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Yamareco

記録ID: 1295202
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

志賀高原プチ縦走!岩菅、裏岩菅、寺子屋峰 〜ディープブルーの代償〜

2017年10月26日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:31
距離
18.4km
登り
1,178m
下り
1,172m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:30
休憩
0:59
合計
6:29
9:50
9:51
14
10:05
10:07
26
10:33
10:33
28
11:01
11:01
28
11:29
11:43
0
11:43
11:43
39
12:22
12:56
30
13:26
13:26
19
13:45
13:46
73
14:59
14:59
11
15:10
15:10
28
15:38
15:40
3
15:58
16:01
11
標準CTは全くあてにならないため、毎回周囲に対する上記のペースがどのくらいか?
を書いていますが今回は周囲に人がほとんどおらず比較できませんでした。
(たぶん全行程で4組しか会っていない。)
ノッキリ→金山沢ノ頭まではグズグズの地面にかなり苦労したので速いペースでは無いと思います。
天候 終日快晴
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
コース状況/
危険箇所等
ズボズボ靴が埋まるところがあるので注意。
雨上がりなら絶対に防水性の高い靴でないとやられる。
日陰の雪は26,27日の温かさでは解けきれそうにないため、この週末に早朝から登るなら軽アイゼンがあると安心です。
前日の昼休みに天気チェック。
はい来ましたよ〜!
しかも長野市の最低湿度は18%予報。
こりゃ真っ蒼でカラカラのそらになる日だ。
秋とは言えこういうそらになる日は年にせいぜい10日程度。
行こう!秋を感じに!山に行こう!!
仕事をOFFにします。
前日の昼休みに天気チェック。
はい来ましたよ〜!
しかも長野市の最低湿度は18%予報。
こりゃ真っ蒼でカラカラのそらになる日だ。
秋とは言えこういうそらになる日は年にせいぜい10日程度。
行こう!秋を感じに!山に行こう!!
仕事をOFFにします。
まずは高天ヶ原駐車場にMTBをデポ。
まずは高天ヶ原駐車場にMTBをデポ。
登山口の近くの展望スペースから。
北アルプスがよく見える。
4
登山口の近くの展望スペースから。
北アルプスがよく見える。
聖平登山口から入山。
車は5台すでに止まっていた。
もう10時近いのでたぶん自分が最後でしょう。
聖平登山口から入山。
車は5台すでに止まっていた。
もう10時近いのでたぶん自分が最後でしょう。
最初は平坦な道を進みます。
最初は平坦な道を進みます。
15日間雨が降り続き、仕上げに台風まで来たので激流!
15日間雨が降り続き、仕上げに台風まで来たので激流!
空がきれい。
これはすごい!
少し湿った道に見えますが、、、ここに踏み入れるとハイカットブーツが全部埋まるくらいグズグズです。
これはすごい!
少し湿った道に見えますが、、、ここに踏み入れるとハイカットブーツが全部埋まるくらいグズグズです。
徐々に視界が開けてくる。
2
徐々に視界が開けてくる。
1時間もしないで尾根道に出てここから急に視界が開けてくる。
1時間もしないで尾根道に出てここから急に視界が開けてくる。
1900m付近から雪道。
1900m付近から雪道。
岩菅山が見えてきた。
2
岩菅山が見えてきた。
ノッキリ到着。寺子屋峰方向。
登ってきたのは谷道で帰りは雪解け水を食らいそうなので帰路はこっちに進む予定。MTBもその準備。
ノッキリ到着。寺子屋峰方向。
登ってきたのは谷道で帰りは雪解け水を食らいそうなので帰路はこっちに進む予定。MTBもその準備。
主稜線に出る。岩菅山を目指して進む。
2
主稜線に出る。岩菅山を目指して進む。
ここからは大展望の稜線歩き。
2
ここからは大展望の稜線歩き。
北アルプスを見ながら進む。
3
北アルプスを見ながら進む。
まだ長野市内は雲が切れていない。
2
まだ長野市内は雲が切れていない。
岩菅山登頂!
誰もいない。
完全無風で太陽光と雪面の照り返しで少し暑いくらい。
ロンT 1枚で充分過ごせる。
2
誰もいない。
完全無風で太陽光と雪面の照り返しで少し暑いくらい。
ロンT 1枚で充分過ごせる。
岩菅山頂から全景。
北から東。
2
岩菅山頂から全景。
北から東。
岩菅山頂から全景。
東から南。
2
岩菅山頂から全景。
東から南。
岩菅山頂から全景。
南から西。
2
岩菅山頂から全景。
南から西。
白砂。
遠景は日光白根や皇海、袈裟丸らしい。
2
白砂。
遠景は日光白根や皇海、袈裟丸らしい。
妙高あたりも真っ白!
妙高あたりも真っ白!
戸隠しと高妻。
遠景の白いのは北アの北端。
戸隠しと高妻。
遠景の白いのは北アの北端。
北アはもはや自分には立ち入れない雪山になっているように見える。
2
北アはもはや自分には立ち入れない雪山になっているように見える。
裏岩菅山を目指します。
注!この写真のピークは裏岩菅山ではありません。
2
裏岩菅山を目指します。
注!この写真のピークは裏岩菅山ではありません。
太陽光をモロに受ける斜面は雪がグズり始めている。
帰りは苦戦しそう…
2
太陽光をモロに受ける斜面は雪がグズり始めている。
帰りは苦戦しそう…
しばらく気持ちの良い稜線歩きが続きますが、登り返しが多く結構疲れる。
しばらく気持ちの良い稜線歩きが続きますが、登り返しが多く結構疲れる。
登ってきた稜線を振り返る。
気持ちの良い瞬間だ!
2
登ってきた稜線を振り返る。
気持ちの良い瞬間だ!
裏岩菅山登頂🏔
先日登った苗場山。
すぐ近くに見える。
向こうは関越道で湯沢から行った⛰
こっちは長野道で中野から来た🏔
全然違う行き方の二つの山がこんな近所に見えるなんてびっくり。
3
先日登った苗場山。
すぐ近くに見える。
向こうは関越道で湯沢から行った⛰
