息子とのんびり登った初めての蓼科山
- GPS
- 04:52
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 638m
- 下り
- 648m
コースタイム
09:02 天狗の露地
09;26 蓼科山荘着
09;36 蓼科山荘発
10;06 山頂ヒュッテ
10;11 蓼科山頂着
10;49 蓼科山頂発
10;52 山頂ヒュッテ
11;20 蓼科山荘着
11;31 蓼科山荘発
11;51 天狗の露地
12;25 七合目登山口着
計4時間8分
天候 | 曇り、時折わずかに晴れ間がのぞく程度だったが雨も時折。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は全体としてゴツゴツした岩が続くいているが決して歩きにくいわけではない。ぬかるみは少なく水溜りも目立たない。天狗の露地を過ぎて蓼科山荘まではやや急な登山道となる。蓼科山荘小屋と山頂までの急坂は結構きついが約30分で登ることができた。山頂は平坦で広大なガレ場となっているがここが最も歩きにくかったのは皮肉である。 トイレは登山口の鳥居の手前(無料)と各山小屋にあるが山小屋はいずれも有料(200円)。 登山道はほとんど樹林で覆われており日差しをかなりさえぎっている。今回は曇りであったためもあり水は1000mlで十分であった(ただし、計2,5リットルは持参したが)。途中の山小屋で飲み物は買えるのであまり水の心配はなさそうである。 危険箇所は迷いそうになるところもなかったし、強いてあげれば山頂手前の急坂の岩場か。 |
写真
感想
今回は、結納を一ヵ月後に控えた息子との気ままな三日間の旅の中でのいわば急に思い立っての山行であった。天気が思わしくなく当初予定した木曽駒ケ岳や乗鞍岳などのお手軽登山ができなくなり、急遽観光先の長野市から近くて帰りの高速道路の便もいい蓼科山七合目からの登山とした。ホテルの予約も当日(土曜日)お昼過ぎになったものの何とか白樺湖畔にとまることができた。当日は朝7時半ころにはホテルを出て近くのコンビニで買い物をし曇天の中登山開始となった。登山道はゴツゴツした岩の多い登山道ではあったが快適に歩くことができた。樹林の影も濃い中でコケや倒木が目だち一瞬屋久島の様相が頭に浮かんだ。時折雲間から差す光に一喜一憂しながら蓼科山荘に到着。キャンピング用の折りたたみイスの座り心地がよく往復ともこれを利用させていただいた。一時切れた雲間には山頂に向かって登ってゆく登山者の姿が見えたもののまもなく見えなくなるような天気であった。ここでトイレ休憩後、最後の急坂に挑むこととなった。途中でやはり一瞬の晴れ間が出て眼下に蓼科山荘や立ち枯れした樹木などが遠くに見ることができた。山頂には蓼科山頂と書かれたやや貧弱な杭が立っておりまわりは広大なガレ場となっていた。まさに晴れていれば360度の大展望が得られること間違いなしの山頂であったが、一度もその感激を味わうことはできなかった。下山に取り掛かって山頂ヒュッテまで来ると、藤原(正確ではないかもしれません)さんという若い男性が女性二人と先行して歩いていたご高齢の男性に声をかけて運転免許証と財布を渡す場面に出くわしたのです。落し物は鳥居近くで拾得したとのことなので山頂までの間免許証の写真を頼りに多くの登山者に声をかけたり顔を見たりとその心労には大変なものがあったことだろうと推察します。周囲の約10名の登山者たちには心温まるいい出来事でした。藤原さんは連れの女性とほっとした感じで山頂に向かって歩いてゆかれましたが、他人ながら本当にご苦労様でした。山の景色には恵まれませんでしたが、いい光景を見させていただき十分満足した気持ちで下山できました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する