初冬の西伊豆は航海日和 ★チャリレコ なんとかなる!! 函南ー戸田ー松崎ー婆娑羅峠ー下田

2017年11月12日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 114km
• 登り: 1,769m
• 下り: 1,837m

コースタイム

函南駅から西伊豆にい出て、戸田ー松崎ー下田に至る海岸線のお気楽コース。

参考計画より転載
Ver.2.0 11月11日（土）記入
なお、お気楽といっても、距離は余裕で100キロを超えるアップダウンの連続である。しかも下田に着くまで、鉄道がない＝エスケープできない。というオマケつき（苦笑

では一体、”何がゆるふわなのか？”
前回の碓井越は、中山道、信越本線（廃線）、信越本線新線（廃線）、富岡製糸場（遺産）、、それに係った人々の喜び悲しみうめき、”念”が渦巻いてのしかかって来る。　※数日間体調がおかしかった。

伊豆半島の道は古くから海路メイン。つまり陸路自体の歴史は浅い。
ゆるふわである(爆)

6:30JR東海・東海道線函南駅まで輪行
函南駅6:45（国136）ー日野口交差点−7:20淡島・西浦（県17）ー8:00大瀬崎展望台ー8:45戸田港ー9:35土肥港9:55（国136）ー10:45田子港ー11:20松崎港11:30（県15）−12:10婆娑羅峠ー下箕作交差点（国414）ー13:00伊豆急行・伊豆急下田駅

天候

初冬の晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

行き：JR東海・東海道本線函南駅まで輪行
帰り：伊豆急行・伊豆急下田駅から輪行

全線自転車を使用

コース状況／危険箇所等

伊豆の海岸線はアップダウンの連続。※もちろん内陸も

写真

夜明け前の海とお鮨（＾＾500円の3割引です。お昼は絞ります〜(爆)　東海道線・根府川駅手前・輪行中

6:30 函南駅から鷲頭山。やつの左をまいて駿河湾に出る予定。空気澄んで寒いw

狩野川から(・∀・)

7:00 静浦の淡島を通過しています（釣り開始早すぎw）

淡島は丸っこいw　ラブライブの・・や・やめておこう

手前は牡蠣の養殖筏だと思う。向こうに釣り船（漁船）

猫耳の愛鷹ちゃんとw

8:00 坂を登って大瀬崎です

ハーイ! てんねんのりょうこうデース!

西伊豆の海岸集落の典型・町の左右は断崖。自動車道が出来る前は孤立集落（井田集落）

戸田港にも大瀬崎のような天然堤防がある

旅人岬とかチャラいでw　まあ地形上・陸路は補助なんで歴史は浅い

そして200m登り写真を撮り、次の集落に200m降りる。これの繰り返し

9:35 土肥漁港。補給しときますw

いやぁ〜。宜しいのでは（岬さん）

これは・・グンマの出先機関か？？　※グンマでは全国生産の80%に匹敵する年間170万個のダルマが生産されている。

なんすか？この立て看！？ニッポン・チャラいですねー!?　

俺：伊豆の陸路が拓かれたのは最近だからな!!（恋人岬からの風景）

国道を蹴って田子集落に降りてきました（とても大変）

田子の港デース!!ローカルデース（＾＾）b

10:45 田子の迷いトラップから国道に戻ります。目的地の下田へは海岸廻りではなく左の山越えショートカットへ

海とお別れになるので交差点から松崎漁港を訪ねます

やめえぇぇぇぇ!!

海と別れ、山越えの県道15号から下田駅を目指します

30分登りっぱなしはそれなりにきっつい。峠のトンネル。。

12:10 バサラ峠（婆娑羅峠・316m）松崎と下田を結ぶ古峠です。なんか仏教的な？と帰って調べたらやっぱ宗教関係の地名でした

降りが長いけど下田まで

13:00 早い時間に下田駅に着きました

おー、ジャパニーズすたいるデスネ!! 俺さま：前回・碓氷の荷が降りたぜ（伊豆急宴会）

これから任務にかかるクレイルさんが通過。離合の駅である

第2弾はデフォ。3弾までありますしw

海・GOGO!!

伊豆急・車内から撮影。

最高のシーサイドtrainデース!!

伊豆高原駅でロイヤルエクスプレス＝これはイベントの演習（リハーサル）ですね。近々本番があるのデース!!

俺的な雨が似合う駅、伊豆多賀です

伊東駅あたりから。沖に初島。

15:00 熱海から根府川あたりも絶景です(・∀・)　（伊豆急から東海道線に乗り換え）

あっ、あのう、東海道線の車内表示が。。ほのっち。

はぁぁ??　どこ連れて行く!!