こっちは長野道で中野から来た🏔
全然違う行き方の二つの山がこんな近所に見えるなんてびっくり。
膨らませたレジ袋が全く動かない完全無風状態。
ドローンを持ってくればよかったと激しく後悔。
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膨らませたレジ袋が全く動かない完全無風状態。
ドローンを持ってくればよかったと激しく後悔。
電波塔が立っているのは横手のピーク。
その向こう側は万座。
関東からだと万座と志賀はぜんぜん行き方が違うのに実は直ぐ隣で不思議な感覚。
リフトで横手に上がって反対側に下山すれば万座なんて直ぐ行けそう。
それがまさしく原田知世さんのあの映画のネタなわけだけど、激しく納得できた。
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電波塔が立っているのは横手のピーク。
その向こう側は万座。
関東からだと万座と志賀はぜんぜん行き方が違うのに実は直ぐ隣で不思議な感覚。
リフトで横手に上がって反対側に下山すれば万座なんて直ぐ行けそう。
それがまさしく原田知世さんのあの映画のネタなわけだけど、激しく納得できた。
烏帽子から延びる縦走路。
ここも気持ち良さそう❗️
烏帽子から延びる縦走路。
ここも気持ち良さそう❗️
今日はずっとおとなしかった浅間が突然怒り出し、、、
2
今日はずっとおとなしかった浅間が突然怒り出し、、、
信州側も雲海が広がり始めたので出発します。
2
信州側も雲海が広がり始めたので出発します。
予想通りわずか数十分で雪がだいぶグズった。
予想通りわずか数十分で雪がだいぶグズった。
再び岩菅山登頂🏔
再び岩菅山登頂🏔
これからすすんでいく尾根が見える。
写真の中央の尾根を縦走する。
いちばん高いところが寺子屋峰でそこを経由して右端に少し見える白いところ(ゲレンデ)を目指す。
これからすすんでいく尾根が見える。
写真の中央の尾根を縦走する。
いちばん高いところが寺子屋峰でそこを経由して右端に少し見える白いところ(ゲレンデ)を目指す。
ノッキリ到着。
予定通りここからは来た道ではなくなく寺子屋峰への縦走路に入るが、、、
ノッキリ到着。
予定通りここからは来た道ではなくなく寺子屋峰への縦走路に入るが、、、
踏み跡一切なし。
降雪後誰も歩いていない模様。
この先が不安になる。
1
踏み跡一切なし。
降雪後誰も歩いていない模様。
この先が不安になる。
岩菅山を振り返る。
2
岩菅山を振り返る。
不安的中!!
登り返しが多く、その各鞍部はみな底なし沼状態。
いちばん深いやつで110センチのストックが1/3くらい入った。
不安的中!!
登り返しが多く、その各鞍部はみな底なし沼状態。
いちばん深いやつで110センチのストックが1/3くらい入った。
湿度がとても低い。
カラカラで気持ちがいい❗️
湿度がとても低い。
カラカラで気持ちがいい❗️
岩菅山がだいぶ遠くに・・・
岩菅山がだいぶ遠くに・・・
この先が寺子屋峰。
この先が寺子屋峰。
南方からの道と合流。
南方からの道と合流。
丸太が横たわっているのが分かりますか?
正確にこの上を渡ります。
ストックを挿したら雪面は薄くてその下は30センチくらい入っていきました・・・
2
丸太が横たわっているのが分かりますか?
正確にこの上を渡ります。
ストックを挿したら雪面は薄くてその下は30センチくらい入っていきました・・・
ゲレンデ側の登山口に出てきた。
泥沼が多かったけど、抜群のバランス感覚と運動神経で?パスして来た。
結局大して汚れはしなかった。
ゲレンデ側の登山口に出てきた。
泥沼が多かったけど、抜群のバランス感覚と運動神経で?パスして来た。
結局大して汚れはしなかった。
これボードいけそうだよ🏂
スキーでもいいから板とブーツが落ちてないかなぁ…🎿
これボードいけそうだよ🏂
スキーでもいいから板とブーツが落ちてないかなぁ…🎿
この辺もソールが傷ついてもいい板があればあっという間に下山できそう。
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この辺もソールが傷ついてもいい板があればあっという間に下山できそう。
それにしても降雪して誰も歩いていないため登山道がどこだか全くわからない。
とりあえずGPSを頼りにそれっぽい方角を目指す。
2
それにしても降雪して誰も歩いていないため登山道がどこだか全くわからない。
とりあえずGPSを頼りにそれっぽい方角を目指す。
ここはスノーゲレンデ。
スノーボーダー🏂が1番嫌う幅が狭い緩斜面を降りてきた。
ここはスノーゲレンデ。
スノーボーダー🏂が1番嫌う幅が狭い緩斜面を降りてきた。
思いのほか苦戦して、夕暮れの空が迫っている。
2
思いのほか苦戦して、夕暮れの空が迫っている。
看板はたくさんあるんだけど、どれも皆スキー場としての案内で登山道がどこなのか全くわからない。
看板はたくさんあるんだけど、どれも皆スキー場としての案内で登山道がどこなのか全くわからない。
画像中央。
今朝デポったMTBが見える。
あとはゲレンデを一直線!
画像中央。
今朝デポったMTBが見える。
あとはゲレンデを一直線!
濡れたグラスとスノーのミックスで登山靴でもよく滑って面白かった。
しかも靴が綺麗になった!
濡れたグラスとスノーのミックスで登山靴でもよく滑って面白かった。
しかも靴が綺麗になった!
最後はゲレンデを降ります。
2
最後はゲレンデを降ります。
お待たせ!!
基本的には舗装されていますが所々荒れているのでロードバイクだと少し厳しいかもしれません。
基本的には舗装されていますが所々荒れているのでロードバイクだと少し厳しいかもしれません。
登山口に着くと誰もいなかった。
16時過ぎてるしね。縦走側のルートで登っている人は誰も見なかったし。
こりゃのんびりしすぎたかも。
登山口に着くと誰もいなかった。
16時過ぎてるしね。縦走側のルートで登っている人は誰も見なかったし。
こりゃのんびりしすぎたかも。
駐車場の近くから。
本日締めのそら。
3
駐車場の近くから。
本日締めのそら。
今日は終日最高のそらだったけど、この時見たそれがいちばん綺麗だったかも☀️
3
今日は終日最高のそらだったけど、この時見たそれがいちばん綺麗だったかも☀️

