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Yamareco

記録ID: 129915
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

雨の塩見岳【鳥倉からピストン】

2011年08月24日(水) 〜 2011年08月25日(木)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
22.9km
登り
1,995m
下り
1,987m

コースタイム

8月24日 10:30鳥倉ゲート-11:10鳥倉登山口-12:20豊口山間のコル-14:00豊口山分岐-14:25三伏峠小屋(テント泊)
8月25日 5:15三伏峠小屋-6:15本谷山-7:45塩見小屋-9:05塩見岳東峰…12:30三伏峠小屋(テント撤収)…15:45鳥倉ゲート
天候 8月24日:晴れのち雨
8月25日:雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳥倉ゲート駐車場は25台くらい駐車可(無料)…トイレ・水場あり
コース状況/
危険箇所等
・登山ポストは鳥倉ゲート、鳥倉登山口にあります。
・危険箇所は特にありませんが、塩川ルートは崩落により通行止めです。
・豊口山分岐手前にある水場は量も豊富で美味いです。
・下山後、鹿塩温泉「山塩館」で入浴をお願いしましたが、時間が遅かったため丁重にお断りされました(苦笑)
・三伏峠小屋〜塩見小屋間は、木陰や岩陰など雨を凌げる場所が皆無です。
鳥倉ゲート駐車場
2011年08月24日 10:26撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/24 10:26
鳥倉ゲート駐車場
林道から小河内岳を見る
2011年08月24日 11:04撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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8/24 11:04
林道から小河内岳を見る
落葉松林
2011年08月24日 11:25撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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8/24 11:25
落葉松林
まだ半分かぁ
2011年08月24日 12:59撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/24 12:59
まだ半分かぁ
おいしい水場
2011年08月24日 13:20撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/24 13:20
おいしい水場
私は213歩でした
2011年08月24日 14:22撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/24 14:22
私は213歩でした
どしゃ降りです
2011年08月24日 14:34撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/24 14:34
どしゃ降りです
重石を載せて…
2011年08月24日 16:55撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/24 16:55
重石を載せて…
出来上がり。味は…
2011年08月24日 17:20撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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8/24 17:20
出来上がり。味は…
三伏山ピーク
2011年08月25日 05:26撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/25 5:26
三伏山ピーク
本谷山ピーク。雨強まる
2011年08月25日 06:12撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/25 6:12
本谷山ピーク。雨強まる
塩見新道分岐。もうズブ濡れ
2011年08月25日 07:31撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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8/25 7:31
塩見新道分岐。もうズブ濡れ
塩見小屋と塩見岳
2011年08月25日 08:10撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/25 8:10
塩見小屋と塩見岳
塩見岳と天狗岩
2011年08月25日 08:12撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/25 8:12
塩見岳と天狗岩
癒されました。ほのぼの
2011年08月25日 08:17撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/25 8:17
癒されました。ほのぼの
三伏峠小屋が見えます
2011年08月25日 08:12撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/25 8:12
三伏峠小屋が見えます
荒川三山
2011年08月25日 08:34撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/25 8:34
荒川三山
貴重な青空(わずか30分)
2011年08月25日 08:13撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/25 8:13
貴重な青空(わずか30分)
仙丈、甲斐駒、白峰三山
2011年08月25日 08:45撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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8/25 8:45
仙丈、甲斐駒、白峰三山
もうすぐ頂上
2011年08月25日 08:44撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/25 8:44
もうすぐ頂上
塩見岳西峰。視界なし
2011年08月25日 09:04撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/25 9:04
塩見岳西峰。視界なし
東峰で記念撮影(当然セルフ)
2011年08月25日 09:08撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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8/25 9:08
東峰で記念撮影(当然セルフ)
東峰より西峰を見る。視界はこれだけ
2011年08月25日 09:08撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/25 9:08
東峰より西峰を見る。視界はこれだけ
テント帰着。雨でレンズが…
2011年08月25日 12:29撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/25 12:29
テント帰着。雨でレンズが…
紅葉?
2011年08月25日 15:18撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/25 15:18
紅葉?
カーブミラーにて
2011年08月25日 15:20撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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8/25 15:20
カーブミラーにて

感想

夏の南アルプス3連戦、最終戦は塩見岳との対戦です。
天気予報は悲観的な内容を伝えていましたが、♪雨が降ったら濡れればいいさ〜 の勢いで午前4時に自宅を出発。
今回は「山で生米をおいしく炊こう」をテーマに、無洗米を1合持参しました。

