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Yamareco

記録ID: 1292324
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

金峰山・瑞牆山 今季初の雪と岩山

2017年10月18日(水) 〜 2017年10月19日(木)
 - 拍手
luneaciel その他24人
GPS
13:40
距離
14.8km
登り
1,694m
下り
1,718m

コースタイム

1日目
山行
4:00
休憩
1:00
合計
5:00
11:55
73
13:08
13:20
60
14:20
14:32
63
休憩地点
15:35
15:50
26
16:16
16:37
18
2日目
山行
7:45
休憩
1:15
合計
9:00
5:55
95
7:30
7:40
105
休憩地点
9:25
9:40
30
10:10
10:15
55
11:10
11:15
35
11:50
12:05
55
13:00
13:10
50
休憩地点
14:00
14:15
40
14:55
行動時間には、鎖場、岩場などでの待機時間も含まれています。
休憩地は実際には3分から5分を2回程。気温が低かったので長くは留まりませんでした。
天候 1日目 晴れ時々曇り、夜雪
2日目 早朝雪(積雪3センチほど)、霙、標高を下げるにつれ小雨
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
ツアーバス利用
コース状況/
危険箇所等
廻り目平登山口、瑞牆山荘登山口に登山ポストあります。
■キャンプ場から暫く林道を歩き、分岐から渡渉後、山道に入る。樹林帯の歩きやすい道を金峰山小屋まで比較的緩やかに登る。
小屋から金峰山山頂までは森林限界の岩のゴロゴロした急登になる。
象徴的な五丈石は山頂のすぐ下で岩の塊。
下りは、金峰山小屋から巻道で尾根に出て富士見平小屋まで徐々に樹林帯に入るが、所々に岩場、崖、鎖場がある。
■富士見平小屋から瑞牆山をめざし分岐、渡渉後、岩場、鎖場交じりのルートを登り、大ヤスリ岩を左手に見上げてから更に登り、右に廻り込んで最後の鎖場を過ぎると瑞牆山頂。
山頂は巨大な岩の上で眺望は良いが、片側は完全に切れ落ちているので充分に注意!
■岩は花崗岩で濡れていても滑りにくい。
ただ今回2日目早朝は僅かながら積雪で、金峰山からの傾斜のある岩場は滑りがちで緊張しました。
■1日目と2日目は体感温度に差があり、服装に気を使った。
その他周辺情報 金峰山・瑞牆山ともに周辺はボルダリングなどの岩登りエリア。
宿泊は金峰山小屋。水場なく飲水は有料。
夕食はチキンソテーとメロン、白ワイン付でおいしかった。
大きな黒ラブラド―ルがいる。おとなしい。
下山後は車で30分程の増富温泉。路線バス有り。
25℃〜42℃のお湯。
1日目、登山口の廻り目平
2017年10月18日 11:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
10/18 11:46
1日目、登山口の廻り目平
いい天気。紅葉も
2017年10月18日 11:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
10/18 11:51
いい天気。紅葉も
2017年10月18日 12:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
13
10/18 12:11
2017年10月18日 12:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
10/18 12:24
カラマツの黄葉は、いま一つで落葉しつつある
2017年10月18日 12:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
10/18 12:54
カラマツの黄葉は、いま一つで落葉しつつある
林道から渡渉して山道に入る
2017年10月18日 13:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
10/18 13:09
林道から渡渉して山道に入る
カラマツ林は足元がふかふかと柔らかい
2017年10月18日 14:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
10/18 14:25
カラマツ林は足元がふかふかと柔らかい
森はしっとりして苔が多い
2017年10月18日 14:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
10/18 14:42
森はしっとりして苔が多い
シャクナゲの群生
2017年10月18日 14:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
10/18 14:55
シャクナゲの群生
金峰山小屋到着後、荷物デポして山頂へ。雲が出て天気下り坂
2017年10月18日 15:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
10/18 15:41
金峰山小屋到着後、荷物デポして山頂へ。雲が出て天気下り坂
明日歩く稜線
2017年10月18日 15:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
10/18 15:48
明日歩く稜線
南アルプスが見える
2017年10月18日 15:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
10/18 15:56
南アルプスが見える
雲海の向こうに中央アルプスと御嶽山も覗いていました
2017年10月18日 16:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
10/18 16:01
雲海の向こうに中央アルプスと御嶽山も覗いていました
八ヶ岳。左奥に乗鞍岳。残念、瑞牆山は見えません
2017年10月18日 16:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
6
10/18 16:03
八ヶ岳。左奥に乗鞍岳。残念、瑞牆山は見えません
南アルプスはガスで見えたり隠れたり
2017年10月18日 16:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
10/18 16:03
南アルプスはガスで見えたり隠れたり
間もなく山頂
2017年10月18日 16:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
10/18 16:13
間もなく山頂
金峰山山頂2599m
2017年10月18日 16:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
5
10/18 16:29
金峰山山頂2599m
富士山見えました
2017年10月18日 16:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
10/18 16:15
富士山見えました
2017年10月18日 16:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
7
10/18 16:16
山頂の岩に登ってみる。向こうは五丈石
2017年10月18日 16:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
4
10/18 16:16
山頂の岩に登ってみる。向こうは五丈石
2017年10月18日 16:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
10/18 16:19
2017年10月18日 16:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
10/18 16:20
2017年10月18日 16:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
10/18 16:21
五丈石
2017年10月18日 16:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
10/18 16:32
五丈石
山頂を振返りつつ、山小屋へ
2017年10月18日 16:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
10/18 16:33
山頂を振返りつつ、山小屋へ
2日目早朝。昨夜からの雪
2017年10月19日 05:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
7
10/19 5:46
2日目早朝。昨夜からの雪
雪山ピークを降りてきたみたいですね
2017年10月19日 06:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
14
10/19 6:15
雪山ピークを降りてきたみたいですね
景色は昨日と一変、冬景色
2017年10月19日 06:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
10/19 6:25
景色は昨日と一変、冬景色
さすがにこの鎖場は雪で滑りました
2017年10月19日 06:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
10/19 6:33
さすがにこの鎖場は雪で滑りました
断崖絶壁の横を通り抜ける。雨が降り続くので暫くカメラはザックの中に
2017年10月19日 06:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
10/19 6:37
断崖絶壁の横を通り抜ける。雨が降り続くので暫くカメラはザックの中に
富士見平小屋から瑞牆山を目指す途中の桃太郎岩
2017年10月19日 10:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
4
10/19 10:11
富士見平小屋から瑞牆山を目指す途中の桃太郎岩
大ヤスリ岩。この写真は靄で高さが判らない。この後ガスが切れて巨大さが解りました
2017年10月19日 11:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
10/19 11:14
大ヤスリ岩。この写真は靄で高さが判らない。この後ガスが切れて巨大さが解りました
瑞牆山山頂到着。雲の中で遠望はないが、束の間雲が薄くなって太陽が…
2017年10月19日 11:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
4
10/19 11:57
瑞牆山山頂到着。雲の中で遠望はないが、束の間雲が薄くなって太陽が…
断崖から覗きこんだ大ヤスリ岩。真下は何もない。怖い!
2017年10月19日 11:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
10/19 11:52
断崖から覗きこんだ大ヤスリ岩。真下は何もない。怖い!
周りも岩々ですね
2017年10月19日 11:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
10/19 11:59
周りも岩々ですね
幽玄な趣。
2017年10月19日 12:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
10/19 12:04
幽玄な趣。
撮影機器:

