白山(地獄の白山で2018シーズン初滑り!)
- GPS
- 10:22
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 2,020m
- 下り
- 2,018m
コースタイム
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 10:15
天候 | 雪(稜線は吹雪) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
よって市ノ瀬〜別当出合までの区間はチャリを使った。 白峰〜市ノ瀬間の通行止も時間の問題。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【市ノ瀬〜別当出合】 ・積雪量が読めなかったが幸いにも別当出合のゲートまで積雪はなかった。 【別当出合〜中飯場】 ・吊橋の板は撤去済み。 ・雪はスタートからあったがスキーが使えるレベルではなかった。 ・スキーは石畳の上から利用可能。 【中飯場〜甚の助避難小屋】 ・夏道通りにスキーハイク可能。 【甚の助避難小屋〜御前峰】 ・甚の助で地獄ゴーグルやらダウンやら地獄の準備を行っておくと楽。 ・この日は十二曲がり〜黒ボコ経由で山頂を目指したが夏道はすっかり隠れているためルーファイ必須。 ・弥陀ヶ原〜御前峰も完全に雪に覆われているが、凍結箇所はほとんどなかった。 【御前峰〜中飯場(スキー滑走)】 ・我々が滑走した時は視界がほとんどなかったため斜面の凹凸が見えづらい状態だった。 ・別当覗〜中飯場までは別当谷を滑走したが急斜面のトラバース&地雷多数のため注意。 ・中飯場〜別当出合までは雪も少なく滑走するには厳しい状態だった。 |
写真
感想
ようやく待ちに待った2018シーズン初滑りの機会が訪れた。
日本海側は大荒れ予報だが先週の地獄の白山で訓練した甲斐があったというものだ。
シーズンスタートを華々しく飾るべく今回もYSHR先生に同行させていただこう。
市ノ瀬ゲートは既に閉鎖されていたので夜中1時にYSHR先生とゲート前で待ち合わせしてMTBでスタートすることになった。
市ノ瀬〜別当出合間をMTBで走るのは今回が初となる。
これまでは折り畳み自転車だったので漕ぎ切れず歩いてばかりだったがさすがに本物のMTBは快調だった。
とはいえ激坂続きで最後は失速・・・YSHR先生にスパートをかけられて置いてけぼりを食らった><
別当出合の一本橋を渡るといきなり雪道だった。
スキーを使うほどの雪の量ではないのでとりあえずツボ足で石畳まで登り、そこからスキーハイクとなった。
約半年ぶりのスキーハイクはやっぱり楽しい。
ツボ足と違って足下を気にしなくていいしバランスもとりやすい。
YSHR先生を先頭に甚の助避難小屋まで到着したらしばし休憩。
外は思いの外寒かったようで小屋の中はとても暖かく感じた。
地獄になってから装備を整えるのは辛いので、小屋の中で地獄ゴーグルやバラクラバ、ダウンといった装備を装着する。
準備ができたらリスタート。
エコーラインではなく十二曲がりから黒ボコ岩を目指した。
もう夏道は雪ですっかり隠れている。
先生にばかり先頭を歩かせるのは申し訳ないのでしばらくトップをやらせてもらったが黒ボコ手前でルート取りが厳しくなり再び先生にバトンタッチ。
延命水の一本西側の沢沿いを登ることになった。
自分もこういう臨機応変な対応ができるようになりたいものだ。
弥陀ヶ原に出るといよいよ地獄の様相を呈してきた。
風は強く視界も効かない。
一瞬晴れ間が見えたがそれも長く続かなかった。
こんなひどい天気の中で白山に登ってるのは自分達だけだろう・・・それなのになぜか地獄の中にも関わらず顔がニヤけてしまう自分がいる。
とうとう頭のネジが飛んだのだろうか?
まあいい、ようやく一端の山スキーヤーになったということにしておこう。
稜線に近くなるといよいよ地獄の1丁目に・・・いやYSHR先生に言わせると2丁目2番地だそうで。
先週3丁目で訓練しておいてよかった(笑)
地獄ゴーグルと万全の装備のおかげで気持ちに余裕をもって登ることができた。
山頂に到着したらすぐに滑走準備して逃亡を図ろう(笑)
YSHR先生を先頭に滑走開始!逃げ足も速い速い・・・
視界がない中あっという間に弥陀ヶ原を滑り黒ボコ岩〜エコーライン分岐まで到着した。
そこからしばらくは登山道をボブスレー滑走。
この時期はまだ狭くて木が多いので厄介だ。
なんとか切り抜けて甚の助避難小屋まで戻ってきた。
メインディッシュはここからだった。
てっきり登山道ボブスレー滑走が続くのかと思いきや、センセーは旧登山道へ。
薮薮だったが普通の山スキーでは絶対に味わえないワイルドな感覚が楽しかった。
極めつけは別当谷滑走だ。
先生の後から滑り降りていくと別当覗で先生が立ち止まって別当谷を眺めていた。
「まさかそこから別当谷いくんですか!?」と聞いてみたらなんとビンゴ。
確かに狭い登山道をこのまま滑るより別当谷を滑った方が遥かに楽しい。
ただ、こんな崖、誰にでも滑れませんよね・・・
ツボ足だったら自分でも怖くて行く気は起きないが、スキーだったらいけるはずだ!
先生の後をついて中飯場までもあっという間だった。
最後は別当出合の吊橋を渡ってチャリで爽快ダウンヒル。
またひとつ経験値が上がり最高の形で2018シーズンを迎えることができた。
大魔人さんは今日は仕事だと言ってたけど悔しがるかな。
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