蝶に出会う小下沢林道から堂所山・陣馬山へ
- GPS
- 04:50
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 773m
- 下り
- 655m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
<復路>陣馬高原下(高尾駅北口行き)→高尾駅北口下車 <時刻表> http://www.tokotoko-takao.info/access/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
<高尾駅> 北口のパン屋さんには、おむすびも売っていました。 トイレ、自動販売機等、あります。 <日影バス停> トイレ等は見当たりませんでした。 <小下沢林道〜関場峠下> 林道なので、車幅の広い道です。 途中、車止めゲートがありますが、人はゲート横を通ることができます。 林道に、断裂したように大きな亀裂の入っている部分がありましたが、 問題なく通れました。 <関場峠> 関場峠下に道案内の看板があります。 (私はこれをちゃんとみていなかったので道を間違えました) 急に細い道になり、急な斜面を登るのですが、途中の分岐では必ず、右に! 道なりに進むと、道がなくなります。 <関場峠〜堂所山> 細い尾根道です。 傾斜が急ですが、気をつけて歩けば問題ありません。 <堂所山〜明王峠〜陣馬山> 広めの尾根道ですが、5,6カ所ひどいぬかるみの部分がありました。 両脇、人が一人通れるほどの部分が比較的ましなので、そこを通りました。 <陣馬山〜陣馬高原下> 2カ所、ひどいぬかるみの場所がありましたが、ゆっくり通れば大丈夫です。 <陣馬高原下バス停> トイレと自動販売機があります。 すぐ近くに小売店もあります。 |
写真
感想
台風の影響で、次の日から天気が崩れる予報だったので、
晴れているうちに、山に登ろうと思い立ちました。
高尾駅北口、小仏行きバスは、たくさんの登山者が乗り、
平日にもかかわらず、満員で、日影バス停で半数が下車。
小下沢林道に向かったのは私一人でした。
小下沢林道は、車幅の広い道で歩きやすいですが、やや単調です。
しかし、左に流れる川のせせらぎを聞きながら、
たくさんの山野草の花が目に楽しい道でした。
小下沢広場(元キャンプ場)では直進し、堂所山を目指します。
(左折は景信山へのコース、右折は北高尾山稜・狐塚峠コース)
車止めゲートを過ぎたところで、今日初めての人影…。
人気がないところだったので、少し怖かったのですが、
蝶の写真を撮りに来た優しそうな男性でした。
そこは、清水が林道に流れを作り、蝶の水場になっており、
たくさんのカラスアゲハが水を飲みに来ていました。
そっと近寄って、日陰を作ると、蝶が羽を広げてくれるそうで、
素敵な写真を見せていただきました。
カラスアゲハの羽は、一見、黒いのですが、羽を広げると
緑や青の、とてもきれいな色彩が浮かび上がります。
私は、蝶をびっくりさせてしまったのですが、しばらく待つと
また蝶が集まってきて、羽の美しさを楽しむことができました。
山での出会いは、虫も人も心優しい方が多いのが嬉しいですね。
さらに進むと、道に深い縦の亀裂がある場所がありました。
地割れのような、深い亀裂で、地震の影響のような割れ方でした。
この亀裂があるうちは、車での通行は無理だと思われますが、
歩く分には差し支えない感じでした。
関場峠下には、防火用水と周辺案内図がありました。
小下沢林道はここで終わり、細い急な山道を登ります。
ここで、この日の大失敗、道を間違えてしまいました。
途中で右に分岐するはずなのですが、その道に気づかず、
道なりに進んでいたところ、道幅がだんだん細くなり、藪が道を遮り、
とうとう、道がなくなってしまいました。
戻ろうにも、道が藪に隠されているので、踏み外しそうで怖く、
仕方がないので、斜面を登ったのですが、地面は落ち葉で覆われて
滑りやすい軟らかい土の上、倒木は腐りかけて、体重をかけられず、
手で枝を引っ張って、大丈夫かどうか、確認しながら登りました。
滑落しそうで、かなり怖かったです。
道が細くなったところで、引き返すべきでした。
引き返す時期を見極めるのも大事ですね。
登り切ったところに、 本物の登山道がありました。
急ではありますが、道幅もあり、ちゃんとした登山道だったので
さっきは、どこかで道を間違えてしまったんだと思います。
登山道の歩きやすさと、快適さを、しみじみ実感しました。
そこから堂所山までの道は、細いながら気持ちのいい尾根道でした。
堂所山は、山頂の目印の両脇にベンチがあり、そこで休憩しました。
老夫婦が休んでいらっしゃっていて、少しお話をしました。
お二人で登山を楽しまれている様子がとても素敵でした。
堂所山から陣馬山までの道は、すれ違う人も多いせいか、5,6カ所
ひどくぬかるんでいる場所がありました。
両脇に、一人通れるほどの固めの部分があり、そこを通りました。
明王峠では、数人が休憩していましたが、茶屋はお休みでした。
おじさまが、「遠くに富士山が見えるよ〜」と教えてくださり、
富士山が見えることに気づきました。
山で出会う人は親切ですね。
陣馬山では、前から憧れていたかき氷を美味しくいただきました。
(前回来たときは、曇っていたので、肌寒かったのです)
山頂は、青い空に白い雲が流れて、遠くに富士山も見えて、
気持ちよく晴れていました。
富士見茶屋のおじさんは、屋根のすだれを片付けていらっしゃいました。
台風対策だそうです。
下山は、楽しく下ることができました。
最初は、花の写真を撮りながら歩いていたのですが、途中で、
1時間に1本のバスの時間に間に合いそうなことに気がついて
走って下山しました。
トレランをする方って、こんな感じに走るのかな〜と思いながら
ゴールの陣馬高原下バス停に発車5分前に着きました。
久しぶりに走った気がします。(楽しかったです^^w)
Kisaragiさん はじめまして
道、間違われて大変でしたね
無事登山道に戻れて よかったです
私も、花とキノコの出会いを楽しみに
近所の低山を登ってる初心者です
山での出会いはいいですね
キノコの次は蝶々だったんですね〜!
小下沢林道は私も大好きな道です。
何かしら植物と出会える道ですよね。
もう、少しずつ秋の気配なのですね。自分が七月に歩いた時とはまた違った花が咲いているみたいで…これは近々行ってこなくては!
(いつも植物名、参考にさせていただいてます )
コメントありがとうございます。
道を間違えた件、 本当に焦りました^^;
高尾山周辺は道しるべが丁寧なため、
地図を見なくても歩けることが多く、
つい、地図を見るのをおろそかにして
道なりに歩いてしまう癖がついていたようです。
地図をみる習慣をちゃんとつけなければと痛感しました。
花やキノコに出会うと、山歩きの力になりますね。
私も、大好きです^^w
山で出会う人たちからも、いっぱい元気をいただいています。
素敵な出会いがいっぱいあるといいですね^^w
いつもコメントありがとうございます。
小下沢林道は蝶の道じゃないかと思うほど、
きれいな蝶にたくさん出会いました。
蝶の写真を撮るためだけにいらしていた方もいるほどで、
山の湧き水が林道をぬらしている部分が、
蝶の水飲み場になっているようでした。
iPhoneだと望遠が綺麗にできないので、
写真がうまく撮れず、なかなか難しかったです^^;
同じ道でも、季節によって咲いている花が違うのが
山歩きの楽しみですよね。
秋になると、もっと歩きやすくなるようで、今から
すごく楽しみです。
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