装備

個人装備
1日目は長袖シャツ+3シーズンシャツ 夕方の稜線から山頂は+厚手シェルジャケット+ニット帽 2日目は長袖シャツ+秋冬用シャツ+厚手シェルジャケット+雨具+キャノピーハット 手袋2種

感想

 1日目、名古屋からの移動中はとても天気が良く、御嶽山、南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、富士山そして今回の主役、金峰山の姿も鮮明に見えました。
 廻り目平のキャンプ場から歩きだし、カラマツの黄葉にはまだ少し早かったようですが、落葉したふかふかの柔らかい登山道を登ります。苔の覆う森とシャクナゲの群生。花の季節はきれいでしょうね。
 金峰山小屋手前で、おんおんと犬の声。標高2400mのこんな処に?私たちの到着気配を察知したようです。
 金峰山山頂到着は4時過ぎ、すでに雲が流れていて、明日は雨の下り坂天気。雲海の中に富士山と南アルプス、中央、八ヶ岳が確認できたから、何とか間に合ったというタイミング。
大きな花崗岩が鎮座した五丈石、岩ごろごろの山なんですね。
 金峰山小屋で夕食後、霙やら雪が降り出し、夜中には薄っすらと積もっていた。

 2日目早朝、今季初めての雪景色の中を金峰山から瑞牆山めざし、岩交じる登山道を下ります。断崖もある岩山、岩の上の雪に緊張ぎみな、プチ雪山気分。
 標高を下げるにつれ小雨に変わる。花崗岩は濡れていても滑りにくいが、こんな冷たい雨の日にこの山に居るのは私たちだけの貸切状態。
下った先の富士見平小屋から、そのまま下山したい気持ちにもなったけど、時計を見るとまだ9時半で風もない樹林帯だから、もう少しこの雨と山を愉しもうと気持ちを立て直す。
 瑞牆山に向かえば、岩々のアスレチックな山、岩の殿堂といった趣になる。
大ヤスリ岩の脇を通って見上げれば、馬鹿でかく屹立した岩。ここを登るクライマーもいるそうで、登ってみたいという気持ちだけは分かる。
 瑞牆山山頂到着時は、雨が少し納まり、一瞬薄日も差した。
山頂は巨大な岩の上のようで、岩の縁から下方を覗きこむと大ヤスリ岩より高く、浮遊感と恐怖を感じる。
あいにくのお天気だから、眺望は周りが少し見える程度だったけど、周りも切り立つ岩また岩の面白い山です。
 瑞牆山荘まで下ると低温と雨と汗で体が冷えてきた。
下山後に暖かいお風呂で温まって、ほっとしました。

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体力レベル
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