8月24日 鳥倉ゲート〜三伏峠小屋
鳥倉ゲート駐車場には10:10到着。トイレを済ませ、ゲート脇を通って鳥倉登山口へ。
この林道歩き、地図では30分となっていますが、真面目に歩いても私は40分かかりました。後半の登りがけっこうきついです。
鳥倉登山口からは美しい落葉松林を通り、やがて尾根に出るとそこは豊口山間のコル。ここは下から風が吹き上げてきて気持ちがいいです。
ここからは尾根北側のトラバース道となり、木の桟道を何度も渡りながら進みます。途中にある水場は量も豊富で、冷たくておいしいです。
ここで炊事用と飲料用の水を5ℓ汲みました(お、重い…)
水場から少し歩くと、塩川ルートとの分岐に着きます。現在塩川ルートは通行止めなので、ロープが張られています。
小屋の少し手前にある「あと200歩です」の標識を見て、無意識のうちに歩数を数えてしまいました。みなさんも身に覚えがあるでしょう?
ちなみに私の足では213歩でした(笑)
小屋に着き、テントの申し込みをしていると急に激しい雨が降ってきたので、小屋前の仮設テントでジュースを飲みながら雨宿り。
なにやら周囲が騒がしいなあと思ったら、中学校の集団登山でなんと150名もの生徒さんが小屋に宿泊しているとのこと。若者は元気でいいですね〜。
テントを張り終え、今回のテーマである「おいしいご飯を炊く」に取り掛かります。ヤマレコの日記で皆さんにアドバイスいただいた内容を思い出し、
まずお米を水に浸し、重し用の石を準備していざ炊飯開始。火加減に注意して、頃あいを見計らって蒸らしに入ります。フタを開けるまでがドキドキですね。
蒸らしの間、おかず(といってもソーセージを茹でるだけ)を準備して、いざご開帳!
…見た目はいいぞ「おかゆ」でも「がんだ」でもなさそうだし。 では食うか、モグモグ。 …ううむ、なんかボソボソだなぁ。
と言うことで、今回の結果は「芯は残らなかったがおいしいご飯にはならなかった」でした。
火加減の問題なのか、しっとりツヤツヤのご飯にならず、ねばりがまるでありませんでした。まだまだ修行が必要ですね。
ともかく、明日は4時出発の予定なので、缶ビールを1本飲んでさっさと就寝。外は雨が降りだし、雷も光っています。

8月25日 三伏峠小屋〜塩見岳〜鳥倉ゲート
2:30起床。テントその他はここに残しておくので、サブザックに必要なものを詰め込み、朝食にしようかと思ったら外は大雨。
ダメだこりゃ、と天候調査のため出発を延期し、再びシュラフの中へ。1時間もすると雨も小降りになったので、5:15に三伏峠を出発。
本谷山まではどうにか持ちこたえた空も、ここからは激しい雨となり、川のようになった登山道をただひたすら黙々と歩きます。
休憩しようにも雨が凌げる場所が無く、しかたがないので倒木に腰掛けて行動食をモグモグ。ツェルトは持っていますが、出し入れが面倒なので使いませんでした。
急に登りがきつくなったな、と思ったら尾根に出て、少し歩くとそこに塩見小屋がありました。塩見小屋の軒先を借りて休憩していると、
北西の空が明るくなり、青空が見えるところも。やがて雨が止み、太陽こそ出ないものの、けっこう視界も開けてきました。
わずか30分ほどの間でしたが、山頂はもちろん仙丈・甲斐駒・白峰三山・荒川三山までは見えたので、なんか得した気分。
小屋から山頂までは岩場の急登ですが、雨に濡れているのでスリップに注意しながら慎重に進みます。頂上まであと少し、というところで
青空は姿を消し、また雨が降り出しました。頂上での視界はまったく無し。風もあり寒いので5分ほどで下山開始。
三伏峠までの帰り道もひたすら雨で、いつのまにか雨具の袖口から水が浸入して肘まで濡れていました。休憩もろくにとらずに歩き続けますが、
本谷山の登り返しで疲れてしまい、また倒木に腰掛けて小休止。
ズブ濡れのヘロヘロでテントに帰り着き、雨の中シブシブ撤収しようかなと思ったら急に雨が止み、薄日まで射してきました。これには狂喜。
雨の中のテント撤収、経験がある方も多いと思いますが何度やってもイヤなものです。それがこのタイミングで止むとは!
天に感謝しつつ軽快に撤収を終え、下山にかかります。しかし、すでに両ヒザはガクガクで、軽快になんぞ降りられません。
ときどき意図しないスライディングを決め、しかめっ面で鳥倉ゲートまでの道を辿ります。林道に着いても、駐車場は遥か彼方… 
自分のほかに誰も歩いていないので、気晴らしに歌いながら歩き続け、15:45やっと駐車場に着きました。

「おいしいご飯の炊き方」について
今回、失敗までは行きませんでしたが成功ではありませんでした。舞台は標高2615mの三伏峠でしたが、3000mの稜線ではどうなっていたか分かりません。
(それでも、アルファ米よりはおいしかったと思います)
次回はどこが舞台になるか、挑戦は続きます…

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