感想

15日間降り続いた雨が上がり、台風のおまけまで付いてきた。
この雨上がりに高気圧が接近する瞬間のそらが見たくて急遽仕事をオフに。
妙高と迷ったけど、そちらは仲間と行く予定なのでソロで行く今回は志賀高原へ。
志賀高原って山頂付近までリフトが伸びているのでゆるいイメージがあったけど、間違いなく長野を代表する立派な山塊の一つ。決してゆるい山ではない。

今回は主峰の岩菅と最高峰の裏岩菅の二座同時登頂を果たし、帰路は縦走路を辿る計画。

大量の雨が降り続いた後なので登山道が心配だったけど予感は的中。
下のほうは凍結、少し上の川は激流、土は水をパンパンに含んで油断するとブーツが埋まる。
1,900m付近からは雪道で稜線上のそれは太陽光でグズグズ。
予想通りだけど雪道が苦手な自分としてはこれはかなりの負担。

それでも裏岩菅までは難なく登頂。
完全無風の山頂を独り占め。癒される瞬間。

帰路は寺子屋峰へ向けて縦走路に入る。
降雪直後に気温が上がると大量の水があふれ出る。
こういう時に谷道に進むと酷い目に遭うからだ。

しかし寺子屋峰方向は踏み後皆無で不安が増す。
ガイドブックでは岩菅までの道でこちらのルートが紹介されていることが多いけど、こっちはアップダウンが多く、行程も長い。
倒木3か所、軽い岩登り、東側が切れ落ちているところがあったりと間違いなく聖平から岩菅を目指すほうが初心者向けのルートだと思う。

ほとんど全域で視界が開けているので飽きる事はないが繰り返されるアップダウンに足は痛め付けられた。
(いや、今回は楽な山行だと思ってスタートしたからそう感じただけかも。)

最後はスキーゲレンデを降りてデポしたMTBで登山口まで帰還。
4キロ弱の道をわずか7分で走りきった。
ほぼ全域で下りのためペダリング不要。むしろブレーキで殺しながら進む感じだった。

雨上がりのそらってとてもきれいで心踊らされるけど、その代償は決して軽くない。
こういうことが多い季節なので、次回はもっと心の準備をしてから挑みたいと思う。

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