ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1300450
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

【笊ヶ岳】中ノ宿沢左岸尾根(仮) 予想外の苦戦と鮮やかな紅葉!

2017年11月02日(木) 〜 2017年11月03日(金)
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
13:45
距離
31.7km
登り
3,131m
下り
3,186m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:26
休憩
0:15
合計
7:41
8:00
229
11:49
11:57
30
12:27
12:27
95
14:02
14:05
52
14:57
14:59
19
15:18
15:20
21
2日目
山行
4:28
休憩
0:11
合計
4:39
8:07
8:10
49
8:59
9:00
9
9:09
9:12
17
9:29
9:30
25
9:55
9:58
79
天候 2日 晴れ
3日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
・中ノ宿吊橋までMTB
コース状況/
危険箇所等
●中ノ宿吊橋〜山と高原地図上の「平らなピーク」(中ノ宿沢左岸尾根(仮))
吊橋を渡り中ノ宿沢方向に少しだけ歩くと上部に尾根地形が現れる。 ルートを切ってある訳ではないので急登ですが、登り易そうな地点を決め強引に登る。 
藪は倒木メインで大した事無いのですが、急勾配で獣道さえもほぼ無いので歩く難く、時間に余裕を持って行動した方が良いです。
1700m地点の岩場は3〜4mですがミスると右側の崖に一直線でホールドが脆く結構いやらしいので、幕営装備の場合フリーで登って荷物を引き上げた方が賢明です。
2000mくらいで勾配は落ち着き、綺麗なブナの森になります。
私が歩いた限りテープやマーキング等は一つも見当たりませんでした。この尾根は尾根地形がハッキリしていないので、下りで使うにはGPSと睨めっこしないと吊橋にピンポイントは限りなく難しいと思います。

●「平らなピーク」〜布引山
山と高原地図では破線ルートになります。
全体的に踏み跡が薄く、深南部的な鬱蒼とした雰囲気を持つ好ルートです。
注意する箇所は稲又山山頂からの下る方向です。 ルートを通してマーキングは適所にあるので見落とさずに歩けば問題ありません。

