻道で尾根に出て富士見平小屋まで徐々に樹林帯に入るが、所々に岩場、崖、鎖場がある。 ■富士見平小屋から瑞牆山をめざし分岐、渡渉後、岩場、鎖場交じりのルートを登り、大ヤスリ岩を左手に見上げてから更に登り、右に廻り込んで最後の鎖場を過ぎると瑞牆山頂。 山頂は巨大な岩の上で眺望は良いが、片側は完全に切れ落ちているので充分に注意! ■岩は花崗岩で濡れていても滑りにくい。 ただ今回2日目早朝は僅かながら積雪で、金峰山からの傾斜のある岩場は滑りがちで緊張しました。 ■1日目と2日目は体感温度に差があり、服装に気を使った。 |
その他周辺情報 | 金峰山・瑞牆山ともに周辺はボルダリングなどの岩登りエリア。 宿泊は金峰山小屋。水場なく飲水は有料。 夕食はチキンソテーとメロン、白ワイン付でおいしかった。 大きな黒ラブラド―ルがいる。おとなしい。 下山後は車で30分程の増富温泉。路線バス有り。 25℃〜42℃のお湯。 |
写真
装備
個人装備 |
1日目は長袖シャツ+3シーズンシャツ
夕方の稜線から山頂は+厚手シェルジャケット+ニット帽
2日目は長袖シャツ+秋冬用シャツ+厚手シェルジャケット+雨具+キャノピーハット
手袋2種
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感想
1日目、名古屋からの移動中はとても天気が良く、御嶽山、南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、富士山そして今回の主役、金峰山の姿も鮮明に見えました。
廻り目平のキャンプ場から歩きだし、カラマツの黄葉にはまだ少し早かったようですが、落葉したふかふかの柔らかい登山道を登ります。苔の覆う森とシャクナゲの群生。花の季節はきれいでしょうね。
金峰山小屋手前で、おんおんと犬の声。標高2400mのこんな処に?私たちの到着気配を察知したようです。
金峰山山頂到着は4時過ぎ、すでに雲が流れていて、明日は雨の下り坂天気。雲海の中に富士山と南アルプス、中央、八ヶ岳が確認できたから、何とか間に合ったというタイミング。
大きな花崗岩が鎮座した五丈石、岩ごろごろの山なんですね。
金峰山小屋で夕食後、霙やら雪が降り出し、夜中には薄っすらと積もっていた。
2日目早朝、今季初めての雪景色の中を金峰山から瑞牆山めざし、岩交じる登山道を下ります。断崖もある岩山、岩の上の雪に緊張ぎみな、プチ雪山気分。
標高を下げるにつれ小雨に変わる。花崗岩は濡れていても滑りにくいが、こんな冷たい雨の日にこの山に居るのは私たちだけの貸切状態。
下った先の富士見平小屋から、そのまま下山したい気持ちにもなったけど、時計を見るとまだ9時半で風もない樹林帯だから、もう少しこの雨と山を愉しもうと気持ちを立て直す。
瑞牆山に向かえば、岩々のアスレチックな山、岩の殿堂といった趣になる。
大ヤスリ岩の脇を通って見上げれば、馬鹿でかく屹立した岩。ここを登るクライマーもいるそうで、登ってみたいという気持ちだけは分かる。
瑞牆山山頂到着時は、雨が少し納まり、一瞬薄日も差した。
山頂は巨大な岩の上のようで、岩の縁から下方を覗きこむと大ヤスリ岩より高く、浮遊感と恐怖を感じる。
あいにくのお天気だから、眺望は周りが少し見える程度だったけど、周りも切り立つ岩また岩の面白い山です。
瑞牆山荘まで下ると低温と雨と汗で体が冷えてきた。
下山後に暖かいお風呂で温まって、ほっとしました。
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