越後の山旅 御神楽岳 凄絶スラブ (蝉ケ平〜山頂〜室谷)

2017年10月26日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.6km
• 登り: 1,297m
• 下り: 1,185m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:00
• 休憩: 1:10
• 合計: 8:10

6:30 蝉ヶ平登山口
7:50 8:00 湯沢の出合
9:40 9:50 高頭
10:50 11:00 湯沢の頭
12:00 12:40 御神楽岳
14:40 室谷登山口

ルートは手入力です。
初日　金城山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1295345.html

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

レンタカー利用

コース状況／危険箇所等

・蝉ケ平登山口から5分ほどで道崩落箇所あり、下から巻いて乗り越す。
・湯沢出合までの沢は滑りやすい
・岩尾根の急坂を登る、長い鎖場数カ所あり、中腹のザレ場などあり
・標高1300mの山ですが、荷物を軽くしても山頂まで、5時間ほどの登りとなりました。体力度はとてもハードです。

その他周辺情報

前泊で御神楽温泉　小会瀬　宿泊　一泊夕食、朝食おにぎり弁当　
各登山口まで送迎（有料1グループ2200円）、宿泊者は日帰りの入浴無料

温泉は湯温が熱めだが浴後、とてもさっぱり

写真

登山口から5分ほどの崩落箇所、すぐ下に降りて巻きました。

湯沢までの高度感のあるトラバース道

この沢が一番ツルツル

湯沢出合を過ぎて

少し登ると、ドーンと湯沢のスラブが大迫力、右が高頭で左が湯沢の頭と思われます。

山伏尾根

会越の谷川岳の異名がある。凄絶なスラブです。

右手が覚道沢のスラブと覚道頭と思われる。

高頭まで前日の金城山も岩尾根の急坂でしたが

より高度感があり、開放的です。

ザレ場もあり、快晴でよかったです。濡れていれば前日の金城山よりも難儀したと思われます。

ナイフリッジ

後ろは覚道沢草付きスラブの紅葉が綺麗

湯沢の頭と山伏尾根

遠望で一番目にとまったのは、飯豊連峰の最高峰　冠雪の大日岳です。右に牛首山も。オンべマツ尾根からの登りが懐かしく思われました。

湯沢の頭から御神楽沢奥壁と御神楽岳本峰の全容が表れました。
本峰直下から左へ少し太めの尾根がつばくろ尾根かも

スラブと後ろに笠倉山

湯沢の頭を後ろに見て　　

ぐんぐんと登り

山頂へ、とても長い登りでした。

手前は狢ケ森山でしょうか。奥に越後三山の中ノ岳や駒ケ岳、燧、会津駒、平ケ岳、荒沢岳など名峰目白押し

蝉ケ平ルート、湯沢の頭から水晶尾根と奥に山伏尾根と思われます。

室谷コースとの分岐にあたる雨乞峰

室谷コース分岐から少し下って御神楽岳を振り返ると、全く別の山に見えました。

気になる川内山塊です。左奥が矢筈岳で、右奥が粟ヶ岳と思われるので真ん中は青里岳でしょうか。

室谷コースは泥濘多いが

ブナの綺麗な癒しのルートです。蝉ケ平ルートを下るのとは緊張感が全然違うと思います。ブナ林で余韻を味わいながら下りました。

感想

sarari

前日の金城山に続いての越後の山旅

晴れて本当によかったと思いました。
登りで5時間以上と1300mの標高とは思えない
ハードな岩尾根、荷物が軽くてもきついです。
山師匠も大分お疲れ気味。

しかし展望は絶佳。これぞ越後の俊峰と納得するコースです。
山頂からの360度での山並みや、蝉ケ平のスラブは心に刻まれ、
下山のブナ林で落ち着きを取り戻し、素晴らしい山旅となり感謝です。