●布引山〜笊ヶ岳
入山者が増えたのか、ここ数年で踏み跡がかなり濃くなったという印象を受けました。 とても歩いやすいです。

●笊ヶ岳〜椹島
山と高原地図の注意書きの通りです。
上倉沢通過後のトラバースルートは部分的に危ない箇所は無いのですが、全体的に注意を要するルートです。このルートを開拓した方は相当苦労した事でしょう。
その他周辺情報 ・白樺荘
予想以上の快晴で紅葉も映えます!
2017年11月02日 06:55撮影 by  iPhone 7, Apple
6
11/2 6:55
予想以上の快晴で紅葉も映えます!
今日はRUNではなくMTB利用でスタートです。
2017年11月02日 07:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/2 7:10
今日はRUNではなくMTB利用でスタートです。
上河内岳東尾根。
2017年11月02日 07:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
11/2 7:30
上河内岳東尾根。
大井川はこんな濁流...。  絶対に渡渉無理。
2017年11月02日 07:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/2 7:30
大井川はこんな濁流...。  絶対に渡渉無理。
中ノ宿吊橋に到着。
さぁ、どんな尾根なんだろう?
2017年11月02日 07:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
11/2 7:50
中ノ宿吊橋に到着。
さぁ、どんな尾根なんだろう?
釣り場橋から上流方向。
2017年11月02日 07:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/2 7:52
釣り場橋から上流方向。
えらい急な尾根です。  獣道が無い...。
2017年11月02日 08:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/2 8:10
えらい急な尾根です。  獣道が無い...。
いきなりトタンが出てきました。
2017年11月02日 08:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 8:52
いきなりトタンが出てきました。
その20mくらい上に廃小屋。
2017年11月02日 09:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/2 9:02
その20mくらい上に廃小屋。
更に上部にエンジンウインチ。 こんな山奥に置いてきぼり...。
2017年11月02日 09:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7
11/2 9:05
更に上部にエンジンウインチ。 こんな山奥に置いてきぼり...。
苔むしたゴーロ帯。
2017年11月02日 09:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/2 9:10
苔むしたゴーロ帯。
岩場が出てきました。  写真で見るより急勾配。
2017年11月02日 09:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/2 9:19
岩場が出てきました。  写真で見るより急勾配。
こちらの方が難しい。 ホールドが脆いので叩いて確認します。
2017年11月02日 09:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/2 9:37
こちらの方が難しい。 ホールドが脆いので叩いて確認します。
上の岩場の右側はこの絶壁。  落ちると助かりそうもないので緊張しました。
2017年11月02日 09:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
11/2 9:46
上の岩場の右側はこの絶壁。  落ちると助かりそうもないので緊張しました。
勾配が緩くなると癒しの樹林帯。
2017年11月02日 10:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/2 10:25
勾配が緩くなると癒しの樹林帯。
木の合間から赤石岳と悪沢岳。
2017年11月02日 10:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7
11/2 10:28
木の合間から赤石岳と悪沢岳。
美しいシラビソの樹林。
2017年11月02日 10:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
11/2 10:45
美しいシラビソの樹林。
一般ルートと合流しました。
2017年11月02日 11:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/2 11:16
一般ルートと合流しました。
黄葉したカラマツの向こうに南嶺・小笹平。
2017年11月02日 11:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6
11/2 11:29
黄葉したカラマツの向こうに南嶺・小笹平。
稲又山。
標高はそこそこ有るのに地味な山。
2017年11月02日 11:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
11/2 11:48
稲又山。
標高はそこそこ有るのに地味な山。
この辺りは林業が盛んだった場所です。
2017年11月02日 12:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/2 12:17
この辺りは林業が盛んだった場所です。
廃小屋跡。
2017年11月02日 12:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/2 12:18
廃小屋跡。
所ノ沢越。
井川と雨畑を繋いでいた場所。
2017年11月02日 12:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/2 12:25
所ノ沢越。
井川と雨畑を繋いでいた場所。
現在は廃道になってしまったものの静岡県側はルートが残っていますが、山梨県側はルートの痕跡さえ見当たりません。 ここを歩く事は可能なのだろうか?
2017年11月02日 12:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/2 12:26
現在は廃道になってしまったものの静岡県側はルートが残っていますが、山梨県側はルートの痕跡さえ見当たりません。 ここを歩く事は可能なのだろうか?
ここからは未踏区間。  良いルートです。
2017年11月02日 12:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/2 12:40
ここからは未踏区間。  良いルートです。
明るくて気持ちの良い場所も。
2017年11月02日 12:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/2 12:43
明るくて気持ちの良い場所も。
布引大崩れが見えてきました。
2017年11月02日 12:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9
11/2 12:49
布引大崩れが見えてきました。
大崩れから水が湧いていますが、取りには行けそうもありません。
2017年11月02日 13:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6
11/2 13:15
大崩れから水が湧いていますが、取りには行けそうもありません。
このルートは標高を記した看板があります。
2017年11月02日 13:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 13:52
このルートは標高を記した看板があります。