感想

Honoca

西伊豆の海岸線はゆるふわである
特に、静浦ー土肥間の県道17号線は交通量が少なく自転車には快適。
ただし集落から集落の間は山を巻いているので、常に労働を強いられるのだ(爆)

遂に確信したこと
・伊豆の海岸線集落の交流・物流は”海路”を中心としていた。海と船を友として伝承されてきた歴史である。

伊豆半島の海岸集落について
海岸沿いに農耕に適した土地があるとする。しかしその土地の、狭い広いに係わらず三方は断崖に塞がれていて、正面には海がある。
甲州や信州の盆地ならば、峠を開削せよ!!町を結べ!!となるのだが、”なまじ”正面に海があるばかりに、海運でいいよね(・∀・)　となったのだろう
海運はスピード感はないが、古くから大量輸送・重量物の輸送に向いている。
・いやそれ以前に舟の海運に頼らざるを得なかった
小港を含め今回訪れた町すべてに小さな造船所があった。鎌倉幕府以前から舟を造っていた。そんな歴史が息づいているのであろう。

陸路について
道路の整備は遅れた。
町を結んでいるのは、主に昭和後期に開削された200m以上の隧道や鉄の橋梁が連続した高規格の自動車道である。そして自動車道の使命は＝孤立集落の面倒を見なくてはならないためアップダウンや山の巻きが激しく続く(爆)
町の海岸を伝えば断崖の行き止まり。
背後も断崖だが新しい細道があるので、国道に登り返す
逆に、、幹線道路をのみを走るなら西伊豆の良し（悪し）に触れないといえる、いわば無臭の高速道路(・∀・)

町から海岸に降りて、海を見ながら走れば隣町に繋がっている。
南房総や三浦では当たり前の話しだが、西伊豆では幻想なのだ

　三日月のいよよ鋭く冬来る　　ほの香
　冬立つや磯には丸む鷗たち　　ほの香
※丸む（まろむ）、鷗（かもめ）
※冬立つ・冬来る＝立冬（11月7日前後）。これより冬に至る

　ぬばたまの二十三夜よ桃青忌　　ほの香
　鎮静の月の妖しさ浜千鳥　　ほの香
※桃青忌（とうせいき・冬）＝芭蕉忌・時雨忌・翁忌・ばせを忌。松尾芭蕉の忌日
※二十三夜＝夜更けて上る下弦の月。古くの月待行事

　蜜柑山すそ野は海に触れており　　ほの香
　小春日やもう動かない造船台　　ほの香
　枝先に残る実一つ柿落葉　　ほの香

　車窓いま冬波に崖缶チューハイ　　ほの香
　二本目は逢魔が時に暖房車　　ほの香
　※逢魔が時＝夕方。妖怪、幽霊など怪しいものに出会いそうな時間

　ハイフリ岬明乃っちへ
　冬富士の浮かぶ恋人岬かな　　ほの香

　
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コメント

obanyan

良いですね
冬立つや磯には丸む鴎たち
密柑山裾野は海に触れており
枝先に残る実一つ柿集落

好きです
ど素人オババも素直に情景が浮かぶので。ご馳走さま

Honoca

Re: 良いですね
どうもですよ。
日記でもよく俳句のことを書きます
俳句に思うことは客観に徹していても、自分の主観は隠し切れません。。

丸っこい鷗、裾野が触れる、残る実。。

仕事の昼休みに10分昼寝をしまして
　麗しき小春日和をいただけり　　ほの香

obanyan

Re[2]: 良いですね
なんか 凄いですね。
昼寝の目覚めでも、句が浮かぶ迄に…ずっとみているのでほのか姐さんの変化が楽しみです。近頃は心して閲覧せねばと、忙しいときは後回しにしますが、
お許しを。寒さが体調に影響する我が身、小春日和はホンに麗しいです。いだいて、まろんで、微睡みたぁい。ほのか姐さんのレコで日本語再確認なのですが老化の進行が早くて、よい刺激になります。

Honoca

Re[3]: 良いですね
たぶん？句の”麗しき””頂けり”は自分なりの何かの連想かと思いますが”小春日和”なHonocaなのでした（＾＾；

仰せのように変化はしています。一年前、二年前のレコを読めば自分でも解りますが
至る所で甘い

前回訪問の碓氷峠（グンマーｗ）の圧迫感は異常でしたが、ポイントは抑えました
小娘にはきっついぜ