爺ヶ岳(赤岩尾根〜柏原新道へ・チャリ周回)
- GPS
- 09:16
- 距離
- 35.3km
- 上り
- 2,304m
- 下り
- 2,302m
コースタイム
- 山行
- 8:28
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 9:16
天候 | 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
その後スタート地点となる大谷原へ向かい車中泊。 路肩も含めて20台程度は駐車可能だと思われる。 この日は終始自分の車1台のみだった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■大谷原〜冷乗越(赤岩尾根) ・大谷原〜西股出合(登山口)までは林道歩きとなるので多少暗くても問題ないがいくつか分岐があるので間違えないように気をつける。 ・赤岩尾根は約2000mの高千穂平まではハシゴ、階段が続く急登。 ・高千穂平を過ぎた辺りから本格的に雪が出始めたのでアイゼンを装着。 ・トレースはなかった。 ・赤岩尾根のラストは夏道の場合急斜面のトラバースとなるが雪崩リスクを避けるため一旦稜線まで直登して薮漕ぎしながらメインルートと合流した。 ■稜線〜爺ヶ岳周辺 ・冷池山荘〜鹿島槍ヶ岳方面はトレースなし。 ・冷池山荘、種池山荘は閉店済み。 ・稜線はトレースはあるものの雪深く凍った場所もあるのでアイゼンは装着した方が良い。 ■柏原新道 ・上部のみ雪があるので必要に応じてアイゼンがあった方が良い。 ・2080m付近のトラバース箇所はギリギリ通過可能だったがもう一降り来たら雪崩、滑落リスクが高まるため通過できなくなる。 ・下部は問題なく歩行可能。 ■扇沢〜大谷原(チャリ) ・前半は下り基調なので問題なし。 ・後半は登りとなるがそれほど急ではないので距離はあるものの楽しくサイクリングできる。 |
写真
感想
先週に続き今週も土曜の午前中のみが晴れ予報という忙しい天気になりそうだ。
いくつか候補を考えていたが初雪を楽しむべく4年ぶりとなる爺ヶ岳へ行ってみることにした。
どうせ登るなら柏原新道往復というのでは味気ないのでまだ歩いたことがない赤岩尾根を絡めてチャリを使って周回してみよう。
前夜のうちに扇沢でチャリをデポして車中泊、翌朝大谷原から赤岩尾根を目指した。
西俣出合から本格的な登山道が始まるが予想以上に急登でハシゴや階段が延々と続く、なかなかハードなルートだと思った。
ダラダラ登るよりこういうメリハリのある登山道の方が好きだし何より誰もいない貸切ルートというのがいい。
2000mを過ぎた辺りから本格的な雪道となったので念のためにアイゼンを装着。
雪深い赤岩尾根上部では久し振りのルーファイ&ラッセルの感覚を楽しんだ。
稜線に乗り上げると数日前のものと思われるトレースがあったので一旦冷池山荘へ向かう。
そこから先はノートレースだった。
雪が深くなければ鹿島槍ヶ岳を目指そうかとも思ったが膝下ラッセルが続く感じだったのと午後から雨予報だったので潔く爺ヶ岳方面へと引き返すことにした。
爺ヶ岳の稜線もなかなか雪深く引き続きラッセルを楽しみながらの雪山歩きとなった。
爺ヶ岳南峰までは数人の登山者が来ていたようで柏原新道を下山中にその中の何人かとお会いした。
扇沢からデポしておいたチャリで大谷原へと向かう。
さすがに晩秋だけあってカッパを着ないと寒いくらいだ。
大町温泉郷まで下ってから大谷原までは緩やかな登り返しとなるので逆に暑くなる。半袖でもいいくらいだ(笑)
標高1000m近くの紅葉を楽しみながら車デポ地点までゴール。
ゴールしたタイミングで丁度雨がパラつき始めた。
雪山に紅葉、それにサイクリングまで楽しめた贅沢な山旅だった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
後立山はすっかり雪山ですね!今年の初滑りは早い時期に出来そうですね。
トラバース道は普段何気なく通っていますが雪が積もると一気に危険度が上がりますね。昨年までは全く意識していませんでしたが今年は敏感になっています。
自転車フル活用ですね。舗装路が多いとタイヤが減りそうですね!
koueiさん、おはようございます。
シーズン前に雪の感触を確かめることができてよかったです。
普段はスキーなのでアイゼンとかスパッツとか付けることは少ないんですが今回は久し振りにこれらのアイテムも活躍しました。
雪山ならではのルート取りや直登ラッセルなんかも久々の感覚でワクワクしましたよ^^
今年はチャリを組み合わせて色々なルートバリエーションを試すことができたのも収穫でした。
さあ、いよいよシーズンですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する