雨畑からのルートと合流。一気に踏み跡が濃くなり、完全に一般ルートです。
2017年11月02日 14:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/2 14:03
雨畑からのルートと合流。一気に踏み跡が濃くなり、完全に一般ルートです。
合流して直ぐに布引山山頂。  すぐ脇に幕営可能箇所有りです。
2017年11月02日 14:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/2 14:04
合流して直ぐに布引山山頂。  すぐ脇に幕営可能箇所有りです。
笊ヶ岳の双耳峰が綺麗に見えました。
2017年11月02日 14:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
11/2 14:28
笊ヶ岳の双耳峰が綺麗に見えました。
このマーキングは初めて見ました。  レインボーな感じで面白い。
2017年11月02日 14:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/2 14:46
このマーキングは初めて見ました。  レインボーな感じで面白い。
笊ヶ岳に到着。
これで5度目になりますが、何度来ても良い山です。
2017年11月02日 14:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7
11/2 14:57
笊ヶ岳に到着。
これで5度目になりますが、何度来ても良い山です。
小笊の向こうに富士山。 この山の象徴的な風景です。
2017年11月02日 14:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
14
11/2 14:57
小笊の向こうに富士山。 この山の象徴的な風景です。
北岳〜甲斐駒ケ岳。
2017年11月02日 14:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6
11/2 14:57
北岳〜甲斐駒ケ岳。
聖岳。
2017年11月02日 14:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8
11/2 14:57
聖岳。
赤石岳。
2017年11月02日 14:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6
11/2 14:57
赤石岳。
悪沢岳。
2017年11月02日 14:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
11/2 14:57
悪沢岳。
這松尾の向こうに南アルプスの山々。
2017年11月02日 14:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/2 14:58
這松尾の向こうに南アルプスの山々。
記念撮影。
2017年11月02日 15:02撮影 by  iPhone 7, Apple
12
11/2 15:02
記念撮影。
山頂から少し下ると椹島への分岐点。
2017年11月02日 15:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/2 15:16
山頂から少し下ると椹島への分岐点。
沢地形から樹林帯へ入ります。
2017年11月02日 15:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 15:36
沢地形から樹林帯へ入ります。
ここが目的の幕営地。  河原の横の草地で素晴らしい場所です。
サッサとツェルトを張って水を取りに行きます。
2017年11月02日 16:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8
11/2 16:13
ここが目的の幕営地。  河原の横の草地で素晴らしい場所です。
サッサとツェルトを張って水を取りに行きます。
水場は上倉沢を5分程下ると取れます。
2017年11月02日 16:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
11/2 16:18
水場は上倉沢を5分程下ると取れます。
焚火をしながら梅酒。
贅沢な時間です。
2017年11月02日 18:19撮影 by  iPhone 7, Apple
11
11/2 18:19
焚火をしながら梅酒。
贅沢な時間です。
朝です。
這松尾の崩壊地。
2017年11月03日 06:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/3 6:34
朝です。
這松尾の崩壊地。
トラバース道は渡渉を何度も繰り返します。
2017年11月03日 06:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/3 6:55
トラバース道は渡渉を何度も繰り返します。
ここで生木割西尾根と合流。
2017年11月03日 07:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/3 7:45
ここで生木割西尾根と合流。
コースタイムのポイントである「標柱」
2017年11月03日 07:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/3 7:50
コースタイムのポイントである「標柱」
枯葉が深くルートが分かり難い。
2017年11月03日 07:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/3 7:54
枯葉が深くルートが分かり難い。
無事に下山です。
2017年11月03日 08:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/3 8:56
無事に下山です。
紅葉が素晴らしい!
2017年11月03日 09:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7
11/3 9:00
紅葉が素晴らしい!
椹島はソフトクリームの機械が故障中..(泣)
2017年11月03日 09:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/3 9:09
椹島はソフトクリームの機械が故障中..(泣)
紅葉の向こうに赤石岳。
2017年11月03日 09:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9
11/3 9:28
紅葉の向こうに赤石岳。
聖沢登山口。僕にとっての通学路。
2017年11月03日 09:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
11/3 9:54
聖沢登山口。僕にとっての通学路。
赤石ダム。
2017年11月03日 10:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8
11/3 10:01
赤石ダム。
紅葉の色彩が素晴らしい!!!
2017年11月03日 10:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
17
11/3 10:11
紅葉の色彩が素晴らしい!!!
長い林道歩きでやっと中ノ宿吊橋。
2017年11月03日 11:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/3 11:15
長い林道歩きでやっと中ノ宿吊橋。
沼平に到着。
お疲れ様でした。
2017年11月03日 11:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/3 11:49
沼平に到着。
お疲れ様でした。
今日はゆっくり白樺荘で汗を流します。
2017年11月03日 12:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
11/3 12:09
今日はゆっくり白樺荘で汗を流します。

感想

紅葉が見頃という事で白根南嶺、青薙山〜稲又山の間に派生する藪尾根に行ってきました。

日曜日にロードレースが控えているので、乳酸タップリの強烈な山行は控え紅葉と静かな藪尾根を眺めながらゆっくり山を楽しむ事にしました。
天気予報では2・3は晴れという事で、折角なのでツェルト泊で藪尾根に行こうと計画しましたが、前日の台風の影響で沢の増水が気がかりでした。
行きたい計画は入山・下山のどちらかで渡渉するものが多く、冒険するにはリスクが高いので計画していなかった中ノ宿沢の左岸尾根から南嶺に登り、前々から気になっていた上倉沢のテン場で幕営する計画に決定!

7時に沼平をスタートして8時前に中ノ宿吊橋をスタート。
吊橋を渡った地点は少し厳しそうなので踏み跡に沿って少し北側に歩くと登れそうな地点があったので急勾配を適当に攀じ登る。
午前中という事もあり日が当たらず薄暗く、中途半端な大きさの木が多く地面も落ち葉などで柔らかで歩き難く気持ちの良い尾根とは言えない。

急登を黙々と登ってくとトタンが落ちていた。 そこから100mくらい登ると、屋根が落ちた廃小屋があり、その少し上部には大型エンジンウインチが放置されていた...。  廃道を歩いていると廃小屋・ワイヤーなどは多く見かけますが、こんな機械が山奥に放置されているのは始めて見ました。

この辺りからゴーロに苔がビッシリ付いた山容に変わり更に歩き難くなりました。更に面倒な二か所の岩場で時間を浪費する。
明るい時間に幕営地点の上倉沢まで行きたいのでペースを上げる。
2000mくらいから勾配は緩くなり、シラビソの気持ちの良い尾根を登ると南嶺の縦走路に合流。ここからは踏み跡があるのでペースが上がる。

時間が遅いようなら所の沢のテン場で幕営でしたが、何とかなりそうなのでそのまま布引山へ向かいます。  所ノ沢〜布引山の区間は今回が初めてで楽しみにしていましたが、その期待に違わぬ鬱蒼とした樹林帯と東に崩壊地で景色も一望!

山梨県側からの一般ルートと合流するとルートは一気に明瞭になります。  ここからは慣れた道で笊ヶ岳へ向かいます。
笊ヶ岳の山頂はここだけ森林限界を超えて360度の大展望。  時刻は15時と言いうのにクリアに富士山・南アルプスの山々が一望でとても良い日に登る事が出来ました。
百名山からは漏れたものの、やはり笊ヶ岳は素晴らしい!  

山頂からの景色が名残惜しいのですが、幕営地点の上倉沢へ向かいます。
稜線から椹島への一般ルートは未踏でしたが、上倉沢までは明瞭で明るい時間に幕営地に到着。
サッサとツェルトを張り、水と流木を拾い晩御飯。 這松尾の崩壊地を見ながら贅沢なひと時です。

9時間も爆睡し、6時過ぎにスタート。
上倉沢からのトラバース道は道が悪いと良く聞いていたので、興味深く歩くのが楽しみでした。
歩いてみると、「よくこんな所にルート拓いたな...」という印象で、部分的な難所は無いものの、ルート全般的に小さなミスで大きく落ちるトラバース道なので注意深く歩きます。
それにしても笊ヶ岳へのルートは静岡県側も山梨県側もとても大きな労力が掛かるルートで簡単には登れない山ですね。

無事に林道に下山して椹島でソフトクリームを食べようと思ったら機械の調子が悪いとの事でガッカリ...。
椹島から中ノ宿までの林道歩きはとても長く感じました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2062人

コメント

お疲れ様です!
紅葉めっちゃキレイ‼️
レコの写真みながら、テレビとか、雑誌し出てくる景色だー。
とか思っちゃいましたw

こんな快晴の中での山行は勝ち❗ですね。ナイスハイク。
2017/11/4 5:34
Re: お疲れ様です!
yamayoさん、こんにちはpaper
久しぶりの沼平は紅葉真っ盛りで、一眼レフカメラを持ったハイカーさんも多く見受けられました
毎年のように紅葉の時期も山に登っていますが、今回の紅葉は二年前の鳥倉と甲乙つけ難いほど素晴らしかったです。

でも、山に入り紅葉している木の下を歩いていても遠くから眺める程の感動は無いんですよね。 灯台下暗しと言いますし美しい物は遠くから眺めるものなのかな? で、女性はどう思います?
2017/11/4 15:34
良い天気で
kaiさん、こんにちは!

日程では日帰りですが、泊まり山業なんですね
それにしても、マラソン大会に配慮し、乳酸が溜まらない山業とありますが...。
私なら、筋肉痛地獄に陥る行程ですよ
南アの怪人、発想も肉体も、現代人離れしてますね

そう言えば、マラソン大会でバッタリした夢を見ましたよ。
凄くチャラくて、ドン引きの悪夢でした
御本人は、正反対のキャラだと信じていますけどね

しかし、笊ヶ岳にこの様なルートで登頂出来るとは思いませんでした
一般ルートでも傾斜角がキツイお山!山梨から一度登っただけですが、ハードだった記憶があります
それでも展望は良く、登り甲斐のあるお山ですね!
静岡側からも登って見たいと思いました。勿論、一般ルートからですが

明日のレース、頑張って下さい!
2017/11/4 10:59
Re: 良い天気で
tailwindさん、こんにちはpaper  『南アルプスの怪人』って『黒部の怪人」みたいでカッコいいですね    ちなみに南アルプスの巨根は韮崎旭温泉にいました。

今日は魁のトラックの大会(1500m)だったのですが、何とかシーズンベストが出てホッとしています   本当に長い長い不調の出口になれば良いのですが...。

笊ヶ岳は惜しくも百高山に入っていませんが、しっかり登られているんですね! 山梨県側からのルートも「黒戸尾根よりキツイ!!!」なんて声もお聞きしますが、流石ですねgood

今回はまったり、ゆったり山行の「予定」だったんですが、一日目の行程が遅れがちになり、一般ルートに入ってから重い荷を背負って飛ばしたんです。  これが結構疲れてしまい、追い打ちをかけるかのように椹島までの下りで筋肉痛ですね〜
明日のレースは5kmですが抑えて走ろうと思います

僕がチャライ夢ですか?
本当にそんな気配は微塵も感じさせぬ自信アリです。 こんな僕でも昔は愛したい!恋したい!とチャライ部分もありましたが、現在は脚痛い!腰痛い!ですので...。
立派にランナーしてますよ
2017/11/4 16:01
最高の紅葉
中ノ宿吊橋からの尾根ルート…大井川と稜線がかなり接近してる個所ですよね?
恐れ入ります(笑)
一ヶ月前に椹島から笊、青薙山と歩きましたが、黄金色の紅葉、今の時期に歩けば良かったと思わされました。
東俣林道のハイキングだけでも充分楽しめますね。
私には中ノ宿吊橋越える日は来ないと思いますが、布引から赤崩ノ頭までのトレイルは本当に素晴らしいですね。

焚き火で幕営、所の沢でチャレンジしましたが火がつきませんでした…。
どんなルートも歩けてアウトドアスキルもおありで本当に凄いです。
2017/11/5 12:15
Re: 最高の紅葉
こんばんは!
今回のルートは先生が過去に登った事があるので後追い山行でしたが、情報が限られているので、未知に対する興奮は常に感じながら歩く事が出来ました!
それに南嶺の布引山〜青薙山の山域は静かで深南部的な雰囲気がとても良いですね。

椹島近辺は紅葉が予想以上に素晴らしく、本当に良い時期に訪れたと思います。

今回の幕営地点は焚き火が好きという事もあり、笊ヶ岳山地を避けて上倉沢のテン場に決めていました。
枯れ枝などで焚き火も可能なのですが、やはり沢に落ちてる流木は断然火の着きが良く、持ちも良いです。
とても良いテン場ですので機会がありましたら是非泊まってみてください。
コメントありがとうございました!
2017/11/5 22:12
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら